劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来のレビュー・感想・評価
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席の確保が難しいが・・ IMAX で是非。
あっという間に、入場者特典はなくなり、
夏休みということもあり IMAX は激込み、
老若男女が入り乱れた、カオスな劇場で観ることになりますが、
やはり IMAX の大画面と爆音で、この戦いを体験してほしい。
個人的に義勇さんと、かまど父の殺陣シーンは、素晴らしいと感じました。
そして、入れ墨の方。声優さんの技術を感じる凄み、深みがあった。
アクションだけでなく、演技にも、注目してほしい。と私は思う。
そして、3 時間近い長丁場。
おしりと足がとても痛かった。
どうやら、私の呼吸は、まだまだのようだ。
面白かったのだけど
原作2周、アニメ一周、無限列車3回程度のファンです。無限列車以外はウルッとは来ません。
着席、
無限城に落ちていくシーン!!すげぇ!
炭治郎、落死!?平隊員とか、やばいんじゃないのか?ハラハラ!
入りはとても良かったです。
ちらばる柱たちの強さ!!カッコいい!!
しのぶさんの戦い、童磨の演技と強さ
首を切れない非力さと毒に頼らないとならない切なさ。技と死力を出し切っても届かない闘い。感服するしかなかった。
善逸と元兄弟子との闘い、回想シーンと戦闘のバランスが良かった。最後のオリジナル技にまで高めたシーンと余韻、半端なかったです。三途の川のシーンも余韻が胸にきました。
最後の猗窩座戦!
途中までは、すごく楽しめていたのですが、花火のあたりと心を無にして演舞するあたりで、心に異変が、長いな。。
他の方のレビューを読んで、BGMが3つの回想シーン同じだったというのを見て、それがかなりプラスしたのやも。。と。
炭治郎の回想シーンだけでも、蜘蛛の回のとか、煉獄さん絡みのBGMなら変化したのかな?
義勇さん、無の炭治郎、すごく良い演技でした。
猗窩座はやはり悲しい鬼でした。
一本の映画としてみると、長かった、けれども面白かったです。
カナヲさん、童磨のステージに出さないで次回に持越すと、すっきりしたのやも。カラスから聞いて、揺らぐも。。。あたりで切る。
いずれにせよ、2部に期待しています。
あかざー!静まれー!と叫びながら泣いた話
鬼とか人とか、善とか悪とか
そんな単純な話じゃない、
鬼滅の素晴らしさは、ビジュアル、
圧巻の戦闘シーン、色々だけど、
なんといってもキャラクターの設定がしっかり奥深くて、シンプルなセリフが心に刺さってくるところ、ですよね?
今回の猗窩座(あかざ)のエピソードは、ただの“バカ強いバトル好き野郎”から一転。
猗窩座は人間だった時、病気の父親思いの優しい少年で、(しかも介護福祉士も真っ青な高度な介護スキル)何がなんでも大事な人を守り抜きたい、真っ直ぐすぎる愛すべき男の子だったんだ。出会いに恵まれて真っ当な道を歩み始めるも束の間、さらなる悲劇が起きる、大事な人を殺されて、それを全部自分で背負い込み、ブチギレて、ついには鬼になってしまう、
スターウォーズのアナキンがダークサイドに落ちたのはイマイチ分かりづらかったけど、
こっちはものすごいわかりやすくて、
あかざー、あかざー、静まれー、と心から彼に寄り添ってしまうのでした。
本当にやりきれない気持ちになるのだけど、
最後に、大好きな恋雪のとこに帰るんだ、
本当の拍治に帰ってゆく、
そこで、観ていた私たちも、
猗窩座自身も、救われるのでした。
この物語はここだけでも、オスカー級だと思います。そんな胸熱のストーリーが、人にも鬼にもひとつひとつある、それが鬼滅の刃の最大の魅力だと思います。
哀しき物語り
【追記②】2025.9.18
追記①で厳しい事を書いておいて恐縮なのですが、海外の鬼滅の上映状態(撮影事態良くないのですが…)を見るとライブのような異様な盛り上がりになっており、ある意味羨ましく思うのです。。
……是非、日本でもスラダン上映の時(応援上映)の様な音出しOK上映をして欲しいです‼︎ いろんな映画の楽しみ方があって良い‼︎‼︎ と、思うのです。
【レビュー】2025.7.25
