「期待が大きすぎたせいか…。」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 圭☆さんの映画レビュー(感想・評価)
期待が大きすぎたせいか…。
鬼殺隊が無限城に落ちていく…。ドキドキワクワクの始まりです。無限に広がる異空間。まずは胡蝶しのぶVS童磨。しのぶの毒は童磨には効かず、しのぶは童磨に吸収されてしまう。柱の死。善逸と鬼に落ちた兄弟子の獪岳との決戦!雷の呼吸壱の型最強!そしていよいよ冨岡義勇と炭治郎の前に上弦の参の猗窩座が現れる。この辺りまではスピード感もあり作画も綺麗で戦闘場面はちょこちょこ切り替わるが結構面白く見れる。鬼滅恒例の回想シーンもちょいちょいあるのでその間にトイレも行ける。
猗窩座、冨岡、炭治郎の戦闘シーンが続く。
結局、猗窩座は自分の人間の頃を思い出して、炭治郎に首を切られるが首を再生して、反撃に出ようとするが自分の首が切られた弱さを知り、自分で自分に血気術をかけ自死する。え、何それ!?って感じです。
鬼はいつも自分が人間だった頃を思い出し回想してそれが弱みになって負けるんだよね〜。
また猗窩座の過去の回想が長いのよ。ホントは幸せな人間になれたのに、それを破壊したのは鬼ではなくて人間。自暴自棄になり鬼になる。
その過去は泣けるんだけどねぇ。だから鬼の中で一番人間らしかったのは猗窩座だったのだと思う。
155分の中にたくさん詰め込みすぎですねぇ。これだったらテレビシリーズにしてもっと緻密に一つ一つの鬼達との戦闘を観たかったと思います。
見終わったあとに涙で袖がビチャビチャになるとか、必ず泣けるとか感想が多々ありましたが、私はホロっとくるシーンはあったけど泣くまではいけませんでした。先日テレビで放映された無限列車を見てまたまた煉獄さんの死ぬ場面で涙ボロボロだったのに、今回の無限城編第一部との違いは何だったのだろう??と考えております。
まぁ、無限城編は3部作ですから第3部が終わった時に答えが出るのかも知れません。
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