グラディエーターII 英雄を呼ぶ声のレビュー・感想・評価
全412件中、241~260件目を表示
デンゼルワシントン見たさに
お話はおもしろかったけど、主役のルシウスが魅力的ではなかった。他のグラディエーター達と並んだ時も小さかった。キャラが立ってない。
それに比べて
デンゼルワシントンは何をやってもカッコいいなぁ…目付きが良いよなあ。歩く姿も良かった。悪い役も素敵。
善悪なんて時代や立場やいろんな見方で変わってくるから。
前のラッセルクロウ、若かったなあ
喜劇でも悲劇でもなく、アイロニーもない。 あるのはスペクタルな映像のみ。
アカデミー賞作品賞を受賞したラッセル・クロウ主演映画「グラディエーター(2000年公開)」の同じ監督による四半世紀後の続編。
前作と同様、スケールの大きな作品となっている。
ローマ世界の作り込みと画面いっぱいに広がる迫力ある映像がこの映画の要素。
そこはとても惹き込まれる。
ただ、それがほぼ全ての要素という感じではあった。
確かに四半世紀の映像の進化はあった。
しかし、それが全部?
デンゼル・ワシントン演じるキャラクターが味方側なのか、敵側なのかというところを除くと、物語としての面白さというのは、とても淡白な印象があった。
喜劇でも悲劇でもなく、アイロニーもない。
あるのはスペクタルな映像のみ。
ちょっと味気ない感じはした。
完璧な続編
呆気なさが勝り、観た後に熱き情熱が沸き起こらなかった。
どうも世間の選挙結果が気になるこの頃。
問題あって辞めても不死鳥の如く蘇る。
I'll be back!! 正しくタ-ミネ-タ-。
ばつが悪い人 続出しそうだね。
それを踏まえて今日は「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」観たのよ。
2000年グラディエーター公開作の正当な続編らしい。
前作はアカデミ-賞 作品賞受賞でしたね。
--------展開
今作、前作に引き続き 混沌とした腐敗政治の世の中で
マキシマスの隠された息子ルシアス・ヴェルス(ハンノ)の活躍を描く。
母ルッシラの計らいで コンモドゥスが討たれた後、権力闘争に巻き込まれるのを避けるため、ローマから亡命。後にローマ軍の侵攻の戦いで妻を失い自分は捕虜となり剣闘士の道へ。
母と再会するが激しく罵る息子。自分が何故ここに来たのか その運命に答えるべく父マキシマスの輝かしい功績を知る。
一目見てもアフォ丸出しな ゲタとカラカラ(兄弟共同皇帝)の二人。
コレら皇帝や元老院を利用しローマ支配を企む悪い奴 マクリヌス(役:デンゼル・ワシントンさん)の動向に目が離せない。
果たして、狂ったロ-マに秩序或る世界をルシアスは導くことが出来るか~
---------
まぁ、CG使いまくりですが 海戦、城壁への猛攻など見せ場は良かった。
中々のアクションだったと思います。
コロッセオでのグラディエーターとしての戦いも楽しんで観れましたよ。
中でも船での戦い。コロッセオに水引いて船浮かべて、落ちたらサメの餌食。
なんちゅう場面。ありえんと思ったが、調べたらそう言う想定の作りが有ったそうでちゃんと船上決戦出来るんですね。
謀反を企てた罪で、マルクスと母が捉えられ、トドメを刺さなかった息子ルシアスに代わり 騎兵からマルクスは数本の矢に打たれて死ぬ。
混沌とした展開に続き、アフォ丸出し兄弟2人が マクリヌスによって暗殺。
そして最愛の母もコイツの放った矢で殺される。
共同皇帝の思想がも一つ馴染めないのと
二人のおバカキャラが、 だよね~感を醸し出していて
普通に暗殺がさっさとされると思うね。
なんや 結局、マクリヌスと ルシアスの一騎打ち~じゃん。
想定内の展開でしたね。
川で最終決戦。 アッサリ気味で片が付く! チャンチャン!!