IMAXで観た事も影響しているのか、冒頭の木々の間から見える空が本物を観ているようだ…。しかし視線を下に落とし木々をみるとアニメなのだ。素晴らしい表現力だ。その圧巻は無限城だ!この驚きはマトリックス以来だ!本当に無限に続く世界を見たしその世界観に圧倒された。これをアニメで表現
出来るとは!正しく日本アニメの最高峰である。此れに伴うバトルがまた凄い…。
そして猗窩座の余りにも哀しい物語り。猗窩座の最後はこの鬼滅の中でも一番悲しい最後かもしれない。己で己を攻撃し自らを滅ぼす事を選ぶ、鬼が鬼を否定したのだ。なんと哀しき物語り。
映像、音楽、ストーリー、声優、スタッフその全てが世界最高峰のレベルで融合している。その熱意たるや‼︎ "鬼滅の刃"は単なるヒーロー物では無い。敵である鬼達の心情にも常に寄り添うのだ。だから我々日本人の心に響くのだ。
【追記①】
先週公開したばかりで平日であったが、未だ未だ劇場は"鬼滅祭り"開催中で私の観た昼のIMAXの回も殆どの席が埋まり8割以上は入っていた。またポップコーン売場も長蛇の列。落ち着いて観たい方は時期を遅らせるか是非夜遅くの回をお勧めしたい。普段映画に慣れていない方々の来場がある為、お喋りやデジタル機器の発光があるので注意です。
これはもう仕方無し!
「映画」としての緩急演出の成否とか、
説明のしすぎとか、
ちょっと泣かせに来すぎとか、
いろいろと観た人から指摘されるポイントに、
私も頷きかけるものも無くはありませんが。
でももう、仕方無いんです。
これは『鬼滅の刃』最終章の第一弾なのです。
つまりこれは、映画云々じゃなくて、
『鬼滅の刃』という大きな作品の、
最後の最後に大爆発する激闘を、
ひたすらの熱情で映像化した作品なのです。
私は長年映画ファンですが、
これは『鬼滅の刃』という稀有な作品の最終章。
だからこう行くしかない、と本当に思います。
吾峠先生の描かれている通りの内容、
そしてそれを越えるアクションと画面でした。
ufotableの皆さんの渾身の技術、美術、シナリオ。
声優さんたちもよくそれに応え、
一丸となったすごい熱量でした。
原作を読んでいた身としては、
実は猗窩座の過去の話は余り好きでは無かった。
何故なら悲しすぎるので。
猗窩座があまりにもあまりにも不憫で、
そしてエピソードが悲しいので長くて、
個人的には苦手でした。
しかし今回の映画では思う以上に締まっていて、
心配する事無かったなあと。
やはり石田彰さんのあの「自分自身と戦う」名演が、
印象深かったからだと思います。
そして上弦といえば。
童磨、宮野真守さん。
原作から受けた印象から、個人的には、
もっとあくどく癖ツヨで来るのかと思ったら、
抑揚抑えめ渋めで予想外でした。
それが童磨を逆に際立たせていたと感じます。
第二章はあの人が来るのですね。
色々と楽しみお待ちしております。
アニメ至高の領域
鑑賞後はまさに疲労困憊でした。想像以上に詰め込んできたなという印象で、尺の長さをまったく感じさせず、非常に濃密で、その映像美に魅せられ、圧倒され続けた155分間でした。
一時はオワコンとも言われた『鬼滅の刃』ですが、ふたを開けてみればどの劇場もほぼ満席で、興行収入は公開4日目にして73.1億円に達し、既にいくつか興行記録を更新しています。
映画は息をのむような戦闘シーンと感動的な回想シーンの繰り返しで、戦闘シーンについてはいくつかアニオリの追加要素はあるものの、ストーリーに関しては原作にほぼ忠実で、原作を読んだ方なら次に何が起こるか、どんな台詞が来るのか、手に取るように分かったと思います。
特筆すべきはやはり無限城や戦闘シーンの描写で、期待はしていたものの、その期待を遥かに超える出来映えで、もはや異次元というか…アニメーションとして至高の領域に達しているといっても過言ではないと思います。
『無限城編 第一章』は童磨戦前半と獪岳戦、猗窩座戦が含まれ、漫画では140~157話に該当し『無限城編』全体の4割ほどの話数となっています。
かなり話を詰め込んだこともあって登場人物である胡蝶しのぶ、童磨、獪岳、猗窩座の回想シーンが多く、原作に忠実であるあまり、かなり説明的で冗長に感じる部分もあり、ここは賛否別れるところではあると思います。
ただ、この作品はそれぞれの登場人物に緻密なキャラ設定があり、ひとりひとりのキャラに、戦いへと駆り立てる非常に強い動機と背景があり、それが戦いに説得力を持たせ、キャラへの感情移入や愛着を生んでいる作品です。
