エイリアン ロムルスのレビュー・感想・評価
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もっと、恐怖がほしかった
この作品は、「人間とロボットの違い」について大きく描かれていたように思えた。人間が「仲間優先で動き、仲間を見捨てない」のに対して、ロボットは「利益優先で動くため、仲間を見捨てる選択がある」という対比になっているのだろう。しかし、化け物がいつ自分の命を狙ってくるかわからない状況になったら、自分の命を優先して仲間を見捨てる選択をする人間の方が多いのではないのかと思う。レインの仲間たちの中で、そういう人がいた方がいないことでリアリティーがなくなったように感じる。仲間優先でレインたちが危ない場所にも行くから、恐怖を感じにくかった。しかし、かっこいいシーンやグロイシーンの魅力もあったので見ごたえのあるアクション映画として見ることもできた。
この作品は、もう少しキャラクターの成長を描いてほしかったかもしれない。レインの「仲間を優先してしまった結果、結局誰も救えなかった」という失敗をおかしたが、その失敗をおかしたことに対して、選択は間違ってなかったとレインが考えてそうなのが変に感じる。
計2回見て感じた、良い点・良くない点
【映画の概要】
エイリアンシリーズの最新作。ロムルスとレムスなので兄弟の物語です。
字幕・吹替と計2回見ました。
【良い点】
エイリアンの最新作!最新のゼノモーフが見れます。
エイリアンらしい内容(薄暗い宇宙船内、フェイスハガー、チェストバスター、ゼノモーフと、定番シーンはしっかり見せてくれる)。
サナギ状態や誕生シーンが見られる。
ヒトモーフ(オフスプリング)の登場。
昔っぽいセットが素晴らしい。
シリーズへのオマージュが多い。
【良くない点】
面白くない。
登場人物が少なく、殺される人数も少ない。
残虐シーンがほとんどない。
怖くない、ワクワクしない。
展開が都合良すぎる。
ゼノモーフの動きが遅い。
オフスプリングの動機が不明。
B級映画のような感じ。
【疑問点】
①エレベーターでのシーンの移行が不自然
アンドロイドの弟を助けにエレベーターを降りたとき、複数のエイリアンを眼前にして、いきなり次のシーンで無重量パルスライフル乱射のシーンに移行しました。あれ、どうやって切り抜けて、どう移動したの?
②エイリアンが襲わなかった理由が不明
エレベーターで無重量が切れ、落ちた際にエイリアンに救われましたが、エイリアンは近付いただけで襲わなかった。これはフェイスハガーに寄生させるために襲わなかったのか?だとしてもすぐ攻撃して生かして連れ去るのでは?
③オフスプリングについて
黒い液体を体内に入れて出産して、産まれたのがなんでエンジニア風の見た目なの?
なぜオフスプリングは笑ってる?なんで産まれてすぐなのに攻撃的なの?オフスプリングは何がしたいの?行動の動機がよく分からないです。体液吸いたいにしても、後ろとって何チンタラしてるの?
【結論】
エイリアン初心者向けの映画。
ようはですね、
エイリアンの定番ムーブ、お約束をしっかりやっているだけで、
そこにオリジナリティや重厚さ、深みみたいなものなどないので、
期待を上回る部分が無いから、過去作を観てきた層で面白いと思う人はいないわけです。
ただの大衆エンタメ作品で作品に味がしないのです。
悪いわけじゃなく、エイリアン映画の初心者向け作品です。
ですのでエイリアンファンとしては評価は「中~低い」となるでしょう。
【自分のランキング】
エイリアン2 ★5
エイリアン ★4.5
プロメテウス、コヴェナント ★4.3
エイリアン4 ★3.8
エイリアン ロムルス ★3.5
エイリアン3 ★3.3
このレビューを参考に、映画を楽しんでください!
第一作のその後感がたまらない快作
普通に面白い作品です!
ファーストとのつながりも程よく、キチンと独立した作品に仕上がっておりました。エイリアンシリーズの独特の怖さやグロさも踏襲しており、ストーリーもこじんまりしてますがわかりやすく良くできてます。
しかし、何より今回キャスティングが良かったです。特別面白い背景がある訳じゃないけど、ストーリーの進行につれてレイン、アンディに感情移入してしまい、見事と感じました。アンディの最初の頼りなさ、中盤の冷徹さ、ラストのバディ感、よく練られた演出でした。
キャラクターの繋がりは無くても良いので後日談の続編の制作を希望します!
