怪盗クイーンの優雅な休暇(バカンス)のレビュー・感想・評価
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自分の人生を選ぶということ
誰もが自分の人生に疑問を持ったり、虚しさを感じる瞬間があったりすると思います。そんな時憂鬱な気分を吹き飛ばす、鮮やかな盗みを魅せてくれるのが怪盗クイーンなのです。豪華客船で休暇をとろうとするクイーンと暗殺者集団の初楼の戦いは最初から最後まで多彩で迫力満点です。一方グーコ王国のお姫様であるイルマ嬢は、自国の宝石を取り戻すため客船に乗り込み、怪盗として奮闘します。彼女がクイーンの助言とジョーカーの助けによってみるみる成長していく姿が印象的です。
イルマ姫を狙うグーコの竜の正体は誰なのか。クイーンは無事に宝石を盗み出せるのか…?
これから自分の人生を切り開いていく子どもたちに観てほしい映画です。
児童文学だからってよ
お約束とご都合に頼りすぎじゃないかい。
原作も前作も知らない人間がただ加藤和樹を目当てに行ったのも悪かったけどさ……
予告タイムにルパン三世が同じ怪盗物として出ていたおかげで、諸所比較してしまってアカンかった。児童文学だからってリアリティがなさすぎるのはアカンと思う。何故ならそれを読んでた子供が本格小説に入った時に「あれは子供騙しだった」と思われてしまうから。
ルパン三世も怪盗ツール、スパイツールにオーバー科学はたまにある。科学はいずれ時代が追いつくが、制度、法律、社会状況には説明が必要なのだ。だから怪盗物はそういうのを説明するために表向きの顔(貴族とか資産家とかご隠居とか)を用意するんだよな。今飛行船で領土領海上を飛んだら、一瞬で撃ち落とされるからな。用意されてるのかな……
以下心中突っ込んでたところ
・怪盗→普段はあんまり声優しない人だよねっていう違和感。共感性羞恥の塊。寝汚いのはどういうキャラ付け?
・加藤和樹→声が良い。ギリギリ筋トレを見て「太陽を盗んだ男」を久しぶりに思い出した。
・AI君→何で指6本なの? 言われてから調べますじゃなくない? 世界一のAIならレスポンスは一瞬だし何ならもう調べてあるんだよ。処理おせーよ。
・王女→君は役者じゃないねっていう違和感。小国だとしても王位継承権1位にエージェント2人はないだろ。実は暗殺望まれてそう。国連加盟してなさそう。
・サッチモ→業種何? そのキャッチコピーでよく顧客付いたな。
・探偵組→爺がロリコンじゃないことは分かったが、わかめちゃんカットちゃんの生育環境が心配になった。
・外郎→チーム名が家族を人質に取られているとしか思えない。もしくは全員泥酔してアカウント登録(後で変更できない)したとしか思えない。
・ワイン→ワインの扱いがなってないのにワイン好きは無理がある。飛行船みたいな振動の多い床に置くなよ。寄越せ。俺が飲む。
・錨→その安全対策で豪華客船を名乗るな。
・MIT→怒られない?
えっ、なんでそんなに評価高いの?
原作ファンとしては良作だと思います
【原作ファンとしては楽しい】
90分という短い尺のなかで、分厚い原作をできるだけなぞろうとしているアニメ化。
大好きな物語とキャラクターがアニメになって映画館のスクリーンで動いている。それだけでオタクとしてはめちゃくちゃ楽しいです。
イルマ姫のCVは観るまで想像がつきませんでしたが、年相応の女の子らしさと王族としての威厳が感じられてよかったです。洋画の吹き替えのような雰囲気があったと思います。
個人的に良かったシーンは、カクテルに映り込む瞳の表現と、終盤の「your highness」。誇り高き女王として生きることを決めた姫君への餞の言葉としてめちゃくちゃ良かったです。
【映画好きとして見ると惜しいかも】
映画単体としては薄味。「面白かったら原作も併せて読んでください」って言ってしまいがち。
原作を読んだことがある人と、原作に興味がある人には勧めやすいです。(もちろん原作を知らなくても楽しめます)
映画化の良いところって話題性と口コミで伸びた時の爆発力にあると思うんですけど、映画単体でそういう盛り上がりが期待できるパワーはちょっと足りない気がします。
原作の作風とはまた違って、映画としてはいい感じ!
