グランメゾン・パリのレビュー・感想・評価
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さすが、塚原あゆ子監督!
前作「ラストマイル」も
素晴らしかったけど、
本作もブラボー。
シャープな映像、カット割りと
パリの美しい風景、
そしてチームプレイの大切さを
教えてくれる脚本の切れ味。
少々大仰なところはあったが
大スクリーンで展開するには
このくらいの派手さがないとね。
料理を扱った邦画ではベストだと
思います。
料理の映像が素晴らしく、平等の関係が良い
ドラマのグランメンゾン東京の続き。
ドラマを観ていなくてもそれなりに楽しめるけど
ドラマ本編と2024年の年末に放送されたスペシャル版も観ていれば
より分かりやすいとは思います。
美食の本場パリでミシュランの三ツ星を獲得するべく
お馴染みのメンバーが格闘するお話。
飯テロ映画は色々あるけど、これまでの日本の映画やドラマで
これほど調理シーンが美しくてエキサイティングで、
出来上がった料理が美味しそうな作品はあんまり無い。
私は正直、話の筋よりもそちらの方が印象に残っている。
ましてや高級フランス料理、地味なパンピーの私は
多分この先おそらく食べることのない世界だけど、
それでも、この映画の中の料理は食べてみたい!と思わせてくれた。
キムタク映画というより、料理映画として結構推せます。
で、月に8回ほど映画館で映画を観る中途半端な映画好きとしては
元の「グランメンゾン東京」は
最近の木村拓哉主演ドラマで一番好きかも。
ここ10数年間のキムタク主演作は、
何がなんでもキムタクが「正しい人」みたいな
キムタクよいしょ作品が多くて、いつも途中で観なくなっていたが
「グランメンゾン東京」は最初から
キムタク演じる尾花は料理へのこだわりは半端無いが
それゆえに常に暴走気味、説明不足の男である。
それを補うために協力する早見倫子(鈴木京香)との関係が
お互い料理の腕は認めつつも、下手に恋愛要素を絡める事なく
あくまでも平等で、時に共感し、時に反発しあう感じが観ていて気持ちいい。
そこは監督の塚原あゆ子氏の匙加減が見事なんでしょうね。
新年早々、美味しそうなフランス料理を観て
それだけでもなかなかに眼福でした。
フレンチの伝統を重んじながらの料理のアイデア
「手際が本当にいい」
舞台がパリに!お料理も景色も楽しめる◎
次回作に期待
『コーヒーが冷めないうちに』『わたしの幸せな結婚』など、どちらかというとファンタジー系の作品を撮ってきた塚原あゆ子監督でしたけれども。
同監督が手がけた実写的な作品という位置づけで、実は鑑賞を楽しみにしていた作品でした。
本作は。
そういう本作では、フランス料理界の日本人シェフに対する(人種的な?)評価の低さ、三ツ星獲得までの困難と、その間での敏腕スー・シェフ早見との訣別と再タッグ、他のスタッフとの相克やトラブルなどなど、いちおうの起伏は描かれてはいるのですけれども。
しかし、どのエピソードも「これ」といった決め手に欠き、一編の物語(ドラマ)としては、盛り上がりに欠けた感が、評価子には否めませんでした。
これまでに佳作をものしてきた塚原あゆ子監督の次回作に期待して、残念ながら今回は、良作としての評価としておきたいと思います。
(追記)
細かいことなのですが、本作では字幕の明らかな誤字(変換ミス)が、気になりました。
(誤)フランス料理会の重鎮
(正)フランス料理界の重鎮
(誤)料理に併せる
(正)料理に合わせる
どうということがないと言えば、ないのですけれども。
これから作品の中に入り込もうというときに、ちょっと出鼻を挫(くじ)かれた感もあり、評論子にはそのことが作品全体のシズル感を少なからず削(そ)いでしまっていたとも思われたので、敢えて追記しておきたいと思います。
とにかく料理は美味しそう
三つ星
美味しい映画で幸せになれた
映画館で観て良かった
美味しそう
高級フレンチくらい豪華な映画
王道のキムタク
-原点にして頂点、その領域に挑む過酷な道のり-
主役は料理
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