劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来のレビュー・感想・評価
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結論大満足
上映時間が長いのに全然飽きない。心が動かされ、熱くなるシーンがいくつもあり、とても見応えがあって素晴らしかった。鬼殺隊士と鬼が対峙している時の光と影の演出、狛治と恋雪が結婚を約束した時の互いのときめきを表現した花火の演出など、アニメーションならではの作品の見せ方の工夫も様々あり、原作だけに頼りきらない制作陣に好感を持った。また、これが鬼滅の刃がアニメで社会現象を起こした1つの大きな理由だと強く思った。作画に関しても、安定していながら爆発力があり、毎度のことながら思わず目を奪われてしまった。AimerさんとLiSAさんの主題歌もすごく良かった(とはいえ歌詞は一部しか聴き取れなかったので、配信されたらまたじっくり聴こうと思う)。
期待を裏切らない!鬼滅クオリティ✨
あくまでも原作に忠実に、原作の世界をより広げることはしても決して壊すことはない、その姿勢にいつもながら痺れます。
今回公開されるエピソードはあのみんな大好き煉獄さんを殺した憎い猗窩座の悲しい過去がやはりメインとなりがちで、そこをすごく盛ってラブロマンスな作りにすることもできたと思うのですがそれをせず、原作に沿ってセリフもほぼそのまま、アニオリといえばハクジが手持ち無沙汰にお手玉してる姿(コレがとっても良い!)くらいで…
でもそれで十分でした!長い上映時間でしたが、私的には長さを感じない、ただ泣きすぎてめちゃくちゃ疲れましたw
期待以上!待ったかいありました
ずっと待った甲斐あって想像を遥かに超える映像、音楽。
バトルシーンと無限城のクオリティがずっと高くて全く目が離せませんでした。
そしてやっぱり泣かせてきた。
しのぶのところで泣き、善逸で泣き
最後猗窩座と小雪ちゃんのとこは涙がボロボロ。
でもここまでやってくれてキリが良くてよかった。
無限の時に猗窩座が石田彰さんなの不思議に思ってたけどこの映画みて全て納得。石田彰さん最高の猗窩座でした。
幼少期まで演じられててすごいとしか言いようがない…。
映画制作陣の無限列車を超えるという意気込みを感じられるクオリティでした。
個人的には煉獄さんの笑顔とその後の炭治郎の表情、煉獄さんの鍔が映ったところで泣きました。(リバイバルみた直後なのもあって)
本当最高でした!!!
今までにない体感型2D映画
漫画では猗窩座と小雪のシーンが1番好きだったため、含まれてることを願って予告など見ずに行きました。
漫画ではなかったシーンがたくさん追加されていました。鬼滅の刃独特の回想シーンが少し長いところがありましたが、常に興奮して見ていられました。
胡蝶しのぶと善逸と猗窩座のシーンは涙なしでは見られません、、
猗窩座の過去シーンまで含めてくれているので第一弾に賭けているなという印象です。
正直、無限列車編を超えました。この映画を見れて本当に良かったと思います。
アニメのキャラクターを現実世界の人のように感じたのは初めてでした。キャラクター一人一人の個性、心情など一貫性のあるアニメだと改めて思いました。
この映画で人生が変わったオタクは多いと思います。
映画史に残したい名作
圧倒的な映像の美しさ!本当に素晴らしいです。しのぶとカナエのシーン、姉妹揃って同じ鬼に殺されてしまう無念、二人のお互いを思いやる心、しのぶの怒りに涙が溢れました。圧巻は、猗窩座の最期です!人間だった頃、絶対に護ると誓った恋雪を死なせてしまった無力感と、絶望して鬼になって記憶を無くしても、大切な人を守るために強くなりたかった狛治の思いのまま、数百年強さのみを追い求めて過ごした悲しさ、恋雪と師範と父と再会して人の心を取り戻し、恋雪の「おかえりなさい、あなた」の言葉とともに一緒に旅立ったシーンでは涙が止まりませんでした。第二章、第三章が早く観たいです。
迫力のあるバトルシーンは堪能できるものの、過去のエピソードが冗長に感じられてしまう
