KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ

配信開始日:2025年6月20日

解説・あらすじ

人気K-POPアイドルが魔物ハンターとして活躍する姿を描いたアクションファンタジーアニメ。

普段はスタジアムを満員にするほどの人気を誇るK-POPスーパースターのルミ、ミラ、ゾーイ。しかし、彼女たちにはもうひとつの顔があった。それは、秘密の能力を使い、迫りくる謎の脅威から大切なファンを守ること。3人は正体を隠し、凄腕のデーモンハンターズとして日々戦いを繰り広げていた。そんなある日、彼女たちの前にこれまでで最も手強い敵が現れる。それは、圧倒的な魅力を放つライバルのボーイズバンドに化けたデーモンたちだった。

「長ぐつをはいたネコ」や「シュレック」シリーズのストーリーアーティストを務めたマギー・カンの原案をもとに、「ガーディアンズ 伝説の勇者たち」のキャラクターデザインなどを手がけたクリス・アペルハンスとマギー・カンが共同監督を務めた。製作は「スパイダーマン スパイダーバース」シリーズのソニー・ピクチャーズ・アニメーション。イ・ビョンホン、キム・ユンジン、ケン・チョン、ダニエル・デイ・キムら韓国系の実力派俳優が声優として参加。Netflixで2025年6月20日から配信。

2025年製作/99分/アメリカ
原題または英題:KPop Demon Hunters
配信:Netflix
配信開始日:2025年6月20日

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Netflix映画「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」6月20日(金)独占配信

映画レビュー

4.0 歌って踊って戦いまくる

2025年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

歌って踊って戦いまくる。まるで「シンフォギア」みたいだ。音楽×アニメーションの組み合わせは日本アニメの得意とするところだけど、Kポップがそれをやってきた。しかもかなり洗練された形で。楽曲のクオリティも高いし、アニメーションの動きもメリハリがあっていい。表情の崩し方なんかは日本アニメの影響がありそう。戦う使命を帯びた少女たちというのも日本アニメっぽい要素と言えるか。
デーモンハンターとして戦う使命を持った3人の少女たちの1人はデーモンの血を引いているというのが、物語のポイント。それを隠して活動しているが、そのことを仲間に打ち明けるのか、どうするのか、本当の自分は何で自分らしく生きることはどういうことかの葛藤が鮮やかに描かれている。
その物語と楽曲が絶妙にリンクしていて、作品に感動したらサントラを聴きまくりたくなるのもよくわかる。
Kポップ業界がアニメーションと音楽の組み合わせのパワーにこれで気が付いた。今後も類似作が出てくるかもしれない。

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杉本穂高

3.5 韓国製かと思いきやアメリカ製。物語はちょっと大味だけどテンポが良くて楽しい!何より音楽がめっちゃイイ!

2025年11月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、VOD

笑える

楽しい

興奮

闇の世界に巣食い人間の魂を糧とするデーモン族は、いつの日か人間界を支配すべく虎視眈々とその機会を伺っていた。
一方、人間の側は太古の昔より一世代ごとに三人の歌姫を選び、彼女たちに武術の技と、人々の心を一つに繋ぐ歌の技を伝え、デーモン族の侵攻に対抗してきた。
そして、時は流れ…。
大人気のKPOPガールズ「ハントリックス」こそが実は武術と歌の技を伝授された現代のデーモンハンターであり、彼女たちの武術と歌のパワーによって辛うじて人間界の結界は保たれていた。
しかし、デーモン族の首領グウィマは彼女たちの人気を失墜させ、そのパワーを失わせるため、デーモン族のイケメン5人によって結成された男性アイドルグループ「サジャ・ボーイズ」を人間界に送り込むのだった!

