劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来のレビュー・感想・評価
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誰が何と言おうとも
この映画の採点は100点です!
+加点するならば、
映像、戦闘シーン、今回活躍した登場人物、
MVP我妻善逸(仲間)、猗窩座(敵)。を加味して
+50点です!
とは言うものの、やはりこの映画の良きところは
点数で言い表せられないぐらいのありがとうが詰まっています。
映画館という密室で集中して見る機会を与えてくれて、猗窩座再来というタイトルから映画を見て終わるまでひたすら原作のどこまで進むかドキドキさせてくれて、また猗窩座戦をやりきってくれて、
何より我妻善逸の一撃を完璧に表現してくれて
ありがとう!この一言につきます!
第二章、第三章と原作をどのように再現していくのか楽しみですね!
ちょっとだけ長いと思いましたが、猗窩座戦までをまとめきった製作者さんたちに感謝であります!
次回以降も全力で作品作りに頑張って下さい。
鬼滅最高!!
散々レビューを読みました。鬼滅の大ファンです。今回は賛否両論あり悪いというかイマイチなレビューが多く、どうなんだろうって思ってました。個人の感想なので何とも言えませんが、わたし的にはとても良かったと。
映像も素晴らしかったし、とても面白かったです。制作側の…と言う方いますが、鬼滅ファンなら頷ける出来栄えなのではないでしょうか。
ただ、無限列車に比べると感動シーンが少なく涙はなかったです。お話は面白かったのですが、しのぶさんのシーンや善逸のシーンが少なくあっけなくしのぶさんが逝ってしまったのは残念。童磨、特に猗窩座と炭治郎、義勇の戦う場面はすごく良かったと思います。もう一度観ようとおもってます。結構あっという間でした。お子さん連れて行くならよく考えてからにしてくださいね。アンチコメント多いので。マナー悪いのも納得です。親の責任ですから我が子が観れる状態かの判断はしてくださいね。
早く続きが観たいです。
回想がくどい
話の構成上仕方がないのですが
戦闘→回想→戦闘→回想と
各キャラの深掘りが深い分回想が多くなってしまう
胡蝶、善逸、炭治郎とそれぞれの戦闘は素晴らしいが構成のフォーマットは同じなため
後半ぐらいになると回想が来る度にまたかと思ってしまう
漫画は自分で読むスピードが変えられるためそれでいいのだが
映画という2時間半同じ事を繰り返されると
流石にくどく感じた
今後公開予定の2章、3章もさらに回想の時間が増えると思うので
構成をもうちょっと工夫してほしい
昨今流行りの回想シーン
回想シーンについての意見が多いけど、この映画に限らず最近のバトル漫画やアニメはとりあえず新キャラをズラッと出しておいて、戦いが始まってからキャラクターを掘り下げるために過去の回想を挟むという手法が多く、後出し感が強くてどうにも疲れてしまうと思っていた。
この作品だけがそうなのではなく、業界全体がそういう流れになっていることに少し辟易する。
尺が長いのと構成がグダグダなのは原作通りでやむなし。
そして、それらを差し引いても凄まじい映画だったと思う。
個人的には日本映画史上に残る名作。
アニメの方が活かせたかも?
