ビューティフル・マインドのレビュー・感想・評価
全34件中、1~20件目を表示
彼らは過去だ。過去からは誰も逃れられない
『数学者が原爆を作った』
そうなの?
アメリカの成果主義の正当性を描いた話か?
『頭は良いけど礼儀知らずの奴』と言う事は、礼儀を知っている者は頭が悪いって事かなぁ?
『彼らは過去だ。過去からは誰も逃れられない。』
やっぱり、アメリカ成果主義の正当性を描いたストーリーと言う事だと思う。
『人生に一番重要な事を学んだ。謎に満ちた愛の方程式の中に理が存在する』と
まぁ、そういった事だけど。
彼の場合はそれで良かったが、そうでない患者さんもいる。だから、精神医学の発展が望まれる。
リーマン予想の解決よりもそちらが大事だと思った。
ちなみにリーマン予想は解決されていない。
2001年の上映だが、僕はこの映画を知らなかった。世の中は2001年9月11日に翻弄されて、それどころで無かった。そもそも、ノーベル経済学賞って何?
原題 A Beautiful Mind
製作年 2001年
製作国 アメリカ
劇場公開日 2002年3月30日
上映時間 136分
追記 ジジイになってから、偏微分方程式に悩まされて、偏見が多少あるんだ♥
未だに理解出来ない。
ラッセル・クロウ主演作で一番好きかも
まずはラッセル・クロウ。彼の演技には確かなものがある。見掛けによらず万能なんだ。
しかし、太い腕で拳銃をバンバン撃ってるイメージが強いせいか、天才数学者の役には若干違和感が…
最強マッチョ男から突然インテリキャラへ。
女性はギャップに弱いのか?ジェニファー・コネリー演じる女生徒アリシアは、変人クロウ先生に恋してしまうのだけど、恋が突然すぎて変わり者が大好きな変わり者女なのでは?。と、疑いの目で見てみる。
しかしこの作品、ジェニファーを信じられなかったら何も信じられない。
クロウ演じるジョン・ナッシュ同様に、観ている我々もジェニファーを信じるしかない。信じているのだ。
だから彼女は変わり者なんかじゃないさ。
ありがとうジェニファー・コネリー。
君がいて僕らもいるんだ。
ちょっと茶化したレビューになってしまったけれど、この作品は好きだ。
サスペンスフルで面白いのに、サスペンスではないヒューマンドラマで、ラストはホロリとさせられる。
人生色いろ
ゲーム理論開始10分で主演のラッセルクロウ演じるナッシュに引き込まれました。
映画の中で博士が口にする「現実だと思っていたことが消えたわけでもなく死んだわけでもなく存在しなかったんだ。当人にとっては地獄だ。」という言葉は統合失調症という病気を知る上で心に留めておこうと思います。
二人で星をなぞる所、幻覚と勘違いされて夫婦でクスッと笑ってしまう所、マーティンと冗談を言い合う所、図書館で学生たちと談笑する所など当たり前のことが宝石みたいに見えてしまう演出と映画の前半と後半で空気がガラッと変わることで統合失調症の部分が強調されてしまいがちですが、病気になったことは彼の一部であり、描かれた出来事全てはジョンナッシュという一人の人生だということを忘れたくないと思いました。
最後に疾患の医学的理解が進んでいない時代にこの病気と戦っていた多くの方がいること、彼らに尽きることのない敬意を表して今回のレビューを締めたいと思います。
リアルな人生
アマゾンプライムでたまたま見つけて鑑賞
主人公の名前と数学者ということから、ナッシュ均衡の彼の話かなと薄々感じていたが、後半から驚きの真実が分かり、展開が一気にわからなくなる。
でも最後はしっかりハッピーエンド。
ノーベル賞受賞者のリアルな人生が描かれていたことを知ると同時に、成功者や家族の人並みならぬ苦労を思うと涙が出た。
見終わって心温まる、
明日への活力が出る映画でした。
ミステリー映画みたい
2002年のアカデミー作品賞。2001年のアカデミー作品賞は「グラディエーター」だったので、ラッセルクロウは2年連続でアカデミー作品賞に主演したことになるって、すごい。前半はミステリータッチで展開するが、実話に基づいた話だったというから驚き。天才数学者も妻の助けがなければ、ノーベル賞は受賞できなかったようですね。