めでたく ルシアス・ヴェルス(役: ポール・メスカルさん)の支配する正しき秩序が取り戻されるって展開で 終わる。
う~ん。なんか見応えはソコソコ有ったのだが
結果へ導く為の展開があんまり感動しなかったかも。
アッツイ込み上げる 怒りが沸いてこなかったかな。
そこが残念でした。
興味ある方は
どうぞ 劇場へ!
SHARK
前作から四半世紀の時を経ての続編というとんでもスケールの今作。前作を予習してから向かいました。
前作からがっつり繋がっている作品なので、主人公のルシアス含め前作から成長した人物、血筋の人物が登場してくるのも事前に観ておいて良かったなーと思いました。
というか形式的には前作の流れに沿いつつ、時代の変化だったりで描くものを増やしたという感じなので前作からの壮大な変化はあまりでしたが、前作との比較がしやすいという点では良かったです。
戦闘シーンはどこを取っても鮮明に覚えているくらい激しいもので楽しかったです。
最初の襲撃での陸対海での攻防での爆発合戦は最高で、最初は爆弾を飛ばしあって相手の地形or船を壊しまくって、接近戦になってきたら弓で撃ち抜きまくって、そのまま近接戦闘で切りまくり落としまくりととにかく血で血を洗うシーンが続いて凄かったです。
コロッセオでの強化ヒヒが喉を食いちぎったり、グラディエーターたちの体をぐちゃぐちゃにしていく中で、ルシアスは抗いに抗いまくってヒヒと対峙していくもんですから否が応でもテンションが上がっていきます。
サイと共にやってくる相手に牽制を仕掛けたりする中で、仲間はがっつり角で貫かれたりする絵面はインパクトがありましたし、サイをうまいこと誘導してタイマンへ持ち込む流れだったりは立ち上がりそうになりました。
コロッセオを水浸しにして、そこに船とサメを放出するというもうスタンディングオーベーションものな絵面を見せていただいて感謝でしたし、ただの舞台装置に成り下がらずに落ちたら即死というトラップになっていたのも最高でした。
サメも食欲旺盛で落ちたら個々で食らいに行ってくれるので優等生でした。
デンゼル・ワシントンの好演が光りまくっていたマクリヌスの存在感は抜群で、ルシアスを食う勢いでした。
怪しそうな雰囲気を最初から醸し出しつつも、時より見せる優しさについ騙されそう、というか騙されていた気がします。
敵サイドの双子皇子の雑魚感は秀逸でした。
発言の一つ一つに重さがなく、その場しのぎのフィーリングで生きているかのようだったのがリアルでその薄さがルシアスやマクリヌスの存在感を際立たせてくれていました。
最終的にはとんでもないレベルの戦闘シーンが観れるのかなと思ったらルシアスvsマクリヌスのタイマン勝負なのでちょっと期待しすぎたなと思いました。
もちろんタイマン勝負は見応えありましたし、そこからあげる雄叫びなんかはゾクっとしました。
重厚な娯楽作で大スクリーンで楽しめて良かったです。
戦闘詰め込みまくり欲張りセットでお目目大満足なのでぜひ1作目と合わせてどうぞ。
鑑賞日 11/16
鑑賞時間 11:00〜13:40
座席 I-14
血湧き肉躍る肉弾戦!!
年々暴力描写に磨きがかかっている(褒め!)御年86歳リドリー・スコット御大!
事前に『グラディエーター』を4Kリマスター上映で改めて見直してから鑑賞したが、今作も肉弾戦に迫力があった。
前作でびっくり戦闘のバリエーションは出尽くしたかと思いきや、マントヒヒ、サイ、コロッセオでの海戦、どれも度肝を抜かれた!
コロッセオのセットやサイのモデリングも凄いが、
それ以上に主人公ルシアスを演じるポール・メスカルの鍛え上げられた肉体に圧倒。
プレスの写真を見ると、一見優男で「ラッセルの後釜は荷が重いのでは?」と思ったが、そんな杞憂は冒頭の戦いで一触された。
・宮廷内での素手の殴りあい
・サイ突進後の騎乗兵と白兵戦
・アカシウス(ペドロ・パスカル)との一騎打ちと和解
どれも綿密な段取と役者(+スタント)の迫真の演技ー、本当に殺し合いをしているような殺気が伝わってきた。
そして今作の悪役で存在感を放っていたデンゼル・ワシントン演じるマクリヌス。
快活で野心的な人物造形はとても魅力的。衣装もカッコいい。
逆に二人以外の人物にあまり存在感がなかったのは惜しいなーと思った。
(仲間の剣闘士にも名前くらいあってもいいのでは?)
