劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来のレビュー・感想・評価
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懸命に闘う姿に心を打たれる
冒頭のシーンから涙腺が緩み、一気に物語に惹き込まれます
弾ける展開、放たれた先の無限城の脈打つ鼓動すら感じる。
カメラワークや発動するあらゆる動きに
目が釘付けとなり目の離せぬ3時間となりました。
エメさんの楽曲オープニングが圧巻!疾走感あふれ合いすぎて涙止まらず
梶原由記さんの音楽も素晴らしい編集で、以前からの曲も全く新しい曲に、生まれ変わっている。
とても抗えない太刀打ちできない運命に苦しめられようとも、失望せず懸命に闘う姿に心を打たれる
彼らの不滅に立ち向かう姿に、自分も再起動できると信じられるようになろうとしてます。
熱い涙が、あなたを包み込む…!!!
追記…
そうそう、善逸がせっかく勝ったのに、カラスの『上弦のロク撃破ぁぁぁあぁぁ〜!』速報が入らなかったのが草でした。。。
ヤバイ! 開始10分で泣くとこだった!
開始早々、アニメオリジナルの舞台、鬼殺隊の無数の墓のシーンから。かつて、お館様が胸に刻んだ鬼殺隊の名を唱えて祈ったその墓場に立つのは、密かに主の意志を預かった岩柱・悲鳴嶼恭平。その姿は正に、亡き鬼殺隊の墓を、その全ての意志を背負っているかのよう。お館様の最後を思えば、それだけでジワッと泣けてくる。
そして遂に無限城に突入。よくぞ映像化に実現してくれました。その光景は三次元版のマンデルブロー・フルクタルとでもいうのか、アニメ映画史上屈指であろう緻密さ、壮大さ、そして美しさ。
そこに鬼殺隊は、柱達は、炭治郎・善逸・伊之助が突入する。極めて、恋柱・甘露寺蜜璃の手を取り、護り、見事な太刀筋で鬼達をさばく蛇柱・伊黒の原作通りにして原作以上の格好良さ。ここまでで既に目頭がギンギンに熱くなってしまいました。
アニメ化として、正しく原作以上の作画とシーン運び、モーションの仕上がりに大満足。加えて、重く、心に来る、感じ入るアフレコの名演技。名優揃いの贅沢三昧。
まあ勿論、お話的には後々のストーリーは大体熟読した原作通りなのですが(ちょっとアニオリな調整がはいってますが)私が感じ入った善逸のシリアスバトル、胡蝶しのぶの死闘、猗窩座のサイドストーリーまで、映像として見れる感動。これぞアニメ化の醍醐味。まあ勿論、昔からアニメ化・実写化されることに評価がわかれることも多いのですが、私はこの出来映えに満足です。
全体的に激闘・死闘の連続なので笑えるシーンは少ないのですが、村田さんの水の呼吸にはちょっと感動。これもアニオリですよね? なんだか動きがしょっぱいのが微笑ましいw 今後も登場シーンがあるはずなので期待してます。頑張れ、村田さんw
映画館での鑑賞で、知らない人の隣に座った久々の満員御礼。しかも朝の8時から。この大ヒット振りに超絶なエネルギーを感じます。この調子でどんどん最終章まで稼ぎに稼いでw頑張ってほしい。最後の最後の私が大好きなカーテンコールまで映像化を実現して欲しい。応援してます!
