「タイトルなし(ネタバレ)」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 たいやきさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし(ネタバレ)
原作は昔全部読んだけどかなりうろ覚え
でも予習せずに行ってよかったです
全編クライマックス映画で
盛り上がる所もとてもあり
退屈する事なく観れました
アクションシーンも凄く良かったですが、
ストーリーの展開が素晴らしいです
もう善逸のところで感動の嵐が巻き起こり、
この段階で満足感が半端じゃありません
さらにその後には猗窩座の話が待っている
原作を読んだ時はまだ小学生で、
面白かったーくらいにしか思ってなかったような記憶があるのですが
猗窩座編がこんなにも悲劇的で残酷すぎる話だとは覚えていませんでした
最初のアクションシーンでは冨岡義勇と炭治郎に感情移入させるようになってますが、
過去編を明かしてからはどちら側にも感情移入してしまう
過去を明かすのがかなり最後の方なのが
アクションの盛り上がりと、
ストーリーの感動を両立させていて素晴らしかったと感じました
過去編では猗窩座の優しさと絶望を徹底的に
描いていて観客の心を締め付けてきます
この映画は、キャラクターの心の声が所々で聴こえるのですが、
終盤、猗窩座が自分の弱さを認めるところなどでは
この心の声が生々しくて、より観客の心を締め付けています
また、3人の死の姿をみせている所も
本当なんだという絶望感を感じさせます
キャラクター達の目が大きくなったり、
小さくなったりするキャラがいました
僕は目が小さくなった時は自分の中の本当の感情を抑えてるために、闇雲に動いているのかなと思いました
最後の闘いの時、猗窩座も人間の時の優しさを抑え込んで感覚のままに闘っているのではないかと思いました
そう思ってしまい、余計に切なくなりました
(個人の考えです)
猗窩座は登場シーンや、血気術の演出、ビジュアルなど
ストーリー以外の部分にもひかれます
この映画で良いなと思った所のもう一つは、
3部作でありながら、この一作でも満足感を充分に得られること。
童磨の話は途中で終わっているけど、その他の所は最後に中途半端に上弦にあって終わりというのはなく、ちゃんと、猗窩座の感動の余韻に浸ることが出来ました
アクションシーンも鬼と鬼殺隊側の、技の色味が違く描かれていたのでどちらがどんな攻撃をしているのかが分かりやすくて、楽しめました
(余談)
善逸の師匠の所から泣かせにきてますよね
猗窩座の過去編から最後のおかえりの展開まで大号泣でした
猗窩座が鬼滅のキャラの中で1番好きかもしれないです
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