人を食う鬼ですら、忌むべき存在とは言い切れない悲哀が見え隠れしていて、単なる勧善懲悪の物語にとどまらない、作品の深みに繋がっています。なので、説明的な回想シーンは本作にとって切っても切り離せないものです。
猗窩座にしても父親や恩人、恋人という大切な人を守れなかった不甲斐ない自分への強い自責の念が、強さに対する異常なまでの執着心へと繋がっているわけですが、それは猗窩座という鬼を語る上で欠かせない物語です。
ちなみに猗窩座の技はすべて彼の想い出が土台となっています。技の名前は恋雪と見に行った花火が由来であり、地面に浮かぶ術式展開の模様は恋雪の髪飾りのものであり、構えは道場で習った素流の型が原型となっています。
猗窩座にとって、師範や恋人がいかに大切な存在であったかを物語るエピソードであり、鬼滅はこうしたさりげない設定の中にも、大切な意味が込められています。
鬼滅は物語前半で張り巡らされた無数の伏線が柱稽古編以降、怒涛のように回収され、すべてがひとつの線で繋がっていくのですが、第二章以降も伊之助や継国兄弟の過去が明かされ、黒死牟と柱3人の死闘も見所になると思います。第二章の公開はおそらく来年の夏休みになると思うのですが、すでにもう待ち遠しくてたまりません。
臨場感がすごかった。ただ後半少し間延び😅
無限城に落ちていくシーンでAimerのOPをバックに柱たちや一般隊士たちが無限城を駆け抜けるシーン、鬼たちとそれぞれがぶつかり合うシーンはとても胸アツでこれからいよいよ最終決戦が始まるんだという高揚感に心踊りました。
例えるならまるでアトラクションに乗っているかのようでした。
今回、猗窩座が主役の映画だったので8割猗窩座シーンに焦点が当てられていますが胡蝶しのぶVS童磨戦や獪岳VS善逸戦もかっこよくて見ていて楽しかったです。
ただ、何よりも私の中で一番心うたれたのは、家族が爆発で亡くなってしまって間もない幼子3人(特にきりやくん)が御館様の座を引き継いで隊士たちの援護をしようと懸命に奮闘している姿です。
そして無限城を飛び交う無数のカラスくんたち。
もちろん前線で戦う柱や隊士達もすごくかっこよくて尊敬なのですが、私の中では"力を持たない者が力を持つもののために援護する"という情景に胸が熱くなり、ウルっときてしまいました。
本当に鱗滝さんが言っていたように、最終局面。
力を持たない者も全員で総力をあげて立ち向かおうとする姿にとても感動しました。
本当にかっこよかったです。
あと最後のシーンの義勇と炭治郎にそれぞれのカラスが「義勇、死ぬな〜…」「死ぬな、誕生日〜」というシーンにもウルっときてしまいました🥲
猗窩座のシーンでは、感動するのですが、やや間延びしてしまうところもあったかなという印象でした。
ただ、それ以外は魅せ方も完璧だったしすごくかっこよかったです。
PS
私はうつ症状を抱えているのでそれなりに動ける日には見に行ったものの、レイトショーにも関わらず満席だったのと、景色がグルグル動き続けることによって私は酔ってしまいました。
なのでうつ病の方や体調が悪い方は体調を万全にして行った方がいいと思います。
そして上映からしばらく日にちをおいた平日の夜をオススメします。
迫力が半端ない
涙腺が弱いので最初から最後まで泣きっぱなしでした。
思ってた以上に迫力もすごくて、特に猗窩座の出す技がめっちゃ格好良くてもっと見たかったです。透き通る世界を極めた時の炭治郎の表情も痺れました。
個人的に童磨は嫌いですが(童磨推しの方すみません)、氷を使って出す技はとても綺麗でさすが上弦の弐、強い。
縁壱推しなので早く黒死牟編が観たいです。縁壱と黒死牟(巌勝)との回想シーンがどういう風に仕上がるのか、今からとても楽しみです。
映像も声優さんも、音楽も素晴らしい
まず、無限城が映画のスクリーンではより迫力が増して圧巻の一言。
一緒に落ちたいくらいw
戦闘シーンは瞬き禁止のスピード感と美しさ。
回想シーン(特に猗窩座)は、確かに長く感じましたが、原作とおりに進めるなら致し方ないのかも。
一緒に観たダンナは原作未読だからか、
回想シーンも楽しめたし、話がより解りやすくなったと申しておりました。
獪岳戦、童磨戦も素晴らしかった。
戦闘能力としては弱いイメージだった胡蝶しのぶの技があれほどキレッキレとは。
そして彼女の怒りの感情が爆発する演技は、その凄み迫力に感動を覚えました。
善逸も義勇もまたしかり。
今までで一番カッコ良い…!震えました。
