オアシスのレビュー・感想・評価
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ヤクザの親分が若造とタイマン???
幼なじみで青春時代をともに過ごした富井ヒロト(清水尋也)と金森(高杉宇宙)は、幼なじみの紅花(伊藤万理華)の母親が殺された事件を目撃した事で付き合いが無くなった。数年後、暴力団・菅原組の構成員となった富井は組長に認められるまでになっていた。一方、金森は犯罪組織でケンカや裏家業に明け暮れており、菅原組もうかつに手を出せないほどになっていた。つまり、かつては親友だった富井と金森は、現在は一触即発の敵対関係となっていた。そんな時、金森の弟分が富井の組長の息子の横暴に我慢の限界から単独で乗りこみ息子を刺し怪我をさせてしまった。呼び出された金森は目の前で子分の首を切られ殺された。そこへヒロトが駆けつけ、さてどうなる、という話。
アクションは多いが、そのアクションの未熟さをバンドカメラで,ブレブレに撮って誤魔化してるようにしか見えなかった。
ヤクザの親分が若造とタイマンするか?そこも有りえない、って観てた。全体的に脚本が薄っぺらい印象。
何で紅花が記憶喪失になってるのかと思ってたが、あんな現場に遭遇したら忘れたくもなるだろうと、納得した。
緊張感あったし、伊藤万理華は魅力的だったから、もう少し何とかすれば面白い作品になりそうだったのに、残念だった。
ヤクザ映画×青春映画
うねりのカメラが撮った、若さのせつなさ
つらい過去の思い出を共有し、今はアウトローの世界に身をおく幼馴染みの男子二人(清水尋也、高杉真宙)と女子一人が、やくざの抗争に巻き込まれ、闘い、逃げる。
ヤクザ映画かと思いきや、青春、友情、恋?みたいな話へと展開し、三人の秘密基地での「ザ・青春」的なひとときがあり、ここからどうするんだ?と思っていると、なんとヤクザ映画に戻っていく。結末は意味不明。最後に運んでくるアレは超ド級の悪趣味としか思えない。
しかし。3人の若者は、凶暴さの裏に、互いへの思いやリアルに息づく思い出を大切にもっている。決して枯れてはいない、みずみずしい思いだ。そして未熟で無鉄砲のくせに、いやだからこそ、救いがたく甘い。だから見ていてせつない。
若さのせつなさを描くのが「青春映画」であるならば、この映画はまさにそうだといえる。上に書いたように、とっちらかってはいるけれど。
それより、カメラ(池田直矢)がいい。もう縦横無尽、好き放題に撮ったのでは?たとえばオープニング、清水尋也が夜の繁華街を歩いていくのを撮り続ける長いカットは、清水の周りをぐるんぐるん周りながら撮ってるような感じ。これで演技続けるの大変だろなと思ってしまったぐらいの、70年代ハードロックのギター(ぐいーーーーん!)みたいなうねりとリズムのある映像だ。役者の表情もしっかり刻印されている。高杉真宙の、すべて諦めた結果妙に明るい、みたいな顔。短時間でも強いインパクトを残した松浦慎一郎、津田寛治の顔。
基本、グロそうな映画は見ないので今回も迷ったが、見てよかった。
ストーリーは無くていい
ビジュアルが素晴らしい!
最近の映画のジャケ写はゴチャついてるが、これは3人しか写っておらずデザインが美しい。ブルーの色味と赤、俳優がピカイチ。
内容も清水尋也が無口でどこか色香がある。クライマックスでは一瞬、松田優作にも見えた。監督さんはよく見つけたな。
女優さんが小倉あんトーストを頬張る時の音がすっごい美味しそうに聞こえた。
シンプルイズベスト。
終盤雑すぎる
反社と煙草とカフェオレと小倉トースト
2024年映画館鑑賞111作品目
11月29日(金)イオンシネマ石巻
ハッピーナイト1300円
岩屋拓郎初監督作品初脚本作品
助監督を務めていた岩屋氏の脚本が高く評価されついでに監督デビュー
デビュー作がヤクザものとは随分と安易な
反社系青春映画
舞台は名古屋
粗筋
菅原組の縄張りで勝手にシャブを売っている半グレ組織
組長の方針でシャブは御法度
菅原組の構成員の富井ヒロトは客のふりをして売人を懲らしめてしまう
対立する菅原組と半グレ組織
半グレ組織のメンバーにはヒロトの幼馴染の金森マサトがいた
二人は10代の頃に幼馴染の紅花が住むアパートに寄った際に外で紅花の母親が菅原組組長の息子のタケルに殺される場面に遭遇する
タケルに立ち向かったヒロトだったが勝てるわけがなく組長の計らいで組の構成員になるハメに
その場を逃げたマサトはヒロトと疎遠になりやがて半グレ組織のメンバーになった
紅花は母親が殺されたショックなのか記憶障害になりレストランで働き始めやがてタケルがバックにいるクラブのホステスになった
そんなある日によっぽどに気に食わなかったのか半グレ組織のメンバーでまだ10代の三井が勝手にタケルを刺して怪我をさせてしまった
