「「本物以上」って“本物”か?」本心 uzさんの映画レビュー(感想・評価)
「本物以上」って“本物”か?
本題と思われていた母の本心を置き去りに、要素が渋滞していた印象。
まず岸谷の存在が序盤は便利で後半は不要。
朔也に執着する理由も、野崎など多方面へのコネクションを作った経緯も不明。
野崎の娘との関係とか、“ヤバい仕事”に関わって意図しないテロを起こす話とか、必要ですかね。
格差社会を強調したいにしろ、彼の話が独立し過ぎてた。
三好とのラブコメ(?)パートはいいのだが、最後まで朔也が煮えきらないのでスッキリしない。
「直接会うのは…」と言って謎の低レベル空間で対話したのに、いきなり同居するのも意味分からんし。
そして、『愛に乱暴』よりは大分ありがたいものの意義をまったく感じないトップレス…
そもそもリアルアバターって、味も匂いも感触も伝わらないのにそんな需要ある?
家事代行とか便利屋レベルのことばかりで、海が見たいとか知人に頼めば済むことでしょ。
VFにしても、いくら学習したところで“本物”になれるとは、自分は到底思えない。
朔也の出生の秘密も三好が知ってただけだし、自死制度の設定も意味あったかな。
大体日記なんていう最重要情報を何故入れてない?
何より、母といい岸谷のボスといい、VFがネットに干渉できるのは問題がありすぎる。
池松くんの不器用な男はテッパンで素晴らしい。
田中裕子の絶妙なAIっぽさや三吉彩花の微妙な揺らぎ、ちょい役の綾野剛まで演技は最高でした。
そのぶん設定と脚本が練りきれてなかったかなぁ。
一年で激変しすぎなのは目を瞑るとしても、2026年設定はいじった方がよかったのでは…
コメントありがとうございました。原作では、近未来のリアルアバターは高校中退でちゃんと職に就けない主人公がやる底辺に近い労働という扱いなので、石井監督としてはそれが現代のウーバーだという思考・イメージなのでしょうね…
こんばんは。
コメントありがとうございます。
個人的にuzさんの辛口レビューが好きなのでプププ♪
謎の低レベル空間ww
「愛に乱暴」よりは大分ありがたいもののww
300万円もかけてVF母さん作るより、残された日記を読んだ方が絶対"本心"を知れたはず。。
この座組であの予告、タイトル
ばばん!!「本心」と来たら傑作を期待しちゃってましたよぉ〜
& かばこさんのイフィーへの解釈が素晴らしい!↓↓
私もそう思ったし、こいつ嫌な奴だなって感じましたw
頂いたコメントにも共感します。うん。人間の心を再現出来るわけがないですね。
「ホンモノ以上」は本物ではないですよね
愛の告白するなら、そこは対面で本人がやろうよ、と思いました。
というか、イフィーは朔也に代行させることで自分への忠誠をためしつつ、彩花からの朔也への思いも切るつもりだったのかも、と思いました
イイねありがとうございました。私は1万年後も AIが心を作るのは不可能だと思いました 😊
今のAIも言うほどすごく無い。ような気が・・・おバカかと。AI🟰おバカ と思ってます。