「この作品ほど評価の難しい映画はないかもしれない。」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 aossさんの映画レビュー(感想・評価)
この作品ほど評価の難しい映画はないかもしれない。
鬼滅の刃は、状況を言葉のみで説明している、回想が多いのでテンポが悪いとか国内外でよく言われている。それは私も同じ感想であると同時に、これだけ売れているのだから間違っていないのでは。特に「今の若者」にはこれが正しいのでは、と思わずにはいられなかった。公開されて一週間ほどで視聴したが、いま、かなりの時間が経ってもやはりこの結論は変わらなかった……。
どんなマイナス要素の感想を出した所で、それを全て吹き飛ばすぐらいの売上、強い若者コミュニティの形成、それは世界で繋がるほどだった。この作品は、やっぱり共鳴現象としての完璧さで成功した時代の象徴だと思う。まさに類を見ない稀有な作品……なのだが、個人的にそうは思えないから不思議だ。
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