劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来のレビュー・感想・評価
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思っていたより良かった
原作最後まで読破済み
奥さんが観たいというので同行した、いわゆる『付き合いで観に行った勢』
3時間ある映画なので、むしろ観に行きたくない派
レビューでも、いまいちという意見をちらほら見ていたのであまり期待していなかった。
が、意外とそこまで飽きずに鑑賞出来た。
映画そのものについて
・3時間はやはり長い。途中でちょっと寝た。
・他レビューにて、『回想→戦闘の繰り返しでしんどい』といった意見がちらほらあったが、そこについては思っていたほどストレスなく違和感なく
・どちらかというと終盤の猗窩座消滅までが長くて退屈だった(でも本作の肝だし仕方ないのか?)
・絵がキレイ(特に善逸の必殺技がアニメでどう描かれるのか?そこは気になっていた部分であり、それがカッコよく描かれていて迫力あった)
・結果的には長かったし寝た時もあったし退屈に感じるシーンもあったし、興味ない組ではあったが、全体通して振り返ると終始退屈したわけじゃないし3時間の体感はなくそれなりに楽しめた。
ストーリー的に
・善逸が兄弟子に対して怒ってたのが違和感
そら兄弟子からしたら、いつもメソメソして根性なくて技も一個しか使えないのに自分と同格(2人合わせて後継者扱い)みたいにされてるのは嫌だろうし、自分の努力が評価されてないと感じてしまうだろうなと思った。
鬼になったのは本人の性格もあったろうが、師匠や善逸との確執も彼をそうさせた一因だったのでは?と思った。
彼の心情を慮ると、『自分が不甲斐ない弟弟子だったせいで兄弟子が歪んでしまった。ひいては師匠が自害してしまった』とも考えるはずでは?一方的に兄弟子を裏切り者扱いにするのは変じゃないか?と疑問に感じた。
無限城に沈む想い
あらすじ
産屋敷当主の策によって無惨を迎え撃つ鬼殺隊。
しかし鬼の力によって空間は歪み、炭治郎たちは「無限城」へと引きずり込まれてしまう。
隊士それぞれが因縁を抱える鬼と向き合い、戦いは静かに、そして激しく広がっていく――。
感想
映像の迫力に、息を呑む場面がいくつもあって、目が離せなかった。
しのぶさんの別れは、技の性質を思えば仕方ないとも感じるけれど、あっさりしすぎていて、その後のボリュームを思うと遠い過去のように感じた。
続く戦いは濃く、次々と押し寄せてきて、気持ちが飲み込まれそうになる。
善逸が兄貴分に勝った場面は、重さよりも安堵に近くて、ほっと肩の力が抜けた。
そして猗窩座との戦い――人として生きていた頃が確かにあって、そこから今につながっているのだと思わされた。
勝ったこともだが、最後に自我を取り戻すような行為に、彼らしさがにじんで見えた。
三部作は欲張ったと思う
今回の映画は善逸編、しのぶ編、猗窩座編の3つで回想も3人分。途中で疲れました。それぞれ分けてくれたら凄く楽しめたと思う。
映像は映画クオリティで素晴らしかったけど、映画はラストバトルだけでいいかな。
救えなかった者、救われた者
複数ある戦いの中で、あえてタイトルを「猗窩座再来」とする――それほどまでに猗窩座戦は、この物語において決定的な意味を持っていた。映画の大半を占め、そして回想も含めて伝えたいことが丁寧に描かれていたのは、本当に良かった。
鬼になるか、ならないか。それは実は紙一重であり、日常の中に潜んでいる。
もし炭治郎があの時、妹・禰󠄀豆子まで奪われていたら? 彼もまた鬼になっていたかもしれない。言わば猗窩座と炭治郎は表裏一体なのだ。
狛治(猗窩座)も炭治郎も、努力家でひたむきで、守る者がなければ生きられない――(ともに名前に「治」を持つことも含め)共通点は多い。
炭治郎は禰󠄀豆子が生き残ったことで希望を繋ぎ、さらに義勇に救われた。あの日が、彼にとっての運命の分岐点だった。
一方で、狛治はすべてを失ってしまった。帰るのが遅れたのは二人とも同じだが、
ただ一つ違ったのは――守りたい人が生き残ったか。その差が、二人の運命を大きく分けてしまった。
「誰しも、当たり前だと思っていた日常は、ふと失われてしまう。」
善逸や胡蝶しのぶの言葉や回想は、まさにその現実を突きつけてくる。