…って、こうしてあらすじを文章に起こしてみるとデーモンハンターが三人の歌姫だという設定はともかく、世界の命運を左右するのが光と闇のアイドル対決という辺りがいかにもティーン向けアニメという感じで、もし本作を中途半端にセーラームーンやプリキュアみたいな日本のアニメっぽい絵柄で作っていたら大惨事になっていたんじゃないかとあらぬ想像をしてしまった(笑)。

でも本作はソニー・ピクチャーズ アニメーション製作、Netflix配信。
製作費に1億ドル以上かけたアメリカ製のCGアニメ大作であり、ハイクオリティなCG映像と地に足の着いた脚本、手堅い演出によって本来の視聴対象であるティーンエイジャーだけでなく大人が観ても楽しめる仕上がりになっている。

共同監督の一人マギー・カンは韓国系カナダ人の女性監督なので、韓国の風俗習慣などもきちんと描かれているようである。

ただアイドル三人娘のキャラクターが、性格はそれぞれ三者三様の個性があって面白いのだけれど、彼女たちの出自や結成秘話、それぞれの得意技を身につける過程などが端折られてしまっているためイマイチ感情移入しづらい。
特に物語の鍵となるルミの両親がどういう人達だったのか全く描かれないというのはいくらなんでも端折りすぎじゃないかと思う。

デーモン側のイケメンアイドルグループもセンターのジヌ以外の4人は人数合わせのマネキンみたいで、もうちょっとそれぞれ個性のある存在として描いてほしかった気がする。

デーモン族も霊的な存在なのか、人間との婚姻も可能な生物的な存在なのか曖昧で、イマイチどういう種族なのか分かりづらい。

上映時間100分という時間的な制約がある中で仕方のない部分もあるのだろうけれど、全体としてちょっと大味な印象になってしまうのは否めない。

なんだか色々クサすようなことばかり言ってしまったけれど、色々と端折ってるぶん物語のテンポはすごくイイ。
デーモン族のイケメンアイドルのムキムキの体に三人娘たちがポーっとなって、彼女たちの目からポップコーンが吹き出すという、わけのわからんギャグ表現なんかも楽しい(笑)。

さらに、作品の大味さを補って余りあるのが音楽の素晴らしさである。
音楽がもう、めっちゃイイのである!
劇中で使用される楽曲が全てイイ!

自分の中でミュージカルは「音楽が9割」と思っていて、音楽が良ければ物語の多少の粗さなどは吹っ飛んでしまうのである。
本作はその好例と言える。

余談だけど、デーモン族の首領グウィマが人間を籠絡するときのやり方が相手の「恥」につけ込むというもので、それがなんか儒教文化圏っぽくて興味深かった。

あと、デーモンハンター三人娘の部屋着とか普段着が微妙にダサい感じで、なんだかすごく共感できて親近感が持てた(笑)。

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盟吉津堂

3.5 最後まで見ました

2025年11月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

夏頃話題になっていた時ほんの少しだけ見た。しかし画風やキャラクターの所作が馴染めなかった。直ぐ止めた。
先日”Lady Gaga”を聴いていたら、フリープランだから他のアーティストが流れてきた。
「すごく良い曲だ!」
この映画の曲だった。
今度は最後まで見る。

でも見るのが辛い。面白くない。
「ホンムーン」なる言葉は『魂の門』という意味みたいだが、韓国人あるいは韓国文化に詳しくなければ十分楽しめない所も多いと思った。
ただ楽曲歌唱はとても良い。すごく良い。
リリック・ビデオもあるからこれは絶対観る。

KPop のミュージック・ビデオを見せる為に作った映画のように思える。
だから設定やストーリーは二の次で良い。
エンドクレジットで’Takedown’のレコーディング風景があるが、ならアニメでなく実写の方が良かった。
その方がK-Popアーティストの生の魅力が伝わると思う。

………………
当初英語で見ていたが、真剣に見るのが辛かったので日本語に変えた。
楽曲歌唱も日本語になっていたので驚いた。
韓国ですら韓国語歌唱はないのだから。
チェックしたら日本語以外では、ポルトガル語(ブラジル)が吹替であった。

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imaxmax

3.5 パワフルな歌

2025年11月16日
iPhoneアプリから投稿

ほぼミュージカル調でK-POP曲が入ってくるのですが(ミュージカルちょっと苦手)不思議と嫌な感じはしなかったです。歌で制覇するというのはワンピース的だし、列車のところは鬼滅の刃っぽいし、アナと雪の女王的な?色々とお話がMIXされている感はあったけれど、ラストの歌はやっぱり圧巻でした。最後まで飽きることなく見ることができたので結果面白かったと言えます。久しぶりに見たアニメですが(鬼滅の刃以外)それなりに楽しいですねぇ。もっと他にもみたいなぁと思いました。ぜひおススメです♪

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ゆうき

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