ワンダーランド あなたに逢いたくて

配信開始日:

ワンダーランド あなたに逢いたくて

解説

仮想現実のテクノロジーを用い、もう話すことができなくなった愛する人との対話をよみがえらせるサービスが実現された世界を舞台に、現実と仮想のはざまで起こるさまざまな人間関係を描く韓国映画。

死んでしまった人や昏睡状態になってしまった人など、もう話すこともできない愛する人を人工知能をつかって再現し、対話することができる画期的なサービス「ワンダーランド」。娘に自分の死を隠すためにワンダーランドを利用する母親、ある出来事で意識不明になってしまった恋人とワンダーランドをつかって話す女性、意識不明の状態から目を覚ましたものの、どこかぎこちなさを覚えて困惑する男性など、ワンダーランドを取り巻く人々の愛や希望、悲しみを優しく紡ぎだしていく。

「別れる決心」「ラスト、コーション」などで知られる中国出身の国際派女優タン・ウェイのほか、ドラマ「スタートアップ 夢の扉」「イ・ドゥナ!」のペ・スジ、「ボーイフレンド」「青春の記録」のパク・ボゴム、映画「82年生まれ、キム・ジヨン」のチョン・ユミ、「パラサイト 半地下の家族」のチェ・ウシクらが出演。監督は「レイトオータム」のキム・テヨン。Netflixで2024年7月26日から配信。

2024年製作/115分/韓国
原題または英題:Wonderland
配信:Netflix
配信開始日:2024年7月26日

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Netflix映画「ワンダーランド あなたに逢いたくて」7月26日(金)独占配信

映画レビュー

2.0あの世とコミュニケーション

2024年8月22日
PCから投稿

レイトオータム(2010)のキム・テヨン監督が書いて演出したとのこと。

ワンダーランドは疑似ビデオ通話を通じて亡くなった人とコミュニケーションをとることができる人工知能。故人との会話を通じエモ感を前面に押し出すライトSFになっている。
美男美女揃いで、絵もきれいに撮ってあるが退屈だった。

登場人物たちはスマホやモニターごしに亡くなった愛する人と会話し、逐一エモな状況にしてくるのだが、見ているこっちはそこへ追いついていない。

なんとなくスパイクジョーンズのher(2013)のような清潔感あふれる未来世界で、好感度の高い俳優だらけで、各エピソードも善人と善行に徹していて、全体として醒めた気分で見るドラマチック演出という感じ。また故人にも実体があり、死んでんのか生きてんのか、解りにくかった。

いざ挙げようとするとそういくつも思い浮かばないが、故人に会えるというのはわりと既視感のある話だと思う。過去へ戻ったり、あの世の管理人になったり、記憶をクローンに委譲したり、亡くなった愛する人への追慕をテーマにする話はあるあるだと思う。
(ザ・フラッシュ、神と共に、椿山課長の七日間、死役所、Swan Song、天間荘の三姉妹・・・。)

したがってどこかしら見たことがあるような映画という印象があったが、映画はリリカルな音楽を全編にながして、みんなが遠くを見る目(故人を懐かしむ品)をつくって熱演していて、熱演するほどに醒める映画だった。気がする。

ただし労作らしく企画は2019年に発案され主要撮影は2020年からはじまっていたとのこと。
人気と顔面偏差を兼ね備えた配役でチェウシク、パクボゴム、コンユ、タンウェイ、ペスジ、チェユミ。英語と韓国語と中国語が飛び交い国際色もあった。

というわけでnetflixでこの映画を発見した瞬間の歓びと、中途まで見たあたりの倦怠の落差の大きい映画だった。

ワンダーランドGUIも何を制御しているのかわからなかった。自論だが近未来SFでテキトーなGUI描写をするのは逆効果。未来なのに手でスワイプやフリックなんかしているグラフィカルユーザーインターフェースを見ると(個人的には)白ける。

imdb6.0。2024/07/28時点。

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津次郎

3.5優しいような残酷なような、、、

2024年8月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
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花散里

3.5本当にそこにいる感じがした。 AIなのか、実在するのか、分からなく...

2024年7月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

幸せ

本当にそこにいる感じがした。
AIなのか、実在するのか、分からなくなるほどだった。

とても切ない気持ちにもなったし、温かい気持ちにもなった。
私は少し残酷さも感じてしまった。

もう会えない人にもう一度会いたいと思ってしまいました。

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むっちん。

3.5僕でも知ってるレベルの韓国人キャストがいっぱいだったぞ。 AIを取...

2024年7月29日
Androidアプリから投稿

僕でも知ってるレベルの韓国人キャストがいっぱいだったぞ。

AIを取り扱う作品の場合、AIより人間の直接のコミュニケーションの方が大事だと安易に結論付けちゃうのがまあ自然かなと思うけど、この作品は功罪をきちんと描くどころか、どこまでがAIなのか分からなくなるそれこそワンダーランドを示唆するラストで意欲的な作品だと思った。

とはいえ、複数の登場人物が複数の時間軸で動いていくので、分かりにくいというかドラマで観たかったかなと思う。

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わたろー