心が満たされない――それだけで鬼になる者がいる。鬼になる可能性は、実は誰の隣にも潜んでいる。
獪岳と善逸の対比が、その危うさを一層際立たせる。そして猗窩座と炭治郎の鏡像関係を、より鮮明に浮かび上がらせる。
猗窩座が首を切って死ななかったのも、根本の解決にならなかったからだ。猗窩座に必要だったのは刀ではなく、拳での制裁であり、救済でもあったのだろう。
救うための拳。「生まれ変われ」と告げるために。
映画に向いてない
前置きしますと鬼滅はほぼ知らないです。原作、アニメ、前作の劇場版全て未履修です。ストーリー自体は、連載中にX(旧Twitter)のTLに感想が流れてくるのでなんとなく知ってました。
なぜ無限城編を観に行ったのかというと「この映像美と音楽は劇場で味わうべき!」と熱い推薦があったのと、300億越えがどんなものかリアルタイムで体験するべきだと思ったからです。
結論から言うと、初見さんには全くお勧めできません。
戦闘が始まったと思えば解説。
戦闘が始まったと思えば回想。
戦闘が始まったと思えば場面転換。
全く没頭できません。アニメーションが話題の猗窩座戦まできた時は「どうせまたぶった斬られるのだろう」としらけて入り込めませんでした。案の定斬られました。
映像作品であることが全く生かされていません。
例えば童磨が氷系の使い手であることは見ればわかります。冷たい色合いと砕けた効果音、破片の擦れあう動きが映像として差し出されているのに、なぜ胡蝶は一々口で説明してしまうのでしょうか。
例えば猗窩座と義勇の戦闘に炭治郎が駆けつけるも、踏みとどまって刀を握り締めれば「無策に飛び込んではいけない」と我慢しているのが伝わります。なぜ「考えろ考えろ」と長い独白を入れるのでしょうか。
それから同じような構成が続いたのも苦痛でした。
回想で胡蝶が見送られるシーンと煉獄が振り返り様に笑うシーン。
親方様の息子がどこかの屋敷で鼓舞しているシーン。
さっきも見たので気持ちが乗りません。
画は綺麗だと思います。ですがアニメーションは良くないです。綺麗に色塗りされた一枚絵を連続して見せられているようです。湯浅監督の『ピンポン』や『映像研』のように、線はぐちゃぐちゃでもいいから疾走感を感じるアニメーションが見たい私のような人間には不向きでした。
想像ですが、漫画は傑作なのだと思います。ひとつ一つのエピソードは重みがあるし、切り取った瞬間の画は綺麗なので、これを見開きで見せられると興奮するだろうと予想されます。
ただこの映画だと、目を走らす程度の4コマサイズのコマと、じっくり見惚れる見開きサイズのコマが同じサイズの画面で同じ長さで放映されているみたいになっています。時間配分が悪くて飽きます。
それから漫画では週刊連載ならではの一週間のクールダウン期間がありましたが、それをそのまま映画にしたら「起承転結がグダってる」と感じられます。
そう、この作品は映画用の起承転結がありません。映画の中を一本通したテーマが見受けられません。
小さいバトルの集大成です。誰かが書き込んだ「TVスペシャルみたい」が的を射ています。
だから先が気にならないし、それに依るワクワクもないのです。
色々書きましたが、鬼滅というコンテンツ自体は素晴らしいものだと思います。アニメや漫画産業のみならず、コラボ先の業界を活発にさせるファンの力は見事なものです。第三章までの活躍を期待しています。
それと映画の出来の話は全く別です。
「初見さんにもお勧め!!」という意見に騙されてはいけません。開始30分で帰りたくなるくらいつまらないです。
全部見てからレビューするべきと頑張って寝ずに最後まで席にいましたが、続編含めもう見ることはないでしょう。
おすすめです!が
本日観てきました。序盤から広大な無限城の表現に圧倒され引き込まれました。この時点で観て良かったと思いました。
今回は舞台が無限の空間ということで、それもあってか主人公や他の登場人物の戦いに大きな奥行きが出ていて、視覚表現も相まって見応え十分でした。
そのおかげでどの戦闘シーンも漫画版を遥かに凌ぐものでしたが、個人的には善逸が上弦を倒すシーンが最高でした。