原作は児童書なので、過度な流血やグロテスクなシーンがなく、終わり方がさっぱりしているので上演後に気分が落ち込むことがありません。まさに「優雅な休暇」!レギュラーメンバーのクイーン、ジョーカー、RDの安定感は言うまでもありませんが、イルマ姫役のCocomiさんがいい味を出しています。将来のことを考えては責任感を感じている、等身大のお姫様という感じが存分に出ていて、良い演技だと思います。特に、ドラゴンの正体が出てからの演技には目を瞠るものがあり素晴らしかったです。
(尺のためでしょうか、)原作をスピーディーに展開させているので、やや説明不足の点も否めませんが、それを逆手に取ってストレス無くサクサク進む映画となっており、前情報無しでも十分に楽しめるかと思います。
童心に戻って、どんな不可能な犯行も華麗に行う怪盗と、優雅な休暇を楽しみませんか?
姫がとにかく可愛い!!!
たまにはこういうのもいいかと
事前情報は仕入れずにたまにはよく知らないアニメでも見るかという感じで見てみました。
思えば去年も今ぐらいの時期にあまり有名ではないアニメ(一般的にはね)を何本か見ていて「きみの色」とか「トラペジウム」とかは良かったので今年もそういうのに出会えればなという期待も込めて。
見終わってからWikiで調べてみたら主人公クイーンは性別年齢国籍も不明という設定なのですね。女性と思って見てましたが。
ただ声優が元タカラジェンヌの大和悠河さんなのでそういう目でみても全く違和感がないので良かったですね。
アニメとして見るならキャラの動きとかに陳腐さ感じるところも多々ありました。
製作費安いのかなあとか。
ストーリー的には単純で捻りもないですがその分爽快でストレスも感じないでみることが出来たかな。
映画としてはどうだろうか。
テレビアニメのシリーズものとして見るなら十分の出来とは思いますが。
単純明快なアニメ
子供の頃、今から40年くらい前はこのくらい単純明快なアニメが多かったと思う。
最近はやたらと考察なんて物や、日常系のアニメやらであまり夢のない物が増えすぎてるような気がしますね。子供向きではない作品が多い。
その点、今作品は素直にマンガを観てる気分になれます。
アニメと言うよりテレビマンガ。
今のアニメを見慣れてる人には荒や突っ込みどころが多々見えるでしょうけど。
作品の構成なんかは、このアニメがテレビで放映されてる物の劇場用スペシャルのような感じなので原作をよく読まれてる方には話に入りやすいでしょう。
私は原作知らないで観たのですが、素直に楽しめました。
怪盗クィーンは凛々しいですけど、なんだか可愛くも見えます。
𝕻𝖗𝖎𝖓𝖈𝖊𝖘𝖘の矜持を感じた💎
Youtubeで予告やアフレコ風景を観て、キャラクターのやり取りが楽しそうなので、観に行きました。ストーリー展開は、何か独特のノリがある様に感じました。劇場用アニメーションとしては、キャラクターの動きが物足りないです。クイーンは最初にサッチモに見付かり、刺客にも次々に見付かっているのに船内の警戒レベルが上がらず、船室で普通に寝泊まりし、最初は手強そうに感じたサッチモも人任せで何もしないので、違和感を感じました。クイーンは肉弾戦も無敵なので、例えば力で敵わなそうな相手には身のこなしや知恵、ステルスで勝つ等、アニメーションを活かしたアレンジが欲しかったです。普段は芸能人の起用は苦手なのですが、大和悠河さんの浮世離れした感じと、𝙲𝚘𝚌𝚘𝚖𝚒さんのセレブ感は役に活かされていると思いました。特に𝙲𝚘𝚌𝚘𝚖𝚒さんは、国を救う為に行動するお姫様を熱演していました。日頃からプリンセスの矜持を観たいと思っているので、凛々しいイルマ姫を劇場で観る事ができて良かったです。自由に生きるクイーンに憧れ、またサファイア奪取にハンマーや電動ノコギリを使おうとする姿も、印象的でした。自分の人生は自分で創れると言う、メッセージが込められていました。恋愛爺も何か印象に残りました。
まさに優雅な休暇
クイーンにジョーカー
前作のサーカスは見てない
原作は児童向けの小説って全然知らなかった せっかくのサービスデイなので例の宗教家のアニメと迷ってこっちにしました
きっと何処かのお金持ちを揶揄したキャラ設定 最初の竜の昔話は?だったけど段々と明らかになる 過去の刺客もいろいろ奇襲攻撃して来る、攻撃パターンは様々、意外な人物も...中々愉しかったですが、クイーンの口といい衣装早変わりといいちょっと大味なアニメだなという感じだった
きらめく夢のような映画!まさにバカンス!