まず最初に良いところを述べると
・童磨としのぶさんのターン
2人の演技力は鬼滅の刃の中でもかなりのもので話に完全に入っていけたためしのぶさんの最後の感情を吐露するシーンには涙が出た。作画も最高級だし動きも欲しいところが盛られていた印象。
・冨岡さんと猗窩座の戦闘シーン
原作では炭治郎のセリフがメインで冨岡さんはコマの隅っこで戦っているだけであまり印象に残っていなかった。だが、映画にて冨岡さんの強さが際立っており、さすが柱という感想しか出てこなかった。映画で好感度が倍増したように思う。しのぶさんのシーン同様、すばらしい作画だった上に動きも派手で思わず見入ってしまった。
ここからは私的にとても残念だったこと。(個人的に、というのは抑えていてほしい。そこが良かったという人も多くいると思う)
・善逸の師匠(じいちゃん)と善逸が三途の川?で話すシーン
ここが好きなシーンだったこともあり1番残念だった。2人の会話の間に流れている音楽が音が大きい上に、少し感覚的に話なってしまうがなんだか『ここは泣くところですよね!』みたいな感じの…感動シーンだぞ〜みたい意図が見え透いたような感じになっていたように思って全く泣かなかったし少し冷めた。三途の川であり別れのシーンならもっと静けさや余韻を持った演出にして欲しかった。
あとは細々とした部分や全体の話になるのでまとめて話すが、まず鬼滅の刃は昔の日本が舞台で物語も別れの多い悲しいお話であると思っているので全体的にもう少し静かに演出して欲しかった。侘び寂びというのだろうか。(もちろん戦闘シーンは原作にない勢いや細かな動きが分かって素晴らしかったが)ずっと勢いがあるせいで緩急がなく、ずっと急であまり感動できる余裕がない…という感じだった。だがこれもあれだけの内容を三時間に詰め込んでいたので余韻を作るというのも難しいものだと思う。アニメでやった方がその辺は話数もあるし、他の方がよく挙げていた回想シーンが多すぎてうまく話に入り込めないのも途中のタイトルの部分でうまくいったのでは?とも思った。
総合的に見ると、戦闘シーン◎
感動シーン△
といった感想だった。私は感動シーンにどちらかというと重きをおいていたので少し残念だったが戦闘シーンは圧倒されるものだった。全体的な作画も声優さんの演技もどれも一級品だ。ぜひ見るべき作品だと思う。原作を見たことがない人はそちらも読むとより楽しめるためおすすめだ。
構成がひどい
本当にもったいない。
神作画に名演技、予算と労力がかかっているのはよくわかるし、原作『鬼滅の刃』も重厚なストーリーに緻密な舞台・人物設定と素晴らしい。
それだけに、このテンポ感の悪さが本当にもったいない。
体感3分切りあったら15分くらい回想が入って、3分戦闘シーン、15分回想……とほとんど会話劇だ。
あまりの歩みの遅さに、1時間半経過時点で私は席を立った。
誤解を招かないように言及するが、ストーリー自体は悪くない。
原作漫画では回想のお陰で敵も味方も奥行きがよくわかるようになっていて、読者の様々な感情を喚起した。
ちゃんと原作はすべて読んでいるので、そこはわかっている。
だが、いくらなんでも忠実に映画化しすぎる。
剣戟アクション映画を見に行って8割会話劇を見せられたら、期待外れに感じるのも無理はないと分かっていただけるだろうか。
映画と漫画では文法が異なる。
漫画の一コマは時間が止まっていて、全ての視覚情報が並列に飛び込んでくるので、剣戟の隙間の刹那に大量のセリフと思考を巡らせても不自然ではない。
だが、映像作品はそうもいかない。
視覚情報だったセリフや思考は全て音声として起こす必要があり、剣で切りつけるたった一瞬にセリフを唱えなくてはならない。
そのまま起こしたのではもっさりするのも当たり前なのだ。
そう考えると、柱稽古で圧倒的な補完をしてのけた制作陣なのか疑わしくなるほどに、「原作漫画に忠実」なのだ。
戦闘シーンも漫画で描かれているくらいで、あまり追加の表現があるように感じられなかった。
もちろん作画コストの関係が大きいのだろうが、なんだか戦闘シーンはさらさらと進め、回想シーンをじっくりやっているように感じられる。
それはなぜかと言われれば、この漫画の主人公・竈門炭治郎を登場させるには、炭治郎&義勇vs猗窩座戦まで話を進めなくてはならないからではなかろうか。
今回の映画のタイトルは『猗窩座再来』だが、件の上弦の参がスクリーンに現れたのは、劇場が暗転してから約1時間半後のこと。
広告などもあったから正確な時間はわからないが、2.5時間の作品でほぼ半分が経過するまで敵役が一切画面に映らないのだ。
さすがに無理があるのでは。
