「戦闘シーンを観るための映画」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 ツカジマさんの映画レビュー(感想・評価)
戦闘シーンを観るための映画
クリックして本文を読む
SNSで感涙したという感想が多く勝手に期待度を上げすぎてしまっていたと反省。
内容としては善逸の活躍、炭治郎義勇タッグの戦闘は胸熱。そして圧倒的な映像美は言うまでもなく。
「強さこそが正義」の対極にある「強いものが弱いものを助け繋がっていく」という信念は良かった。
ど真ん中ストレートの感動ものではなかったし、猗窩座のエピソードもそこまでのものではなかったのが正直マイナスポイント。
分かりやすくするための補完システムなのか行動、心情を全部説明しちゃうのも物語としての余白がと思ってしまっていた。
師範の喋り方も鬼側に寄って少しもっちゃりしてはいなかったか。
善逸はカラスに撃破の報告をしてもらえないのはかわいそう。あんなにかっこよかったのに…。
作品全体を通して心情を逐一入れるところは良くも悪くもエヴァンゲリオン以降の作品なんだなぁとしみじみ。
大魔王バーン以来の「すべからく」の誤用は少年ジャンプのお家芸。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。
