「いったい何なんだこの有り得んハッピーエンドは? っていうかそれを期待して見に行ったんだが、想定外のハッピーエンドですごく気分がイイ ♪ヽ(´▽`)/」劇場版ACMA:GAME アクマゲーム 最後の鍵 マサヒロさんの映画レビュー(感想・評価)
いったい何なんだこの有り得んハッピーエンドは? っていうかそれを期待して見に行ったんだが、想定外のハッピーエンドですごく気分がイイ ♪ヽ(´▽`)/
ドラマは見てなかったが、10/25(金)のスペシャルドラマのラスト15分ぐらいだけを見て鑑賞を決めた。
決めた理由は出演者とゲームの展開が面白そうだからだ。
まず出演者。間宮祥太郎さんと古川琴音さん、特に古川琴音さんが出てるとなりゃあ見に行くしかない。嵐莉奈さんと志田未来さんが出てるのもイイ (^^)
それとゲーム展開。
僕はテレビのスペシャルドラマの最後のゲーム対戦を1回見ただけだ。しかもゲームの途中から。
3回勝ったほうが勝者となるゲームらしい。頭脳戦、心理戦の様相で、なんかお互い悪魔の力みたいのを使えるようだ。間宮祥太郎が追い詰められて敵(恐らく悪もん)が勝利を確信してニヤニヤしている。
しかし間宮祥太郎が、頭脳戦、心理戦を制して逆転勝利、負けた敵が呆然としてるたみたいな感じが見ていてスカッとした。
この間宮祥太郎が勝った理由が、「後から実はコレコレこうでした」という、いわゆる ”後だしジャンケン” というか、まるで間宮祥太郎が勝つように後から付け足したような感じなのだが、僕はたとえ理由がウソっぽくても、後付けでも、自分が応援してる正義の側が逆転勝利すると嬉しい。
そして、勝利を確信していた悪もんが、逆転負けして地団駄を踏むのも見ていて楽しい。
水戸黄門とか遠山の金さんを見る感じだ。今の10代は両方知らんかも。
スペシャルドラマを15分見ただけだから、間宮祥太郎が何をしたいのかも、敵が何なのかも分からないけど、こりゃあ正義が逆転勝ちして悪もんがギャフンと言わされるのを見てスカッとするために見に行かねばなるまい。
また、ゲームが頭脳戦、心理戦みたくなりそうなのも面白そうだ。
ということで鑑賞。
いや、見て正解だったヨ。
まず言いたいのが、小澤征悦演じる敵の崩心祷がすごく悪いヤツなのがイイ。とにかく悪魔に魂売ってまで人類を支配しようとする大悪党で、小澤征悦のふてぶてしくて、憎々しい演技にスゲー腹が立つ。だいたい名前の ”祷”が読めないし、映画公式サイトでもフリガナふってないし、「ジュ」でも出てこないからコピペで張り付けなきゃいけないぐらい悪いやつだ。
コイツを間宮祥太郎が逆転勝利でコテンパンにやっつけたら、気分が相当スカッとするに違いない。
追記 TVドラマの公式サイト見たら、フリガナで ”ほうしん いのる” と読むことが判明。 「いのる」 では出てこなかったが、祷り(いのり)で出てきた。
正義の味方照朝と憎っくきコピペヤロー崩心祷のゲームバトルは、ニトロを積んだ車を運転しながらのレース対決がドキドキして良かった。崩心祷がクラクションを鳴らして照朝の注意をそらし看板を見落としさせるという卑怯な手を使う。
「照朝のアホ~、敵の策略にまんまと引っ掛かってんじゃねーよ。逆に敵ながらアッパレじゃ」などと思いながら鑑賞。
だが、対する照朝も悪知恵では負けてない。液体のニトロを固体にする戦法でやり返す。「照朝、オヌシも悪じゃの~」
そしてこの後の展開で崩心祷が、禁じ手とも思える時間逆行魔法で照朝に勝利する。持ってるカギを根こそぎ奪われ呆然自失する照朝と僕 (゚□゚;)。 映画中盤で勝負が着いてしまった。マジか?
しかし、ラストで照朝が逆転勝利する為にはこうでなくちゃいけないと思い直す。さらに時間逆行という敵の最強技に、照朝がどう対処するのかという点にも興味がわく。
イロイロあって、いよいよ最終決戦。
いや、驚いたのなんのって、古川琴音さん演ずる眞鍋悠季が、対戦相手を剣で殺すというかシュワシュワシュワ~と消滅させてしまった時には、「おいおい、正義の側は、フツウこういうとき刺せないだろう? 人類を救うために1人を犠牲にしちゃったよ、アッチョンプリケ (゚д゚)」
人類のために相当ためらって泣く泣く実行したとはいえ、眞鍋悠季は、人を剣で刺して殺してしまったのだ。「ええ~、大丈夫か眞鍋悠季」。
このあと照朝が崩心祷の時間逆行を破って勝利し人類は救われる。正義の側が勝利し、本来ならば拍手喝采なのだが、眞鍋悠季の事を思うと手放しでは喜べん気分じゃ。
案の定、眞鍋悠季は人を殺してしまったことがトラウマとなって、ウツウツ悶々としとるワイ。だから言わんこっちゃない。悲しいけど生涯背負っていくしかあるまいと僕も考えていた。
ところがレビュータイトルにも書いたとおり、想定以上の有り得んハッピーエンドが待っとった。なんか知らんが、なんと殺してしまった相手が復活し電話してきたのだ。
自分を犠牲にした斉藤初も当然ナゼか復活である。
ご都合主義にも限度があろうが、そんなこたあ知ったこっちゃない。なんかすこぶる気分が良くなってバンバンザイである。♪ヽ(´▽`)/
ホント見に行って良かった。