今年276本目(合計1,368本目/今月(2024年8月度)1本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
(前の作品 「このろくでもない世界で」→この作品「仕置人DJ」→次の作品「」)
何だかんだいって、インド映画枠は久しぶりの気がします。
インドにもこのサイトのような合法の評価サイトはあって、日本よりも概して長く(5分くらい)予告がみられますが、そちらでは、クリケット(インドの国技)の選手が冒頭に登場して「タバコはやめましょう」みたいな警告表示が何回も出ます。こちら、日本語版ではなぜかクリシュナ(女神)が突如表示されるだけ(タバコうんぬんの話は出ない)。
インド映画といえば大ヒットしたRRRがやはり印象に残るかなといったところですが、この映画は展開がわかりやすい点、わかりにくい点いくつかあります。展開があっちこっち飛ばないように配慮がある点は良かった点ですが、特に男性陣(主人公含む)が似たり寄ったりの顔つきなので最初は見分けがつきにくいです。なお、インド映画あるあるの途中で「インターバル」と出ますが途中休憩はありませんでした(2時間40分ほどですし)。
RRRほどの大ヒットではないにせよインド映画あるあるのシーンは多いし、インドの歴史に関して(特に古代王朝など)に通じていると有利かなと思えるシーンはあります。ただなくても十分楽しめる範囲です。
日本ではPG12の扱いですが、たばこに関するシーン(この点後述)、相手を刺したりというシーン(日本版では(インド版は不明)、この部分はうっすらモザイクがかかっている)などが絡んだのではないかなと思います。
いい意味でインド映画のあるあるをよく全部取り込んだ映画なのでおすすめといったところです。2時間40分とインド映画の3時間を若干切るとはいえ3時間級はきついといったところですが…。
採点に関しては以下を考慮しています。
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(減点0.2/左下の謎の警告表示がまるで読めない)
上記のように日本公開版では、インド映画オリジナルの警告表示(クリケットの選手が最初に出てきてタバコはやめましょうとか何とか)はない代わりに、原作フィルム通りに左下にどんどん出てくるのですが、テアトル梅田(旧シネリーブル梅田)自体がミニシアターであること以前に、この映画の舞台が海に面した地域なのか、背景が海になっているシーンが多々あるため、その部分と同化して、例のお得意の(?)警告表示が読めないシーンがあります(個数を全部数えるだけでも面白そう←何が?)。
かつ、ほぼ出たと思われるのはアルコールシーンのようで(タバコシーンは見た限り見当たらず)、一方で「誰それを抹殺しろ」だの違法性が強いところはでは出てこないのもある意味謎で、まぁインド映画あるあるではありましょうが、左下が同化して読めない結果、左下が事実上何か「抜け抜けになっていてフィルムバグかと思えるような部分があります。
ただこれに関しては背景が海(プール)であるなど仕方がない部分もあり、まぁ採点としては指摘はしますが、インド映画のだいご味(と思うのは私だけか)ではありましょうし、採点上も考慮はしています。
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