胡蝶しのぶVS上弦の弐、善逸VS鬼になった兄弟子、そして、炭治郎と冨岡義勇VS上弦の参(猗窩座)の3つの対決シーンが、物語の骨格になっている。
上弦の鬼と柱たちとの戦いとあって、ハイレベルで迫力のあるバトルシーンが堪能できるし、「刀鍛冶の里編」では鬼たちの過去が語られずに物足りなかったものの、今回は、敵味方の登場人物たちの背景が丹念に描かれていて見応えがある。
姉の仇を討とうとしながらも、上弦の弐の圧倒的な強さに屈する胡蝶しのぶの姿には胸が痛むし、いつの間にか腕を上げていた善逸の成長ぶりには、嬉しい驚きがあった。
村田をはじめとする一般隊士たちが奮闘するところや、産屋敷の息子が生き残っていて、無限城の情報収集・分析に打ち込むところには、「総力戦」としての盛り上がりも感じられる。
炭治郎と義勇が二人がかりで猗窩座に挑むクライマックスも、当然、手に汗握る展開になっているのだが、その一方で、「勝負あった」と思われたところから始まる猗窩座が人間だった頃の回想シーンには、冗長さを感じざるを得なかった。
病弱な父親や「素流」の師範とその娘とのエピソードは、猗窩座が鬼になった理由に説得力を与えているし、首を切られても死ななかった猗窩座が、蘇った「愛」の記憶によって滅んでいくところも感動的ではあるものの、ありきたりと言えはありきたりで、上映時間を勘案しても、もう少し簡潔に描いても良かったのではないだろうか?
例えば、妓夫太郎・堕姫と炭治郎・禰豆子の兄妹の関係性のように、猗窩座と父親の関係性を、その直前に描かれた炭治郎と父親の関係性に重ね合わせたり、あるいは、煉獄杏寿郎の弔い合戦という位置付けが強調されていたならば、猗窩座との対決が、もっと深みのあるものになったように思えてならない。
いずれにしても、さらなる激戦が予想される第二章が楽しみになったという点においては、満足のいく第一章であった。
思ったよりも色んなキャラのストーリーが入っている
という第一印象を抱きました。
予告でもサブタイでも猗窩座を全面に押し出してきていたので、初っ端から猗窩座とのバトルを描くのかと思いきや前半90分はほとんど猗窩座が出ません。
善逸vs獪岳の兄弟子バトルと、しのぶvs童磨の因縁対決が、前半の尺を使って描かれます。
その合間合間に悲鳴嶼さんたちや他の柱たちの小競り合いが差し挟まれます。
なので視点がころころ変わります。
この視点変更の多さが無限列車と違う点ですね。
無限列車ではあくまで炭治郎の目線から煉獄さんの強さと儚さを見ていく映画体験となりましたが、今作は登場キャラが多い分、どうしても各ストーリーが散発的になってしまっている印象です。
原作を履修していない方、あるいはキャラが多いと脳内で整理するのに苦労する方は、置いてけぼりを食らうかもしれません。
圧巻だったのは戦闘シーン。
物凄く動く。めちゃくちゃ動く。激しく鋭く動く。
しのぶさんの突きの鋭さや猗窩座の拳の重さ、柱たちの流れるような斬撃。バトルシーンは瞬きがもったいないほどの見応えです。
さすがufotable。
正直コミックスではそれぞれの技でどう動いているのか掴みきれなかったんですが、一級品のアニメーションのおかげでぐっと惹き込まれました。
そして明かされる猗窩座の過去。
コミックスで読んでいたので分かっていたのに泣きました。辛い。あれは辛い。
しんどい。
号泣です。
タオルハンカチで正解でした。薄っぺらいハンカチでは耐えられなかった。タオルだから耐えられた。
石田彰さんの演技がさぁ、ずるいんだ。
星マイナス1なのは、戦闘▶︎回想を何度も繰り返すので集中が削がれてしまうところを減点しました。
原作を忠実に再現してくれているのですが、あちらは週刊連載だからこそ過去やモノローグを細々と挟んでも読めるのです。
映画館で一気に見るスタイルとは少々相性が悪かった。
映画ならではの挟み方をしてくれていれば星5でした。
でもやっぱり、クオリティがめちゃくちゃ高い。
無限列車の400億には届かずとも100億は余裕で超えるでしょう。
いまから続きが楽しみです。
期待通りによくぞ!
