あの人が消えたのレビュー・感想・評価
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断じてミステリーではない
連休暇だから映画でも観るか程度、何の準備もせず、北香那が出るから見るか程度で視聴。
凄すぎました。本当に面白かったです。今年のベスト候補。
前半、丸子の越権行為にはイライラさせられるものの、中盤のギャグパート、そして後半のあっと言わせる展開に、目が離せなくなる。
そして結論を見て確信したのは、この映画は断じてミステリーではない。
丸子は、小宮の小説で生きる希望をもらった。
小宮は、丸子という最初のファンが毎回感想を書いてくれることで、小説を続けようと思った。
相思相愛の二人が出会い、トラブルにまきこまれた小宮を丸子が命を懸けて守る。この映画は圧倒的な純愛映画である。
タイトルが出るタイミングが秀逸な作品。 本年度ベスト級。
完全にミスリードのあらすじに騙されてしまった(笑)
出だしから思ってもいなかったストーリーに本作を鑑賞した事に後悔。
惰性で鑑賞してたけど中盤からの予想も出来ない展開に打ちのめされた感じ(笑)
前半から集中して観てれば良かった事に後悔。
マンションから消えて行く住人達の真相を運送会社のドライバーの丸子が究明して行く感じのストーリー。
田中圭さん演じる上司の荒川も加わる展開に。
二人共、本業の仕事もしないで大丈夫なの?と心配になる(笑)
本作は伏線回収のオンパレードって感じだった!
強引な感じもしたけど伏線回収率は今まで観た映画の中でも最上級かもしれない印象。
エンドロールまで伏線回収の映像でもう一度観たくなった!
ネタバレ厳禁の作風なので多くを語れないのが残念(笑)
本作を鑑賞予定の方は前半は我慢して集中して観ると満足度が上がるかもしれません( ´∀`)
大きなジグゾーパズルがぴったりハマる快感
映画レビューサイトのキャストの役名が、なぜか名字だけで下の名前がない。
そういうことでしたか。
丸子夢久郎(まるこ・むくろう)=「マルコム・クロウ」で、分かる人には役名で最大のトリックが分かってしまうから、レビューサイトのネタバレへの気遣いだったかと思った。
小宮の公安という話はどう考えても無理があり、これは彼女の創作だろうと分かったが何をカモフラージュしてるのかまでは分からなかった。
小ネタが流れるように回収されてスパスパハマっていく。
テーブルの上のコーヒーカップが3つしかなかったり、マスキングテープを落としてテーブルの下を覗き込んでも島崎が反応しなかったりで変だなと思ったらこの時点で丸子はすでに… だったのか
ツッコミどころはあるし、前に見たような話のつぎはぎだが、全体が大きなジグゾーパズルのようで、わざと紛らわしい絵柄も多くしながら最後にぴったりはハマる爽快感が良い。
「人から必要とされる」人になりたかった丸子くんは住民を救ったヒーローになった。
そして消えたのは、丸子本人。
彼は以前、日曜日朝の地球を救うヒーローだったわ、そういえば。
丸子くんに悲壮感がないから見逃しがちだが、彼、人生であまり良いことなかったような。
ラストは彼の願望が叶ったということですね。
なんだか物悲しい余韻が残りました。
祝!袴田吉彦復帰作!!
みんなで煽ろうぜ? やーい!やーい!アパ不倫!アパ不倫!
この作品は何を書いても、ネタバレになってしまうしネタバレを見たら面白くとも何ともなくなってしまう。だから、いつもはネタバレで書いているけど今回はネタバレ無しです。
底辺配達員の唯一の趣味がWEB小説家のなろう系小説を読む事で、新しい話しがアップされる度にその小説家のページに感想を書いているのだが、自分が配達している担当地区のマンションに、そのWEB小説家の女性が住んでいる事が分かる。
自分が大好きな作家を目の当たりにして、いつも連載楽しみにしてますと言ってしまう。突然、赤の他人が自分の事を知ってるって怖いよね?