つまり、私は「映画にするなら童磨戦、カイガク戦までで作品にはなった」ものの、
①無限城編は長く、3分割以上にすると客が離れる。
②特に前半の猗窩座戦までは描写が細かく絡み合っており、下手に切るとそのたびにあらすじを挟まねばならず、さらに冗長にならざるを得ない。
③主人公人気が著しい作品で、主人公の戦闘シーンが山場にないと知られると、興行収益が見込めない。
④だが、前述の通り前半戦は複雑に戦況が絡み合っていて、猗窩座戦の前には童磨戦前半を終わらせねばならない。
これらの理由から、上映時間150分超えの長編にすることが強行されたのではないかと疑っている。
潔く、30分アニメにしておけばよかったのにとも思うが、やはりこちらも放送枠とかの問題で難しかったのではないか。
鬼滅の刃自体は悪くない。
だが、結果として壊滅的なテンポ感を神作画と名演技で誤魔化すような子供騙しに仕上がってしまったように見受けられるのは、大変残念である。
今回は『鬼滅の刃』のネームバリューに救われただろうが、第二章以降の興行収益がどうなるか。
少なくとも私はもう見に行かないだろう。
宴の時間だ
朝一かつ平日に見に行ったのであまり混んではなかったが上映後は混んでいた
ちょっと長かったかな
まあ面白かったのでよし
いやぁ~すごい下弦程度の力を持った鬼猗窩座童磨黒死牟無惨たちの鬼が出てきましたが猗窩座のシーンであんなに映像がすごいのに最終決戦(無惨との戦い)はものすごい迫力になりそう
もうアニメの次元を超えている
第二章が楽しみです
やっぱり面白い
ブームはもう落ち着いたものだと思ってましたが、かなりの勢いがありますね。アニメの再放送で熱が再燃し、観に行きましたがやはり面白かったです。
作画やアクションは文句無しに素晴らしく、悲しい過去を思い出した猗窩座が最後に起こした行動にもグッときました。
個人的には時間も全く長く感じず、見入ってしまいましたが、回想が多すぎるという意見も分かる気がしました。引っかかったのはそこだけです。
回想も上映時間も必要なもの
原作未読勢が不満を持つのはまだ分かるが、原作読んでいる人が上映時間の長さや回想について批判する理由がわからない。
上映時間が長いことは観に行く前からわかっていたはず。多少疲れるのは承知の上で観に行ったのではないのか…?2時間半座ってるのが無理なら初めから行かなきゃいいと思う。
回想シーンについては、映像になったことで確かに多少の間延び感はあったが、ストーリー上必要なので仕方ない。回想シーンを削ったらどうなるかを想像してみて欲しい。それこそ話がぶつ切りになって繋がらないだろう。回想の内容が現在の思考や行動に繋がっているのだから、必要なものだったと思う。
あっちとこっちで同時に色んな出来事が起きる無限城編、映像にするのは構成がすごく難しかったと思う。それでも猗窩座との戦いが終わってEDと、1本の映画として綺麗な終わり方にしてくれたのは本当にすごいと思う。
何度でも観に行きたいと思った。
個人的には観終わった後、「え、もう155分経った…?」となった。話に入り込んで観ていたらあまり時間の長さが嫌になることはない気がする。
UFO tableのガチ本気!ただし…
作画、ヴィジュアル、表現・・・1000/10
音響・・・・・・・・・・・・・8/10
シナリオ、展開・・・・・・・・7/10
まず圧倒的なヴィジュアルであり、とんでもない努力と研鑽の賜物であることは想像に難くない。日本人として、本作を最速で母国語のきちんと表現されたニュアンスで観られる事に心から感謝申し上げる。
<しのぶvs童磨>
圧巻の出来と言える。特に早見沙織さんの感情の乗せ方が素晴らしすぎて鳥肌が立った。また百足蛇腹の演出もとても格好良く、本当に素晴らしいとしか言いようがない。
<善逸vs獪岳>
本作公開よりかなり前にファンアニメがSNSを中心に広く出回っており、細部は置いておいて正直中々格好良い出来だった。だからこそUFOテーブルが公式としてどのような演出にしてくるのか、ファンアニメをどう超えてくるのか、実は最も本作の中で興味深い戦いだった。
結果、非常に格好良く描かれており満足ではあるものの、悪く言えば及第点、といった印象であった。首を切った時に流れているBGMは、善逸といえば!のBGMのアレンジverであるが、もう少しアレンジを弱めたほうがより「行け善逸!」感が強まって良かったのでは、と個人的には思う。
<炭治郎・義勇vs猗窩座>
さて各所で賛否両論が巻き起こっている部分だ。