原作に近い作りに感動。
どこまでやるかは猗窩座対炭治郎・義勇まで。
◯お館様の思いに応える行冥の思いに涙
◯しのぶの怒りと力尽きる身体取り込みに涙
◯善逸の師匠の思いに涙
◯狛治の悲しみと恋雪の狛治への想いに涙
猗窩座=狛治のところは鬼なのに人間時代のつらい悲しみを忘れていたのに思い出すのは炭治郎に敗れることがきっかけで父親や師匠や恋雪への悔やみが本当に突き刺さる。
無限城の再現力はアニメを活かしてマンガ以上のギミックを効かせた作りをして、本当にこのまま最後までやり切って欲しい気持ちが一杯出て来た第一章でした。
強さの向こう側へ。
柱稽古編の最終エピソード…鬼舞辻無惨を追い込んだと思った柱達だったが、無惨の“術”で無限城へ落とされた柱達と鬼殺隊に起こる話。
いゃあ~めちゃくちゃ面白かった!
柱稽古編は過去の放送時に観たぶりで、全くストーリーを覚えてないため配信にて柱稽古編の最終話だけ観てからの今作鑑賞。
原作は読んでない為、今作の予告動画を観た時に無限城で善逸を待ち構える誰か、善逸の少し虚ろな目の映像にカッコよさとドキドキしてたけれど。
観始めればそのドキドキもほんの一部で、キャラごとにあるエピソードと回想とバトルに胸熱だし泣かされるし面白すぎるしで。
しのぶさんの姉とのエピソードを絡ませたバトル、善逸の兄弟子とのエピソードを絡ませたバトル、猗窩座再来で猗窩座vs炭治郎、義勇のバトル、炭治郎と父エピソードの向こう側の領域エピソードとその強さを手にした炭治郎には鳥肌|д゚)!!
猗窩座が鬼になる前の狛治時代、父、慶蔵、恋雪、…大事な人達を守れなかったエピソード、猗窩座が求め続けた強さの意味も解った気がする。ボロボロになった猗窩座を止める幻の恋雪と狛治の頃の気持ちに戻り死を選んだ猗窩座の姿には泣かされた。
上映時間は150分越えだけど全く時間を感じず面白すぎた!平日金曜でどこの劇場も予約凄すぎ!土日月の3連休やばそうですね!笑
全てが規格外の超大作!
初日にIMAXで観てきました!
さすがUFOさん!わくわくドキドキハラハラさせてくれました。
作画のレベルが頭おかしい🤣←褒めてる
特に透明な世界の表現がすごい✨
感動しました🥺
製作陣、声優、音楽関連の人たちの気合いの入れ方レベチ!
