「【裏社会で、過去の哀しき出来事の傷を抱えながら、未来が見えない絶望の中、微かな幸福を味わう幼馴染の男女三人の切ない姿を描いたバイオレンス青春物語。】」オアシス NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【裏社会で、過去の哀しき出来事の傷を抱えながら、未来が見えない絶望の中、微かな幸福を味わう幼馴染の男女三人の切ない姿を描いたバイオレンス青春物語。】
<2024年11月17日 敢えて、追記します。
今週、私が観賞した全ての映画の評点を鑑みて、2.5から3.0に変更させて頂きます。言い訳になりますが、地元が舞台だったのでキビシクなってしまいました。特に喫煙後に煙草を路上に投げ捨てるシーンが多用されていた事に、反応してしまいました。申し訳ございません。
尚、昨日投稿した下記、拙レビューの内容は、一切変えておりません。>
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◼️名古屋の敵対する、二つのヤクザ組織の構成員の富井(清水尋也)と、金森(高杉真宙)。ある抗争から、幼馴染の二人は同じく幼馴染で記憶障害のある紅花(伊藤万理華)は、一時的に一緒に"オアシス"に逃げる。
◆感想<Caution!内容に触れています!>
・前半の舞台は、私が良く行く名古屋のミニシアター付近で、”あらま!”と思いながら観賞。
・だが、演出やストーリー展開がなあ。今時、ヤクザ感を出す為に、タバコを吹かすシーンを多用する演出は、古くないかな。
ストーリー展開も、ヤクザの抗争の中、昔の友情を思い出すと言う感じなんだけど、ウームって感じ何だよなあ。
・フライヤーには、"やるせなさと熱さが迸る"って記載されているんだけど、そこは清水尋也さんと高杉真宙さんが過去の確執を持ちながら、乗り越えて行く姿を上手く演じていたかな。
・富井と、ヤクザの親分のバカ息子の殺害に関わった金森と紅花が隠れ家で、一時的に隠れた家での一時の幸福のシーンは、ナカナカだったよ。
・そして、三人が絶対絶命のピンチを乗り越え、車に一緒に乗る姿も微かな希望を感じさせるのである。
<今作品の岩屋監督は、愛知県出身だし、今作品が初監督だそうなので、キビシイ事を書いたけれども、頑張って新作を製作して欲しいな。じゃーね。>