ヴァタ 箱あるいは体
劇場公開日:2024年8月3日
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解説
「ギターマダガスカル」の亀井岳監督が、音楽によって祖先と交わってきたマダガスカルの死生観をもとに、全編マダガスカルロケで撮りあげたロードムービー。
亡くなった人物の遺骨を、同郷の者が故郷へ持ち帰るしきたりのあるマダガスカル南東部の村。タンテリとザカ、スル、離れ小屋の親父の4人は、出稼ぎ先で亡くなったタンテリの姉ニリナの遺骨を取りに行くよう村の長老に命じられる。片道2、3日の距離にある村を目指し、それぞれ楽器を手に旅に出た彼らは、その道中で、出稼ぎに行ったまま消息不明になった家族を捜して旅するルカンガの名手レマニンジと出会う。
「ギターマダガスカル」に出演したミュージシャン・トミノの一族の3人がタンテリ、ザカ、スルを演じ、離れ小屋の親父役にはバンド「タリカ・サミー」のサミー、レマニンジ役にはマダカスカルの各地方を代表するミュージシャンで結成された「Ny Maragasy ORKESTRA」のメンバーに選出されたアンタンルイ族のレマニンジを起用。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022で長編部門の観客賞を受賞。
2022年製作/85分/G/日本・マダガスカル合作
配給:FLYING IMAGE
劇場公開日:2024年8月3日