劇場公開日 2024年10月11日

「イギリス映画だ!素敵だね!(...字幕イマイチ)」2度目のはなればなれ dddさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5イギリス映画だ!素敵だね!(...字幕イマイチ)

2024年11月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

知的

映画館で見て良かった。

字幕がところどころ変だった以外は最高
演技すげぇ。めっちゃ良かった。
めちゃくちゃ笑って深く悲しくなって生き方の希望も見せてくれる。爺さんかっこいいしかわいいし情けないしやっぱかっこいい。
繊細でユーモラス、重厚感も歴史も感じる流石イギリス。
割りと腹の内が読めないことが多いイギリス人をわかりやすくバランス崩さず優しく表現していた。
年寄りへの敬意ある目線も良い。こういうとこはヨーロッパの映画は安心できる(アメリカは年上への敬意がなさ過ぎるんだよなと余計なことを思った)
普段は考えない、こんなふうに年を取れたらなどと一瞬でも思わせてくれる映画。
それとイギリス人のことを以前より少しわかった気になれる映画(笑)

戦争シーンは普段見てるアメリカの映画と比べたらなんか微妙だったけど心理描写はイギリス映画が好きだ。ピカイチ。米仏ではなく。
無駄がなく安心して見てられる。
チャンスが有ればもう一度映画館で見たい。

余談
戦争シーンとドイツ人の描写だけは他の繊細さ比べて雑な気がした。個人的に。
生きてきた時代が自分と違うから一概には言えないが打ち明けた時のドイツ人の目に最初に浮かぶのは驚愕や怒りじゃないと思うんだよなー...
我々日本人から見たら大陸の人はおおむね強気で短気に見えるけど根は繊細であの強さの裏は傷つきやすい印象がある。なのであの目の反応の描写は自分とは解釈に違いがある。日本人やイギリス人の方が根が図太い気がするのは島国根性かもしれんなと思った。

イギリス人目線だと違うのか、それとも制作者側の意向や実際のやり取りがベースなのか、地方によっても性格違うしあのドイツ人がドイツ人を代表してるわけでもないが。普段そこまで気にしないが他がとても繊細な描写だので、何かしらの意図はあるはずと少々気になった。

あとはなんか翻訳が結構変じゃなかった?
ンッンー↑が全部ラッキーってなんだあれ...ほかにもいろいろあったけど忘れた

ddd