炭治郎の透き通る世界も、もはや人でなくなった?かのような炭治郎が凄かった、表情がなんともいえず良かった…。
猗窩座、童磨の声優さんも素晴らしいですし、獪岳もその性根の悪さが滲み出てました。(個人的には獪岳の生きるための信念みたいなのも全て間違ってはいないと思うが、なにしろ残念な獪岳)
回想については長いとか、戦闘シーンの緊張が細切れになるとか感想が見受けられますが、必要だからあるのであって、それがなければ、例えば猗窩座はなんで自滅してんの?とモヤモヤするでしょうし。
単なる戦闘シーンだけでなく、鬼も含めて登場人物の心情まできめ細やかに描かれてるのが鬼滅の刃の魅力のひとつと思います。
何度観ても、登場人物それぞれの心情に思いを巡らせ涙してしまいます…。
観て良かった、今日本に生まれてて良かった(おおげさ?w)
ありがたい。
とりあえず3回目を観に行きます!
良作期待は下回り
全体的には良い映画です。
アニメーション全体や音響などはさすがだと感じれます。
ただ全てのシーンの重要な点において回想シーンが入るのでテンポが悪く感じます。
漫画であれば問題なく感じる回想ですが、限られた時間の中という映画ではこの回想シーンの長さは致命的だと思います。
テンポが悪く感じるので、映画慣れしていない人達は辛く感じるかもしれません。
恐らく次の2部目は童磨と鳴女だと思いますが、これも相応に回想がしつこそうです。
誰が何と言おうとも
この映画の採点は100点です!
+加点するならば、
映像、戦闘シーン、今回活躍した登場人物、
MVP我妻善逸(仲間)、猗窩座(敵)。を加味して
+50点です!
とは言うものの、やはりこの映画の良きところは
点数で言い表せられないぐらいのありがとうが詰まっています。
映画館という密室で集中して見る機会を与えてくれて、猗窩座再来というタイトルから映画を見て終わるまでひたすら原作のどこまで進むかドキドキさせてくれて、また猗窩座戦をやりきってくれて、
何より我妻善逸の一撃を完璧に表現してくれて
ありがとう!この一言につきます!
第二章、第三章と原作をどのように再現していくのか楽しみですね!
ちょっとだけ長いと思いましたが、猗窩座戦までをまとめきった製作者さんたちに感謝であります!
次回以降も全力で作品作りに頑張って下さい。
鬼滅最高!!
散々レビューを読みました。鬼滅の大ファンです。今回は賛否両論あり悪いというかイマイチなレビューが多く、どうなんだろうって思ってました。個人の感想なので何とも言えませんが、わたし的にはとても良かったと。
映像も素晴らしかったし、とても面白かったです。制作側の…と言う方いますが、鬼滅ファンなら頷ける出来栄えなのではないでしょうか。
ただ、無限列車に比べると感動シーンが少なく涙はなかったです。お話は面白かったのですが、しのぶさんのシーンや善逸のシーンが少なくあっけなくしのぶさんが逝ってしまったのは残念。童磨、特に猗窩座と炭治郎、義勇の戦う場面はすごく良かったと思います。もう一度観ようとおもってます。結構あっという間でした。お子さん連れて行くならよく考えてからにしてくださいね。アンチコメント多いので。マナー悪いのも納得です。親の責任ですから我が子が観れる状態かの判断はしてくださいね。
早く続きが観たいです。
回想がくどい
話の構成上仕方がないのですが
戦闘→回想→戦闘→回想と
各キャラの深掘りが深い分回想が多くなってしまう
胡蝶、善逸、炭治郎とそれぞれの戦闘は素晴らしいが構成のフォーマットは同じなため
後半ぐらいになると回想が来る度にまたかと思ってしまう
漫画は自分で読むスピードが変えられるためそれでいいのだが
映画という2時間半同じ事を繰り返されると
流石にくどく感じた
今後公開予定の2章、3章もさらに回想の時間が増えると思うので
構成をもうちょっと工夫してほしい
昨今流行りの回想シーン
回想シーンについての意見が多いけど、この映画に限らず最近のバトル漫画やアニメはとりあえず新キャラをズラッと出しておいて、戦いが始まってからキャラクターを掘り下げるために過去の回想を挟むという手法が多く、後出し感が強くてどうにも疲れてしまうと思っていた。
この作品だけがそうなのではなく、業界全体がそういう流れになっていることに少し辟易する。
尺が長いのと構成がグダグダなのは原作通りでやむなし。
そして、それらを差し引いても凄まじい映画だったと思う。
個人的には日本映画史上に残る名作。
アニメの方が活かせたかも?