また数回観るし気が早いですが第二部も期待しちゃいます
ただOPとEDは集中して聞きたかったです
流石に鬼滅観ながら聴くのは難しいw
ふつうに面白いが、惜しくも感じた
これが鬼滅でなければ、満足で終わったかもしれない。期待値がどうしても上がってしまい、見終わって「惜しいな」と感じてしまった。
迫力という意味では他の追随を許さず、見応えがある。感動するシーンもある。
では一番の問題は何かというと、特に前半部分にある。
無限城ではキャラクターが分かれて各々敵に遭遇し、戦っていくことになる。
敵と遭遇、戦うが、回想が入る。戻って戦うが、また回想。
違う場所でも敵と遭遇、また回想。
という流れが幾度かある。
つまり、場面替わりがありすぎるので、その度に見ている方が気持ちを切り替えなければならない。しかも正直省いても良いような回想があったりした。
原作を忘れてしまったが、こんなに説明過剰だっただろうか。
とにもかくにも無限城は編集泣かせだったのだろうが、そういった意味では神楽の回想でも出てきた「無駄を省く」ということが出来ていない。編集の妙とはいかに、無駄をそぎ、必要なものを残すかということにあるはず。ジブリを見てもそうだが、傑作には決して無駄がない。その点が惜しい。尺も短くできたろうし。仮に尺を長くしたいなら、もっと前作の振り返りを長くするだけでよい。
ここで一つ思ったのは、なんとか見ている人に感動してほしいからこうなってしまっているのだということ。しかし、中途半端な回想は興ざめにしかならず、リズムも失われる。そして多すぎてくどい。無限城編はどちらかというと、バトルに重きを置くべきなのでは?
(それこそアニメーターの腕の見せ所)
逆に後半は(それまでを犠牲にしているともいえるが)「猗窩座との対決」をクライマックスにしたいと対象を絞っているから、見やすいし、丁寧に描かれているので感情移入もできる。(死ぬまでが少し長いけど)
別に回想を入れるなという風には思わない。必要な回想ももちろんあった。しかし蛇足になるくらいなら入れないほうが良い。今思うと回想だけの話ではないかもしれないが(セリフやシーンなども)、もし蛇足になるなら、たとえ原作にあったとしても削るということをしなければならないと思う。
ただ決してつまらないわけではない。感動もする。やはり鬼滅という映画に対する期待値が異常に高いのだ。
よかったところは、やっぱり戦うところです。
モノローグ&回想&鑑賞ポイントまとめ🦋⚡️🎇
2時間半も納得の展開と満足度!
部分的にアニオリも入れながら、戦闘シーンを遊郭編同様増し増しにして浴びせられる本作です!
ジークアクス構文を使うなら
「最終章観にきたのに最終回が流れた」でしょうかね。
マジで長いので水分は控えめに。
劇場によっては冷房ガンガンだから上着か膝掛けあれば問題なしです。
強いて言うと普段映画見ない層も来てるからか、どこからかスマホの音やバイブ音が聞こえたりするからピークを過ぎた辺りならストレス無しで観れるかも。
以下鑑賞ポイント
・助太刀からのひょっこり義勇と感情不明顔
・無限城直後の柱達
・いい夜の宮野真守
・しのぶさん…
・黒い雷と炎の雷
・獪岳、テメーはダメだ
・アニオリ村田の薄っすい水車
・中村悠一師範
・義勇さんの痣×生生流転と雫波紋突き
・狛治さんまつ毛白いね 犬みたい
・モブ岡本信彦
・小雪のLynnさん
・アニオリ下積み時代の猗窩座
これが後、2本分?
涙腺もってくれよ、鬼滅視聴者!!
