「全てが物凄いレベルの作品。魅せられました。まさにレベチ!!!」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 コータローさんの映画レビュー(感想・評価)
全てが物凄いレベルの作品。魅せられました。まさにレベチ!!!
早く続きが…と言いたいところですが。。。これだけ高いクオリティを見せつけられるとそんな贅沢は到底言えなくなります。
原作は読まずアニメだけを追い、余計な情報は極力避け、ようやく本日家族で劇場にて観賞することができました。3連休の初日とは言えいまだに結構席が埋まっているのにまずは驚きました。
絵がとにかく美しい!ホント溜息が出るほどです。木々や水、花火、無限城の表現、そしてバトルシーンなど元々キレイでしたが無限列車編やそれ以降のシリーズよりもさらにレベルアップしている印象です。
激しいバトルシーンとその間に挟まれる回想シーン。うちの坊主は回想シーンが多くて逆に泣けなかったと言ってましたが、動と静のコントラスト、緊張と緩和、絶妙だと思います。
敵も味方もそれぞれのキャラが人生の岐路において誰と出逢いどんな影響を受けるかによってその後の人生が大きく変わる。考えさせられました。
しのぶさんと姉カナエさんとの絆と、上弦の弐童磨の異常性と憎たらしさ。美しく凛としていて大好きだったしのぶさんの最期があんな形になるなんて。
善逸のカッコ良さも際立っていました。兄弟子獪岳との決戦、壱ノ型しか出せなかったはずの善逸がここで快心の漆ノ型を!!!さらに師匠とのシーン泣けます。
そして娘の推し義勇サマ。柱稽古編での前フリを経て本作にて覚醒、ついに痣まで出て炭治郎との最強タッグで猗窩座に挑みます。
あの煉獄さんを倒しただけあってさすがに強くしぶとい猗窩座でしたが、狛治としてあんなにも悲しい過去があったなんて。。。煉獄さんが大好きな私にとって仇だし許せませんが、純粋に強さを求め素手で闘う猗窩座は嫌いにはなれないところはありました。
『弱さ』を徹底的に嫌っていた猗窩座自身、失くしていた記憶が蘇り大事なものを何一つ守れなかった弱い自分に最終的に止めを刺すという悲し過ぎる結末。もし無惨ではなく柱と出逢い鬼殺隊に入っていればと思うと本当に紙一重だなと。
禰豆子や伊之助の出番が凄く少なくて残念だった半面、村田サンの水の呼吸が見れたり、愈史郎がイイ味出してたりと見所は枚挙に暇がありません。
加齢による頻尿を日々感じている今日この頃、非常に危惧していたのですが、あっという間の2時間半、久々の大きなスクリーンで観る値打ちのある作品に大変満足させていただきました。
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