「一気にフィクションへ」ターゲット 出品者は殺人鬼 エドマエさんの映画レビュー(感想・評価)
一気にフィクションへ
出品者がいかにして殺人を行うのかが気になって鑑賞。他人に成り済ました上で、自身の痕跡を一切残さず、相手の個人情報を、特定するなど端末を使いこなう狡猾な犯人。
被害者は当然頭に来るが、こんなに不気味な奴に恐怖を覚えないのだろうか、怖くて挑発するなんて考えられない。判らないのは散々犯人に追い詰められ苦しんだ挙句、犯人の要求のままお金を払おうとする気持ちにまでなって、ぼろぼろなのに、相手を誘き出す囮に志願した事だ。
警察は彼女に感謝しつつ止めるべきだろう、100歩譲って囮捜査をするのなら、彼女の安全は絶対確保しなくては何の意味もないのに、終盤主人公は犯人と二人きりになる場面があり、クライマックスでは刑事1人の他には、警官がまるっきり出てこない事に違和感しか無かった。
個人的にはそこが残念だった。
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