フェデラー 最後の12日間のレビュー・感想・評価
全3件を表示
グッときた。
フェデラーの1世代前のレンドル、エドバーグ、ひいてはアガシ、サンプラスが自分のテニスアイドルだったから、ウインブルドンでサンプラスを破ってるシーンを見て、グッときた。
どの選手にも訪れる引退をドラマチックに、でも淡々とラスト12日間を描いてる。
ナダル、ジョコビッチ、マレーに加えマッケンローやボルグまでもが、引退に華を添える。
とても素敵な映画(ドキュメンタリー)でした。
"特別"なんてものじゃない
史上最高の名選手の引退発表から引退試合までを、ホームビデオから生まれた心満たされる感動的なドキュメンタリー映画。スイスのボールキッズの夢が叶うよう応援してくれた家族や周囲の応援。そして、最後にテニスへ、ずっと愛しています。僕は消えたりしない。だからまた会えるよ、必ずね。
ラファとミルカ。レジェンド幕引きの準備。紳士的で華麗なフェデラーと、熱く野性的で闘志むき出しのノバク。一見まるでタイプの異なる2人の名選手の共通点は、家族的。そして、彼抜きでは語れないライバルで親友、ラファエル・ナダル。3人のライバルと競い合ってきた四天王揃う史上最高の欧州選抜、テニス版アベンジャーズと言って相違ないすごい顔ぶれ。彼の偉業はスポーツ史に永遠に残る。しかも両チームの監督は、ボルグ✕マッケンロー。選手は皆時間に限りがあることを知っている。それが自然なサイクル、僕が先に去ることができてよかった。
しっくりきた。鳥肌、こみ上げるものがあって泣いてしまったよ。テニスファン、フェデラーファンなら尚更だろう。二重になっているのは、タキシード用のシャツ。今日までは平気だったんだ。些細なことが恋しくなるだろうね。疲れたけど幸せ。
2022年9月23日
全3件を表示