劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来のレビュー・感想・評価
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映像と音響の迫力がとにかく印象的で、シリーズの魅力がさらにパワーア...
映像と音響の迫力がとにかく印象的で、シリーズの魅力がさらにパワーアップしていました。戦闘シーンでは映像と音がしっかり噛み合っていて、劇場だからこその没入感が味わえます。
キャラクターの心情描写も丁寧で、原作ではそこまで意識していなかった感情が、映画の“間”や表情、声の芝居で一気に伝わってきました。特に猗窩座は、これまで自分が抱いていたイメージが大きく更新されるほど存在感が強く、声の表現も含めてかなり印象に残りました。
ただ、攻撃シーンで使われる水墨画タッチ(というか劇画寄りの描写)は個人的に少し苦手で、迫力はあるものの好みが分かれるかもしれません。
また、猗窩座にかなりフォーカスを当てている分、全体のテンポがやや緩く感じる部分もありました。3時間という長尺もあって、少し飽きが来るタイミングがないわけではありません。とはいえ、描こうとしているテーマやキャラクター性が強く伝わる構成ではあると思います。
細部の描き込みはさすがufotableで、「そこまでやる?」というくらい繊細で密度の高い絵が続き、こちらの集中をうまく引き戻してくれる瞬間も多かったです。
全体として、映像・音響・演出が高水準で、映画館で観る価値はしっかりある一本でした。シリーズを追ってきた人なら特に楽しめると思います。
漫画の映像化として最高の作品
本作品4度目の鑑賞でした。
何度見ても新しい発見があって楽しいです。
原作の一部分を映画化した作品なので、1本の映画としてはまとまりきっていないし、尺も長く感じました。
ただそれを差し引いても映画館で何度も観る価値のあると思います。
上映も少なくなってきましたが、機会があれば是非ラージフォーマットで見た方がいい作品です。
徹頭徹尾、手に汗握る展開
血と涙
原作既読、アニメは柱編を除き鑑賞済みです。
オープニングから無限城のアニメーション、テーマソングに圧倒されもの凄い引力で引き込まれました。
終始この引力で、ジェットコースターに乗っているかのよう。
各キャラの過去編も丁寧に描いてくださり、象徴的なのは誰もがボロボロと泣き、ボタボタと血を流しているところ。
これが、人間なのだ、と。訴えているようでもありました。
そんな脆い存在である人間が、そこに生きていることを当たり前に思ってしまう。弱い心に負け、間違い、人を傷つけてしまう。
ファンタジーですけれども、人間の心に棲む鬼と向き合う話なんですよね。
複数の闘いを休みなく鑑賞するため、終わった後は疲労感もありますが、しっかり受け止められたと思います。
ラストまで、どう繋げて結ぶか。楽しみです!!
全てが物凄いレベルの作品。魅せられました。まさにレベチ!!!
早く続きが…と言いたいところですが。。。これだけ高いクオリティを見せつけられるとそんな贅沢は到底言えなくなります。
原作は読まずアニメだけを追い、余計な情報は極力避け、ようやく本日家族で劇場にて観賞することができました。3連休の初日とは言えいまだに結構席が埋まっているのにまずは驚きました。
絵がとにかく美しい!ホント溜息が出るほどです。木々や水、花火、無限城の表現、そしてバトルシーンなど元々キレイでしたが無限列車編やそれ以降のシリーズよりもさらにレベルアップしている印象です。
激しいバトルシーンとその間に挟まれる回想シーン。うちの坊主は回想シーンが多くて逆に泣けなかったと言ってましたが、動と静のコントラスト、緊張と緩和、絶妙だと思います。
敵も味方もそれぞれのキャラが人生の岐路において誰と出逢いどんな影響を受けるかによってその後の人生が大きく変わる。考えさせられました。
しのぶさんと姉カナエさんとの絆と、上弦の弐童磨の異常性と憎たらしさ。美しく凛としていて大好きだったしのぶさんの最期があんな形になるなんて。
善逸のカッコ良さも際立っていました。兄弟子獪岳との決戦、壱ノ型しか出せなかったはずの善逸がここで快心の漆ノ型を!!!さらに師匠とのシーン泣けます。
そして娘の推し義勇サマ。柱稽古編での前フリを経て本作にて覚醒、ついに痣まで出て炭治郎との最強タッグで猗窩座に挑みます。
あの煉獄さんを倒しただけあってさすがに強くしぶとい猗窩座でしたが、狛治としてあんなにも悲しい過去があったなんて。。。煉獄さんが大好きな私にとって仇だし許せませんが、純粋に強さを求め素手で闘う猗窩座は嫌いにはなれないところはありました。
『弱さ』を徹底的に嫌っていた猗窩座自身、失くしていた記憶が蘇り大事なものを何一つ守れなかった弱い自分に最終的に止めを刺すという悲し過ぎる結末。もし無惨ではなく柱と出逢い鬼殺隊に入っていればと思うと本当に紙一重だなと。
禰豆子や伊之助の出番が凄く少なくて残念だった半面、村田サンの水の呼吸が見れたり、愈史郎がイイ味出してたりと見所は枚挙に暇がありません。
加齢による頻尿を日々感じている今日この頃、非常に危惧していたのですが、あっという間の2時間半、久々の大きなスクリーンで観る値打ちのある作品に大変満足させていただきました。
作画の暴力。映像化して大正解。
