ビューティフル・マインドのレビュー・感想・評価
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天才vs.
ラッセルクロウが天才数学者を演じた
現実と幻想の中で苦しむ天才数学者の人生を描いている。統合失調症という病に冒されながらも、ノーベル賞を受賞す流という感動もの。
その間の妻の苦しみはかなりのものである。
この難しい役でも心引き込まれてしまうほどの演技のラッセルクロウはさすがです。
上手にカットして
普通だったらあのどんでん返しがオチになって終わるような話ですが、どう向き合っていくかが後半のテーマになっていたので深みを感じました。
状況を伝えるためのシーンがやや長く、もう少しカットしてスマートに出来たのかなと思いました。
統合失調症の数学者とその妻の愛と冒険の物語。早送りできないストーリ...
統合失調症の数学者とその妻の愛と冒険の物語。早送りできないストーリー展開とお約束のハッピーエンドが、昔ながらのアカデミー賞作品っぽい。星空の下で若い頃の二人が星座の絵を描くシーンは、ノッティングヒルの公園ベンチに匹敵するロマンスの名シーン。にしても統合失調症は不思議な病気だ。男性がほとんどで、症状も原因もさまざまで、アスペルガー症候群や自閉症を含めると100人に1人くらいはあてはまるそう。でも今だったら当時より薬が発達してるから、こんなドラマチックな伝記は生まれなかったかも。ひとつ言えるのは、統合失調傾向とラブロマンスは相性がいいってこと。好きなものはとことん好きだけど、それ以外には全く無関心な性格。彼氏にするならソウルバー巡り君じゃなくて、アスペルガー君ですよ、経堂のゆーかさん。8点
人ってこわい
人ってこわいと思った。
人はみんな違うのに、その違いが科学や簡単に理解できないものであった瞬間に人はそれを悪として捉え攻撃する。
もしかしたら、主人公がかかえている"病"は人間の一種の進化であるかもしれない。Netflixで配信されているSense8を観た後でこの映画をみたのもあって、彼を恐れたり、おかしいと思ったりするよりも素直に同情した。
もうこんなにも人の多様性が証明されてきているのだから、そろそろ我々は様々な事に対して寛容に受け入れ始めなきゃいけない。
ただ彼の長所が活かされてその成果が社会に広く受け入れられたのに感動した。
本当にいい話。
妻の愛情
総合失調の主人公の目線で描かれている衝撃作品。
観ていて困惑するが、本人にとってはそれがリアルなのであり、周りにいる人たちにはわからないことなのだ。
そんな大変な病に苦しむ夫を支える妻。
涙が溢れ出てくる、実話を基にした映画。
一度は見て欲しい映画
人間は老病死からは逃げられない。周りの人達もそれを理解するべきだ。いや、理解しているが、受け止められない、受け止めたくない、と言うべきだろうか。
ナッシュが「歳をとっていない」と言ったシーンは鳥肌が立った。
人生で一度は見るべき映画。
実話だったんだ
号泣!!!
実話だと思うと余計に、、
総合失調症の天才数学者
現実と幻想に翻弄されながらも
アリシアに支えられて乗り越えていく
アリシア素敵すぎる!!
2人で星空を見上げるシーン好き
もう一度みたい映画!!
最高のハッピーエンド!!
妻は本物で良かった!
妻は本物で本当に良かった!それに尽きる!
しかも、多くの妻は、理解にももっと時間がかかるだろうが、あの妻を持ったからこそ、同じ専攻でもある数学者としての尊敬や数学への理解もあり、病気についても前向きに味方になって貰えたのだと感じる。本人も辛かったと思うが、病気の夫を理解し支えながらの子育てはどれほど大変だっただろう。
統合失調症もその他の精神病と同じで、本人が自分は病気だと確信するまでが非常に大変だし、その後は自分でなくなるようで投薬治療を恐れ、拒む事を知った。尚且つ更に統合失調症は、環境が変われど、脅迫観念にかられたり、幻覚が一生つきまとう点がやっかいで、周りの人から見てどこまでが正気なのかわかりづらいところも、生半可では寄り添えない辛い病気なのだと感じた。ラッセルクロウがそれを、うわべの目線や歩き方だけでなく、思考も物語の中で自然に演じていて、この病気に対して変な先入観を持つことなく、身近のよく知っている人が苦しんでいたらという視点で自然に受け入れる事ができた。
もともとちょっと嫌われやすい一言を言ってしまったり、内向的で、気持ちの処理を内に秘めてしまう孤立しやすい性格だったから余計に病気に好かれやすかったのかなと思うが、長きに渡る妻の支えのおかげで、最後には病気をも遠ざける、ビューティフルマインドな人柄も手にする事ができていて、とても感動した。
普段目にする、病気の人の見方がかわる
結構たんたんと進んでいく。
そこのあたりが、いかにも半生というかノンフィクションな雰囲気。
途中までラブストーリーの序盤のように進んでいたのに、ふと突然「あれ…?おかしいな?」となる怖さが、現実の病気のそれと同じ、信じ難さがあるのだと思う。
なぜだか観ながら、妄想じゃなくて本当は現実なんでしょ?という希望を抱いてしまう。
しかしそんな希望ははやい段階からボロボロと崩れ去っていく。
最悪な方向にしか進めないのではないかとおもいながらも、彼は困難を乗り越えて栄光を手にしました。
妄想だとはじめて気付いて、車の前に出るシーンは感動。
ナッシュ均衡の背景
経済学を学んだならナッシュ均衡は一度は目にしたことがあるはず
その背景にこんなにも胸を打つ物語があったとは…(多少の創作があったとしてもそれもまたロマン)
視聴後思わず学生時代使っていたレジュメや教科書でナッシュ均衡を見返してしまった(笑)
女性は強い…
「女が男を変える」
とはまさにこのこと
奥さんの芯の強さときたら….
チャールズとの別れは…正直切ない…
ただ、オッペンハイマーに対する言葉にはちょっと敏感になってしまったけど…
最終的に報われるお話でよかった☆
数学者の苦悩と孤独
知らずに見たから驚いた。
幻覚かどうか分からなくなるシーンは少し怖かった。本当にあの状態だったら、どれほど辛いだろうと思った。
その分、最後に報われて良かったという思いが増す。
モデルになったジョンナッシュ氏について調べると去年、亡くなっていた。このタイミングで見れて良かった。
Amazonで予告編を見たのみで、何も予備知識無しで鑑賞。
あるレベルを越えた人間の世界は見たことがないので、理解もできないが、映像にすると何となく理解できる部分も。実話だと後半で分かり、幻想部分と現実が混乱した錯覚を覚え、観賞後は変な感じ。でも、とても良い内容だった。
深く感動
少女が大きくならない、幻覚だ、と気付いた時のナッシュ。幻覚が消えることはないが、付き合うことで幻覚のキャラを育ててしまうことに気付き、距離を置いていくナッシュ。幻覚ってこういうことだったんだ!
この演技には本当に心打たれた。そして、この伴侶を得たナッシュの不思議な幸運な運命を想う
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