好きだから、ついストーキングしちゃうwんだけど、調べていくうちに、このマンションの住人は怪しい人が多い事に配達員は気づく。
そしてある日、WEB小説家の連載が更新されなくなった事を不審に思ったので、いつも通り配達を装いストーキング活動をするとWEB小説家が行方不明になった事が分かる。
警察は頼りにならないので、独自で捜査して住人の一人が怪しいと突き詰めた配達員はWEB小説家を見つける事ができるのか?というお話し。
映画ラストマイルのしょうもない捜査ごっことは違い、ストーカーの中のストーカーの捜査能力はかなり優秀。探偵に転職すればいいのに、配達員に甘んじているのは才能の無駄遣い。
さて、これから超展開が始まるのだが、ユージュアルサスペクツとかシックスセンスを見る時のように予備知識は極力排除して、劇場で鑑賞しましょう!上記の映画ジャンルが好きならば必ず楽しめる映画です。
この映画は超展開があって、どんでん返しが二転三転するのだが、最後に作家のファン冥利につきる展開がある。これがまぁ、感動するんですよ?これほど、見どころのあるEDロールは中々ないぞ?
出演している役者のファンじゃなくても、ストーリーが文句なしに面白いので万人にお勧め。三谷幸喜はスオミの脚本、この監督に添削してもらえば良かったのにねぇ?
最後にどうでもいい情報、梅沢富美男が梅沢富美男の役で梅沢富美男を演じています。梅沢富美男ファンにもお勧めだYO!!
(良い意味で)疲れてるときとかに観ると面食らいまくる映画
予告でなんとなく気になってはいて、違う映画を観た後に時間が合ったので連続鑑賞。
予備知識はもちろんゼロ。
何かミステリーホラーかな?くらいの気持ちで観てたので最初は正直全然怖くないし、二本目の映画ともあって少し観てるのに疲れが出てしまいました。
途中から、あれ?コメディ映画だったの?そういう意味のネタバレ厳禁?という種明かしの展開が続き、これはコレで面白いなと少し疲れが引っ込み映画に集中出来ました。
そして最後のほんとうの種明かし。
なるほどね、と深く感心しました。レビューにちょこちょこありましたが、変にこういう展開だろ?とかどうせこうでしょ?みたいな頭で観てると確かにあまり面白くない、って評価になりそうな気がしました。
私は幸い何の推理などもせず見てたので種明かしのパート含めとても楽しめ、良い映画だった!
と評価出来ました。
頭を空っぽにして振り回されながら観るのがおすすめです笑
フィクション味が強いが面白い
ストーリー面白いけど、実写で映画にするより、漫画とかアニメの方が人気出そう。設定が漫画感が強い。主人公がかなりグイグイいくからリアル感が薄いのだと思う。原作は小説のようなので納得。
途中ボケがつまらん、さめるなーと思ったら、意味というか、その理由があった。解答編の最初はつまらないけどラストは一気に面白くなるから安心してほしい。
主人公の行動がちょっと変なせいなのか主人公の高橋さんの演技に少し違和感を感じるときがある。恐らく演技力の問題というより、演出をうまく実写化としての形に落とし込めてないのかなと思う。ちょっと気になっただけなので気にならない人の方が多いかも。
解決後は人によっては苦手そうな終わり方をする。あんまり期待しすぎない方が受け入れやすいと思う。
スタッフクレジットが本当によい。この映画で一番気に入ったところ。話の設定に絡めてて、うわー!考えた人ナイス!と感動した。
ちなみに数回びっくりするところある。ジャンプスケアみたいな脅かしじゃないけど、私はめっちゃびっくりしてしました。
期待度○鑑賞後の満足度△ 最後まで観たら「人の裏をかいた面白いものを作ってやろう」という魂胆が透けて見えて私的には冷めてしまった…昨今のTVドラマ慣れしている人には面白いかも…