(追記)
望みを果たして散る鬼達、そして、剣士達。
鬼滅の刃の開幕早々から、ずっとこの流れは変わらないと思う。鬼滅の刃の一つの主題といっても過言では無いかもしれない。鬼達の戦う相手は、むしろ鬼殺隊ではなく、己のカルマと向き合い、藻掻き、戦い続ける。認められない作家で鼓打ちの響凱とか、家族愛を求めた蜘蛛山の累とか。
それは鬼殺隊の剣士達も同じく、無限列車編で母との約束を果たした煉獄杏寿郎、そして(まだ)散ってはいないけど兄との葛藤を抱えた時透無一郎とか。
この劇場版にあたって、映像化したエピソードを目の当たりにするために鑑賞に臨んだ気がする。無論、無限城や壮絶なバトルの映像を見たいし、それらがメインの人も多いでしょう。
そして、いよいよ無限城編にいたり、今回のエピソードは、姉カナエの敵討ちが悲願の胡蝶しのぶ、鬼に落ちた兄の粛正に挑む我妻善逸、そして猗窩座と恋雪の悲劇の恋の物語。
似たようなことをどこかで書いたんですが、それぞれ今際の際で亡き想い人との思いを遂げる。まず、胡蝶しのぶの姉カナエは心優しく、体が小さくて非力の妹しのぶを思いやり、鬼殺隊を辞めなさいとまで諭そうとする。でも妹しのぶの望みは違う。意に反する。普段の和やかな面持ちとは裏腹に、その小さな体は家族を殺した鬼達への復讐の怒りに満ちている。姉カナエには戦えと云って欲しい。あなたならやれると云って欲しい。鬼殺隊を止めろだなんて、そんな言葉は聞きたくも無いだろう。
いやまあ、何が云いたいのかというと、(原作通りですが)今回の劇中で登場した厳しい面持ちの姉カナエさんは「妹しのぶさんが思い描いた夢まぼろしではないか」というのが、私の考察です。無論、そもそもフィクションの物語なんだから、黄泉路から舞い戻って励ましたと考えるのもアリでしょう。実は普段から厳しい顔で妹しのぶを叱咤していたのかもしれません。でもそれじゃあ、あの緊迫の場面で、妹しのぶさんの脳裏に現れたりするものかどうか?
だから、このシーンは好きです。好きっていうのはちょっと違うか。漫画を読んでて震え上がりました。そして切なくもありました。もしかしたら、しのぶさんが見たくても聞きたくても得られなかった、叱咤激励する姉カナエさんの姿だったのではないだろうか。
だから劇場版でも見たかった。映像として見て、その台詞を、演技を耳で聞きたかった。あえて批判するのなら、叱咤する姉カナエさんの姿、表情、その声は、子供なら震え上がって泣くほどでもよかったかもしれない。
無限列車編の煉獄杏寿郎の母上、瑠火さんもそうなんですけどね。杏寿郎さんの今際の際で最後にみた瑠火さんの笑顔。あれを杏寿郎さんは生前に見たことがあったのだろうか。
そう考えてしまうと、鬼滅の刃全編があまりに切なく、空しくなってしまう。「儂の誇り」と育手の師範から三途の河岸から太鼓判を押された我妻善逸。それもまた当人が欲しくても得られなかった夢まぼろしなのかと思うと・・・いやちょっと切なすぎる。こんな考察を抱くのは私の勝手なんですが、私は酷薄すぎるのでしょうか。
追記の前にも書きましたが、だからこそ、原作の幸せすぎるカーテンコールが楽しみで仕方がないのです。もう原作で目にしてはいるけれども、幸せいっぱいの閉幕を劇場で早く目で見たいものです。
(追記2)
原作の猗窩座が初登場して構えるシーン。無限城ではなく無限列車編です。すでに恋雪さんの「雪」の紋章を抱いていたんですよね。知らずに彼女への想いを抱きながら戦っていた訳です。
既に構想が完成されていたのかとびっくり。流石は鬼滅。拍手喝采。
にわかでも伝えたい、鬼滅の刃の奥深さ
「上映回数30回!?」
公開初日、劇場のスケジュール表を見た瞬間、思わず声が出た。
しかも、そのすべての回がほぼ満席。ポップコーン売り場には長蛇の列。
この光景、私の映画館人生でも記憶にない一大事だった🤫
そんな“社会現象”ど真ん中の映画に、軽い気持ちで便乗したにわか観客の私。
けれど、そこでまず圧倒されたのは映像のクオリティ。一枚一枚のシーンが、緻密で美しく、ただの“アニメ”というより“アート作品”のよう。
まさに“画で殴られる”とはこのことだった。
さらに、冒頭からぐっと引き込まれたのが主題歌の力。LiSA & Aimer──この鉄壁のWボーカルによるツイン主題歌が、鬼滅の世界観を確固たるものとして支えていた。
音が流れた瞬間に、スクリーンの外側まで掌握されるようなあの感覚。「これは、勝負にきている」と、冒頭10分で確信してしまった😳
ジブリを超えて興行収入No.1を叩き出した前作『無限列車編』。
その実力は、やはり“本物”だった。
そして、真の驚きは物語の深さにあった。
確かにPG12らしく、斬首や暴力描写もある。
けれど、それを超えて胸に迫ったのは──
“敵”である鬼たちの哀しみにまで丁寧に光を当てていること。
今作のメイン「猗窩座(あかざ)」は、ただの悪役ではない。
彼が失ったもの、なれなかった未来。
「鬼とは、なりたくてなった存在ではない」
その背景にある喪失と孤独に、私は思わず息を呑んだ。
それをただ憐れむのではなく、
“誰の中にもあるかもしれない闇”として受け入れる。
それでも向き合い続ける主人公たちの姿が、たまらなく切なかった…😭
そうか、これが大人たちをも虜にする理由なんだ。
勧善懲悪の単純な物語ではなく、
善と悪の「間(あわい)」にある揺らぎを描く。
そして、敵すらも「そのまま」受け入れるこの世界観は、
まるで人生の縮図のようだった。
劇場を出た瞬間、私は誰かにこの映画のことを話したくてたまらなくなっていた。
「鬼滅の刃」は、もう子どもたちのためだけの物語じゃない。
むしろ──「人生の酸いも甘いも知った大人にこそ響く物語」なのだ。
ブームから少し距離を置いて見ていたあなたへ。
「人が集まる理由」をぜひ一度、体感してみてほしい。
人気が熱狂に変わり、
熱狂が文化に変わる瞬間が、確かにここにある。
やはりこれは、ただ事ではない😎
この夏の“有事”を、見逃すなかれ!!