まず最初に良いところを述べると
・童磨としのぶさんのターン
2人の演技力は鬼滅の刃の中でもかなりのもので話に完全に入っていけたためしのぶさんの最後の感情を吐露するシーンには涙が出た。作画も最高級だし動きも欲しいところが盛られていた印象。
・冨岡さんと猗窩座の戦闘シーン
原作では炭治郎のセリフがメインで冨岡さんはコマの隅っこで戦っているだけであまり印象に残っていなかった。だが、映画にて冨岡さんの強さが際立っており、さすが柱という感想しか出てこなかった。映画で好感度が倍増したように思う。しのぶさんのシーン同様、すばらしい作画だった上に動きも派手で思わず見入ってしまった。
ここからは私的にとても残念だったこと。(個人的に、というのは抑えていてほしい。そこが良かったという人も多くいると思う)
・善逸の師匠(じいちゃん)と善逸が三途の川?で話すシーン
ここが好きなシーンだったこともあり1番残念だった。2人の会話の間に流れている音楽が音が大きい上に、少し感覚的に話なってしまうがなんだか『ここは泣くところですよね!』みたいな感じの…感動シーンだぞ〜みたい意図が見え透いたような感じになっていたように思って全く泣かなかったし少し冷めた。三途の川であり別れのシーンならもっと静けさや余韻を持った演出にして欲しかった。
あとは細々とした部分や全体の話になるのでまとめて話すが、まず鬼滅の刃は昔の日本が舞台で物語も別れの多い悲しいお話であると思っているので全体的にもう少し静かに演出して欲しかった。侘び寂びというのだろうか。(もちろん戦闘シーンは原作にない勢いや細かな動きが分かって素晴らしかったが)ずっと勢いがあるせいで緩急がなく、ずっと急であまり感動できる余裕がない…という感じだった。だがこれもあれだけの内容を三時間に詰め込んでいたので余韻を作るというのも難しいものだと思う。アニメでやった方がその辺は話数もあるし、他の方がよく挙げていた回想シーンが多すぎてうまく話に入り込めないのも途中のタイトルの部分でうまくいったのでは?とも思った。
総合的に見ると、戦闘シーン◎
感動シーン△
といった感想だった。私は感動シーンにどちらかというと重きをおいていたので少し残念だったが戦闘シーンは圧倒されるものだった。全体的な作画も声優さんの演技もどれも一級品だ。ぜひ見るべき作品だと思う。原作を見たことがない人はそちらも読むとより楽しめるためおすすめだ。
構成がひどい
本当にもったいない。
神作画に名演技、予算と労力がかかっているのはよくわかるし、原作『鬼滅の刃』も重厚なストーリーに緻密な舞台・人物設定と素晴らしい。
それだけに、このテンポ感の悪さが本当にもったいない。
体感3分切りあったら15分くらい回想が入って、3分戦闘シーン、15分回想……とほとんど会話劇だ。
あまりの歩みの遅さに、1時間半経過時点で私は席を立った。
誤解を招かないように言及するが、ストーリー自体は悪くない。
原作漫画では回想のお陰で敵も味方も奥行きがよくわかるようになっていて、読者の様々な感情を喚起した。
ちゃんと原作はすべて読んでいるので、そこはわかっている。
だが、いくらなんでも忠実に映画化しすぎる。
剣戟アクション映画を見に行って8割会話劇を見せられたら、期待外れに感じるのも無理はないと分かっていただけるだろうか。
映画と漫画では文法が異なる。
漫画の一コマは時間が止まっていて、全ての視覚情報が並列に飛び込んでくるので、剣戟の隙間の刹那に大量のセリフと思考を巡らせても不自然ではない。
だが、映像作品はそうもいかない。
視覚情報だったセリフや思考は全て音声として起こす必要があり、剣で切りつけるたった一瞬にセリフを唱えなくてはならない。
そのまま起こしたのではもっさりするのも当たり前なのだ。
そう考えると、柱稽古で圧倒的な補完をしてのけた制作陣なのか疑わしくなるほどに、「原作漫画に忠実」なのだ。
戦闘シーンも漫画で描かれているくらいで、あまり追加の表現があるように感じられなかった。