否として言われる最たる部分は、「回想長すぎ問題」である。これは確かにその通り…と思うものの、それが無ければ鬼滅は鬼滅たりえないとも言えるので、致し方ないだろう。敵である鬼にもドラマがある、そこにきちんと光を当てる、それが鬼滅の刃だからだ。
個人的に、また少々強引に批判をするならば、ヒノカミ神楽をもう少し丁寧に扱って欲しかったという想いがある。
あのアニメ一期19話での、ヒノカミ神楽を始めて使ったときの「特別な技」感。
無限列車編で列車と同化した鬼「魘夢」の首を切った「ヒノカミ神楽・碧羅の天」の圧倒的ヴィジュアルとやはり「特別」感。
炭治郎がヒノカミ神楽を使うたび鳥肌が立ち「うわすげぇ…綺麗…かっこよ…」となっていたあの気持ち。
その後遊郭編、刀鍛冶の里編、柱稽古編と進んでいくにあたりヒノカミ神楽を当たり前のように使っていくようになるが、いわゆる「日の呼吸」の型であるヒノカミ神楽に関しては本来もっともっと特別視されるもの(≒とアニメ上で表現するべき)であると思う。
義勇が炭治郎の実力は柱に匹敵すると言及するシーンでも、もっと驚いて欲しいしヒノカミ神楽を特別視して欲しかった。(ただ原作通りなので仕方ない事は分かっているが…)
<総評>
上記最後に言及しているが、良くも悪くもシナリオに関しては「本当に原作通り」である。ヴィジュアル・演出に関してはもはや右に出るアニメはないであろう。
<蛇足>
ここからは多分に筆者の妄想が入るが、個人的にこの無限城編では「大勝負」をしてほしかった。原作における無限城での戦いの時系列をいじって、例えば猗窩座戦を無惨戦の直前に持ってくるなど猗窩座戦を特別に扱って欲しかったと思う。それくらい、無限列車編がとんでもなく素晴らしい作品であったし、杏寿郎との因縁ももっともっとこすって(笑)キッチリ昇華して欲しかった。
無限城第一部
善逸vs獪岳戦を前菜に、しのぶvs童磨からカナヲ・+αvs童磨をメインの戦いとして描く。
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無限城第二部
その他の戦い、???vs鳴女(鳴女の過去含)を前菜に上弦の一戦をメインの戦いとして描く。映画ラストで猗窩座が炭治郎たちの前に落ちてきて「猗窩座ァァァァァァァ!!!」で次作へ続く。
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無限城第三部
杏寿郎の半生、杏寿郎vs猗窩座戦を回想(ファンブックに載っている杏寿郎の過去編は時間に都合がつけば)、炭治郎や槇寿郎らの杏寿郎への想いを再確認した上で、炭治郎の瞳に映る杏寿郎が語りかける…
「心を燃やせ」
そして瞳に映る杏寿郎が猗窩座へと移り変わり…「猗窩座ァァァァァァァ!!!」から猗窩座戦開始。その後そのまま最終無惨戦へ突入。
自分は映画が三部作であると分かった時からこんな妄想をしていた。
当然原作のシナリオ時系列を改変しているので多分に矛盾があり修正が必要だが、それでも勝負する価値があったのではと勝手に思っている。(「原作改変とかふざけてんのか!」ととてつもない批判にさらされるでしょう(笑))
さぁ、第二部はいつになるかな。
まさに最終決戦!猗窩座vs義勇は圧巻!!
非常に原作に忠実に作られている!
それは間違いない!更にところどころで他の隊士たちの戦闘が補完されて描かれており、無限城での鬼殺隊の隊士たちが懸命に柱を支えている姿が観られて嬉しいし分かりやすかった。柱稽古の成果を!と叫んで柱達を先に行かせる姿に、絶対にこういう場面があったはずと思って、まさに一丸となって…という感じがよく伝わってくる。映像も綺麗で、戦闘シーンの迫力は言う事無し!猗窩座戦の義勇の本気もカッコ良すぎる!痣がでて覚醒した後の戦闘シーンは、音楽と相まって繰り出される技が流れるよう!で迫力があって引き込まれる!
…ただ、色々なレビューで言われている通り回想シ−ンは長い…。でもそれは原作に忠実に、個々のファンが満足できるようにした結果なんだと思う。大体無限城編が詰め込みすぎなくらいなんだから…。童磨と伊之助の因縁はさすがに無理があるんじゃ…と思ったし!編集で工夫できるはずだけど、それで削られたシ―ンがあったらファンが納得しないだろうし。個人的には猗窩座のエピソードは感涙もので好きなんだけれどちょっと疲れてしまった。しのぶに始まり善逸、猗窩座…と、見所というかクライマックスの波が次々に来て、感情がついていけなくて疲れるんだ。
次回は編集を工夫して…と言いたいところだけど、絶対に無理でしょう。次に来るエピソードを思えば…。何一つ削ってくれるな!と思うはず。原作に忠実に作ってくれていると思って観に行こうと思う!
