「予想通りの結末だが…」グランメゾン・パリ お菊の皿さんの映画レビュー(感想・評価)
予想通りの結末だが…
「ですよね~」というストーリーですが、ラストは素直にグッときました。パリの美しい景色と豪華な食材に目を奪われますが、高級過ぎて味の想像がまったくできないのが悲しい。
こんなに手の込んだことをしているのかと驚くのと、ここまで人を魅了するフランス料理に畏敬の念を覚えます。年末のスペシャルを見逃しているので、何故パリに出店したのか、何故グランメゾン・東京に窪田正孝がいるのかが分からないのが悔しい。でも、観てなくても楽しめました。
料理に真摯に向き合い、より高みを目指す尾花とキムタクが重なります。やはり、彼はカッコいいな。プロから見たらどうなのか分かりませんが、素人目には彼の所作は完全にプロの料理人ですね。それにしても、三食ごはんで悪戦苦闘してたテギョンが、プロのパティシエ役とは、なんだか感慨深いものがありますな。それと、鈴木京香が美しいな。
この映画、プロの料理人が見ていることが多いらしいのですが、私の隣席の男性がそれっぽかった。ストーリーにもキムタクにも興味なさそうなのに、料理のシーンは食い入るように見てましたね。
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