航海…違う、公開をずっと楽しみにしていました!
作画がすごく良くなっている…!みんな顔がいいし、豪華客船の内装も作り込まれてゴージャスです!スピード感あるアクションもしっかり描かれています!
メイン4人の軽快でくすっと笑えるやりとりも多くて嬉しかった…!
原作からの改変やカットがあるのは事実です。それでも、原作の魅力を守って作ろうとする愛をひしひし感じる88分でした。
華やかで楽しいバカンスに浸りたい方、「C調と遊び心」が好きな方は、きっと楽しめると思いますよ!
クイーンもジョーカーもカッコ良かった
性別、年齢、国籍不明で変装の名人、怪盗クイーンは、相棒のジョーカーや人工知能RDとともに巨大飛行船トルバドゥールで世界中を自由に飛び回っていた。ある日、サッチモ所有の宝石インペリアル・サファイアを盗むとの予告状がクイーンから届いた、とサッチモから罠を仕掛けられた。そうと知りながら、サッチモの誘いに乗ったクイーンは、ジョーカーとともに豪華客船ロイヤルサッチモ号に乗り込んだ。しかし、クイーンたちより先に宝石を盗もうとする者が現れ、さらに、サッチモの刺客たちから命を狙われたクイーンたちは・・・さてどうなる、という話。
前作は未鑑賞で、何の予備知識も無く鑑賞したが、特に問題なかった。
次々と刺客が現れるのも良かったし、ルパンみたいな展開でどんでん返しも有り面白かった。
クイーンもジョーカーもカッコよくて、RDは賢くて良かった。
イルマ姫はは容姿も声もイマイチだったのが少し残念だったが。
エンディングの後にも重要な展開が有るので、明るくなるまで席を立たないように。
これ次回作も楽しみ。
格段に良くなっている
「2回目です。2人主役いい」
子供も大人も楽しめる作品!
怪盗クイーンシリーズ2作目。
原作は20年以上前に発刊された児童書。
しかし、児童書と侮る勿れ。
作者が読者層である子供をいい意味で「子供扱いせず、一読者として尊重している」のが伝わってくる作品、だから、大人も楽しめる作品が原作。
原作は児童書ながら400ページ越えの長編。
その原作を尺のためにアレンジはしているものの、オリジナル展開ではなく、原作と同じゴールに繋がっています。
そのため、非常にテンポ良く見ることができる作品です。
主人公であるクイーンは怠惰なところもありますが、己のもつ「怪盗の美学」に忠実に行動するところは、声優を務める大和さんの演技も合わさり、非常に痺れます。
そして、アクションシーンも見どころ。
迫力ある映像で、クイーンのかっこよさが見受けられます。
また、クイーンのパートナーであるジョーカーくんとイルマ姫の関係性、そして、そこから作者が原作で伝えたかったメッセージも、素敵で、自分自身に当てはめながら見てしまいました。
エンディングのあにぱにの「Queen's illusion 」も「休暇(バカンス)」や「クルージング」、そして、最後のイルマ姫のクルーズの感想にも通ずる映画にあった楽曲でした。
最後の最後まで目が離せなかったです。
原作を読んでない人も、一作目を見てない人もたのしめる作品だと思います。
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