鬼滅の刃無限城第一章猗窩座再来
無限城の中柱炭治郎など落ちていくシーンは、
アトラクションに乗ってるみたいで綺麗でした。
しのぶ童磨のシーンも原作通り良かった。
善逸とカイガクのシーンはもう少しアクションが派手でも良かったですかね。
あっと言う間に終わってしまったて感じました。
猗窩座は上弦の鬼の中で1番好きなので、人間の時のハクジの回想シーンは涙を誘いました。
2時間半長いと書き込み多かったけどあっと言う間に終わりました。
第二章が楽しみです。
童磨対カナヲ之助、鳴女対愈史郎、上弦1対無一郎ひめじまさん、不死川と玄弥の兄弟愛
楽しみ過ぎます
鬼滅の刃の『型』と映画というフォーマットの食い合わせの悪さ
原作漫画未見。
TVシリーズ、前作劇場版は後追い。
以降、TVシリーズはリアルタイムで視聴した者の正直な感想です。
物語や映像の素晴らしさは言うまでもなく無く満点。
2時間半の上映時間に、1分1秒でも長く見たいというファンにとっては感謝しかありません。
しかし、上映開始からおそらく2時間くらいになってきた頃に睡魔が…。劇場内でもちびっこがトイレに何度も離席し始め…。
これはタイトル通り、劇場用映画の構造上の欠点から来るものと感じました。
今回大きなバトルが3回ありますが、鬼殺隊側・上弦の鬼側、それぞれの回想シーンがあり、トータルすると5から6エピソードになります。
もちろん上弦の鬼側の回想シーンがある事はTVシリーズからの流れであれば『お約束』なのですが、それはTVシリーズの30分という尺で分割されていれば気にならなかったことです。しかし、バトルの途中でこれほど流れが分断されてしまうと、マンネリ感が生まれて緊張感が損なわれてしまう欠点でもあります。
加えて無限城という背景が変わり映えしない場所というのも飽きてしまう一因かと…。
おそらく制作陣もこれは百も承知かと思いますので、次回作、次次回作ではこれらが解消されるよう、また、途中で飽きてしまったちびっこ達や鬼滅の刃を知らなかった方々に本作が不当に評価されぬよう願い、敢えて☆3つにしました。
第二次鬼滅ブームとなるか?…
良かった点としては、原作のエピソードが削られることなく完全再現されており、登場人物に敵味方問わず、魅せ場が用意されています。演出も素晴らしく、一つ一つの絵が力強く、かつ流麗に動き、音楽や声優の迫真の演技も相まってアニメ映画としては最高峰のクオリティに仕上がっていると思います。
ただし、他のレビューでも言われているように、兎に角戦闘中の回想シーンが多くて、長いです。合間に挟まれる回想シーンのせいで折角のスピード感ある戦闘にイマイチ没入できないです。鬼滅の作品規模からして、いわゆる推しキャラも相当数いる為、制作側としても原作のエピソードを下手に削るわけにはいかなかったのではないかと思います。(それにしてももうちょっとなんとかならなかったのか…
ひとつひとつのエピソードはしっかりと見応えあるものの、やはり映画の規格で観るとややダレる印象は拭えませんでした。元々地続きの漫画の物語で当初は映画化を想定しておらず、加えて根強い原作ファンが人気を支えている為、映画としてのバランスよりも原作の再現に比重が傾くのは致し方ないのかもと思いました。以上の理由からは鬼滅の刃ファンであればあるほど楽しめる作品ですが一つの映画としては、まずまずといった感想ですね。
これまで見た中で最高の映画です
正直映画が始まるまでは原作と順番が変わってるんじゃないか?とか予想してましたが、忠実に再現されてました。
そして、大好きな善逸のシーンもコミックスなら先生のコメントだけで終わってた回想シーンが加えられていて大満足です。
猗窩座の部分もコミックスでは読みづらかったんですが、映画で改めて見ると感動してしまいました。忍さんの場面といい原作が映像になることで表現が豊かになっていて感動の嵐でした。私が見たアニメ映画の中で間違いなく最高の作品です。第2部も楽しみにしてます。
【鑑賞感想追記】TVを映画館で見ると思って見るべき。
これは映画ではなく、TVシリーズの正当な続編なので、初見さんお断りの作品。
