エイリアン ロムルスのレビュー・感想・評価
全553件中、121~140件目を表示
最近の続編映画の中では合格点
エイリアン1と2の間の話ということで、期待しての鑑賞。舞台設定などは45年前をかなり忠実に再現していたと思う。2以降で指摘されていSFホラー要素も復活し、これまでのシリーズを見ていない人でも楽しめる作りになっていて完成度は高いと思います。気になったのは妊婦さんが出てくる時点で結末が読める脚本とラストに登場する怪物。H.R.ギーガーのデザインしたエイリアンたちとは違和感のあるデザイン、ここだけはもう少し工夫が欲しかった。
単品の映画としては良いのだが、これまでのシリーズの中で必要なのか?と思ってしまった。スターウォーズやターミネーターのように無駄な続編の連打にならないようにして欲しいと願うばかりだ。
安心して見れる手練れの仕事。
まあ安心して見れるのはこういう映画では褒め言葉にならないなぁ、、でもそんな感じ。
設定が閉鎖空間で似てるからしょうがないと思うし、リスペクトもあるんだろうと思うが、一本目と似たようなシーンが多くてわろた。個人的にはプロメテウスやコヴェナントの方が見所多かった気がする。
フェイスハガーはCGを避け作り物勝負したが、脚部とかなんか動きが微妙であった。
主役の女子は好演であったし、ホルムズ氏も嬉しい再会である。
久しぶりに面白いエイリアン
面白かった。
シリーズ原点回帰。
過去作へのオマージュも随所にあって、 思わずニヤリ。
『プロメテウス』も『コヴェナント』も、 正直、退屈でつまらない映画だったので、
久しぶりに面白い『エイリアン』を観た気がする。
ニューヒロイン、レイン役のケイリー・スピーニー、
いかついシガーニー・ウィーバーと比べて、 可愛いくて絵面が和む。
IMAXで観たけど、画角はスクリーンフル。
シリーズ最高傑作かも
話の展開が良く出来ており、ストレスなく観れる。ストーリーの流れはいつもの通りだが、今作はとにかく驚かすのが上手い。結構驚かされたwww
それにエイリアンだけじゃなく、今作はフェイスハガーなどにも活躍の場面が多々あり、なかなか新鮮だった。
それだけじゃなく、エイリアンの姿なんてとうに見慣れているだろう観客に向けて現れた新型エイリアン?のセンスの良さには脱帽。
そしてなによりも良かったのは主人公が可愛い。それでいてエイリアンと言う作品に違和感なくハマっていた点ですかね。
面白かった
そこまで期待していませんでしたが、エイリアン・シリーズは好きなので、観てきました。
想像していたよりも、ハラハラ・ドキドキできて、エイリアンを知っているのに楽しめました。
映画鑑賞好きな方にはオススメしたい作品です、
静寂の緊張感
オマージュと、いえば聞こえがいいが、一作目の雰囲気の中に1〜4のエピソードを無理に押し込んだ印象は否めない。
登場人物がガキばかりなので、どうもゲーム感覚になってしまったのは残念。
また、小惑星衝突の設定は不要だったのでは?
劇内の時間経過が、実時間より長くタイムリミット的なハラハラ感はゼロ。
しかし、冒頭から3回ほどある無音・静寂シーンの緊迫感は素晴らしい。
オールドファンとしては、若き日のイアン・ホル厶に会えたは嬉しい。最新の映像技術の賜物か…
エイリアン+ブレードランナー+13日の金曜日
エキスポの巨大IMAXで鑑賞しました。
エイリアンのシリーズは、1と2はテレビ放映で、3と4は未見、前日譚2作はDVDで鑑賞済なので、今回のストーリーを理解するのには、まずまずの前知識ありの状態でした。
過去作へのオマージュや設定引継を考慮しつつ、作風としては思い切ってアトラクションに振り切ったのは好印象でした。
1作目のSF要素にブレードランナーの世界観を加え、おバカな若者がおバカな行動をして次々にコ○サれるという王道ホラーのシチュエーションで再構築してあるので、頭をカラッポにしてアトラクション的に楽しむのが正解だと思います。
前日譚2作品は、リドリー・スコット監督自身の手による正統派ですが、いかんせん、理屈っぽく重苦しい印象だったので、本作はそれとは真逆に、単純に観客を怖がらせようという主旨で作られた(?)密室劇の1作目に原点回帰した作風だと感じました。
テーマパークのお化け屋敷(?)の様に、次から次へと畳み掛けてくる色んな仕掛については、頭を空っぽにして素直に楽しめました。
俳優も無名な人ばかりで、先入観を持つ事なく、素直にアトラクションを楽しめました。
