「若さほとばしるファンタジー任侠バイオレンス」オアシス ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
若さほとばしるファンタジー任侠バイオレンス
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清水尋也、高杉真宙、伊藤万理華、この3人の演技を見られるだけで楽しいです。
ストーリーや演出は微妙〜なんですよねー。
前半は面白くなりそうだな〜と期待感いっぱいだったのですが、
後半がかなりファンタジーです。
主なファンタジー要素
・隠れ家にいるにはいるけど見つからない(見つからないんかいっ!!)
・隠れ家から出る(逃げないんかいっ!!)
・銃で撃たれない(銃がつかわれない・・・鉄砲伝来前なのかいっ!!)
・組長と取っ組み合い肉弾戦&諦めて死んじゃう組長
・杏花(きょうか)演じるアンナが実はサイコパスシリアルキラー、首持って歩いていますから(笑)
結局3人揃って生き残ってハッピーエンド。
まあやっぱり3人で隠れ家で過ごした時間が、主人公ヒロトに大切なのはこの2人であることを
気づかせた、組長に言われていた「欲しいものはなんだ!?」という問いへの答えなのだと思いました。
それが本作の伝えたかったことだと思いますが、この設定である必要があったのかは疑問です。
なぜなら色々無理が生じているからなんですが、まあ、こういう作品にしたかったんでしょうね。
清水尋也の清々しいまでの只者ではない感、高杉真宙の軽妙な感じ(大河ドラマ「光る君へ」を彷彿とさせました)、
伊藤万理華のちょっとやさぐれた感じ、若い俳優たちの演技が良かったので、私的には及第点の作品です。
宮崎では最もちっちゃいシアター(18人くらい収容)が、ほぼほぼ埋まっていましたので、
この調子だとそこそこ大きめのシアターへ変更し、集客するかもです。
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