初見さんはまずTVシリーズを1話から見てから来て下さい。
無限列車編は完全初見でも通用したようだが、今回は違う。むしろネタバレになってしまう為、鬼滅の刃を見た事がない人は来ないで下さい!と強く引き止めたい。
映画を見る前にシーズン1くらいは見て下さい。
(恐らく一期を見たら続きが気になってその後も一気に見るでしょう)
鬼滅の刃の一期目が気に入らなかったら二期もこの映画も見る必要はありません。
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このサイトでは1つの映画につき1アカ1感想しか書けないようなのでこちらに追加で感想を書き込みます。めちゃくちゃ長文ですみません。
⚠️↓映画鑑賞後の感想↓⚠️
3日目に鑑賞。一期の放映からずっと毎月鬼滅アニメを繰り返し視聴しつづけていて、原作は未読だが大まかなあらすじやオチは知っています。
【全体的なムーヴメントについて】
今回の映画は無限列車編と違って"映画"というスタイルではなく、TV版の予定だった無限城編第一章をそのまま繋ぎ155分にまとめた、総集編のようなもの。
これは中抜きのTV局を省き、「原作者、出版社、アニメ制作会社、スポンサー」で直接収益を分け合うというスタイル。TV局に頼らなくても映画館から直接収入を得るのだ!っていう新時代到来を感じた。
宣伝やグッズ制作などTV局が仲介にいないメリットがかなり多いと思う。
その為に、映画制作と同時にグッズ制作も大量に行われた。過去のアニメ作品でここまで大規模なプロジェクトは見たことがない。
ジブリ系ですらもやったことが無い、日本初の新しい売り方。そして成功したと思う。
動員数も前回の無限列車編とNetflixなど配信サイトでの視聴数から大体の予測がついていたと思うので公開から一週間は映画館を全ジャックする勢いでシアターの占拠が出来た。これ自体普通の映画では無理。前回の無限列車編で確固たるファン層を獲得している鬼滅だからこそ出来た事。
映画館側もコロナ禍での無限列車編の経験から必ず大ヒットを確信して無限城編第一章公開日に合わせ大規模な工事をして、公開と同時に全国各地でIMAXシアター、4Dシアターの完成お披露目をした。
そして同時多発するコンビニや銭湯やレストランとのコラボ。仕掛け花火のように次から次へと順番に乱発していき、飽きさせない工夫。
2週間おきに入場特典も変えてリピーターへのご褒美無料配布。駅から映画館までの道のりも商店街とのコラボで壁画がずらり。コラボカフェも各地で開催。
いやはや、お見事!こんなデカい祭り見たこと無いです。
このピタゴラスイッチのような展開はとても感動しました。是非、裏方さん達の活躍を「仕事の流儀」や「プロジェクトX」で見てみたいと思ったくらいです。本当にプロデュースや営業が上手かったと思いますね。
しかもこれ、今回は日本だけではなく世界規模ですからね。各国それぞれ別の無料配布&番宣&コラボ。ジブリでもここまではやってない。サブスク配信の波に乗った鬼滅だからこそ出来た技です。
この企画に参加できた方々が羨ましい。
歴史に残る大仕事だったと思います。まだ第一章なので今後もまだまだあと5年は続くと思いますが頑張って下さい。応援します。
【映画館シアター選択】
IMAXを選択してしまい少し後悔した。予告編の音が鼓膜に突き刺さる。耳が敏感な自分には厳しいと思った。が、本編始まるとそこまで大音量ということも無く、戦闘シーンでも耳は無事でした。身体に響く地響きがすごくてお腹にビリビリとくる。TDLの室内アトラクションを体験しているようでした。
【導入部について】
内容はTV版の総集編のつもりで見に行ったものの、柱稽古編のラスト、無限城に落ちるシーンを
あれだけ引っ張った割には着地後は「スンッ」となってしまった。炭治郎と義勇のコメディ?とか無しで緊張感を持って進めて欲しかったな…と思う。
【無限城背景について】
無限すぎて驚いた。力入れ過ぎ。インターステラーですらそこまでやらんよ、と思ってふと疑問に思う…あの地平線?の光は…何?一期終盤のパワハラ会議の時の無限城は何処へ…?