日本人に生まれて良かった。
かなりのプレッシャーだったと思う。
前作の劇場版は日本歴代1番の興行収入400億を超え、アニメ版であのクオリティ。
2019年から描き続けた作品のついに最終局面のストーリー。原作の発行部数は世界で2.2億冊突破ということは、それだけ多くの方が展開も知っている状態。
期待値を上げる材料はこれでもかというほど揃っている中、きっと作り手の方々たちは、その期待値に応えるために、連日心血を注いでくれていたに違いない。煉獄さんの言葉を借りるなら、心を燃やし続けながら挑み続けてくれたことが、開始5分でもうわかる。
圧巻の映像美と迫力。
声優さん一人一人が6年かけてキャラクターと共に生きてくれたからこその、演技の凄まじさ。
鳥肌が立つほどの劇伴。そして、原作をとても大切に忠実に描く再現性。
期待していたものが期待以上に返ってくる喜びと感動に震える155分だった。
映画3本分見たかのような濃厚さで、前半だけで私の体力は削られ、体の水分が涙となって消えていった。
見終わった後真っ先に思ったのが「日本人でよかった…」だった。そしたら映画館を出る際に私の前を歩いていたカップルの男性も「こういう時日本人で良かったなって思うよね」と隣の女性に同じことを言っていて、なんだか嬉しかった。
こんな風に思わせてくれる作品が見れて幸せだ!
第二章も楽しみ。
圧巻の無限城
やはり驚くべきは無限城の表現。マンガでは描き切れない、あの広大さを映像でなんとか伝えたいという意思がみなぎっていた。あの無限城の3Dだけでものすごい労力と金額がかかるだろう。しかも、ただ「やりました」というだけじゃなく、きちんと映像として意味のあるものとして扱われている。あの広大さを伝える映像があるから、鬼殺隊がどれだけ困難な戦いを強いられているのかを、映像によってダイレクトに伝えることが可能になっている。
もっとキャラクターに寄ったショット中心に構成すれば、あんなにバカでかい3Dモデル作らなくても何とかなると思うが、それじゃつまらないと思ったのだろう。結構、ロングショットを多用していて、広さを伝える多くの隊士が命をかけて戦っていることを表現していた。猗窩座のエピソードには結局泣いてしまった。
鬼殺隊の面々も鬼になった者たちも等しく理不尽な目にあっているが、ある者は鬼殺隊になり、ある者は鬼になる。出会いの偶然がそれを分かつのだとすれば、紙一重の違いしかない。哀しいほどの社会の理不尽が詰まった作品だ。
炭治郎の如く進化が加速する制作スタッフらによる、日本が誇るべきアニメーション表現で現時点最高峰の作品!
「無限列車編」(2020年10月)からわずか約4年半。ここまで作画・映像表現が進化したのかと驚かされます。
ハイクオリティーなアクションシーンも含め、作画の統一性に至るまで妥協のないこだわりが貫かれ、スタッフ陣の進化も感じるほどです。
加えて「無限城編」では、本来は固定された場が変化し続けるという極めて難易度の高い映像化も実現しています。
この4年半をかけて【上映時間155分】にも及ぶ高密度な作品を作り上げたとしても驚きですが、このスタッフは間に「遊郭編」「柱稽古編」も制作!
