「デスゲームを見せたいだけの話ではなかったのは評価したい」劇場版ACMA:GAME アクマゲーム 最後の鍵 10Kasさんの映画レビュー(感想・評価)
デスゲームを見せたいだけの話ではなかったのは評価したい
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とかくデスゲーム系の物語は、デスゲームのアイデアを見せたいが先走り
設定、ストーリーのご都合主義感、夢オチだったりのオチの強引さが際立つが
この作品は違った。
TVドラマでは頭脳戦、心理戦、悪魔の力を使ったトリックなどを楽しめる構成で
映画版は、ゲームよりも物語の完結に至る経緯、アクマゲームとは何か?欲望とは?人間とは?と、きちんとテーマを立てて描かれていたと思う。
ロシアの兵器の装置だったり、ニトロだったりツッコミ要素は当然あるが、それはTV版からで原作者も面白おかしくツッコんでたりしたので、そこは楽しむ要素。
まぁ配役からして主要キャラを殺したりなどないのでオチなど読めたりするし
散々使い古されたテーマだし、目的、行動が偽善者的な雰囲気も出かねないが
照朝、初、 悠季らの繋がりをTV版でしっかり描いていたので、キザなセリフなどがあっても、割とすんなり入ってきた。
原作は未読だがコミックらしいライトな雰囲気とエンタメ感のある作品で、ドラマからずっと見てきて楽しめた作品なのは確か。
ただ、やはり続きはHuluでとか映画で完結!という手法は好きではないし
前情報が無くても楽しめる作品ではないぶん☆をマイナスしました。
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