私のイメージはラピュタの飛行石ブロックが上下左右に動いてるようなイメージだったので光の地平線がある事に驚いた。
猗窩座vs義勇戦での背景に滝があったのは素晴らしいと思った。童磨部屋でも流水が見たかったなぁ。
【戦闘シーン】
ちょっと少ないかな…
個人的に思う鬼滅の感動パターンは
①小競り合い
②敵の大技を食らい不利な状況
③仲間の回想、からの仲間の協力
④敵の必殺技で味方大ダメージ
⑤炭治郎回想、からの大技発動
⑥大一番ド派手に首切る所を3カメで抜いて決め
⑦敵又は味方の死に際の過去回想
⑧炭治郎の感想でおわり。
なのですが、今回は⑥が無かったので少々味気無かった。代わりに猗窩座の自害が入りましたが…、正直あのシーンはもっとドラマチックに演出して欲しかったなぁ…。猗窩座もボロカスに泣いて欲しかった。
今回は猗窩座主役と言っても良いレベルなので、炭治郎の大技が無い分、猗窩座の自害をもっとクライマックス感出して、そのままエンディングソングに繋げて恋雪との思い出水彩イラストを出し、最後は花火で締めても良かったと思う。
エンディングソングは恋雪と猗窩座の歌で泣ける歌にして欲しかった。
猗窩座の自害でホロリと来てる時に激しいロック曲は…うーん。猗窩座専用の曲作っても良かったんじゃないかな。
ちなみに、私は猗窩座が嫌いなので全く猗窩座の回想では泣けなかったですが、猗窩座主役の回である事は確かなのでそんくらいやっても良かったんじゃないかなと思いました。やるなら突き抜けろ、という感じで。
【胡蝶姉妹】
猗窩座主役だから仕方ないとはいえ、あんだけ柱稽古編で引っ張っておきながら…こんなすぐ退場??って拍子抜けしました。原作通りなのだろうけども、もう少し感情移入させて欲しかった。
カナエさんの回想も、もう少しあっても良かったと思う。
回想シーンが多いとか長いとか言う人もいるけど、上手くやればそんなに気にならないはずなのです。要はアニメに集中させる手数と技量が無かっただけなのでは…と思う。(この辺りで「背景に時間取られたのかな?」と思い始めました)
原作に忠実過ぎてセリフも短いのだから、そこは演技と演出でバトルシーンを盛り上げないとアニメの意味が無い。格ゲーみたいなワンパターンの戦闘シーンはちょっとがっかり。
童磨も童磨で想像以上に動かなくてがっかり。
半天狗の喜怒哀楽達の方がよほど動きと絶望感があり怖かった。
しかし、童磨戦はvsカナヲ&猪之助が本番だと思うので次回に期待してます!きっと氷キラキラでグルグル動く技を沢山見れるでしょう。
【善逸vs獪岳】
いや正直今回の映画で一番"鬼滅らしかった"戦闘シーンはここですね。ここに到達してやっと「あっ、鬼滅見てるんだった」と思えましたね。
BGM、セリフ、映像、演出、どれもが"いつもの鬼滅"でした。
初めて雷の呼吸全技が見れたのでめちゃくちゃ興奮しました!獪岳の技の色味もカッコよかったし善逸の回想で獪岳が鬼殺隊にいた事など新事実を知れたし善逸目線での鬼殺隊の裏側?が見れたのも良かった。
時間配分的にしのぶvs童磨戦と同じかちょい短い位のはずだと思いますが、善逸vs獪岳戦は体感5分程度しか無いように感じました。
上手くやれば、時間なんてあっという間だ!短い!と感じるものなんですよね。
【透明の世界】
今回一番興奮したのがここ。炭治郎の回想でお父さんが出て来たシーン。死ぬ10日前に熊倒す?!とか、透明の世界?!?!って初情報だらけで大興奮しましたね。お父さんの戦闘シーン、初めて見たけどめちゃくちゃカッコよかったし!