たまたま上映日に時間があったのですぐ観に行きましたが、大当たりでした。
漫画→アニメ化して成功した例はそこそこ多いと思いますが、鬼滅はその中でも上位に食い込むレベルだと思います。
戦闘描写は言わずもがな無限城を映すシーンの素晴らしい作画、これを観るだけでも価値があります。無限列車以上のクオリティです。
蟲の呼吸の追加要素、村田さんの水の呼吸、柱稽古を足した事により更に重みを増す隊士の奮闘シーン等々…改変もとても良いシナジーになってたと思います。
あとは声が乗る事によってキャラの感情が際立ちますね…これは声優に感謝。
猗窩座の最後、善逸のエピソードもとても泣けました。ありきたりなお涙頂戴とは思うんですけどね…泣かせ方が上手すぎます。
途中説明口調が多く若干テンポが悪くなるのは相変わらずですが(笑)、とても満足する作品でした。どうせまた1年以上放映すると思うので、気になった方は是非足を運んでみましょう。今までの作品を履修してからでも遅くはありません。
全てにおいて高水準ですが、テンポの悪さが気になりました。
本作はやはり、背景描写やエフェクトを含む映像美の圧倒的なクオリティが際立っています。
果てしなく続く無限城を疾走しながら、善逸・しのぶ・炭治郎&冨岡の必殺技が、それぞれの個性を生かした演出で描かれ、椎名豪さんのハードロック調の楽曲が戦闘の熱量を最大限に引き上げていました。
特に猗窩座戦は原作以上に盛り上げる演出が施され、派手なライトアップと噴水の演出が視覚的な高揚感を強烈に喚起し、テンションをぶち上げます。
冨岡と猗窩座が無限城を縦横無尽に飛び交う高速戦闘は圧巻で、まさに映画ならではの迫力でした。
ただし、猗窩座戦の後半、炭治郎が覚醒してからは少しテンポが崩れた印象です。
原作の強みは、情報の取捨選択と圧縮が驚異的に上手い点にあると思っています。
コマの見せ方、台詞とモノローグの切り替え、回想の挿入タイミングなど、伝えるべき情報を最適化しつつも読者の負荷を最小限に抑える“情報密度の高さ”こそ、鬼滅らしさの核だと思っています。
しかし映画では、全情報が圧縮されずに全て展開されるため、映像・音声の豪華さの裏で、原作特有のテンポの良さが失われているように感じられました。
原作が重視していた部分が、映画化の際に丸々削られてしまったのが気になりましたが、鬼滅の世界をより濃密に堪能できる映像体験としては非常に満足度が高いです。
完全無欠とはいえないものの、世界中の他作品と比べても極めて高水準のアニメ化であり、次の童磨戦への期待も大きく高まりました。
最高‼️4回も見た!!
日本の誇り
4回観ましたが、鑑賞する度に、日本の誇りだ…と思います。
全ての始まりである原作を生み出した吾峠先生、無限城という舞台を説得力のありすぎる映像で描いた皆様、コマとコマを繋ぐ動きを生み出したアニメーターさん、映像に寄り添い盛り立てる音楽を生み出した作曲家さん、そしてキャラクターがリアルな人物に感じられる、生きた素晴らしい声を吹き込んでくださった声優さん、物語にぴったりな歌詞と曲で彩ってくださったエメちゃんとリサちゃん、関係者の皆様と、この大作を取り纏めた監督さんに大感謝と惜しみない大きな拍手を贈りたいです。
素敵な作品を大画面&全方位包まれる音響の映画館で観られる幸せを噛み締めています。
猗窩座なんて煉獄さんの敵としか思ってなかったのに
人生で初めて映画館に同じ作品を2回観に行きました。
最初も、画、動き、声、音楽、物語が一体になったクオリティの高さに圧倒され、2時間半があっという間に過ぎ去りました。
その後、もう一度原作をじっくりと読んだら、鬼になってから人間だったときの記憶を失ったにもかかわらず、猗窩座を作り上げているのが外見から技まですべて恋雪ちゃんと師匠との思い出で構成されていて、鬼となってから弱者が嫌いなのも大事なものを何一つ守れなかった自分のことなのに、それも忘れてしまっていて、守りたかった人たちのことも忘れてしまって、すべて忘れてしまったのに、女の人はどうしても食うことができなくて…
どなたかが書いていた、目の内側の色までが恋雪ちゃんの色だというのをみて、いてもたってもいられず2回目を観に行き、1回目よりも涙を流して帰ってきました。
地上波や配信を待てないなんて本当に初めてのことで驚いています。
IMAXではこゆき、と呼ぶ声が聞こえるそうなので、地元に無いから行けませんでしたが、宮城まで足を運んででもIMAXでもう一度見ようかなと思うくらいの映画です。
日本の、いや世界のアニメ最高の画像クオリティ
とにかくオープニングのテレビシリーズからの続きの落下シーンが凄すぎた。テレビも凄かったんだが、改めてまた凄い。しかも、このクオリティの作画が最後まで続く、すんげえ金と時間かけてるのは素人にもわかる。声優陣も今のオールジャパン級の布陣。
ただ一点、難点は『おじじには長すぎる』こと(..;)、これ自体2回くらいにわけても良かったんじゃ?と思った。
『戦ってる最中に人生長めに語るな』と思っちまった。ごめん。
個人的にはラスト30分は鬼との戦いより尿意との戦いが熾烈だった。
報われないがすぎる
友達に「無限城ってマジで無限なんだ…ってなるから絶対映画館で見てほしい」と勧められたので見に行きました。
見に行きましたというか、まだやってたんだ…ってなったのと、そこそこ人入りあったのがまずびっくりしました。これ公開夏頃だったような?鬼滅の人気をここでも実感…!
