「助長が過ぎる、戦闘シーンをもっと頂戴」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 吾妻さんの映画レビュー(感想・評価)
助長が過ぎる、戦闘シーンをもっと頂戴
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良かった所は善逸周りだけ、あとは鬼側の回想が長すぎるコレに尽きる。原作は全て読破しているがその頃から鬼側の回想は要らないと思っていた。
理由は『どんな信念を持っていようが闇落ちして人殺しまくったんなら悪を貫け』と思っているからです。悪には悪の美学があるのだから散り際に少しだけ人生を悔いるのは良い、ただソレが今作は長過ぎる。途中観ていて溜息が出ました。
猗窩座編なので猗窩座の回想が特に長かったが親父が病気、息子の悪行に責任を感じて自殺、第二の家族を2人とも毒殺、と不幸なのは認めるが、炭治郎は妹以外の家族全員を殺されて妹も鬼になったけど闇落ちしてないぞ?
猗窩座が殺した隊士達それぞれにも鬼を憎む理由があって戦っているのだから、悪には悪らしく居て欲しい。
UFOテーブルご自慢の迫力のある戦闘シーンと美麗なCGシーンをスクリーンで観たくて映画館に足を運びましたが、ソレが猗窩座の回想シーンに持っていかれ少ない為、辟易しました。第二部には大いに期待しています。
早く緑壱の『お労しや兄上』のシーンをスクリーンで観たい。
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はくあさんのコメント
2025年8月16日
炭治郎と猗窩座を比べちゃなりません。
猗窩座は愛する者、守る者を卑怯な人間の手によって全て失った。
炭治郎は、無惨によって、家族を失ったが、唯妹は鬼になっても側に居た。だから妹のために鬼を倒すという心があるんです。
この違いから炭治郎と猗窩座を比べるのは立場や境遇に差があり厳しいかと思います。
また、猗窩座を勧善懲悪にするのは、鬼滅の刃のテーマ上難しかったと思います。似たような半天狗や童磨(は少し微妙かも?)等でそこはたっぷり味わうしかないですね。
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