我来たり、我見たり、我勝利せり

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我来たり、我見たり、我勝利せり

解説・あらすじ

「狩り」と称して人間を狙撃するエレガントな億万長者の姿を通し、資本主義の終末的世界をシニカルなユーモアで描いたオーストリア映画。

起業家として成功し、莫大な財産を築き、幸福で充実した人生を送るマイナート家。家族を愛する父アマンは趣味の狩りに情熱を注いでいるが、狩りの対象は動物ではない。“上級国民”である一家は何を狩っても許され、アマンは何カ月にもわたって無差別に人間を射殺し続けていた。時にはその様子を目撃する者もいるが、誰も彼を止めることはできない。娘のポーラはそんな父の傍若無人な姿を目の当たりにしながら、上級国民としてのふるまいを着実に身につけていく。そしてある日、ついにポーラは父と一緒に狩りに行きたいと言いだす。

「失恋セラピー」のローレンス・ルップが父アマンを演じ、「さよなら、アドルフ」のウルシーナ・ラルディ、「フィリップ」のゾーイ・シュトラウプが共演。「パラダイス」3部作のウルリヒ・ザイドル監督が製作を手がけ、ダニエル・フーズル&ユリア・ニーマンが監督を務めた。

2024年製作/86分/PG12/オーストリア
原題または英題:Veni Vidi Vici
配給:ツイン
劇場公開日:2025年6月6日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
ダニエル・フーズル
ユリア・ニーマン
製作
ウルリヒ・ザイドル
脚本
ダニエル・フーズル
撮影
ゲラルト・ケルクレッツ
音楽
マヌエル・リーグラー
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