逃げ切れるか?生存率0%の絶望から
ガチ寝
ほぼシリーズ初見でも楽しめた
宇宙版 蟹工船
なぜか、この前観た
映画「ロイヤルホテル(監督:キティ・グリーン)」と
設定が、ほぼ同じやん!?
若者が職安場に行って意に沿わない提示で、
職場に行ったら理不尽な目に遭った・・・
そこで待ち受けるモンスターたち
(ロムルスはエイリアン、ロイヤルホテルはカスハラ)
宇宙と地球の違いだけで、ほぼいっしょやん!
まぁ世知辛い世の中を反映したのでしょうかね・・・
アルヴァレス監督は極力CGに頼らずアニマトロクスを駆使して、
エイリアンには心血注いだものの企業側アンドロイド◯◯には、
あまり神経注いでないなぁ・・・
顔がやたら血色いいし半身演技がバレバレで興醒めしてしまいました。
ただ登場シーンが「ドントプリーズ」の監督らしい演出でびっくりさせられました。
面白かった
エイリアンという創造物への深いリスペクトが感じられる作りに心を打たれたし、サバイバルアクションとしてシンプルに楽しかった。 何より美術が素晴らしかった。ただ、フランチャイズを最高レベルで達成した、という感じだろうか。エイリアン初期シリーズを知らずに、これを初めて観たならばもっと楽しめたのかもしれない、と思いながら見た。あと最後のアレがちょっとそれはどうなんだ?と思ったが、後で考えたら監督、ドント・ブリーズの人だった。
THE・王道
楽しい。
やってしまった...
このシリーズ作品を初めてみる方や、この手のSFホラーが好きな方だったらいいかも。
導入部の整合性や中盤の他作品との連携に矛盾はなく、映像としての完成度も高い。
ただ、エイリアン作品群という流れから見ると違和感がある。必要か?って。
素直にエイリアン: コヴェナントの続編の方が受け入れやすい。
もしかするとエイリアン4以上にやらかしてしまった映画。
過剰なプロパガンダ報道は自粛すべき。
送りバント
エイリアンシリーズは、「2」でキャメロンがアクション映画に舵を切るという切り札を早々に切ってしまった為、スラッシャー映画でいうところの殺人鬼とファイナルガールが両方存続するいう奇妙で魅力的なシリーズになったが、それが諸刃の剣となり「4」で一旦終了してしまった。(殺しても死なないファイナルガールをどうすればいいの?)
その後紆余曲折あって本作に至るのだが、現状エイリアンシリーズは打つ手を打ち尽くして死に体にあると思うのだが、だからこそ本作に求められていたのは、閉塞感を打破する一発逆転のホームランではなかったのか?
しかし、実際に出来上がった本作は手堅い送りバント映画になっていた。(そんなジャンルはないが)
本作を簡単に説明するとエイリアンオタクが考えた二次創作であり、だからこそ上手くいっているのだが、余計な事をせずエイリアン映画のツボをテンポよく押さえにくるので、観ているうちに、まあこれはこれで良いんじゃないと思ってくる。ラスト15分前までは
ラスト15分に登場する新種のエイリアンのデザインが今まで積み上げてきたものを無に還す、誰得な?デザインになっている。
「4」のオマージュ?、エイリアン映画=レイプ映画の論理?理由はどうあれ酷すぎた。
送りバント映画なんだから、最後までバントに徹してくれよ。最後に色気出してバット振ってピッチャー前ゴロ、馬鹿じゃないの?
監督フェデ・アルバレスは過大評価のホラー映画「ドント・ブリーズ」一躍世に出たが、フェデ・アルバレスごときに期待したお前が悪いと言われればそれまでだが、予告メチャクチャ面白そうだったじゃん。
ラスト15分に目を瞑れば十分料金分の価値はあり、送りバントでもいいから本作位のクオリティのエイリアン映画を数年に一回は観てみたいかな。あと主演のケイリー・スピーニーが良かった。
本作を観終えて改め思うのは、原点回帰すべきは「1」ではなく「2」なんだよなって事、まあリドリー・スコットの目の黒いうちはないとは思うけど。
テンポがイマイチ
白人女の子と黒人アンドロイドって組み合わせが今っぽいが、お話はそのまんまベイマックス。
ベロベロバーで脅かすシーンもいちいち間延びして登場人物が止まる。
相変わらず造形はグロくてよく出来てました。
「アシッド」で見たかったやつ
IMAXで見るための映画
やっちゃいました。
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