特に、中盤後半ステージの、○○のONとOFFによるバトルの仕掛は、ジョジョのストーンオーシャンに登場するジャンピングジャックフラッシュを彷彿とさせてニヤリとしてしまいました。
ただ、ちょっと引っかかったのは、監督もキャストも含め、いわゆる白人が全く(例の特別出演は除く)登場せず、全員がヒスパニック系やラテン系やアジア系やアフロ系等の有色人種が満遍なく配役されていたことです。
現実の世界でも、社会的底辺にいるのはこんな人達ばかりなので、敢えてそれをリアルに再現したのか、それともいわゆるディズニー流ポリコレ主義によるものなのかは不明ですが、あからさまな感じがしました。
ただ、全体的に1作目では恐怖の権化だったゼノモーフが、まるでモブキャラの様に駆逐されていくので、恐怖感はかなり減ったと感じました。
最後のアレも、薄々は予想出来ていましたが、個人的には蛇足な気がしました。
巨匠による名作の続編には、別監督による下位互換の駄作もありがちですが、本作にはリドリー・スコットも製作陣として参加しており、作品のクオリティは維持されつつ、VFX技術が上手くアップデートされていると感じました。
あの生物気持ち悪い…
久しぶりの新作な気がして観たいと思い鑑賞!
人生の行き場を失った6人の若者たちが、生きる希望を求めて足を踏み入れた宇宙ステーション“ロムルス”
だが、そこで彼らを待っていたのは、恐怖と言う名の絶望──寄生した人間の胸を突き破り、異常な速さで進化する “エイリアン”だった
しかも、その血液はすべての物質を溶かすほどの酸性のため、攻撃は不可能
宇宙最強にして最恐の生命体から、彼らは逃げ切れるのか?
というのがあらすじ
今回出てきたアンドロイドのルークがどこかで見たことあるなと思ってたら1に出てきてたんですね!
観直しておけばよかったとちょっと後悔…笑
でもいくつかのシーンが過去作で観たことある場面が多くてちょっと嬉しかったです😊
あとエイリアンも怖いけどアンドロイドも怖い…
感情に流されず容赦なく切り捨てるのは人間ではなかなかできないしそれに強い
過去作でもアンドロイドは容赦なかった記憶が…
そしてケイが化合物を投与して生まれたあの生物が気持ち悪い…笑
オフスプリングと言うらしい…
あれは明らかに人間の遺伝子と化合物だけじゃないよね?
エイリアンの遺伝子も入ってるの?
でもアンディが寄生されてないって言ってなかったかな🤔
どうやってエイリアンの遺伝子が混ざったのかな?
気になる…
エイリアンシリーズの1〜4はテレビやレンタルで観た記憶がある程度…
プロメテウスから映画館で観た感じですが楽しめました!
でもシリーズを観直しておいた方がさらに楽しめた気がします笑
はらはらドキドキで面白かったです!
面白い映画をありがとうございました😊
エイリアンシリーズの解説編
エイリアンとエイリアン2の間に位置する本作。
エイリアン1から4までのシリーズとプロメテウスにはじまるエイリアン前の作品としっかり連動している。すべてがしっかり整理され、統制されています。本作は最初の作品に基づき音が少ないので、全編に緊張感があります。終わったかと思いやまだ続く。本作だけでもしっかり楽しめる。
テンプレートな作品
典型的なキャラクター、予想通りのストーリー。古くさいディストピアな世界設定。だからと言ってつまらないわけではなく、アクションたっぷりドキドキハラハラ2時間たっぷり楽しめる。意外性などいらんかったんや。
あとシリーズを知らない人でも楽しめる点もよいね。
とても楽しかった
リプリーが大好きなので、リプリーが出てこないエイリアンはあまり期待してませんでしたが、チラッと「プロメテウス」という言葉を混ぜ込んでみたり、相変わらずアンドロイドで一悶着あったりで面白かったです。今回も「出産」に恐ろしい展開があり、エイリアンシリーズは出産のメタファーがあるなあと思うんですが、クリーチャーデザインがまた一風異なっており楽しめました。ただ、描写が少なく、エイリアン4ほどではなかったです。もうちょいSF寄りでもよかったと思いますが、ウエイランド社の企みは、決して浅はかではないと私は思います。確かに人間は脆弱な存在だと思うから。
リドリー・スコットの残酷なSF感と、ウェイランド社をブラック企業と捉え、社員の反骨精神とのミックス感が新しく、決して薄っぺらい映画ではないと感じました。
期待外れだった
原点回帰っぽい気がして、見に行ったのだが、
微妙な作品。
クィーンはいないのに、エイリアン単体でフェイスハガーがいくつも出てくるのは何故??
