「SFアクション・スリラーとしてスキのない作りですね。」バイオハザード 流山の小地蔵さんの映画レビュー(感想・評価)
SFアクション・スリラーとしてスキのない作りですね。
TOHOシネマズ流山で500円のワンコイン上映をやっていたので、見てきました。
以前、『バイオハザード II アポカリプス』をいきなり見たとき、ストーリーについて行けずちんぷんカンプンでしたが、この前作を見てようやくすっきりつながりました。3の公開が目前ですが、このシリーズは完璧につながっているので、「予習」が必要です。
『バイオハザード』をみて感じるのは、SFアクション・スリラーとしてスキのない作りですね。おそらく数分間に1回はどっきりさせるシーンや効果音が入っています。絶対に眠くは鳴らないでしょう。但し、残酷なシーンがリアルに表現されていますので、ファンタジー好きには、少々きついかもしれません。
『バイオハザード』は1作ごとに、確実にスケールを拡大しています。1作目では地下の研究所の脱出劇がテーマでしたが、2作目ではT-ウィルスが、アポカリプスの都市全体に拡散して隔離され、そこからの脱出がテーマになりました。そして3作目では、ついに世界にT-ウィルスが拡散し、残った人類が生存をかけて争うような展開になっています。その中で、主人公のアリスもパワーアップして、見せ場を拡大していきます。
残念なことに、1作目ではアリスのアクションは少なめでした。しかし2作目の覚醒されたパワーにつながる片鱗は見せつけてくれました。
華奢な肢体から、激しい立ち回りを見せてくれるジョヴォヴィッチは、どこからあんなパワーが出てくるのかな、不思議な女優さんですね。
コメントする