↓以下ご自由に感想やコメントしてもオッケーです🎆
圧巻のクオリティと満足度
多くは語らない。
素晴らしい映像美。
期待を軽く超えてきた。
内容だけかい摘むと
前半は童磨戦のしのぶと獪岳戦、
後半はがっつり猗窩座戦。
原作屈指のエピソードだけあって
ハンカチ必須。
私は童磨戦のエピソードが1番好きなので、
このクオリティで描いてくれるとなったら
2章も期待しかない。
てっきり次の公開もざっくり予告が
あると思ったけど、それはまだのようだ。
やはり上映時間を長く取ったのは正解。
しっかり猗窩座のエピソードを
書き切ったところが良かった。
平日の10時、IMAX上映の最初に見たが、
座席はほぼ満席だった様子。
予想通りこの夏は鬼滅が
席巻するのではないだろうか。
強いて言うなら、
途中途中の回想が若干テンポが悪い。
しかし、鬼も含めたそれぞれのバックボーンが
鬼滅の真骨頂なので、これで良いと思う。
あと、いい年したおっさんやおばさんが
普段使いできそうなグッズもあると
ファンとしては嬉しかったな。
まあ、元々少年漫画だし子どものものなので
不満というわけではないけれど。
できたらIMAX鑑賞をお勧めする。
今度はノーマルスクリーンでも見ようかな。
強さの奥にあるものは、3つの戦いの中で徐々にブラッシュアップされていく
2025.7.18 イオンシネマ久御山
2025年の日本のアニメーション映画(155分、PG12)
原作は吾峠呼世晴の同名漫画
TVシリーズ「柱稽古編」の続編
無限城にて、上弦の鬼と相対する鬼殺隊の剣士を描いたアクション映画
総監督は近藤光
監督は外崎春雄
脚本は近藤光&ufotable
キャラクターデザインは松島晃
アニメーション制作はufotable
物語は、「柱稽古編」にてお館様(森川智之)の元に現れた鬼舞辻無残(関俊彦)が無限城を作り出して、鬼殺隊の剣士を落とし込むところから紡がれる
無限城に落ちた炭治郎(花江夏樹)たちは散り散りになってしまうのだが、炭次郎は辛うじて義勇(櫻井孝宏)と合流することができた
一方その頃、単独行動を余儀なくされたしのぶ(早見沙織)は姉・カナエ(芽野愛衣)の仇・童磨(宮野真守)と相対することになり、善逸(下野紘)もまた兄弟子から鬼になった獪岳(細谷佳正)と戦うことになった
しのぶは単独で上弦の弐と戦い、自身の弱さに直面する
善逸は兄弟子との交わらない想いを確信し、その強さを発揮する
公開直後なのでガッツリネタバレは避けるものの、それぞれの因果が絡む中で成長していく様子が描かれていく
その後、炭治郎と義勇は猗窩座(石田彰)と激突するのだが、本気を出した義勇と互角以上で、炭治郎が応戦しても敵わない
だが、炭治郎はこれまでの教えを想起し、その中で「父親(小山力也)が最期に見せてくれたもの」を思い出していく
そして、それが猗窩座を倒すための突破口へと繋がっていくのである
映画は、原作準拠だと思うのだが「いつもの回想録マシマシ」の展開を迎えていく
その度にテンポは悪くなるが、ほぼ必要な情報なので避けて通れないと思う
本作では、主要キャラの過去譚はだいたい既出で、新たな敵や柱たちの過去が掘り起こされていく
それらは「戦う理由」であったり、「攻略へヒント」なので、それによって次の展開を迎えるので苦にはならない
それよりも、相変わらず全てセリフで説明するんだなあというところも変わらず、ほぼオーディオブックなみのセリフ量になっていると思った
本作は3つの戦いが描かれるが、基本的に「強さの本質」について描かれていると思う
しのぶの戦いでは姉と比べる彼女が描かれ、足りないものへの渇望というものが示される
善逸の戦いでは本気になるために必要なことが描かれ、兄弟子を倒す決意の変遷をみせていく
そして、炭治郎の戦いでは、父親が残した強さの秘密に近づく様子が描かれ、強さに固執する猗窩座を打ちのめす流れが描かれていた
この一連の戦いすべてに連鎖的な意味があるので、3つの戦いは別の場所で行われていて、それぞれの戦いに対する思いは違うものの、一貫しているものがあると感じた
強さを追い求める先にある脱力というのは、奥義を超えたところにあり、猗窩座が相手を捉えるセンサーを無効にしていく
炭治郎をはじめとした剣士たちがどうして勝てるのかというところに説得力があるので、それが本シリーズの特徴であるように思えた
いずれにせよ、映画館はかなり込むので「当日に現場でチケット」はほぼ不可能に近いと思う
コンセッションの混雑も凄いが、当日の日中にネットで予約も回線が込み合うのでやめた方が良い
私はイオンシネマで鑑賞したが、最近新システムを導入した手前上、高齢者が対応できない例が続出し、チケット売り場は阿鼻叫喚という感じになっている
さらにネットで前売りを買っても、その電子チケットを表示させるのに時間が掛かってしまうので、色々と対策をしていった方が良い
とは言え、一番必要なのは「柱稽古編」の視聴なので、それが叶わなかった人は「本作に突入する前提条件」としての「無残をお館様が罠にハメて、それで無限城が出現して全面戦争に突入している」ということさえ頭に入れておけば良いだろう
そして、本作のメインは猗窩座との戦いなので、「遊郭編」「刀鍛冶編」「柱稽古編」よりは「無限列車編の後半の情報が必要」なので、そこだけでも頭に入れて臨めれば大丈夫だと思う
くどいくどい…
炭治郎は今こんな感情でこんなことを考えていて戦況はこんな感じで敵の過去はこれです!可哀想!