ただ、最後のほうで猗窩座の回想が入るのですが、これがとても長く退屈でした。それまでの、ビジュアルも音楽も良かった戦闘シーンの数々が何となく白けてしまったように思います。半分の長さでも良いんじゃないでしょうか。この回想、漫画版を読んでいたので来ることは知っていましたが、未読の人には苦痛だと思います。
とはいえ全体としてかなりの良作で、本当におすすめです。最高のアニメです。
鑑賞には劇場かつIMAXが良いと思います。その理由として、映像の綺麗さだけでなく体に響く音響が迫力をアップしていると感じたからです。それから、通常でもそうなのかもしれませんが、例えば後方から旋回してくるカラスの鳴き声が劇場内にいるように立体的に聞こえ、そういう部分でもより臨場感がありました。
IMAXに関しては、後ろの方で見るのがおすすめです。本作では、1名ずつ画面の両端に立ち対峙するシーンが何回かあります。私は前後で座席を見たときちょうど真ん中にいたのですが、そういうシーンではそれぞれの人を見るために視線を動かさないといけませんでした。
他に思ったこと:
今作で無限城のスケールが大幅にアップしたので、私の中での琵琶女の評価がかなり上がりました。あのような空間で柱をピンポイントで捕捉し上弦の近くにワープさせる能力は、実は作中最強クラスなのではないでしょうか。そんなことしなくても各柱を無限の彼方に設置すればそれで戦闘終了という話もありますが、そこは彼女の優しさなんだと思います。
胡蝶は漫画版よりあっけなく退場している印象だったので、もっと登場シーンを伸ばして欲しかったです。
戦闘狂の柱(さねみ?)はエレベーター的なところでずっと正座しています。次作が出る数年後までそのままなんだとしたら不憫で笑えました。
鬼は未練や執念のため、人は守りたいもののために戦う
色んなキャラの回想が入るからテンポは悪いが、それだけ鬼に人生を左右された人が多いって事なんだろうと思った。上弦に当たってないキャラの活躍は次回以降に期待。
鬼滅って兄弟が多いけど一貫して年下が年上の気持ちを意に介さず行動していて、親の心子知らずって感じ。だけどそれがあるから、鬼側は未練が多く、人間側は想いを継いで戦っているんだなと思った。
鬼に喰われる前提で生きてきたしのぶさんの覚悟と執念、毒の効かない絶望と怒りが明確に表現されていてすごかった。
童磨のおちゃらけた笑顔で人を見下す性格にイラッとしたけど、幼少期の事を踏まえるとそういう性格じゃなきゃ生きていけない人生だったんだろうなと思った。殺して相手を救おうとしていたって事は、童磨自身が生きている事をしんどいと思っていて、人を殺す事で間接的に自分を救っていたのかも。
善逸は基本ができているから応用が利くが、獪岳は基本ができていないから何も生み出せないし自分の能力を上手く扱えない。特別扱いされるのが好きで承認欲求が強く自己受容ができてないから、多分自己肯定感が低いんだろうなと思った。だからハングリー精神が強い。
猗窩座は、破壊殺の意味、足元に浮かぶ雪の結晶や攻撃時の花火、素流を使う点から、記憶には無くても人間だった時の事が反映されていると分かって切ない。どう転んでも大切な人を守って一緒に生きる道には行けないし、何もかもどうでもよく守るものもないのに強くあろうとする精神だけ引き継がれる胸糞具合が泣ける。
凄く良かった
UFOテーブルの迫力のある戦闘シーンと美麗なCGシーンをスクリーンで観たくて映画館に足を運びましたが戦闘シーンが短すぎました。
童磨戦は2章があるからそこに期待しますが、猗窩座は今回で終わりだし、義勇さんもメインで戦うのは今回で終わりだから、猗窩座や義勇さんの戦闘が9割を占めていると思って楽しみに行ったから、もう少し戦闘シーンを沢山してほしいなと思ってしまいました。
煉獄杏寿郎さんよりかなり短いから、煉獄杏寿郎さんくらい観たかったです。
回想シーンが多いけど、原作を読んでいない人なら分かりやすく丁寧で良いと思いました。
私はみんなのことが大好きなので、映画がもっと長くなってもいいから
善逸vs獪岳も童磨としのぶちゃんの戦闘シーンももっと観たかった。
4DXで観たから、戦闘シーンは、凄く動いて映像も綺麗で、迫力満点で楽しかったです。
後ろの座席の子どもちゃんが、戦闘シーンはかなり喜んで笑い声が聞こえていましたが、回想シーンではあまり動かないから飽きたと言っていましたが、私は感動して涙が止まりませんでした。
とんでもないアニメーションで殴られる2時間半…!