日本発のコンテンツでは、制作コスト的にハリウッド超大作のような潤沢な人材や機材等を使えません。ただ、そんな限られたリソース下でも世界トップクラスの成果を生み出す土壌があるのです。例えば「ゴジラ−1.0」では創意工夫によって最高峰のアカデミー賞にて視覚効果賞を受賞する快挙を果たしました。
まさに「鬼滅の刃」スタッフにおいても未踏領域に踏み込み、今なお進化を続けていることがわかる作品となっています。
圧巻の映像美
そう、私怒ってるんですよ
何故この映画の評価を★5までしかつけられないんでしょう。
公開日初日に観てから何度か覚えてないぐらい観てます。はじめて観たときから映像のクオリティに圧倒され、演出、音楽、声優さんの演技も素晴らしく映画館でこの映画を観れることに感動と幸せを覚えました。それから同じ感覚を味わいたく何度も足を運んでいます。
現時点で自分の人生の中で邦画アニメで圧倒的に一番好きな映画です。良いところは挙げたらキリがないので自分が感じる良すぎて震えるポイントを3つ書きます。
【①映像表現】
各呼吸の演出だったり、爆発の粉塵、無限城の動作奥行き表現、童磨の場所の睡蓮とか綺麗過ぎてヤバい。本当に凄すぎてアニメ製作に関わった人の過労具合が心配になるレベルでした。
【②善逸の覚醒シーン】
IMAX等の音響が良いスクリーンで見ると映像、演出、音楽で背筋がゾクゾクして幸せな体験ができます。
【③猗窩座のゴメン】
恋雪が手を差し伸べた瞬間に狛治に戻るシーン。泣かせる壮大なBGMとともに石田彰さんの演技がヤバすぎて毎回涙腺が崩壊します。このシーンほとんど漫画のシーンなぞってるんですよね。吾峠呼世晴先生は天才です。
これからも劇場で上映が終わらない限り、何度でも足を運ぶと思います。製作に関わったすべての方に感謝。
無限城すご、劇場で観てよかった
原作を読んでから観たほうが良いかも
やはり無限城となると尺が長く、また猗窩座だけでなく上弦の鬼との戦いが各地で行われるために場面転換も多いので原作で知っておかないと少し辛いかもと感じた。
いやしかし映像美は本当に凄い。
無限城は圧巻の一言。
漫画だとやや分かりにくかった猗窩座の能力なども映画スタッフによってその強さが表現されております凄かった。
とにかく鬼舞辻無惨を倒すために各自動いているので、その連帯感というか共闘感がもう凄い。
漫画も面白かったけど、映画でこの気合の入れ方になるとやはり違うものだなぁと。
もうこうなると本当に好きな無限城後半戦は楽しみで仕方ない。
黒死牟の剣技がどう表現されるかも楽しみだし、童磨なんかは泣いてしまうかもしれない。
★0(体感はマイナスがあればそちらです)
映像のクオリティが高いことは十分伝わりましたし、スタッフの皆様の労力も想像はつきます。
ただ、それを大きく上回るレベルで、セリフの冗長さとテンポの悪さが目立ち、私にとっては「退屈な時間」がほとんどでした。
映画はボランティアではなく、有料の娯楽コンテンツです。
お金と時間を払ったうえで「つまらなかった」と感じた作品に、感情移入や制作事情を割り引いて星を“おまけ”で足す義理はありません。
なお、他の方のレビューで「せめて星3つでしょう」といった“採点指導”のコメントを見かけましたが、
評価サイトは「一人ひとりの主観をそのまま出す場」であって、「作品を高評価に保つために忖度する場」ではありません。
私はこの作品をほとんど楽しめなかったので、星0です。
この映画を星5で絶賛される方の自由と、私が星0をつける自由は、何ひとつ変わるところがありません。
予習はしたほうが楽しめる映画
原作知らなくても楽しく見れると思う。
とはいえ続き物なので、これまでの話を知っていたほうが楽しめる。
あとタイトルに第一章とあるように完結しないので
スッキリはしない。
鬼滅の映画は綺麗。バトルシーンもゴチャゴチャしすぎずスッキリして見やすい。ちゃんと迫力もある。ストーリーは言わずもがな、ファンなので楽しかったです。完結編に期待。
胡蝶も素敵、猗窩座も意外と良かった
入場特典は胡蝶しのぶのイラストカードでした。「鬼滅の刃」は前回の劇場版しか観ていないので、入場特典を貰った時点では敵か味方も知らなかったのですが、前半出番が多く、なかなか素敵なキャラで良かったです。
===∞===∞===∞===∞===∞===∞
奥行きのある背景の美しさ、エフェクトも演出も最高です。
アトラクションのような迫力ある映像で引き込まれます。
声は完璧。
キャラクターデザインは、それぞれ特徴があって識別しやすく、独特なタッチで見応えがあります。
最初からクライマックスです。
胡蝶しのぶの芸術的な戦いから始まります。
善逸の戦いは記憶に残りにくいのですが凄いです。
後半は富岡義勇と炭治郎が組んで、猗窩座と戦うのですが、とことん深く丁寧に描かれています。炭治郎の回想シーンがあります。父親から教わった戦い方を使う炭治郎が、圧倒的に強い猗窩座と互角に戦いだすところが、ムネアツです。
===∞===∞===∞===∞===∞===∞
とても良かったです。
回想シーンの中で、ほんのり恋愛要素もあり楽しめます。
無限城の地図を描き続ける人達もいて面白い世界観でした。
私たちはどう生きるのか?
