「騒音ToLOVEる」壁越しの彼女 uzさんの映画レビュー(感想・評価)
騒音ToLOVEる
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建物も住所も違うけど、壁は共有!?
顔を合わせないための設定とはいえ、あちらにはそんな建物があるのでしょうか。
音出しや練習をするなら防音の確認するよね。
オーデション(しかも二次)の前日まで作詞曲をやってるとか、練習どころの段階ですらない。
何より、自己都合で隣人を追い出しまくってるラニが完全にヤバい奴です。
金持ってそうだし、お前が引っ越せばいいだろ。
…とか言ってはお話が始まりません。
コミカルな騒音バトルは面白かったし、「メトロノームは地味にくるぞ〜」と思ったら陥落。笑
中盤、親しくなってからのラニの動きが可愛すぎる。
スンジンの悪友たちのノリも楽しく、一人北村一輝を薄くしたようなのがいて笑った。
そういった全体の雰囲気は好きなのだけど、「今日が1日目」からの「恋愛」認識は唐突に感じた。
ラニの元社長とのトラブルは、やたら引っ張る割に詳細がイマイチ伝わらない。
下剤を盛るまではコメディとして笑えたが、いきなりの暴行はサスガに昭和ノリが過ぎる。
「真心を尽くせれば」ってのは「結果がどうあれ」という話で、夢を放棄するのは違うのでは?
そして最後、ひと目で相手を認識できた理由と壁を壊す必要性が理解できない。
スンジンの青果店主への口の悪さも、個人的には度を超えてたな。
元カノやらパニック障害やらもあまり活きてないし、もっとシンプルな方がよかったのでは。
ってかラニがつくってたの、ほぼベアブリックだよね。
トムキャット(音楽性は似てないが、あっちで人気なの?)含め、謎に猫要素も多かった。
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