「日本語いっぱい」流麻溝十五号 らまんばさんの映画レビュー(感想・評価)
日本語いっぱい
どうしてあんなギリギリ崖っぷちの状況下でも人は自分以外の誰かをあんなにも思いやることが出来るんだろう。
そしてどうして一方ではあんなにも他人をいたぶる事が出来てしまうんだろう。思い遣るのも甚振るのも同じ『人』なのに……
その両極の人達の様子を実際の史実に基づいて紡がれた映画には心にズッシリくるものがある。快晴の土曜の早朝から観る映画のセレクトとしては最低だったかもだけど、でも映画としては素晴らしかった☺
技術力が上がっていろんな兵器が作られ、軍事戦略も高度化し、なんなら『対人戦』以外の方法で戦って決着をつけたらいいとすら思うのに、戦時中の人の『民度(か正しい言葉なのか?)』は今も昔も変わらない。人だけが時代の流れと成長の機会から取り残されてるような気がして残念😭
コメントする