詫びを入れにいったマサトは子分になったらチャラにしてやるとの誘いを笑って断りその場で三井は殺されてしまう
興奮したタケルは紅花をレイプしようとしたがその彼女にあっさりと刺殺されてしまう
三人は菅原組から追われる立場になってしまう
記憶障害の設定は必要性を感じなかった
廃屋でのひと時から急にダルい感じになり話のテンポが悪くなった
インターミッションではないがある意味それに近い感じさえした緊張と緩和
彼ら三人の青春を取り戻すには必要だったのかもしれない
ヤクザ映画としては珍しく発砲シーンがない
予算が足りなかったのか
警察組織が登場しないためか薄っぺらい
今の時代の映画に顔つきだけで恐怖を誘うような成田三樹夫とか志賀勝とか汐路章とか潮健児のような俳優は存在しない
狂気に満ちた菅貫太郎も良かったな
70を過ぎたばかりでまだまだ頑張ってほしいが丹古母鬼馬二も最近は見かけなくなった
物足りない
生まれ育った時代が違いすぎる
いまどきプロ野球で若いのにヤバすぎるオッサンのような出立ちの森本潔みたいな選手はいない
菅原組の重要人物が悉く思いほか弱かった
木村の娘は鼻輪をつけているが意外とかなり強すぎた
興醒めした
三人はどうやら助かったようだがこの先どうなるのか誰もわからない
犬咲らに追いかけられ雑居ビルを逃げるシーンと
廃屋に向かう雑草生い茂る金網と金網に挟まれた歩行者専用通路のシーンが良かった
あの道は20数年前度々利用した志村坂下から浮間舟渡駅に抜ける抜け道を思い出したが今はどうなっているか自分は知らない
可でも不可でもなく
迷ったがデビュー作としてはまずまず
次回作に期待したいが今度はヤクザ映画ではなくて学園コメディーとか時代劇とかもっと娯楽性が高い作品に挑戦してほしい
配役
菅原組の構成員の富井ヒロトに清水尋也
ヒロトの子供時代に深澤幸也
富井の幼馴染で半グレのメンバーの金森マサトに高杉真宙
マサトの子供時代に永原諒人
富井の幼馴染でホステスとして働いている記憶障害の紅花に伊藤万理華
紅花の子供時代に美音
半グレ組織のボスの木村に松浦慎一郎
木村の娘のアンナに杏花
木村の手下の三井に林裕太
菅原組の組長に小木茂光
組長の息子の菅原タケルに青柳翔
菅原組の幹部の犬咲に津田寛治
菅原組の構成員でヒロトの兄貴分の若杉に窪塚俊介
紅花の母に新井郁
半グレメンバーに所属するシャブの売人に香川幸允
半グレメンバーに所属するシャブの売人に遠藤健慎
半グレメンバーに田中爽一郎
半グレメンバーに佐野寛大
半グレメンバーに村田凪
菅原組の構成員に永田祐己
菅原組の構成員に光永聖
菅原組の構成員に山口雅也
菅原組の構成員に阿曽将成
馬鹿息子
引き返せない
み、みついよ。
同じシマで覇権を争っているヤクザと半グレ集団。今は別々の立場の幼馴染み3人がある小競合いが発端の血生臭い抗争に絡んでゆくってストーリー。いや、いや、登場人物全員が究極のもらい事故なんよ。悪いのは三井くんやろ。あんな言う事聞かん血の気しかない若造の暴走に巻き込まれて、いくら反社と言えど余りにも不憫展開過ぎる。あとタケルなんぼなんでも食べ方きちゃな過ぎる。
ツッコミどころ満載で最後は戦国時代みたいなノリでオチとなります。鼻輪姉さん強っ!まぁでも首獲れば勝ちなんでね、はい。3人に関してはこの先どうしようもないので警察行ってください。それでせめてくれはは守れるでしょう。そもそも完全に被害者なんで。
キャスティングはめちゃくちゃ良くて、特に高杉真宙には正直びっくりした。失礼ながらあまり演技上手いイメージなかったけど、ほんまに良かった。首のタトゥーがイキりキャラみたいになっちゃってあれはいらんかったけど、ヒロトとくれはがいちゃこらしてる時、空気読んでるのほっこりしたで。
これは煙草を吸う時の手と横顔の美しさを愛でる映画かも知れない
真っ当な道から逸れたヤクザと半グレが
ホントに欲しいもの
大事なものは何か!?みたいな
バイオレンス青春映画
紙たばことバーボン的なアルコール
クスリも覚醒剤に拳銃はなぜかリボルバー
殴り合いにナイフと包丁
オールドメディアすぎ笑
明日のことなんか分からないし考えない
シンプルに生きるとか
楽しいことして生きるとか
掠ってても刺さりはしない
若者特有の青臭さがたっぷりの青春群像が面白い
たばこ吸う姿も全員上手かったり下手だったりするので
撮影期間は結構長かったのかも
清水尋也のヒロト
高杉真宙の金森
伊藤万理華の紅花
なかなか面白い座組で最後まで楽しめる
記憶は?とか
鼻ピ強すぎだろ!とか
首取られてるやんwとか
ツッコミどころ満載
感想戦まで楽しめます。
追記
清水尋也好きな俳優さんだったのに逮捕は残念
サブスクからも消えちゃうかもね
おや、生首…
欲しいもの
バイオレンスだけじゃない
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