とんでもないアニメーションを見せつけられた2時間半だった…。これは本当に劇場で観るのが良い…!!
最初から最後まで気合い入っててたまげる。
原作読んでてストーリーは知ってた。
そう、知ってるのに別の要素で驚きの連続だからすごい…!
個人的に特に印象に残ったとこ箇条書き。
・劇場スクリーンで見る無限城の圧巻さ…!
冒頭からたまげた。これを観るだけで劇場行く価値ある。もはやアトラクション。鳥肌。
・序盤でモブ鬼と闘う主要人物や柱たちの戦闘シーンみなカッコ良い!!それぞれの呼吸のエフェクトめちゃくちゃ良くて序盤から大興奮。
・序盤から劇伴が良い〜〜〜!!!(全編カッコ良かった)
Aimerさんの歌うOPもカッコ良いなー!ベースのスラップ音だけになるとこ痺れた〜!!!猗窩座出てくるとこの劇伴が無限列車篇のアレンジになっててそれも良い〜!!!サントラ聴くしかない。
・童磨としのぶさんの戦闘シーン、声優・宮野真守さんと早見沙織さんの殴り合いがめちゃくちゃ良かった…。すごかった。
本作は声優がベテランの上手い方ばっかりで安心して物語に集中できるんだけど、個人的に特に声優のすごさの部分を感じたのはこの童磨vsしのぶ戦。
あと鬼滅は闘う女の子たちが本当に良い。それぞれが自分の弱み、強みを研究・対策して強くなってるのが格好良いよね。
・本作のもう一人の主人公ともいえるべき猗窩座の回想と最期のシーンは改めて切なかった…。原作の時点でさんざん言われてるけど猗窩座に関しては、闘う理由、戦闘スタイル、技のモチーフ(雪の結晶、お手玉etc...)が人間だった頃の記憶に由来してて、過去が明らかになるとすべてが切なく哀しく見えるのよね…。
(でも義勇さんにおしゃべり拒否されるシーンはちょっと面白い。)
・炭治郎と義勇さんの共闘シーン好きなんだよなー!義勇さんの兄弟子ムーブが格好良すぎる。
・本作、鬼殺隊の名もなき隊士たちの姿もちゃんと描いてくれるのが良いよね。大きな目的(無惨を倒す)のためにそれぞれが自分の力でできることをやる。その姿がとても格好良い。
いやー!劇場で観られて良かった!!
続編も楽しみ。このクオリティーで続けてもらえるならいくらでも待つ!