ぜーんぶ1から10まで説明するのにうんざりしてしまった。いいキャストに映像もあるんだからもうちょっと表現でなんとか出来なかったのかな…
映画は神だったんだけどレビューにいる生ゴミどもが気になる
私は計二回見てきたのですが、正直神ですね。圧巻の映像美、迫力満点の火雷神だったり青銀乱残光だったり、強すぎるお父さん。右肩見る炭治郎、右肩見られる伊之助、至高の領域に入る炭治郎、いろいろボリューミー過ぎて無量空処食らいましたね。
さて、本題に入ります。レビューを見たところ、「回想が長い!もっとよくまとめろ!」「無限城ですごすぎて酔った」「長い」この三つに対して反論していきます。まず「酔った」については知るか。人によってちげぇんだよ。アニプレックスやユーフォーテーブルのせいじゃなくて酔いやすいお前のせい。酔ったのはお前だし、酔わせたくて作ってんじゃない。酔い止め飲んでろ。そして「長い」圧巻の映像美を約3時間見れるのってすんげぇありがたいことなんで、素直に喜べ。そして「回想」
ネタバレ注意⚠️
これから伊之助のお母さん、黒死牟の回想があります。恐らく長時間になるだろうし、まずそもそも回想が苦手なら見るのはやめておくのを推奨します。だって飽きるなら二千円払うなって訳。本当に見ない方がいいです。
結果、かなり神だったんですが、なんで善逸の、「滅」出さなかったんですかね?まぁ一回目気づかなかったので正直そんな気にしなくていいですね。そして生ゴミどもに一言。反対と批判は違うからな?以上です。
お金と時間を返して欲しい
期待度MAXで観ましたが、始まって早々、つまらないと感じ、途中寝てしまいました。映像は綺麗ですが、それだけ!です。描き方は最悪です。マジで金と時間返してほしい。
原作読んでないので、原作通りなのであれば、仕方ないですが、原作と少し違うのであれば、脚本の大ミスですね。
なんで、つまらなかったのか、帰宅して考えてみたのですが、結論は鬼が圧倒的に弱過ぎる、柱達が殺されるかもしれない、という恐怖感が全くないこと、と思いました。無限城で上弦などの鬼に囲まれ、鬼殺隊が全滅させられるかもしれないという緊迫感が全くない。仮面ライダー(主人公は絶対負けない)を観ているようでした。出てきた上弦も弱過ぎるわ。もう少し鬼を大量に書くとか、柱が闘いに苦戦している様子を書いて欲しかった。その点、遊郭編は良かった。ほんとに勝てるのか?と観てる側を思わせましたので。あとは他の方も書いてますが、お涙頂戴のシーンが酷い。お涙頂戴シーンがあることはいいですが、描き方がくどい。わざとらしい。ここまでやられると引きますね。
これは、興行収入伸びないんじゃないですかね。最近、Yahooとかで、やたら鬼滅の刃の記事が多いと思ったのは、評判があまりよくないため、それをかき消すためだったんですね。
ついに猗窩座を倒す!
