ビューティフル・マインドのレビュー・感想・評価
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君がいて、私がいる。
この言葉がとても印象的でした。
統合失調症と必死に闘った天才数学者のジョン・ナッシュと彼を支え続けた、その妻、アリシア。
人が困難に直面した時にいかに、傍に居てくれる人が大切か。
不器用でも、良い。
「乗り越えた先に必ず光はある」
「傍に居てくれる人を大切に」
そんなメッセージが込められた作品だと、想いました。
タイトルなし
まずノーベル賞受賞者の実話に驚いた。ラッセルクロウの若き自信家の学生時代から、幻覚にのめり込む最中、そして病気に気づいたとき、大学に復帰して勤務するとき、年老いて初めて学生に教えたいと思ったときに至るまで演じ分けており、それを支える妻役のジェニファーコネリーの演技力も引き込まれる。病気と闘いながらも妻や旧友の支えあってハッピーエンドの感動作
数学に強い教授の話って思いきや
正直、最初は頭の良い人の話でちょっとなーっと思いながら見ましたが、愛について深く考えさせられる映画でした。
ジョン本人の強さも勿論見所ですが、奥さんのアリシアが凄い。
この状況下でずっと支えていられるものだろうか??
「愛があればどんな困難も乗り越えられる」この言葉がまさに似合う女性。
途中の星空のシーンでロマンチックなシーンもあってきゅんともするようなシーンも。
ジョン役のラッセン・クロウさんの演技もまた凄い。
役とかじゃなくて、本当にジョン本人なんじゃないかと思う演技。
そこもみどころ。
語彙力が足りない私ですが、愛とはなんぞやを知りたい方は是非一度は見て欲しい映画でした。
なかなか衝撃でした
何かを成し遂げた人の傍らには必ず良き友がいるんだなぁ~と
チャールズを好きになりながら観ていたらまさかの展開!
もう、どこまで現実で幻覚だかわかない!
アリシアが現実で良かった。
そして素晴らしい女性だ。
ここまで支え続けられるなんて。
私ならやはり子供にも危険が迫ったらきっとできない、
いや、間違いなく家を出るな・・・
だからこそノーベル賞受賞のスピーチは刺さる。
そして、敬意としてみんながペンを贈るシーン、グッとくる。
変人扱いされても学生たちに笑われても必死で病と闘いながらも
学問に向き合ってきたことが報われた瞬間だった。
良かった。
切り口の違うストーリー
個人評価:3.7
妄想の演出のリアルさが他作と切り口が違う。精神の病でさえも、論理的に考え、幻覚を無視する事に決めた発想が面白い。まさに精神の病を自力の理論で乗り切ったタフさ。
ジェニファー・コネリーの美しさも必見。
実話
を元にして描かれ、実在した数学者ジョンナッシュの半生を描く。
アカデミー賞受賞作品。
1時間を過ぎたあたりから話が大きく動き2時間16分を感じさせない。
精神異常になってしまった数学者の話。
終始暗い話ではなくちょうど良いバランスになっています。
実際の現実と相違点があるとの事だが、見やすくまとまって描かれてました。
題材としては結構考えさせられることが多いのですが、ラッセルクロウの演技に見入ってしまいました。
天才の葛藤
引き込まれる主人公の視点、あっという間に思考がすべて持っていかれました。
輝かしい姿かと思いきや、そこに陰る負の一面、
凡人だからこそ天才の視点で繰り広げられる物語、
寄り添って見ずに入られません。
どうにかならないのか!!そう思って観ていると最後には涙。
もう一度みたいです。
天才数学者の数奇な人生と愛の物語
大戦後のアメリカ.周りから変人扱いされるも、高い能力で現在でも支持されるほどの論文を書くジョン・ナッシュ.
その功績で、志望していた軍事研究施設に入る入ることができ、そこで後の妻アリシアと出会う.しかしそこで彼を待ち受けていたのは衝撃の事実であった...
現実を見失い自信が持てなくなり憔悴しきった彼と、それに苛立ちを覚えながらも懸命に支える妻、立ち上がろうとする彼をサポートするかつてのライバルなど、利害の方程式では解けないような関係=「愛」の大切さを教えてくれる作品です。
80点
はじめは魅力的な天才コミュ障の
ヒューマンドラマか思って
途中で幻覚入ってからサスペンス?