ストーリーも、まあこうなるしかないよねぇ、という展開で終盤物足りなくも思ったが、ラストは二人で一騎打ちしてくれたのでヨシ。
あと、事前に公開されていたメイキング映像で、
コロッセオをセットで再現していて、リドスコ御大の頭のおかしい(褒め)本気度が伝わった。
(確か、デンゼルもインタビューで、アッピア街道等、も再現してる旨発言してた。)
昨今のハリウッド映画のなるべくCGを見せない方向への舵取りしてるのかな。
全編大迫力。
前作があまりにも
いい映画だけど
1人の剣闘士(グラディエーター)が腐ったローマ帝国を自由な国にして行こうとする感じの作品。 本年度ベスト!
1作目は観ている記憶はあるけどストーリーは全く覚えていない(笑)
お気に入りの監督で期待を裏切らない作品だった!
グラディエーターとなったルシアスを中心に進むストーリー。
腐ったローマ帝国にたった1人で立ち向かって行く感じ胸熱な感じ!
ストーリーの所々でルシアスの過去の物語が映され、彼の正体が解き明かされて行く展開も良かった!
相変わらずスケール感ある監督の作風。
特にコロセウムの建造物の迫力が凄かった!
調べたら80年もの歳月をかけた建造物らしい。
コロセウムで動物や人間と戦うルシアスがカッコ良い!
そして水を張ったコロセウムでの舟同士の格闘戦が凄い!
相手の舟のオールをバキバキ折る作戦が気持ち良い(笑)
実際にコロセウムでは水を引き入れ水上戦も出来たらしく、当時の建築技術に驚く。
でも鮫はどうやって捕まえて水中に入れたのか?
気になるところだった(笑)
戦いが終わった、後始末はどうするのかも疑問に残る(爆)
剣闘士の怪我を治す元剣闘士のラヴィが心の優しい先輩って感じ。
ルシアスが剣闘士のリーダーの様になって行く感じも印象に残る!
ラストのルシアスの演説するシーンも素晴らしかった!
ルシアスを演じたポール・メスカルさんが阿部寛さん似と思ったのは自分だけなのか?
気になります( ´∀`)
1を観なおした方が良い
客ガラガラに対して内容比例。冗長。例によって今ひとつ盛り上がりに欠けカタルシスを感じさせない。 <謎> 「段田男」のオカるんは“せせり”のことで“日直島田”って奴は「ミヤコ蝶々」の孫なのか?
映画館公開第一日曜で席ガラガラ。ヤバいんじゃねぇの?東宝東和。CMにタケちゃん出てんじゃん。あっ、甲子園の客の儲けを持って来ればいいのか。(阪神の儲けを阪急に持って来れるのか?なんか揉めそう。)
前作はローマ時代劇のスペクタクルを期待し結果、この監督独特の密室劇「ミクロプロット」に肩透かしを喰らったのだが(歌ってるの「デットカンダンス」VOだよなぁ。と思って観てたらほんとにそうで、そのあと大河ドラマの歌も歌ってた。)なぜか周りの評価が良くアカデミー賞も獲った。あれから24年間納得いかない思いをしていたんだが続編公開。(4K上映もみ観たんが。)
まぁ、また同じことになるんだろうなと思いながら観に行ったらやっぱり同じだった。
冒頭の上陸戦、猿だか虎だかとの戦いやローマ背景CGは前作より増強したが時間が進むうち徐々にトーンダウン。
結局、クライマックスも予定調和で終わり。
そもそも前作の“子供”を逃す必要があったのか?と思わせる話に無理があるんじゃねぇの?
今やすっかりイコライザーのイメージが付いたワシントンにあの役をやらす必要あったのか?
まとめ
例よって「ミクロプロット」。
話が少し複雑になるが「パスカル」を含めた無駄が多い噛み合わなくラストも無理やりの“やっつけ仕事”て観てる客は消化不良で終わる。
謎だが上にも書いたが黒人が元老院に入れたのか?