ほんとこの話を考えた作者は巧みだと思う。
最初はただの痣だったものが戦いが進むにつれて、炎のような形に鼻の辺りまで伸びてきて、刀も赤く燃え上がり、鬼斬りの刃となる。見事な伏線回収だなあ。義勇にもついに発現するね。
原作でも、生き残った柱達が体温をあげることでそれぞれに痣が発現する様が描かれる。という流れ。
すでに胡蝶しのぶは亡くなり(目的がある)、比肩できない強さのだった煉獄、天元(引退)もいないなか、今後原作通りなら何人も失うことになる。炭治郎も鬼と化す訳だが…
勝っても悲しい。
バトルは凄惨を極める。血の匂いがしてきそうだ。
鬼に最も効果的なのは「陽の光」だが、無限城内にはそれもない。
そんななか、四肢を失いながらも必死の思いで立ち向かう柱の姿に打たれる。
個人的には生き残った人たちのその後が、幸せになっているところをアニオリにして欲しいな。
映画の流れは前回に比べ、ワンピース的な同時進行バトルになり、初めてみる人には辛いかな?
そもそも、最初に無限城内を落下するわけだけど、分かってはいても、落下するって?となるね。理系のひっかかりです(笑)まあいいか。
PG12とはいえ、マンガに比べ残酷なシーンが続くので、小さいお子様には見せない方がいいのではと感じた。
フィクションを理解できる年齢になってからの鑑賞がお勧めでしょう。昔、風呂敷マントを背に空を飛ぼうとしたり、ライダーキックの真似事をしたりして怪我や死んだりした事を思い出したし、首や体の一部が斬り放されるシーンはトラウマ級だものなあ。
作画以外褒めるところはない
ただ戦っているだけの映画。なんの意味も感じない。
アカザの回想シーンをあんなに長々とやる必要はあったのか。
何百人と人を殺している鬼が、人間の頃は良い奴だったと知ったところで何になるのか。
本作はバトルものの作品である。勝負には必ず勝者と敗者が存在し、その勝敗を決する要因となるものがその作品のテーマとなる。その要因は戦闘の技量などでは決してなく、端的に言えば、善い奴が勝ち、悪い奴が負ける。何をもって善とし、何をもって悪とするかで作品のテーマが決まる。
アカザが首を斬られるシーンは炭治郎の技量がアカザを上回っただけのように描かれていた。それに、アカザが自傷するシーンでも、首を斬られたときに炭治郎が自分の技量を上回ったんだからもうやめよう、みたいな発言している。それではストーリーに何の意味もなくなってしまう。自傷するシーンではせめて、師や恋人を失い我を失ったときに道を違え、力に妄執してしまったことを理由にすべきだったと思う。そうすればアカザを悪とする本質的っぽい理由が成立するから(何百人も殺している時点で明白な悪なので本質もクソもない)。
あと大切な故人が目の前に召喚される演出は何回やるんだ?この映画だけで3回見たぞ。テレビシリーズでもあったし(ねづこの血鬼術覚醒シーンとか、たしか煉獄さんの死に際にも)。非常に陳腐かつ非現実的な演出で何も感動しない。こんなのやっても作品をとおして1回だけだろう。
私は基本的に作品を評価する際は、この作品をとおしてどういうテーマを伝えようとしているか(目的)、そしてその主張にどうやって説得力を持たせているか(手段)を評価の軸としている。この作品はただ鬼が悪い奴だからやっつけているだけでテーマ性は感じないし、そのうえ鬼って実は根は悪くないと言いたげな回想を入れる謎構成のせいで勧善懲悪すら薄れる始末。演出方法もかなり陳腐。ストーリー面で評価に値する箇所は何一つない。
音楽も、迫力あるBGMだったが、ずっとそんな感じのBGMで胸やけする。もっと映画としての構成を考えたBGMにしてほしい。
最後に、作画はマジで素晴らしい。戦闘シーンの迫力、無限城の表現は圧巻だった。
でも、それだけの映画。