熊倒す時の構えが水の呼吸壱の型に似た構えでぐっと来ました。(鱗滝さんが手鬼を倒した技)
正直、炭治郎の父は病弱なので戦えず、ただ祖先からの伝承を炭治郎という強キャラに伝える為だけのNPC的存在だと思っていましたが、ここにきて一気に「鱗滝より強いのでは?!」と思うようになり、ぐっと興味が湧きました。
恐らく私、このシーンだけ前のめりで見ていたと思います。めちゃくちゃ興奮しました。
善逸戦と炭治郎父の回想シーン、この2つはいつもの私が好きな鬼滅アニメでした。
透明な世界習得後の炭治郎が大技を繰り出して終わりかと思っていたら猗窩座がゾンビ化して…やっと楽しみにしていた猗窩座の回想!来るー!ってワクワクしていたのですが…
……なぜか全く心が動きませんでした。
以下、感情移入出来なかった原因。
狛治の性格。ヤングケアラーなのにカッとなりやすく暴力的、利己的という矛盾。正反対の性格過ぎてこんな矛盾した人間いるの?と疑問。
金が必要なのに真面目に働かないし。真面目に働きながらスリもしていた、なら納得出来たかも。
もうしょっぱなから、ここでひっかかってしまい、その先の話も全く同情できなかった。
素流の師匠も、なぜそこまで妬まれるのか?67人もの男が集まって噂話を信じて毒を盛る程の恨みとは???にわかに信じがたい。
それらの裏付けの映像が無くてナレーションのみで済まされたのも謎。
全ての設定が雑すぎて中々感情移入出来ず。
うーん…?と思っていたらカッとなり67名皆殺し。まぁそこは鬼の素質有りって事で納得しましたが、いかんせん狛治時代の話のフックが弱い。
もっと悲惨な過去を想像していたからかな〜?狛治が利己的すぎて自業自得感が否めない。
ただただ、カッとなりやすい田舎ヤンキーDV男が中卒で結婚しました、という話に見えてしまって心は覚めきってしまいました。
でも、これは原作がそうなってるんだろうから仕方ないと思うし、周りは皆そろって号泣したそうだから納得出来ないのは私だけみたいなので、単純に話の設定とキャラが私好みではないってだけだと思う。
猗窩座の過去が一番のクライマックスという事は事実として理解しているので、アニオリでもっと盛り上げて欲しかったな、というのがアニメとして残念だった点かな〜。
特に打ち上げ花火のシーンなんか過去の日本のエンタメで散々作られて来たんだから思いっきりドラマチックに描いて欲しかった。
炭治郎のキメシーン無いんだからここでCG360°カメラワーク使わなくてどうすんの!って思いましたね。
その後は上の方に書いた通り、恋雪と狛治の歌で閉めて欲しかったな、という感想です。
【総括】
まぁまぁな感じでした。お話の途中なんだし、つまらなかったわけでもないし…かと言って期待値は超えなかった。猗窩座大嫌いだし。
なので、点数は2.5です。
三部作の導入部ですからね、まだこれからだと思っています。
黒死牟編に一番期待しているので、第三章はもっと良い出来になってトータルで第一章も含めて「無限城編良かったよね!」と思いたい。
一期の19話、遊郭編、無限列車編などを超えてくれる事を期待してます。
もう鬼滅は日本だけではなく世界のアニメ界を牽引するビッグコンテンツになってしまいましたので、失敗が許されない。その責任はとんでも無く大きくて、私達視聴者には到底想像出来ないレベルのプレッシャーでしょう。
でも、アニメ界の大きな転換点、特異点を作り出す大仕事に関われる事は素直に羨ましいです。
次回も皆さん頑張って欲しいです!
甘露寺と伊黒、小雪と伯治のシーンは過剰にいらない
30代女性です。
小学生の子3人連れて行きました。1人は残り1時間から寝て、1人はたまに寝て落ち、1人は何とか起きてました。子どもにとっては、テレビくらいの尺で見返すのが良いかもですね。放映されたら何度も見るんじゃないかな。もう一度映画見たいけど、空き時間に見に行こっか〜のテンションでは行けれない長さなので(涙)
伯治と小雪の時間が取りすぎかなあ、ちょっと冷めてしまった。人気な部分なのは分かるけど。
落ちるときの甘露寺と伊黒のシーンの、手をつなぐところいらない(笑)
繋ぐの不自然じゃない?態勢整えなきゃじゃん(笑)
描写が丁寧で、テンポがゆっくりで展開が待ち遠しかったです。
早く地上波で見たい。
猗窩座が最強なのは必然だった…
煉獄杏寿郎の仇を討ったわけじゃないんで達成感はないけど炭治郎の至高の境地や正直さに影響され猗窩座が人間の如く葛藤しだす。猗窩座は弱いものが嫌いで最強を目指していたけどもともと人間(狛治)の時に強くならないとは自分の愛するものを社会から守れないことだったんだと記憶が蘇る。猗窩座は鬼としては失格だけど人間としては不器用だけどまっとうだったってことだね。だとしても猗窩座は鬼なので-0.5
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