この映画は2001年の製作。本人はこの映画をどう見たかはわからないが、残念なことに2015年交通事故で夫婦とも亡くなっている。
伝記なのにある意味斬新
幸いネタバレされてなかったので、途中で驚いたし、「そっちも?!」と翻弄されてよいお客さんに。
元がナンパ術とは。
『グラディエーター』の後のはずだが、体もだいぶ絞って、ちゃんとマッチョから知性派にクラスチェンジ済。
撮影はディーキンスねフムフム。
オーソドックスにいい
上品に淡々と話が進んで盛り上がらないと思ってたら、後半いきなりサスペンスになって、一旦収まったと思ったらまたサスペンス始まって、最終的には大河ドラマでした。最後もよし。
主役の二人、難しい役で超絶上手い。クロウ君は前年にオスカー取ったから損した。
ハリス君、こういう役では余人を以て代えがたい。安定の演技。
最後まで見入った
天才数学者の栄光の話かと思いきや、後半は幻覚を伴う統合失調症の治療と戦う夫婦の姿を丁寧に描き、圧倒された。栄光の裏には過度なプレッシャーによる精神異常がセットなのだろうか。天才がゆえの苦悩、孤独がもたらす悲劇。だが幸運にも妻アリシアが見捨てずに支えたお陰で再び教鞭を振るうまでに再起し、晩年にはノーベル経済学賞を受賞するまでに輝かしい栄光を再び手にする。
小さい子どもを育てながら、精神疾患を抱える旦那を支える妻の荷の重さは想像しただけでこちらも参りそうで、言われた通りに薬を飲まないことで子どもに危険をもたらした事など、誰しも縁を切ると決意するのではというような事件だが、妻は夫を再度入院させるのではなく、病気とともに社会復帰することを後押しする。病気を抱えた異常者として冷やかしを受け、恥を晒しながらもプリンストン大学に通い、かつての生活と同じ環境で心を落ち着けていく。
最後にノーベル賞ノミネートの話を受けているカフェにて敬意を払われ周囲の学者達からペンを一本、また一本と贈呈されるシーンは1番グッと来た。
ただ唯一、映画としての見応えを増す演出ではあるが、敵国(ロシア)の暗号を読み解く極秘任務を遂行する中で描かれた銃撃シーンなど、見応えのある部分が、のちに全て頭の中での妄想であり実在しない事だということが、夢オチのようであり、すんなり受け取れなかった。暗号を読み解く過程がまさに天才の仕事ぶりのようであったので、そこが妄想であるとしたら、仕事ぶりで評価される所の描かれ方が少ないので、晩年のつらいシーンの方が重みを増し、ちょっとバランスが悪い気がした。
実話とだいぶ違うみたい
映画を見たあとちょっと実際のナッシュについて読んでみたが
実際とは結構違う部分があるみたい。
実在人物、しかも近年まで存命だった人の話であれば、
映画で描きたい人物像と離れていても描くべきではないかと思う。
それはさておき、映画はどうかと言うと、
ナッシュが統合失調に悩まされる話が中心で
ノーベル賞を貰うまでに到る彼の天才的頭脳がほとんど描かれていない。
ナッシュが才能を一番発揮したシーン、政府から依頼された暗号解読だった。
結局それは幻覚だったため、ただの想像レベルであり実績ではないのだから
彼の凄さは伝わってこないわけだ。
なのにラスト近く唐突にノーベル賞のか言われても
え?なんかやってたの?みたいな感じになっちゃう。
その辺ナッシュの凄さがもっと描かれていたら
もっと面白くなったと思うんだよな。
タイトルなし
まずノーベル賞受賞者の実話に驚いた。ラッセルクロウの若き自信家の学生時代から、幻覚にのめり込む最中、そして病気に気づいたとき、大学に復帰して勤務するとき、年老いて初めて学生に教えたいと思ったときに至るまで演じ分けており、それを支える妻役のジェニファーコネリーの演技力も引き込まれる。病気と闘いながらも妻や旧友の支えあってハッピーエンドの感動作
なかなか衝撃でした
何かを成し遂げた人の傍らには必ず良き友がいるんだなぁ~と
チャールズを好きになりながら観ていたらまさかの展開!
もう、どこまで現実で幻覚だかわかない!