もちろん作画コストの関係が大きいのだろうが、なんだか戦闘シーンはさらさらと進め、回想シーンをじっくりやっているように感じられる。
それはなぜかと言われれば、この漫画の主人公・竈門炭治郎を登場させるには、炭治郎&義勇vs猗窩座戦まで話を進めなくてはならないからではなかろうか。
今回の映画のタイトルは『猗窩座再来』だが、件の上弦の参がスクリーンに現れたのは、劇場が暗転してから約1時間半後のこと。
広告などもあったから正確な時間はわからないが、2.5時間の作品でほぼ半分が経過するまで敵役が一切画面に映らないのだ。
さすがに無理があるのでは。
つまり、私は「映画にするなら童磨戦、カイガク戦までで作品にはなった」ものの、
①無限城編は長く、3分割以上にすると客が離れる。
②特に前半の猗窩座戦までは描写が細かく絡み合っており、下手に切るとそのたびにあらすじを挟まねばならず、さらに冗長にならざるを得ない。
③主人公人気が著しい作品で、主人公の戦闘シーンが山場にないと知られると、興行収益が見込めない。
④だが、前述の通り前半戦は複雑に戦況が絡み合っていて、猗窩座戦の前には童磨戦前半を終わらせねばならない。
これらの理由から、上映時間150分超えの長編にすることが強行されたのではないかと疑っている。
潔く、30分アニメにしておけばよかったのにとも思うが、やはりこちらも放送枠とかの問題で難しかったのではないか。
鬼滅の刃自体は悪くない。
だが、結果として壊滅的なテンポ感を神作画と名演技で誤魔化すような子供騙しに仕上がってしまったように見受けられるのは、大変残念である。
今回は『鬼滅の刃』のネームバリューに救われただろうが、第二章以降の興行収益がどうなるか。
少なくとも私はもう見に行かないだろう。
宴の時間だ
朝一かつ平日に見に行ったのであまり混んではなかったが上映後は混んでいた
ちょっと長かったかな
まあ面白かったのでよし
いやぁ~すごい下弦程度の力を持った鬼猗窩座童磨黒死牟無惨たちの鬼が出てきましたが猗窩座のシーンであんなに映像がすごいのに最終決戦(無惨との戦い)はものすごい迫力になりそう
もうアニメの次元を超えている
第二章が楽しみです
やっぱり面白い
ブームはもう落ち着いたものだと思ってましたが、かなりの勢いがありますね。アニメの再放送で熱が再燃し、観に行きましたがやはり面白かったです。
作画やアクションは文句無しに素晴らしく、悲しい過去を思い出した猗窩座が最後に起こした行動にもグッときました。
個人的には時間も全く長く感じず、見入ってしまいましたが、回想が多すぎるという意見も分かる気がしました。引っかかったのはそこだけです。
回想も上映時間も必要なもの
原作未読勢が不満を持つのはまだ分かるが、原作読んでいる人が上映時間の長さや回想について批判する理由がわからない。
上映時間が長いことは観に行く前からわかっていたはず。多少疲れるのは承知の上で観に行ったのではないのか…?2時間半座ってるのが無理なら初めから行かなきゃいいと思う。
回想シーンについては、映像になったことで確かに多少の間延び感はあったが、ストーリー上必要なので仕方ない。回想シーンを削ったらどうなるかを想像してみて欲しい。それこそ話がぶつ切りになって繋がらないだろう。回想の内容が現在の思考や行動に繋がっているのだから、必要なものだったと思う。
あっちとこっちで同時に色んな出来事が起きる無限城編、映像にするのは構成がすごく難しかったと思う。それでも猗窩座との戦いが終わってEDと、1本の映画として綺麗な終わり方にしてくれたのは本当にすごいと思う。
何度でも観に行きたいと思った。
個人的には観終わった後、「え、もう155分経った…?」となった。話に入り込んで観ていたらあまり時間の長さが嫌になることはない気がする。
全421件中、221~240件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。