①前半はミステリー仕立てだが何かワチャワチャしていてだんだん冷めてくる(主演の男の子が演技がヘタでリアクションが悪くドラマ的に盛り上がらない)。
②と思いきや、突然コメディか?、と此処でどんでん返しが来て伏線が次々と回収されて面白い!となるのだろうが、私は以下の点で話に引き込まれるより先に「?」となったのと、その次のどんでん返しは、前半からの一応リアリティを全面に出している描き方からするとルール違反のような気もしたので(先のどんでん返しが次のどんでん返しの伏線になっている構造自体は巧いとは思うが…)、“面白かった”と感心するほどには行かなかった。
1. 隣に先輩が座っているのに“何で此処にいるの?”と驚くリアクションは映画的には無いでしょ、スクリーンに写っていないので観客には分からなかっただけであなたは分かっていた筈でしょ、眠りから覚めたとかいう設定ではないのだから、先ず此処で「?」
後から思うと次のどんでん返しの伏線なんだけれども…
2. “実は私達は公安なんです”って、極秘任務についている公安が一般人に打ち明けるわけないでしょ、と此処で次の「?」
一気に、真面目にこの映画と向き合おう、という気が飛んでしまった…
逆に、そういうつもりで作っているのなら、染谷将太の、イギリス帰りにしてはヘタクソな英語やパーソナル・トレーナーに擬装するにしては貧弱な身体もありかな、と思って心の中で突っ込むのを止めた(そういう意味では術中に填まっていた、と言えるかもしれない…)。
3. さて、そして最後のどんでん返しだが、最初からでなく最後でこの展開にするのは新しいとも思うけれども、ややチグハグ感は否めない。演出がもう少し湿っていたらまだ自然になったかも…
それにこういう落ちにすると、2. のホラ話を彼女一人であの短時間で作ったとは思えず、染谷将太パートは彼の言動を知らなければ話を拵えられなかったわけで、二人は現場を押さえられた時の為に二人で準備していたの?とか変な方に考えが行ってしまう…
4. で、最後になんかホロッとさせる落ちがついたかと思うと、主人公は転生してマンガのヒーローとなり今までの映画内の登場人物がマンガの中の登場人物として紹介される。
この辺りのドライブ感はよく、本作で一番良かったくらい(このマンガを読みたくなったくらい)。
考えてみれば冒頭からは想像出来ない姿にまで正に転生したような作品で、そのアバンギャルドさは悪くないが、TV的な脚本・演出ではなくもっと上手く映像化すれば面白い怪作になったかもしれない。
二転三転するけど…⭐︎
大好評だった「ブラッシュアップライフ」の水野格監督による作品。
「ブラッシュアップライフ」を途中で挫折してしまっているだけに、どうかなぁ…と
思っての鑑賞。
うーん…、面白いけどあまりに何度も転換が多くて、ハマる人にはブラッシュと同様
すごく面白いのだろうけど自分には少しシツコイように感じてしまった。
設定は高橋文也演じる運送会社のドライバーの誤解から始まり、途中は「カメ止め」の
ように種明かしがあり、これで終わらないだろうと思っていたら、最後にもう一捻り。
これを面白いと感じるかシツコイと感じるかで好み分かれる作品と思う。
役者さんは揃っていて、他の方と同じく田中圭はこう言う役はなかなか良いし、
中村倫也、染谷将太はピッタリと言う感じ。
高橋文也は立て続けに出演して売れっ子。
この監督は自分にはやはりあまり向かないんだなぁ…。
「あの人が消えた」というタイトルも⁇
面白い⁈かなぁ?
どなたかのレビューにもあったけど、どこかの映画で見たようなのを寄せ集めてない?
しかも配達員の丸子さん、こちらの方がほぼ犯罪行為なのでは???