アリシアが現実で良かった。
そして素晴らしい女性だ。
ここまで支え続けられるなんて。
私ならやはり子供にも危険が迫ったらきっとできない、
いや、間違いなく家を出るな・・・
だからこそノーベル賞受賞のスピーチは刺さる。
そして、敬意としてみんながペンを贈るシーン、グッとくる。
変人扱いされても学生たちに笑われても必死で病と闘いながらも
学問に向き合ってきたことが報われた瞬間だった。
良かった。
天才の葛藤
引き込まれる主人公の視点、あっという間に思考がすべて持っていかれました。
輝かしい姿かと思いきや、そこに陰る負の一面、
凡人だからこそ天才の視点で繰り広げられる物語、
寄り添って見ずに入られません。
どうにかならないのか!!そう思って観ていると最後には涙。
もう一度みたいです。
80点
はじめは魅力的な天才コミュ障の
ヒューマンドラマか思って
途中で幻覚入ってからサスペンス?
どこまでが幻覚?ってなって
ホラー感もあった
後半あ、これ実話っぽいってなって
最後の登壇で涙した。
あんな綺麗な奥さんが魅力的ではあれど
変人と結婚してくれて、幻覚見えてても
離婚しないのすごすぎた
理想の夫婦
ゲーム理論や微分幾何学などの実績を残したアメリカの天才数学者ジョン・ナッシュとその妻の感動話。
統合失調症を発症し、幻覚が見え、何が本物か分からない中、その妻は夫を支え続ける。
絶望的な状況から、2人で病気を乗り越えていき、見るととても優しい気持ちになれる。
目線が変わる
まさかその人まで幻覚だとは思ってなかった。幻覚を見る人はこんなにも細かに見るのだの感じた。幻覚が見えているから困ることもあるかもしれない。が、しかし本人はその幻覚に助けられている部分もあったのではないかと思う。
最後まで側にいて支えてくれていた、妻や友人たちとの愛が感じられたストーリーだった。
頭だけでは解決できない心の部分を訴えていたと思う。
天才となんとかは紙一重
数奇な人生を送った天才数学者。
恐ろしい位に狂気の沙汰とそれを許容し愛を続ける家族、友人の行動や言葉が心に刺さる。個体妄想もこれだけの映像だとただただ恐怖感が募る。気になって調べてみたら実話とは微妙に違っていて映画は少しだけ美化されているようです。だけどそれで良いと思います。ボヘミアンラプソディだって事実とは違っていても十二分にエンターテイメントとして昇華していたから。比べてはいけないのかもしれないが音楽と数学に人生をかけた生き様に我々は感銘を受けるのだから。
また、キャストも最高でした。
ラッセル・クロウにしては珍しい役をやってます。妻役のジェニファー・コネリーも良い。後きになったのはエド・ハリス。空想上の諜報部員を演じていますがこれが胡散臭くてはまり役です。
奥さんが強い
ノーベル賞を受賞した数学者ナッシュ博士と彼を支え続けた妻の話。
.
精神がおかしくなってる旦那さんを最後まで見捨てずにさらに子育ても1人でして働いて、私だったらとりあえず夫は見捨てるな(笑).
.
この映画は前半1時間ミスリードで親友もいて国の秘密任務もやってるように見せられる。
.
私ジョン・ナッシュっていう人がいたことも知らなかったし、普通にこの映画フィクションだと思って見始めたから.
.
精神病院入った後も実はこれはやっぱり政府機関の陰謀なんじゃ?って思い続けてて自分がアホすぎて死んだ方がいいなと思いました(笑).
奥さん、そしてみんなの深い愛に号泣
これが実話だなんて。
すごい良かった!
あやかちゃん、教えてくれてありがとう(о´∀`о)ノ
大切に思っていた人が幻覚で、自分の取り柄で大好きな数学もうまくできなくなり…絶望的。
心をえぐられる思いで見た。
でも、ただえぐられるばかりの「ブラックスワン」みたいではなくて、そこに温かみもあり。
奥さんの深い愛があり。
最後の“敬意を表して”みんながペンを置いていくシーンで号泣。
ノーベル賞の授賞式で奥さんが初デートで胸ポケットに入れてくれたハンカチを握りしめて、さらに号泣。
本当に素敵な作品だった☆
ラッセルクロウがまたはまり役☆☆
全34件中、1~20件目を表示