ビューティフル・マインドのレビュー・感想・評価
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ラッセル・クロウの演技が素晴らしい
タイトル通りです。
ラッセル・クロウの演技力!
"変わりもの"の主人公を見事演じきっていると思いました。
特に印象に残ったのは、恋人ができたと 打ち明けた際の照れたような笑い方(人付き合いが苦手な彼らしい)や、歳をとった主人公の歩き方、少しだけ丸くなった背中。これらは細すぎるかもしれないので、メモ程度ですが。
なにより私はまったく予備知識なしで観たものですから、「数学の天才が、ついに才能を発揮して戦争に加担することになり、精神を病んでいく実話」だと思っていました!
なので、統合失調症の真実が分かったときは、もうここで見るのを中断しようかと思うくらいの驚きでした。(あまり、得意なテーマではない)
鑑賞後、どこまでが真実か調べて
統合失調症の乗り越え方、幻覚の見え方はどこまでフィクションなのか。あくまでエンターテインメントとしての映画の為にどこまでの脚色があったのか。と疑問はありましたが、
一人の人生の達成を見たような、感動的な映画でした。ラストのペンを置くシーンは、鳥肌が立つような気持ちでした。
天才vs.
上手にカットして
普通だったらあのどんでん返しがオチになって終わるような話ですが、どう向き合っていくかが後半のテーマになっていたので深みを感じました。
状況を伝えるためのシーンがやや長く、もう少しカットしてスマートに出来たのかなと思いました。
統合失調症の数学者とその妻の愛と冒険の物語。早送りできないストーリ...
統合失調症の数学者とその妻の愛と冒険の物語。早送りできないストーリー展開とお約束のハッピーエンドが、昔ながらのアカデミー賞作品っぽい。星空の下で若い頃の二人が星座の絵を描くシーンは、ノッティングヒルの公園ベンチに匹敵するロマンスの名シーン。にしても統合失調症は不思議な病気だ。男性がほとんどで、症状も原因もさまざまで、アスペルガー症候群や自閉症を含めると100人に1人くらいはあてはまるそう。でも今だったら当時より薬が発達してるから、こんなドラマチックな伝記は生まれなかったかも。ひとつ言えるのは、統合失調傾向とラブロマンスは相性がいいってこと。好きなものはとことん好きだけど、それ以外には全く無関心な性格。彼氏にするならソウルバー巡り君じゃなくて、アスペルガー君ですよ、経堂のゆーかさん。8点
人ってこわい
妻の愛情
一度は見て欲しい映画
実話だったんだ
妻は本物で良かった!
妻は本物で本当に良かった!それに尽きる!
しかも、多くの妻は、理解にももっと時間がかかるだろうが、あの妻を持ったからこそ、同じ専攻でもある数学者としての尊敬や数学への理解もあり、病気についても前向きに味方になって貰えたのだと感じる。本人も辛かったと思うが、病気の夫を理解し支えながらの子育てはどれほど大変だっただろう。
統合失調症もその他の精神病と同じで、本人が自分は病気だと確信するまでが非常に大変だし、その後は自分でなくなるようで投薬治療を恐れ、拒む事を知った。尚且つ更に統合失調症は、環境が変われど、脅迫観念にかられたり、幻覚が一生つきまとう点がやっかいで、周りの人から見てどこまでが正気なのかわかりづらいところも、生半可では寄り添えない辛い病気なのだと感じた。ラッセルクロウがそれを、うわべの目線や歩き方だけでなく、思考も物語の中で自然に演じていて、この病気に対して変な先入観を持つことなく、身近のよく知っている人が苦しんでいたらという視点で自然に受け入れる事ができた。
もともとちょっと嫌われやすい一言を言ってしまったり、内向的で、気持ちの処理を内に秘めてしまう孤立しやすい性格だったから余計に病気に好かれやすかったのかなと思うが、長きに渡る妻の支えのおかげで、最後には病気をも遠ざける、ビューティフルマインドな人柄も手にする事ができていて、とても感動した。
普段目にする、病気の人の見方がかわる
結構たんたんと進んでいく。
そこのあたりが、いかにも半生というかノンフィクションな雰囲気。
途中までラブストーリーの序盤のように進んでいたのに、ふと突然「あれ…?おかしいな?」となる怖さが、現実の病気のそれと同じ、信じ難さがあるのだと思う。
なぜだか観ながら、妄想じゃなくて本当は現実なんでしょ?という希望を抱いてしまう。
しかしそんな希望ははやい段階からボロボロと崩れ去っていく。
最悪な方向にしか進めないのではないかとおもいながらも、彼は困難を乗り越えて栄光を手にしました。
妄想だとはじめて気付いて、車の前に出るシーンは感動。
ナッシュ均衡の背景
経済学を学んだならナッシュ均衡は一度は目にしたことがあるはず
その背景にこんなにも胸を打つ物語があったとは…(多少の創作があったとしてもそれもまたロマン)
視聴後思わず学生時代使っていたレジュメや教科書でナッシュ均衡を見返してしまった(笑)
女性は強い…
「女が男を変える」
とはまさにこのこと
奥さんの芯の強さときたら….
チャールズとの別れは…正直切ない…
ただ、オッペンハイマーに対する言葉にはちょっと敏感になってしまったけど…
最終的に報われるお話でよかった☆
数学者の苦悩と孤独
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