A5のキービジュイラストボード、恋雪ちゃんもGETしました♡いいタイミングに行けて嬉しい!
映画前の感想が長くなりました。
しのぶVS童磨前半戦→善逸VS獪岳→炭治郎&義勇&猗窩座→カナヲVS童磨チラ見せで終了って感じだったのですが、もう何、すごいお得な三本立て。
獪岳戦、原作では普通だったのに声がついたらめっちゃ泣きました…。獪岳は生まれながらの性格上ああなんだろうけど、でも「俺だって嫌いだった」って言いながら獪岳の悪口言ってた人とボコボコに喧嘩して、「ああいうのマジでやめろ」って言われてる善逸が、もう、爺ちゃん共々報われなさすぎて。
ここもまあまず言えるのが「どうしてここまで狛治は報われないんだ」という気持ち。まあ、父のためにできることが不器用すぎたという結果というか、あんな子供が父を支えようと思うとあの時代だとああいう盗みしか出来ないよなあとも思うけど……。
見てる途中ずっと「なんで?なんでなん?なんでこんな人たちがこんなひどい目に合わなきゃいけんの??」ってボロボロ泣きました。
「病で苦しむ人間はなぜ謝るのか、手間をかけて咳の音がうるさくて働けなくて申し訳ない、自分のことは自分でしたかろうに、普通に呼吸したいだろうに、一番苦しいのは本人のはずなのに」みたいな考えの人がどうして報われない!?という非情さに打ちのめされつつも、猗窩座の名前を絶叫する無惨様に笑いました。
最後の鳴女の琵琶で無限城が変わっていくところは本当に鳥肌モノです。
無限列車編も映画館で見ましたが(アニメは未視聴)、やっぱり技のエフェクトといい鬼滅は映像ばえしますね~!
無限城編は三部作と聞いたので、しっかり最終戦まで映画でやるのかな?
とっても楽しみです!
ラストが残念
ネタバレあり。
当方、漫画は全巻持ってて複数回読んでます。
開始数分でなぜかもう泣いてる観客がいて困惑。恐らくリピート者なのだろうがそのせいで没入はできなかった。(ずっとシクシク聞こえてくる)
戦闘中に回想シーンが多いとのマイナス書き込みが多く見られたのである程度は覚悟していたが自分は気にならなかったしあって良かったとも思う。だが確かに猗窩座の回想は長いな(くどいな)とは思った。あんなに時間かけてたらとっくに再生してたような気がする。あそこはもう少しスピード感(猗窩座の焦り的な)あっても良いのではと感じた。いつまで首無しで動くんだろうと。
1番残念だったのがラストの無惨様。
RPGのラスボスじゃあるまいし『鬼狩どもを根絶やしにしてやる』なんて動けない且つ深層に隠れながら言われても小物感が増すだけ。しかも誰に向かって話してるんだよ独り言なら残念すぎだろと思わず笑ってしまった。鳴女は『お前喋るな。見つかるだろ』って呆れててもおかしくない。
あそこは閉じた眼を開眼して客に『無惨もう復活するのかやばい』と期待と恐怖を感じさせる演出の方が合ってたと思う。
LiSAさんの曲が最後流れたが良い曲なのに何だか曲が活きて無いように感じた。あまり聴こえてこない。(流れるタイミングの話かも)
自分としては観れて良かったし楽しめたのは間違いないが約3時間なのでリピートは無いかな。これが2時間以内だったらリピートしていたかもしれない。
ありがとうございました。
〜1日に1、2回だけ観ることを推奨する?傑作〜
評価難しい
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