Back to Black エイミーのすべて

劇場公開日:

解説

27歳の若さで急逝したイギリスの歌手エイミー・ワインハウスの半生を映画化した伝記ドラマ。活動初期から世界的スターとなるまでにスポットを当て、波乱に満ちた愛と喪失の物語を描く。

10代のエイミーは別居中の父ミッチと母ジャニス、元ジャズ歌手の祖母シンシアら家族に見守られながら、歌手としてのキャリアをスタートさせる。デビューアルバムは成功したものの全米進出は果たせず、悔しい思いを抱えていた時、パブで出会ったブレイクと恋に落ちる。しかしブレイクは元恋人と寄りを戻してしまい、エイミーはショックから酒やドラッグに溺れるように。マネージャーからリハビリ施設での治療を勧められるが、エイミーは拒否する。ブレイクとの失恋を歌った「バック・トゥ・ブラック」は世界的ヒットを記録し、再会したエイミーとブレイクは周囲に内緒で結婚するが……。

テレビドラマ「インダストリー」のマリサ・アベラがエイミー、「名もなき塀の中の王」のジャック・オコンネルがブレイクを演じた。監督は「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」のサム・テイラー=ジョンソン。

2024年製作/123分/PG12/イギリス・フランス・アメリカ合作
原題または英題:Back to Black
配給:パルコ
劇場公開日:2024年11月22日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5

(C)2024 Focus Features, LLC. All Rights Reserved.

映画レビュー

3.527歳で急逝したエイミー。なんと、もったいない!良い曲が沢山ありま...

2024年11月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

27歳で急逝したエイミー。なんと、もったいない!良い曲が沢山あります。ところで最近、85歳現役歌手カリプソローズの映画を観たばかりなので、どちらも才能ある歌姫なのに、この違いは何?と考えさせられられました。。。まあ長生きしたエイミーは想像出来ませんが。。テーマは「孤独」でしょうか。
映画としては、どれくらい再現されているか分かりませんが、ボヘミアンラプソディの様にライブのシーンなどが良かったです。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
tomoboop

3.0他人には理解されない愛のカタチ

2024年9月20日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

単純

エイミー・ワインハウスについては27歳で夭折したという事ぐらいしか知らない。なので、エイミー役のマリサ・アベラがどれだけ本人に寄せているかは比較できないが、少なくとも熱演である事は確か。終盤に近付くにつれ、顔からどんどん生気が失われていく様相は鬼気迫るものがある。
どんな伝記ものでもそうだが、実在した主人公にどれだけ感情移入できるかが内容にハマるカギ。そういう点では本作のエイミーはちょっと弱い。人気歌手となる前から酒や大麻を嗜好していたらしいが、家庭内不和に苦しんでいたというわけでもない彼女がなぜそうなったかの経緯が、本編を観る限りでは不明瞭だし、恋人ブレイクとの馴れ初めもなんか少女恋愛漫画のような唐突感がある。エイミーの遺族が立ち上げた財団公認で作られているので、あまりドロドロな内幕を描けなかったのが裏目と出たか。ドキュメンタリー映画『AMY エイミー』では身勝手なステージパパという印象で映っていた父親が、本作では良き理解者となっているあたりにも、何らかの思惑を感じずにはいられない。本作か『AMY エイミー』のどちらを先に観るかで、彼女や周辺人物に対する印象は大きく変わってくるかと思う。
ヤク中で定職も持たない(と見受けられる)ヒモ同然のバム(Bum=クズ)のブレイクだが、嗜好する音楽センスでエイミーのハートを射止める。別れを告げられても刑務所入りになっても一途に彼を想い続ける彼女の心情は、多くの人には理解しがたいだろう。まさに「愛は盲目」だが、これも愛のカタチ。そういえば監督のサム・テイラー=ジョンソンは、アブノーマルな恋愛を描いた『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』を手がけていた。
エイミーの心情を彼女の曲を用いて描くという、定番の作劇方法がこれほどまでにハマった作品もない。自らの喜怒哀楽を赤裸々に歌詞にぶつけるからこそ、ファンは共感する。そういう意味でもエイミー・ワインハウスは、まごうことなきシンガーソングライターだった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
regency

英歌手の故エイミー・ワインハウスさんのミュージカル伝記映画「Bac...

2024年5月24日
PCから投稿

英歌手の故エイミー・ワインハウスさんのミュージカル伝記映画「Back to Black(原題)」(フォーカス・フィーチャーズ)は、6位デビュー。歌手で俳優のマリサ・エイブラがワインハウスさんを演じ、彼女の人生と音楽、そして大ヒットアルバム「バック・トゥ・ブラック」を作り上げるまでを描く物語となっています。成功の陰で、ボーイフレンドのブレイク(ジャック・オコンネル)との関係に悩み、薬物問題を抱える姿も描かれています。レスリー・マンビル(「ミセス・ハリス、パリへ行く」)が、エイミーの祖母役で共演。サム・テイラー=ジョンソン監督(「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」)がメガホンをとり、週末3日間で興収280万ドルをあげました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
勝先生とげんぎけい2

他のユーザーは「Back to Black エイミーのすべて」以外にこんな作品をCheck-inしています。