ビューティフル・マインドのレビュー・感想・評価
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統合失調症の数学者とその妻の愛と冒険の物語。早送りできないストーリ...
統合失調症の数学者とその妻の愛と冒険の物語。早送りできないストーリー展開とお約束のハッピーエンドが、昔ながらのアカデミー賞作品っぽい。星空の下で若い頃の二人が星座の絵を描くシーンは、ノッティングヒルの公園ベンチに匹敵するロマンスの名シーン。にしても統合失調症は不思議な病気だ。男性がほとんどで、症状も原因もさまざまで、アスペルガー症候群や自閉症を含めると100人に1人くらいはあてはまるそう。でも今だったら当時より薬が発達してるから、こんなドラマチックな伝記は生まれなかったかも。ひとつ言えるのは、統合失調傾向とラブロマンスは相性がいいってこと。好きなものはとことん好きだけど、それ以外には全く無関心な性格。彼氏にするならソウルバー巡り君じゃなくて、アスペルガー君ですよ、経堂のゆーかさん。8点
人ってこわい
人ってこわいと思った。
人はみんな違うのに、その違いが科学や簡単に理解できないものであった瞬間に人はそれを悪として捉え攻撃する。
もしかしたら、主人公がかかえている"病"は人間の一種の進化であるかもしれない。Netflixで配信されているSense8を観た後でこの映画をみたのもあって、彼を恐れたり、おかしいと思ったりするよりも素直に同情した。
もうこんなにも人の多様性が証明されてきているのだから、そろそろ我々は様々な事に対して寛容に受け入れ始めなきゃいけない。
ただ彼の長所が活かされてその成果が社会に広く受け入れられたのに感動した。
本当にいい話。
実話だったんだ
号泣!!!
実話だと思うと余計に、、
総合失調症の天才数学者
現実と幻想に翻弄されながらも
アリシアに支えられて乗り越えていく
アリシア素敵すぎる!!
2人で星空を見上げるシーン好き
もう一度みたい映画!!
最高のハッピーエンド!!
数学者の苦悩と孤独
知らずに見たから驚いた。
幻覚かどうか分からなくなるシーンは少し怖かった。本当にあの状態だったら、どれほど辛いだろうと思った。
その分、最後に報われて良かったという思いが増す。
モデルになったジョンナッシュ氏について調べると去年、亡くなっていた。このタイミングで見れて良かった。
Amazonで予告編を見たのみで、何も予備知識無しで鑑賞。
あるレベルを越えた人間の世界は見たことがないので、理解もできないが、映像にすると何となく理解できる部分も。実話だと後半で分かり、幻想部分と現実が混乱した錯覚を覚え、観賞後は変な感じ。でも、とても良い内容だった。
深く感動
少女が大きくならない、幻覚だ、と気付いた時のナッシュ。幻覚が消えることはないが、付き合うことで幻覚のキャラを育ててしまうことに気付き、距離を置いていくナッシュ。幻覚ってこういうことだったんだ!
この演技には本当に心打たれた。そして、この伴侶を得たナッシュの不思議な幸運な運命を想う
天才ゆえの欠陥
「何が現実で何が幻覚なのか観ていてわからなくなる。」幻覚症状の表現がとても上手。普通 共感し得ないような"天才数学者"という人物像へ簡単に感情移入することができた。
さらに それだけでなく、この作品の大黒柱となるラッセル・クロウの演技! ほんと彼は凄い。並大抵の人じゃジョン・ナッシュを演じることはできない。
究極に切ない「サクセスストーリー」
私はこの映画をなんの予備知識もなく観ました
で、飛行機内が消灯してるなか、巡回のおじさんが引くほど入り込んでしまいました…
ですから、まだ観てない方は
レビューとか読まず、ただ、観てください!!!
周囲に理解されない辛さ
愛している人を守れない苦しさ
感情移入すればするほど、ラストの感動は人一倍です
ラッセル・クロウは素晴らしいです
どう言葉に表したらいいか分かりませんが…。
絶対、彼にしか演じられない役だと思います。
あと、ジェニファー・コネリーとポール・ベタニーは
この作品がきっかけで結婚したらしいです
そうそうのあると、なんか嬉しくなっちゃいますよね笑
乱れ飛ぶ雑誌記事
昔なんとなく見て、タイトルも忘れていたのですけど、
その印象が忘れられず探し出し再び鑑賞。
薄暗い森から少女が現れて、雑誌の写真には暗号解読の丸がたくさんついていて
風が強くふいて切り抜きが舞い上がり・・・というどこかファンタジーが強い印象を持っていたのですが
きちんと見ると、人間ドラマでした。
自らの孤独を支えていたのは
たとえ幻覚でも「彼ら」なのですから
別れをいうのはさみしい。
ただのヒューマンドラマ(褒め言葉)
まず目を張ったのは、彼女をゲットするためのイメージ映像、そして暗号を解読する際の浮き出てくる文字。
…ああ、なんだファンタジーじゃーん。いや違うよ実話だもん。
そして謎の人物に追われ、脅迫され追い詰められる主人公。
…なんだサスペンスかぁー。ん?ん?ん?ドユコトー?
パッケージの裏には感動のドラマって書いてあったよ?
…ジャンルにとらわれない映画きた―――――――!!!
実話ということですから、統合失調症による幻覚なんですが、それをオチに使ってないのがいいですね。
苦悩と再生のドラマを伝えたいという「芯」がしっかりしてるので安心して観れました。
アポロ13の時はボロクソに言いましたが、ロン・ハワード巧いですね。
かなり面白かったです。
しっかり見れば繋がる良作
最初はシリアスの展開の中から始まり、スパイ?精神病?とほとんど予備知識のない中観ていたので、何の映画かわからなくなってしまいました…
最初は数学者の話だと思っていたため…
しかし蓋を開けてみて終盤にさしかかる事で一つの線につながり、苦悩、心情、愛、葛藤が見えてとても良い良作だと感じました。
音楽、ストーリーの流れもスムーズで、俳優陣特にラッセル・クロウが今までの肉体的なイメージと一転、一風変わった役を演じ頑張っていたなと感じました。
人は心で想像する
直接的で美しい映像、巧みな筋立てのストーリー、セリフの1つ1つ、そしてラッセル・クロウをはじめとする俳優の演技、どれもバランスがよく総合的にクオリティーが高い。
1人1人の感情描写に深入りはせず、あくまでジョンの半生と変化を描ききることに徹していることが良かった。
人の頭は素晴らしい理論を生み出すことが出来るし、現実を放棄して幻覚を生み出すこともできる。
"幻想"に生きることの出来ない人間のそれを想像する心の豊かさ、美しさ、そして脆さを「映画」という"幻想"を使って巧みに映し出した良作。
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