(製作スタッフの皆さん、無理されませんように…。)
ファンからしたら最高、そうでない方は少ししんどいかもしれない。
鬼滅原作ファンです。アニメは動画配信サービスで見ました。
映画は通常版、4DX共に視聴。今回は4DXのレビューを書きます。
映画を観るにおいての注意点
・上映時間が長いです。自前に映画情報をチェックしている方はそれなりの準備をして拝見していると思いますが、ドリンクやフードのペース配分、劇場の空調での尿意
ドリンクが冷たい・劇場空調が寒く感じる等で尿意が早まる方もおられると思いますので
自己管理をしっかりなさると途中退出する事なく観れるのかなと思います
・お子様にも人気の作品ですが、一部小さいお子様は怖いと感じる部分があると思います
そもそも映倫のレイティングでPG12としっかり表記されていますので、保護者の方がしっかりと監督してあげてください。上記のように上映時間も長いのでその辺りも保護者の方がしっかりとみてあげると、途中退場も少なくなるのかなと思います。小さなお子様はご自分での自己管理はなかなか難しいと思いますので。
・4DXではミスト、風、フラッシュ、揺れ等がございます
風が吹く場面が結構あります。目が乾燥しやすい方、コンタクトで乾燥に弱い方等は自前準備が必要な場合があると思います。
ミストの場面も多いです。何故なら水の呼吸使われまくるので。メガネの方ちょっと不便かもしれないですので前準備があるといいと思います。ミストオフスイッチがありますが、水の呼吸をくらえるので、できればミストオンで堪能して欲しい気持ちがあります笑
・びっくり系が苦手な方や乗り物酔いが酷い方、4DXは突然いろいろ起こりますし、めちゃ揺れます。びっくり系が苦手な方や乗り物酔いが酷い方は通常版での鑑賞をおすすめします
・自分は4DX後方の揺れが激しい席で鑑賞しました、自分は華奢なタイプなので参考までに。(胡蝶さんと身長が一緒、体重もそんなに変わらないです)
戦闘シーンが特に揺れが激しいです。自分はタイミング悪く姿勢を整えようとした時に激しい揺れになってしまい吹っ飛ぶかと思いました(完全に自分のミス)
ですので、激しい席でのお子様の鑑賞は自分は推奨しません
・一部お子様と親御さんが上映中にも関わらずお話されているところをちょこちょこ体験しています。今一度、映画上映中のマナーについて保護者の方のご指導お願いいたします。お子様のお友達同士での映画鑑賞時にも役立つと思いますので。
・一部ナマーがなっていない方への不満がある方へ
土日祝はお子様含め、多くの方がご利用になり分母が多い分マナーが悪い方と遭遇する率も
上がってしまいます。おすすめの曜日は平日です。又土日祝でも未成年は青少年保護育成条例により、保護者同伴であってもお子様が入れない時間帯があります。狙い目はそこです。
映画本編のレビュー
・しのぶちゃんの舌打ち…ありがとうございます助かります
普段気丈に振る舞っているしのぶちゃんが少し心折れそうになった瞬間、不謹慎ながらとてもかわいかったです。全国の男子は守ってあげたいと思った筈
華奢な体格と言うディスアドバンテージを逆手に俊敏性、靭やかさ、頭脳(鬼を殺す毒を作ると言う技術)でカバーしつつ、姉の仇である童磨を眼の前にしてしても冷静に対応する順応性。ピンチに立たされたにも関わらず、他の人達へ心遣いできる優しさ。
童磨も気に入って吸収したくなるのも納得(不謹慎)
しのぶちゃんを吸収している最中にしのぶちゃんの頭を撫でる童磨。お前ちょっとそこ替われ(不謹慎)
カナエさんがしのぶちゃんに活を入れるシーンは涙無しには見れません
しのぶさんの訃報を聞いた炭治郎と富岡さんの顔…こっちが辛くなりました
・富岡さん強すぎる。流石柱。最後こそ覚醒して強くなった炭治郎ですが、序盤は富岡さんに守られまくってます。炭治郎を守りながらも猗窩座と互角に戦える技量。
戦闘シーンは猗窩座も富岡さんもめちゃくちゃカッコイイ。富岡さんひたすら強い。
でも「俺は柱になっていい人間じゃない」って言ってたの、アタイ忘れない。
逆にアンタ以外誰がなれるん?と4DXの座席に激しく揺られながら心の中でツッコむ自分。
そして座席にふっとばされそうになる自分。
猗窩座も即座に富岡さんの強さを把握し名前をしつこく聞く始末。そうそれはまるでしつこいナンパ氏の如く。「鬼に教える名前は持ち合わせていない!」とハッキリ断っていたにも関わらず、炭治郎くんが富岡さんの名前を呼んでしまい猗窩座に名前バレ。(しかも下の名前)