どこまでが幻覚?ってなって
ホラー感もあった
後半あ、これ実話っぽいってなって
最後の登壇で涙した。
あんな綺麗な奥さんが魅力的ではあれど
変人と結婚してくれて、幻覚見えてても
離婚しないのすごすぎた
感想記録
ナッシュ均衡という言葉を聞いたのが今作で初めてでした。
ときにジョンは幻覚に惑い、励まされ、成長の糧とし、上手くはないが病と付き合っていたように感じました。
それを絶妙な表情の機微で演じきったラッセル・クロウはやはり名優です。妻アリシアを演じたジェニファー・コネリーもまた、その演技なしでは作品の完成はなかったように思います。
大きな迷いの果てに、若かりし頃望んだ研究者の栄誉を得たエンディングは、涙なしでは観ることができませんでした。最高の作品です。
精神病者の幻覚映画
天才と狂人は紙一重と言うがまさにジョン・ナッシュ博士そのものだろう。
実際の人生は離別再会を繰り返し映画以上に酷いエピソードもあったようだ、ノーベル賞で妻に感謝しても償いきれないだろう、後に86歳で妻とともに乗っていたタクシーの事故で亡くなっている。観ているこちらまで幻覚と現実が分からなくなり頭が混乱する、そういう意味では監督も役者も凄いだけに嵌められた感が拭えない。功績は功績としても私生活まで映画にする必要があったとは思えない、よくわからない病気の話に付き合わされただけの酷い時間でした。
理想の夫婦
ゲーム理論や微分幾何学などの実績を残したアメリカの天才数学者ジョン・ナッシュとその妻の感動話。
統合失調症を発症し、幻覚が見え、何が本物か分からない中、その妻は夫を支え続ける。
絶望的な状況から、2人で病気を乗り越えていき、見るととても優しい気持ちになれる。
目線が変わる
まさかその人まで幻覚だとは思ってなかった。幻覚を見る人はこんなにも細かに見るのだの感じた。幻覚が見えているから困ることもあるかもしれない。が、しかし本人はその幻覚に助けられている部分もあったのではないかと思う。
最後まで側にいて支えてくれていた、妻や友人たちとの愛が感じられたストーリーだった。
頭だけでは解決できない心の部分を訴えていたと思う。
大胆な脚色。良いじゃないか!脚色しても!
最近、めっきりクソ映画しか撮れなくなったロン・ハワードですが、この映画は大好き・・・ということで久々に観たけど、やっぱり良いっすね。
当時、できの悪い大学生だった僕は、この映画の「アダム・スミスは間違っている!」という言葉にえらく感動しました(笑)。本当の数学の面白さを、あの短いシーンで簡潔に伝えてきっていたからです。多くの人はご存知の通り、日本においては高校まで数学は単なる試験通過のためのゲームでしかありません。しかし、数学の本当の価値は主張のための道具というところにあるのです。それは文系の学問にも十分に適用可能な道具であるのです。そして現在、数学の適用が最も進んでいる文系の学問は経済学。
本作は実は結構史実とは異なリます・・・が、個人的にそんなことはどうでも良くて、むしろ、よくぞここまで大胆に脚色してくれた(撮影当時、ジョン・ナッシュはご存命だったというのに・・・)、というのも。(ぶっちゃけ、ジョン・ナッシュ自体、そこまで面白いエピソードがある人物だとはどうしても思えない)。
人は、強烈な個性を持ったすごい頭脳の持ち主を天才と呼びますが、しかしそれだけでは不十分であり、大切なことは最後まで自分の才能を信じ続ける気持ちを持てるかどうかと、強烈な個性を受け入れるだけの余裕がある社会と仲間の存在だと思います。
本作では、それらを表現するために大胆な脚色を施したのだと思います。とても暖かい映画になっていました。
あと、ラッセル・クロウがすごい好演しており、本作を観て彼のファンになったのですが・・・後で知った話では私生活ではボロボロだとか。映画のイメージぶち壊しやん!でもそれは名俳優の宿命なのかもしれませんね。
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