劇場公開日 2024年8月9日

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「【”蜂蜜はもう飽きた。そして100エーカーの森の惨劇再び。”今作は前作でジャジャーんと登場した邪悪なプーさん、ティガー、オウル達の誕生秘話が明かされるビックリグロテスクホラーの第二弾なのである。】」プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 【”蜂蜜はもう飽きた。そして100エーカーの森の惨劇再び。”今作は前作でジャジャーんと登場した邪悪なプーさん、ティガー、オウル達の誕生秘話が明かされるビックリグロテスクホラーの第二弾なのである。】

2025年12月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

難しい

ー 前作は劇場で鑑賞した。
  酷評の嵐ではあったが、私は大変に面白怖く鑑賞したモノである。お客さんも何と!4割ほど入っていてビックリしたものである。
  で、マサカの大ヒットで、今作が製作されたのだが、私の行きつけ数館の映画館では上映されずに、涙を飲んだのである。何だよー。

  それにしても、版権の切れた名作童話のホラー映画化が止まらない。

  グリム童話系は、そもそもの童話が怖いのですんなり入れるが、ホンワカ系をホラー化するとそのギャップが凄いのでインパクト大である。
  ”プーさんシリーズ”はその代表格であろう。先日、ピーターパンのホラー映画「ネバーランドナイトメアー」を映画館で観たが、ナカナカであった。-

■“100エーカーの森”で血まみれの惨劇を巻き起こしたプーとティガー、オウルたちは、森を捨てて人間達への逆襲を決意し、とりあえず森の中のワゴンでウイジャボードで遊んでいた若き女性3人を血祭りに上げる。
 一方、惨劇を生き延びたクリストファー・ロビンは深いトラウマに苦しみ、精神科に通っていたが病院でも頑張って働いていた。
 そんなある日、彼は病院に担ぎ込まれた親友アーロンの無惨な姿を目撃するのである。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・今作は前作のマサカの大ヒットにより、製作費は大幅に増えたそうである。道理でプーさんのぬいぐるみ感が無い筈である。あれはあれで、良かったのだがなあ。

・それにしても、プーさん達の人間達に対する悪逆非道振りが凄い。冒頭、若き女性3人が残虐極まりない方法で殺されるシーンや、調査に来た警官達を襲うシーンや、呑気にナイトクラブで踊っているお姉さんたちに対する行為を描いたシーンは、トンデモナイのである。
 ハッキリ言って、グロさマシマシである。
 ”チェーンソーは木を切るモノであり、人間を切るモノではないよ、プーさん!”

■劇中で明かされた、ギャラップ博士が昔、子供達を攫い、動物たちとのDNAを合体させる実験を行っていた事が明らかになるシーンは(けれど、しっかりとは描かれない)プーさん達が人間を襲う理由付けにはなっているのである。

<今作のラストを観ると、製作陣は第三弾を作る気満々であるようである。
 次作こそは、映画館で上映して欲しいモノである。
 オイラはホラーチキンだけど、ヤッパリホラー映画は映画館の大スクリーンでかぶりつきで、観たいからである。頼むよ!Movix三好!(敢えて書くのである。)>

NOBU
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