「ネタバレ厳禁」って触れ込みだけど、そりゃどこかの映画のパクリだものねぇ…
途中の中弛み感や辻褄合わせの違和感は、個人的には合いませんでした。
呼び込みで入ったら・・
予告編を観る限り、まさかこんなに笑いがあるとは。予告編の作品観を振り払い新たな作品観で観てましたが、最後は予告編の作品でした。まさか「シックスセンス」とは。
しかし、梅沢富美男、おいしかったですね。
緊張感は薄いけど
ミステリなのかホラーなのかコメディなのか、緊張感が薄くトリックへの気づきとか行けるのか?とも思えたけど、意外と面白かった。
最終盤の展開そのものは好き。その前の梅沢富美男とかグダグダはどうなのとは思ったけど。
スピンオフが楽しそうでした。
あらすじみて観ることに。また配達員の話かと思いながら最後までよく観...
あらすじみて観ることに。また配達員の話かと思いながら最後までよく観れました。映画怪物のようにそれぞれの人から見た視点もあって面白かったです!
人畜無害俳優、高橋文哉くんキャスティングの勝利
うまいんだが下手くそなんだかよくわからない主人公役の演技のおかげで、多分この監督のやりたかったコトの半分以上は成功。
観た後に予告編のつくりがいかに秀逸だったかわかる。
どうせ観るなら一切の予備知識なく、世間がざわつき始める前に是非。
ジャンル不詳のあとひく作品。
長々と伏線回収かと思いきや、消えたのは…
■あらすじ
配達員の丸子は、「次々と人が消える」といういわくつきのマンションを
担当することに。毎日出入りするうちに、住人の秘密を知ってしまう。
同僚の荒川に相談しながら、住人の正体を探ろうとするが、
徐々に事件に巻き込まれていく。
■感想
何を書いてもネタバレになりそうなのですが笑
配達員が、そんなに他人のプライベートに首突っ込んで、
と思いながら見ていたけど、どんどん事件?に巻き込まれていく。
いろいろと頭の中で推理をして、解き明かそうとしていたけど、
映画後半からは、次々に回収される伏線。
なんだ、そうなんだ、え?そうなんだ、
と心の中で思いながら、見ていたが、何かが引っ掛かり。。。
ここで終わっていたら、2.5点だったのだが、
伏線回収終了したと思いきや、状況が一変、一転する。
え??結局、元の状況に戻った?
おいおい、ということはあの伏線はなんだったんだ?
ちょっと頭の中が混乱した笑
主人公の配達員、丸子役は高橋文哉さん、からかい上手の高木さん以来かな、
舌足らずな話し方は、相変わらず、かわいらしい笑
丸子の同僚である荒川役は田中圭さん、映画で観るのは久しぶり。
ちょこちょこギャグをはさんで、コミカルなところは面白かった。
問題のマンションの住人は、坂井真紀さん、袴田吉彦さん、中村倫也さん、
そして染谷将太さん、と豪華キャスト。
おまけに、まさかの電話の向こうは梅沢さん笑 それだけの出番?笑
最後のエピソードは余計だったかな。
転生してハッピーだったのだろうか笑
勘違いされるのもまたヨシという─
正直、冒頭からしばらくは、いい加減ですべてが安っぽい演出な雰囲気に、本当に退席しようかと考えました。しかも、途中ホント眠かったし─。まぁそれでも比較的早い段階でネタばらしというか、そのタネまきというか、新たな展開でそこでハッと目が覚めた感じでしたが、そこからは結構面白かったです。それでも色々と演出に違和感は感じますが─面白くしようとするのは分かるんですが、にしてもう少しリアリティ感じるようにしてもらえたらと思ったり・・・。
結局はパロった感じ?と思ったりしましたが、新鮮な印象も受けましたし、率直に面白かったし、予想外に楽しめた気がします。
あれこれ工夫を凝らして楽しませようとしている意図は分かるんですが、もう少しうまいことできなかったのかなぁと感じます。難しいとは思うんですけど・・・。でも、今の感じだと悪く捉えられてしまう危険性があるかと─自分もそうで、見る気がしなかったけど、たまたま時間とタイミングが合って見ただけで、そうじゃなかったら決して見るまいと思っていましたから─いざ見ると印象がまったく違う作品だったので、楽しめたと同時にプロモーションとか伏せ方にはちょっと問題ありかなと勝手に思ったりしました。
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