「劇場版でない方が見やすいかも?」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 にわかひとさんの映画レビュー(感想・評価)
劇場版でない方が見やすいかも?
どこまでをネタバレと言うのか分からないので、ネタバレありの表記にしています。
ジャンプ本誌とコミックス未読、あらすじやおおまかなストーリーは一応最後まで動画やSNS(ネタバレ含む)で理解済。アニメは初期〜遊郭編まではリアタイしていなく総集編などで視聴し、刀鍛冶の里編と柱稽古編は何とかリアタイしていた程度の人間の感想です。
鬼との戦いよりも終盤は自分がトイレとの戦い。
どうしてもソワソワしてちょっと集中して見れなくなりました。活発なお子さんやじっとしていたり、大人しくしているのが難しい小さなお子さんもしんどいと思える上映時間です。
長い。とにかく長かった…。
漫画ではどのぐらいの長さの戦闘だったのか読んでいないので分からないですが、映像で見ると戦いのシーンはちょっとくどく、尚且つちょこちょこ入るキャラの過去の振り返り場面によってテンポが悪く感じます。テレビでは最後になるにつれて鬼のバックボーンを丁寧に描いていたためゆっくりストーリーが進んでいった印象がありましたが、映画でもそれを感じ回想が多くなるにつれてもたついたように思います。自分が感じたもたつきは少なくとも2回。複数盛り込まれたエピソードの起承転結の『結』が1つの映画に何個もあれば、中だるみをしてしまうのもしかたないかもしれませんが。
うーーーん。これを3部作にしたメリットってなんですかね。無限城編というひとくくりだから短いクールで、放送時期が飛び飛びになるのはよくなかったからとか?だとしても鬼や隊員ごとにそれぞれ戦闘や回想があるのに、それを一気長時間の映画の中でやるとなるとテンポが悪くなりそうですよね。最後の第三章まで見たら評価が変わるかどうか。今作を見ただけの感想では頑張って何クールか続くアニメにして、最後の無惨戦+後日談を映画にした方が個人的には見やすくもっと面白い内容になったような気もします。
まあそれは別として、映像の綺麗さや作り込みの凄さ、音楽などは良いし話そのものは面白いのは勿論なので見て良かったと映画です。
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