クローン?
都合よすぎる脚本展開。
脚本が薄い。
強制労働者が宇宙船で大気圏外に簡単に出られるのもなんだかなぁ。労働者に逃げられちゃいかんでしょうに。
フェイスハガーが出てくるまでが、たるい展開で
寝そうになる。
細かい部分、色々ツッコミどころ満載。
地球は奇跡の星✨
過去作は全部観ていますので、どうしても前の作品での感覚と比べてしまうのですが、思ったほど怖くなかったです。
今回はアンドロイドが活躍する場面が多かったので、過去作のような、宇宙空間と狭い宇宙船の中で未知の生命体に遭遇し、なす術もなく人間たちが追い詰められていくようなジリジリした恐怖感はなかったかな。
逆にアンドロイドだからこそ、感情に流されずに冷静な判断をするところは現代らしい問いかけとは思います。
自分たちがやられるのであれば、見殺しにするしかないという場面というのは絶対にあるわけで。戦場でも戦艦でも。
あと、アジア人(韓国?)が出てきた時点でこの人真っ先にやられるんだろうなって思ってたら案の定でした😅
これアジア人差別だって言われないでしょうか…
それから一番弱そうだった女性が最後まで生き残るのは原作のリプリーがそうだったし、ああいう状況におかれて初めて目覚めることもあるし。なんだかんだ言って人間は強いし、知恵のある生物なのだ。
もう一つ。
妊娠した女性を助けたけど、これもすぐに予測できてしまったのです。
遺伝子注射した時点で、エイリアンと人間のアイノコが生まれるっていう…
過去作で免疫ができているせいか
いろいろ予測できてしまったので、ハラハラドキドキ感はあまりなかったですが、それなりに楽しめました。
ただ少し長いかな…
最後にはユヴァーガという地球のような星へ。
地球という星は奇跡の星なのだとあらためて実感してます☺️
「未知」は怖い。が、「既知」は…
「よく頑張った!」と(偉そうにも)思いました。
同時に、1作目がいかに優れた「怖い!」作品なのかを再認識しました。
1作目の「怖さ」は、「未知の生命体(めっちゃナゾ!)」との接触が、人間社会と空間的に隔絶された(めっちゃ遠い!)、かつ閉じた空間内(宇宙船内)でおこなわれることに起因しているように思います。一方本作は、事件現場と「人間社会」はさほど空間的に離れていません。ここで言う「空間」とは「実際の距離」と併せて「意識上での空間」双方の意味を含みます。
例えば、某惑星での労働のシーン(登場人物たちの動機を示すために必要だった?)やアンドロイドからの逐一の指示(1stへのオマージュを込めてなのかアッシュの再登場)などのシーンを見ると、トラブルの渦中にある面々のすぐそばに「人間社会」は存在していると(鑑賞者は)認識してしまいます。
一方1stでは、ノストロモ号のAI「マザー」の答えは無機質で(モニターに文字が出てくるだけ)、肝心なところは「分かりません」だし、アッシュも会社の代弁者として無機質に「同情するよ…」と言うだけなので、乗組員たちには、自身の近くに「社会」が存在していることを直接認識・確認する術が無いのです。その状況下で、正体の分からない「化け物」と相対峙せざるを得ないという、まさに「In space, no one can hear you scream...」という状況、これが「怖い!」のです。
また、乗組員たちが放り込まれた「空間」にも違いを感じました。1stのそれはとても「静か」で「わちゃわちゃ」しておらず、艦内で食事をするシーンなどは「日常性」を感じさせます。しかしその日常性を「化け物」がぶち壊すわけです。これにより乗組員たちは「非日常」に放り込まれますが、艦内の設備そのものは「平穏」なまま(化け物は1匹だけだが、どこにいるのか、どんな姿で「居る」のかは不明)で、ようやく艦内が平穏でないことが可視化されるのは、リプリーが「本体を切り離して爆発させる」という手段を取って以降です。リプリー以外はもう誰もいない無機質な空間に「爆発まで、あと何分…」という機械的なアナウンスが警告音とともに流れる様子に、視聴者の内側に閉じ込められていた緊張感が一気に外側に露出する…という経験を記憶しています。一方今作では、基地内の描写が最初から「わちゃわちゃ」しており(最初からエイリアンが沢山いすぎ?)、「日常性の中に『非日常』が潜んでいる」という感じがしませんでした。