圧倒的な映像美!
広大に広がる無限城をアトラクションに乗っているかのように縦横無尽に動き回るカメラワーク。
美しい作画・色彩の舞台の中、キャラクターが動いているだけで芸術的。
初めの数分でグッと作品の中に惹き込まれた。
海外にも誇れる文句なしの5点評価。
あと2,3回は映画館で観られるといいな。特典がしのぶさんだったのもとても嬉しい◎
戦闘ごとの感想
胡蝶さんVS童磨
姉の仇である童磨に対して、感情を表に出して全力で戦っている。だけどまったく太刀打ちできない。
身体がボロボロになり、鬼と人間の力の差に打ちのめされてしまう。
そんな時に姉との回想シーン、、
「関係ありません 立ちなさい 蟲柱胡蝶しのぶ 倒すと決めたなら倒しなさい。
勝つと決めたなら勝ちなさい どんな犠牲を払ってでも勝つ」
力強い言葉。自分の決めたことをやり通すという強い信念。
それを命の尽きる最後まで貫き通したしのぶさんに抑えきれないほど胸が熱くなった。
炭治郎との回想シーンで、
ポーカーフェイスのしのぶさんに対して、「怒ってますか?」と言い当てた炭治郎。
姉や自分の家族、大切な継子たちを鬼に殺されたしのぶさん。
心の中でふつふつと怒りを抱え持ちながらも、腐らずに前を向き生き続けてきた。
そんなしのぶさんのことが大好きになってしまった。
そんな胡蝶姉妹を殺めた童磨は憎いか?と言われると、しかしそこまで憎めない。
物腰柔らかく、飄々として、優雅な立ち振る舞いが大変魅力的。
武器にしている黄金色の2つの扇子がとてもセンスがいい。(ダジャレではないです)
誰もが自分で生まれることを選べない。
勝手に産み育てられる。自分の内面も外見も知能なんかもある程度遺伝で決まってしまう。
生まれか育ちか問題で、どちらも大切だという科学的な研究結果は出ている。
だから遺伝や生まれのせいだけにしてはいけないとは思うけど、
生まれの部分はとても大きな割合を占めるな、としみじみと感じてしまう。
まとめとして
キャラクター達が成長していく中で自分の信念信条を形成していく。
それを死ぬまで貫き通している姿がとてもカッコよく、
自分がこれからどう生きていくのか立派なお手本を見ることができた。
しのぶさんにまた会いたい、、。
アニメ作品としては良い
漫画のアニメ化、という視点では大変素晴らしい出来だと思う。映像美は言うまでもなく最高。
これは好みの問題だが以下の2点が凄く気になった。
1.戦闘シーンについて、メイン部分以外が殆ど記憶に残らなかった。情報過多が過ぎたのかも。美しくはあったが「見やすさ」は無かった印象。理解力不足だと思いたいが何をやってるか分からない箇所があった。そういう演出なのかもだけど長時間の作品なのであればそういうモヤモヤは減らして欲しかったなぁ。
2.回想シーンのテンポ感
回想シーンの多さというよりテンポ感。あくまで自分は、でしかないので自身の責任も大いにあるが集中力が途中で切れた。回想シーンの数やタイミングは良かった(そもそも原作ありきですので)かもしれないが内容をもう少しスマートに、テンポよくやってくれた方が好みだなという感想。全然泣いたけど映画としてテンポが良かったかと聞かれるとそうでもないという感想。アニメで数話に分けてとかだったら感想変わったのかもなぁ。
サブスクで観られるようになったら改めてしっかり観たい。
布石の回収が心地よい
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