あぁ、富岡さん可哀想にと思いつつちょっとしたおもしろポイントでした。
この兄弟弟子はお互いの天然さが面白い
・猗窩座強すぎる。2対1でも圧倒的強さ。そもそも人間の頃からの努力していて人間なのに人間離れした強さの持ち主。そこに鬼となると言うエンチャント付き。もはやチート。
人間時代は心の優しい少年にも関わらず、不遇な環境のせいで擦れざるを得られなかった可愛そうな少年。鬼になった状況も同情せざるを得ない。猗窩座の弱さへの執着は猗窩座の過去で明らかになります。猗窩座の過去は泣かない人はいないと思うので初見の方はハンカチを忘れずに。人間時代の恋人であり婚約者である小雪。小雪と見た思い出の花火が技と大きく関わってきますし、術式展開の紋章は小雪の髪飾りの雪の結晶。猗窩座は過去を忘れていても頭の片隅にはしっかり記憶が残っているってところがとてもエモい。炭治郎に異様なまでにイラつきを隠せないのは、炭治郎の言葉に、師匠であり恩人であり義父になる予定だった人物のケイゾウを重ねていたから。炭治郎の言葉達がきっかけで、やがて猗窩座は過去を思い出す。
富岡さんの激しい攻防と、炭治郎の覚醒、炭治郎の言葉による想起、過去の小雪&けいぞう、そして猗窩座自信の心の弱さへの自覚。全てのピースが揃って勝機に繋がりました。
一つでもかけていたら猗窩座に勝てなかったと思います。
それほど強い。
どうか天国(地獄)では幸せにと願わずにはいられません。
・善逸…強くなったね。連載当初の頼りなさはどこへやら。
善逸の過去が明らかになります。兄弟子やじいちゃん(雷の呼吸の育手)への気持ち
じいちゃんからの言葉はホントに泣けます。善逸と獪岳の戦闘時が座席のシートが一番揺れたと思います。善逸の技がスピード系なので。プラシーボかもしれないですが。
余談
とにかく、アニメ派だろうが、漫画派だろうが、鬼滅ファンであればとても素晴らしい作品ではありますが
お子様が鬼滅が好きで付き添っている親御さんや、鬼滅ファンに誘われてそこまで知らないけど付き添っているお優しい方々には、この上映時間はなかなか厳しいと思います
親御さんは仕方がないですがね…
面白かったーー
アニメも漫画も見たことなくて、前情報ほとんどなしで行きました。でも戦いのシーンがとてもリアルでずっとドキドキしてました。わたしは鬼が鬼になった理由のシーンで鬼にも色々あるんだなーって思って特にそこが泣けました。
残念。。。
面白いし映像のクォリティーも高いのだが無限城編なので映画としては無限列車編と比べて話のまとまりが悪い。仕方がないのだが。流石のufotambleをもってしてもどうにもならなかったか。。。IMAXで鑑賞。
クッソ恋雪かわいいぞオイ
この作品を語る上で欠かせないのはやはり役立たずの狛犬こと猗窩座(狛治)と恋雪の悲劇よね
原作で読んだときも胸を締め付けられるようなベストオブベストの回想だったけれど、これはもうね、映像がつくとね、泣くよ普通に
恋雪が可愛いんだこれが。罪人だった狛治が改心して、夫婦になるはずだったのに……理不尽な悪意で奪われて、復讐して、自暴自棄になって鬼になり……盗みを働いてきた報いだったのか?それにしては重すぎないか?
恋雪を看病する優しかった頃の狛治の石田ボイスがこう、すぅ~っと効いてきてな……
初めて猗窩座の声を聴いた時は「石田!?」ってなったが、大正解だよこれ
花火の映像がキレイでな本当に。なんでこう幸せになれなかったんだこの人たちはとやるせなさでいっぱいになる
そして無惨が憎たらしいのよ本当に人に戻ろうとする猗窩座をまた鬼に引きずり込むような精神汚染。脳内無惨は本当に不愉快だ。いい悪役だわ本当に。
猗窩座は結局炭治郎に首を斬られ負けを認め、自ら消えていくんだが、地獄に落ちるんだろうなという演出で退場。そらそうだ、上弦の鬼になっている時点で大量の悲劇を生み出す側になってしまったわけだから
奪われないための強さのはずなのに、奪う側にいってしまったのも哀れというしかない
生まれ変わったら幸せになってくれほんと
そして相変わらず作画が素晴らしいね
善逸vsクズ、しのぶvs童磨、冨岡さんvs猗窩座
このあたりは本当に見ごたえがあるね
強いて気になる点を挙げるとすればやはり回想が多いので少し冗長に感じるところ
ただどれも削ってほしくないのが、悩ましいファン心理ってとこですな
やっぱ炭治郎なんよ!!