エイリアンという存在を人間社会の中に「取り込もう」とする企てが、そもそもの悲劇の始まりなのですが、「社会の中に取り込む=既知の存在」となってしまうと、そこに恐怖はありません。ラボで実験していたとか、「間の子(あいのこ)が誕生する」とか、正直興ざめでした。
散々悪口を書いてしまいましたが、1stへのリスペクトのもと本作を完成させた制作陣には「よく頑張りました!」と言えますし、相応に楽しみはしました。機動戦士ガンダムになぞらえて言えば、「1stが最高なんだけど、ユニコーンもよく頑張った!」みたいな感じ…でしょうか。
ラスボスが…
エイリアンと言えば、やはり1作目と2作目。その後の作品はたぶん「3」と「プロメテウス」は観たはずだけどほとんど覚えてない。
少なくとも1と2は傑作。
今回はその「1と2の間」とのこと。
これまでも、いろいろな監督が比較的作家性を発揮して作品化したシリーズ。今回のフェデ・アルバレス監督の「ドント・ブリーズ」なんてサイコーの映画だったし、期待して劇場へ赴いた。
「社会に搾取されながら底辺で暮らす若者たちが、違法ながらももがいて掴んだチャンスが、新たな地獄の始まりだった」みたいな、まさに「ドント・ブリーズ」的な軸で描かれる本作。
どちらかというとシリーズの1作目がホラー、2作目はエンタメアクションだったことを考えれば、今回はまさにその間、ホラーで始まってアクションで2作目に繋ぐ感じ。
フェイスハガーがワラワラワラワラと追いかけて出てくるところなんて鳥肌だし、背後でヌルっと何か動いたよ!みたいないつものエイリアン演出も楽しい。
これまで「コントロールする側」で、良くも悪くも「知性や効率」の象徴だったアンドロイドが、「される側」「役立たず」で登場するのも面白い。
シリーズを知らなくても楽しめるけど、せめて1作目は観ておいた方がいいだろうな。
で、評価は…というと、映画として面白いってことはまず書いておきます。
ただ、SFとして気になるのは今回物語攻略の大きなポイントになる「無重力」の問題。演出として面白いのは間違いないんだけど、物理的に「いや、それはおかしいんじゃない?」ってところが気になった。
あと「アレを『小惑星帯』って言わなくね?」とか。
日本語訳の問題なのかもだけど。
あの格納庫の切り離しに関わる辺りからの一連は、ちょっと荒唐無稽過ぎた気もする。
そしてもう一つ。
(ご注意:ここからラストに関わる内容を書きます)
シリーズのメインモンスターである「ゼノモーフ」。「エイリアン」という単語を固有名詞化したと言っても過言ではない、男性器を想像させるあいつ。これまでも作品ごとにアレンジはされて来たものの、この造形の邪悪さと美しさこそ、このシリーズの魅力の一つだと思うんだが、今回のラスボスはそのエイリアンと人間の謂わば「混血」。
断然興味を惹かれたのに。
なんであんなに醜い…というか、特徴に乏しい、つまらない姿にしてしまったんだろう。
もちろんこれは個人的な趣味の問題で、「ラスボスが怖くて良かった」というレビューも散見されるのでこういう感想は少数意見なのかもだけど、生まれた瞬間の姿がきれいな人間の赤ん坊だっただけに、ここからエイリアン的な特徴の何かを取り込んだ美しさのあるものを期待してしまった分、取り込んだのは「四肢と尾かい!」となってしまった。
私は圧倒的にあのギーガーの描いた造形、特にあの長いアーチの頭部こそがエイリアンだと思ってるクチなので、それ無しにエイリアンのラスボスとして登場されるとなあ…と。
お母さんを喰ってしまうとか、(良い意味で)なかなか嫌なシーンは、印象に残ってるし、このエイリアンの見た目だけで嫌いになるなんてことはないんだけど、やはり古いファンとしては、最後が綺麗に腑に落ちなかったのが悔やまれる。
でも、SFとして、ホラーとして、モンスターアクションとして、間違いなく楽しめる映画だと思います。
全553件中、121~140件目を表示