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いくつかコメントをいただき、いくらか誤解されていたのとスルー出来ない幼さゆえに追記します。
・複数の方が挙げている「贖罪」についてですが、特に罪を償っている描写もないので、「懺悔」とかそういう言葉の間違いでしょうか。贖罪あるいは懺悔だとしても、本文にも書いてますが、個人的には何百人も殺しといて今更なんだよ、って思います。死んだ人は生き返ってはきませんから。
・「慈愛」については、物語の構成として同情的な回想が入っているから慈愛がテーマだというのは、かなりメタ的な読み方だと思います。その読み方を否定するつもりはありませんが、炭治郎をはじめとする鬼殺隊のモチベーションは明らかに鬼に対する憎悪であり、今作において鬼殺隊が鬼を斬る際に慈愛を見せている描写はなかったと思います。ゆえに、私としては慈愛をテーマだとは感じませんでした。
・「鬼と鬼殺隊の歴史、覚悟」は私はテーマとは思いません。鬼も鬼殺隊も現実には存在しませんので。いくらファンタジーでもテーマは現実に還元できるものでなければ意味がありません。
・バトルものすべてが勧善懲悪というテーマだとは書いてません。むしろコメント通り勧善懲悪というのは今更テーマとして据えるのも躊躇われるくらい普遍的で基本的な(=薄っぺらい)道徳概念だと思っています。
NARUTOというマンガを例にとると、あの作品では主人公の”根性”がキーになって戦いに勝ちますよね。そうすると読者は「根性って強いんだな」「根性ってかっこいいんだな」と気付きます。そうすることで「根性=善」というテーマが読者に伝わるわけです(詳しいわけではないのでかなり単純に書いてます)。
「何をもって善とし、何をもって悪とするかで作品のテーマが決まる」と書いたのは、そういう意味です。物語として、炭治郎が勝ち、アカザが負けるということは、炭治郎に良い点がある、あるいはアカザに悪い点がある、あるいはその両方を示唆します。だから、私としてはただ戦闘の技量だけで勝敗が決まるとストーリーに何の意味もないと感じます。
そしてだからこそ、アカザが自傷するシーンでは、技量で負けたことよりも、コメントの言葉を借りれば「本当に殺したかった悪者=弱い自分」を理由として明言すべきだったと思います(本文にも同様のことを書いてます)。
・コメントで最も癇に障ったのは、私のレビューを「捻くれた受け取り方」とされたことです。私は私の評価基準に則ってこのレビューを書いているだけです。私以外の大勢の評価基準とは違うのかもしれませんが、私なりに明確に理由を示しながら感じたことを書いています。にもかかわらず理由も書かずに「捻くれた」と書かれるのは心外です。
さらに、今作で慈愛をテーマとして感じているのにも関わらず、「こんなにわかりやすくテーマを伝えてくれているのに」と攻撃性を示しながら自分と違う見方を許容できないのは、自ら今作の説得力の低さを露呈するようで滑稽です。
・次回作は見に行きませんので、1日に何度も上映される映画で自分の席がなくなるとご心配の方がもしいらっしゃれば、どうかご心配なく。
・これ以上はもう何も書きません。
しのぶさん吸収されちゃった
2025年8月11日
映画 劇場版「#鬼滅の刃 」無限城編 第一章 猗窩座再来 (2025年)鑑賞
柱稽古に参加していた炭治郎たちはお館様の危機に産屋敷邸に駆けつけたところに鬼舞辻無惨が出現。炭治郎たちを鬼の根城・無限城へとワープさせる
走り回る鬼殺隊
いくら可愛そうでも猗窩座の為には泣けないな
全411件中、381~400件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。







