我来たり、我見たり、我勝利せり

劇場公開日:

我来たり、我見たり、我勝利せり

解説・あらすじ

「狩り」と称して人間を狙撃するエレガントな億万長者の姿を通し、資本主義の終末的世界をシニカルなユーモアで描いたオーストリア映画。

起業家として成功し、莫大な財産を築き、幸福で充実した人生を送るマイナート家。家族を愛する父アマンは趣味の狩りに情熱を注いでいるが、狩りの対象は動物ではない。“上級国民”である一家は何を狩っても許され、アマンは何カ月にもわたって無差別に人間を射殺し続けていた。時にはその様子を目撃する者もいるが、誰も彼を止めることはできない。娘のポーラはそんな父の傍若無人な姿を目の当たりにしながら、上級国民としてのふるまいを着実に身につけていく。そしてある日、ついにポーラは父と一緒に狩りに行きたいと言いだす。

「失恋セラピー」のローレンス・ルップが父アマンを演じ、「さよなら、アドルフ」のウルシーナ・ラルディ、「フィリップ」のゾーイ・シュトラウプが共演。「パラダイス」3部作のウルリヒ・ザイドル監督が製作を手がけ、ダニエル・ヘースル&ユリア・ニーマンが監督を務めた。

2024年製作/86分/PG12/オーストリア
原題または英題:Veni Vidi Vici
配給:ハーク
劇場公開日:2025年6月6日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12
  • 画像13

(C)2024 Ulrich Seidl Filmproduktion GmbH

映画レビュー

2.0皮肉な映画

2025年6月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ストーリーがチープに見える。「アメリカンサイコ」的な話だと大きくは分類できるが、金持ち、権力者は神の領域って話。
特にラスト1カット前の引きの画面白く、何物にも邪魔はされないって強い演出。
権力は続く、危ういが運が味方する。善悪関係なく。
皮肉な映画。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
るい

2.0最悪な遊び。

2025年6月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ちょっと思ってたのと違ったかな。
もっとブラックユーモア強いか
もっと胸糞悪いか、と思ってたのだけど
なんかどっちつかず。

いやもちろん胸糞ファミリーなんだけど、
もっと振り切れてるかと思いきや
急に13歳てことに気づいて安堵したり
結構リアルに罪を一応隠そうとしてたり。
うーん。

幸せお金持ちファミリーに見えても
裏ではね………のくらいの作りじゃ、
なんか物足りなかったな。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
えみんこ

4.0欺瞞に満ち満ちたこの世界に改めてゾッとする

2025年6月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

清濁併せ呑むことを許容せよと言うことか。

ジェシカ・チャスティン似の奥さんは弁護士。
子供はみんなDNAがランダム。
借り腹の振りはなんだったのか?
年下の旦那はCEO。
警察はあっさり。

執事になり下がったじいさんの声が
ドナルド·Tの声にそっくりだった。
ゾッとした。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
カールⅢ世

2.5倫理(学)なんていらない、買うほどあるんだから

2025年6月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
sugar bread