またゴリ押しキャストかぁ?
まぁ、民主党の自爆で今度トランプになるからやっと“多様性”“ゴリ押し映画”が無くなるだろうし、民主党の力や流行りも終わるだろうから“混沌”無視の“ファンタジー映画”も終わり「本音(現実)路線の映画」に戻って「アメリカンニューシネマ2」出てきてが面白くなるかもよ。
結局、この監督のハイライトは「エイリアン」で終わりであとの作品は損切りの繰り返しの、貯金切り崩しか?
前作の劣化コピー
成り上がり(マクシヌス)
期待度○観賞後の満足度○ 上映時間は差程変わらないのには前作は時間の長さなど少しも感じなかった。でも本作は長く感じた。それが前作と本作との一番大きな違い。
①駄作『エクソダス』から私の中のリドリー・スコットへの評価は一気に下落してしまった。1970~80年代に『エイリアン』『ブレードランナー』『ブラック・レイン』『グラディエーター』等の佳作・秀作・傑作で楽しませて貰った身としては実に悲しいけれども仕方がない。
『プロメテウス』もダメ、『エイリアン・コヴェナント』もダメ、『オデッセイ』は珍しく面白かったけれども、『グッチ』も『ナポレオン』も長いだけ。
だから本作も期待と不安と綯交ぜ状態で鑑賞に臨んだが…
②恐れたほど悪くはなかったけれども、やはり演出の切れが鈍っているのは否めない。『グラディエーター』における演出のシャーブさは影を潜めてしまっている。
御年86歳にしては頑張ってはる、と言うべきなのかもしれないけれども、最後の四分の一ほどは息切れして大雑把な印象。
③ハリウッド黄金期に作られた『聖衣』や『ベン・ハー』、『クレオパトラ』『エル・シド』等の史劇は映画の出来はともかく豪華絢爛、金かけてます、という感じだったけれども、最近の映画は未来世界とかコミックスの映画化にばかり金を掛けているので、こういう豪華な史劇をいま作ると言う点では評価されるべきなのかもしれない。
④前作も本作も史実に忠実かと云えば全くそうではないのだが、物語世界としてはアウレウス⇒マキシマス⇒ルシアスと「理想のローマ」への回帰という夢のリレーが本作で完結したという点では感慨深いものはあった。
⑤ただ、本作がやや締まりがなく散漫な印象なのはリドリー・スコットの演出力の衰えにも原因はあるものの、敵役(皇帝兄弟)が弱い(前作のホキアン・フェニックスの憎々しさが懐かしくさえある)のに加え、何より前作におけるマキシマスというカリスマ的キャラクターに匹敵するキャラクターがいないのが一番の要因だろう。
だから随所にマキシマスの面影を出すことでその弱点をカバーしようとしている。
⑥『アフターサン』『異人たち』が印象深いポール・メスカルは演技力がある有望な若手俳優だし本作でもいままでになくマッチョな役で頑張っているけれども、話の展開が雑(特に後半)で役の深掘りが出来ず結局マキシマスの影の中から出られなかった印象。
⑦個人的にはアカシウス将軍に安定感のある演技で貫禄とカリスマ性をもたらしたペドロ・パスカルが一番魅力的だった。初めてペドロ・パスカルの良さが分かった次第。
⑧デンゼル・ワシントンはマクリヌスという最後まで腹の底が見えない人物を演じて流石に上手いが、ローマ(というかアウリウス帝が目指した理想のローマ)を崩壊させる或いはその回帰を阻む執念を持って権謀術数を張り巡らせた人間にしては最後のジタバタがお粗末過ぎて興醒め。
⑨ローマ帝国の退廃的な面の描写も、フェリーニの映画で描かれた退廃的なローマに比べれば学芸会レベルの甘っちょろさ。
⑩映画で一番大切なのは投入された金の額でもなく物量の多さでもなく進化・発達したテクノロジーでもなく観るものを驚かす仕掛けでもなく(映画がある意味見世物である点これは大事かな…)、演出の力と脚本の巧みさと編集の上手さ…
全412件中、241~260件目を表示