2回目視聴のレビュー。
やっぱ炭治郎なんよ!優しく真っ直ぐな気持ちが鬼の心をも溶かした。透明な世界から気付かれず首を切るかと思いきや、今から首を斬る宣言!
痺れた〜、そして冨岡さんのツッコミw
最後は刃でなく拳で、、ところでアガザは首を斬られても死なず、鬼では無い別の生き物になったみたいな事言ってたけどどういうこと??
次回作もめちゃくちゃ楽しみすぎる。早く見たい。
現代的古典
無限城に落ちた柱たちがひたすら鬼と戦う2時間。お話を進める部分はインサートされる回想だけ。
マンガもアニメも見た上で見せ場を楽しみたくての観劇だったから、自分は十分満足したが、観客動員数2000万人と聞いて驚いた。
全員が鬼滅ファンなんだろうか?それとも初見の人もいるのだろうか?
前者だったらもううなずくしかない。後者だったら、もう前知識なんかは不要ということになる。
江戸時代の歌舞伎は物語を通してやることは少なくて、観客がストーリーを分かっている前提で見せ場のあるシーンだけを上演していたとか。もはや古典か。
もっとも童麿のエピソードは現代的でかつシリアス。ディズニーアニメの製作者が見た方がいいと思う。
無限城、すごい表現力でした!
原作(漫画)は1巻・1話たりとも未読。
テレビ化されたアニメは全話目を通した状態で、本作に挑む。
いやー、無限城は圧巻の表現力でしたな!多分だけど、宇宙以外での表現としては1番の空間の広さを表現できたのではなかろうか?それくらい遠くまでを描ききった感がある。
はたまた、始まって早々に胡蝶しのぶが負けてしまうのは残念でならなかった。しかも吸収されてしまうとは!衝撃的なシーンであった。継子の栗花落カナヲはカタキを討てるのであろうか?討ってほしい!きっと第2章で分かる気がする。
善逸はカッコよかった!相手が鬼化したばかりの上弦の鬼・陸の獪岳(かいがく)と対決。この鬼、もともと兄弟子であることが登場とともに発覚。そして柱稽古編の終盤に手紙を読んで愕然とするシーンの理由も判明する。あと新技を編み出したね!
他の柱や名のあるメンバーは大きな活躍はなし(善戦はしてるようだ)。
そして、冨岡義勇と我らが竈門炭治郎。上弦の鬼・参の猗窩座との対決!戦闘シーンも長いが、猗窩座の回想シーンも長い!(笑)
正直、回想シーンはもう少しまとめても良かった気もするが、おそらく原作通りなのであろう(未確認のため、勝手な予測)。戦闘シーンは炭治郎の「気づき」により辛勝。まぁ、主人公なのだから、それくらいの補正(活躍)は当たり前か!(笑)
第2章に向けて、カナヲはどうなる?蛇柱・伊黒小芭内、お前は甘露寺蜜璃を守れ!(デレデレすんな!笑)伊之助、お前はとりあえず頑張れ!炭治郎・義勇は活躍できるのか?不死川玄弥や他の柱も頑張れ!な状態でした。上弦の鬼・壱の黒死牟は誰と対戦するのかも気になりますな。上弦の鬼・弐の童磨はさすがに次で居なくなっていいかな?
ところで、無限城にお呼ばれした隊員たちは、上弦の鬼・肆(名前忘れた)を倒さんと、鬼舞辻無惨に届かないのではなかろうか?ということは、第3章の中頃でやっと肆が倒される?と予想。いや、柱稽古編の最終局面で分かっていたはずだけど、そこまで考えてなかった。1章を見て改めて気づいたとさ。めでたし、めでたし。
全411件中、21~40件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
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