エイリアン ロムルスのレビュー・感想・評価
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第一作のその後感がたまらない快作
今や巨匠中の巨匠、リドリー・スコットの1979年の出世作「エイリアン」はまさにニューウェーブだった。当時の映画好きは度肝を抜かれた。ただただ新しかった。
そして45年周年の今作はリドリー・スコットがプロデュースした公式版。監督は「ドント・ブリーズ」のフェデ・アルバレスに委ねられた。
「第一作のその後」感がたまらない。ワクワクした。オールドファンも納得の素晴らしい作品になった。
シガニー・ウィーバーのインパクトには及ばないにしても、「プリシラ」のケイリー・スピーニーも👍&💕
普通に面白い作品です!
ファーストとのつながりも程よく、キチンと独立した作品に仕上がっておりました。エイリアンシリーズの独特の怖さやグロさも踏襲しており、ストーリーもこじんまりしてますがわかりやすく良くできてます。
しかし、何より今回キャスティングが良かったです。特別面白い背景がある訳じゃないけど、ストーリーの進行につれてレイン、アンディに感情移入してしまい、見事と感じました。アンディの最初の頼りなさ、中盤の冷徹さ、ラストのバディ感、よく練られた演出でした。
キャラクターの繋がりは無くても良いので後日談の続編の制作を希望します!
逃げ切れるか?生存率0%の絶望から
映像は綺麗で展開は王道。
目的のために倫理を捨てたアンドロイドというど真ん中ストレートもこのタイトルなら許されるか。
SFホラーで敵を宇宙に放流して逃げ切るテンプレは続編作り放題でいいなあという感想。
エイリアンの造形は良いがモーションや演出が一辺倒で少し残念。
ガチ寝
上映1時間位までの感想となります。 期待外れの展開でしたが、普通に楽しめそうな作品だと思われますた。 ただ、映画館での鑑賞では初のガチ寝をしてしまいました。 睡眠不足でもなく、公開初日に期待して観に行った作品なんですが、寝てしまいました。
多分、悪い作品ではないと思うので★3に。 サブスクなので視聴出来るようになったら改めて視聴します。
ほぼシリーズ初見でも楽しめた
エイリアンシリーズはシリーズ通して見たことがなく、AVPだけは見たことがあるぐらいでしたがとても面白かった
視聴後にAmazonプライムで有料のエイリアン1〜4をレンタル視聴するくらいには面白い
1〜4を見た上でロムルスに散りばめられたファンサービスに気づきもう一度見たくなった
ドントブリーズの監督だったのでどんな気持ちの悪い表現をするかな?と終始楽しみだった。
ラストの描写はNGを食らったのかな?という印象。ちょっと残念
宇宙版 蟹工船
なぜか、この前観た
映画「ロイヤルホテル(監督:キティ・グリーン)」と
設定が、ほぼ同じやん!?
若者が職安場に行って意に沿わない提示で、
職場に行ったら理不尽な目に遭った・・・
そこで待ち受けるモンスターたち
(ロムルスはエイリアン、ロイヤルホテルはカスハラ)
宇宙と地球の違いだけで、ほぼいっしょやん!
まぁ世知辛い世の中を反映したのでしょうかね・・・
アルヴァレス監督は極力CGに頼らずアニマトロクスを駆使して、
エイリアンには心血注いだものの企業側アンドロイド◯◯には、
あまり神経注いでないなぁ・・・
顔がやたら血色いいし半身演技がバレバレで興醒めしてしまいました。
ただ登場シーンが「ドントプリーズ」の監督らしい演出でびっくりさせられました。
面白かった
エイリアンという創造物への深いリスペクトが感じられる作りに心を打たれたし、サバイバルアクションとしてシンプルに楽しかった。 何より美術が素晴らしかった。ただ、フランチャイズを最高レベルで達成した、という感じだろうか。エイリアン初期シリーズを知らずに、これを初めて観たならばもっと楽しめたのかもしれない、と思いながら見た。あと最後のアレがちょっとそれはどうなんだ?と思ったが、後で考えたら監督、ドント・ブリーズの人だった。
THE・王道
歴代作と同じように「セオリー」通りの展開。
「結局それしかないんかい!」みたいな…
「ドント・ブリーズ」的なシーンもあるが、新しいアイディアがほしかったところ。
ただ、プロメテウスやコヴェナントよりはわかりやすい。
ところどころに
「君たちわかるかな?」的な過去作のオマージュを仕込んでいるニクイ演出。
過去作を観ておくとより楽しめる。
特にあのキャラクターはサプライズ。
つくづくシガニーは偉大だったと感じる…
楽しい。
コバネントなどで、ネタは出尽くした、後の納得の映画だと思います。一応未来ですが、パソコンやシステムは、コバネント前なのかな?わざと古臭くしているところや、一緒に居るロボットなど、とても素敵なキャラクターです。私は、大好きです。
やってしまった...
このシリーズ作品を初めてみる方や、この手のSFホラーが好きな方だったらいいかも。
導入部の整合性や中盤の他作品との連携に矛盾はなく、映像としての完成度も高い。
ただ、エイリアン作品群という流れから見ると違和感がある。必要か?って。
素直にエイリアン: コヴェナントの続編の方が受け入れやすい。
もしかするとエイリアン4以上にやらかしてしまった映画。
過剰なプロパガンダ報道は自粛すべき。
送りバント
エイリアンシリーズは、「2」でキャメロンがアクション映画に舵を切るという切り札を早々に切ってしまった為、スラッシャー映画でいうところの殺人鬼とファイナルガールが両方存続するいう奇妙で魅力的なシリーズになったが、それが諸刃の剣となり「4」で一旦終了してしまった。(殺しても死なないファイナルガールをどうすればいいの?)
その後紆余曲折あって本作に至るのだが、現状エイリアンシリーズは打つ手を打ち尽くして死に体にあると思うのだが、だからこそ本作に求められていたのは、閉塞感を打破する一発逆転のホームランではなかったのか?
しかし、実際に出来上がった本作は手堅い送りバント映画になっていた。(そんなジャンルはないが)
本作を簡単に説明するとエイリアンオタクが考えた二次創作であり、だからこそ上手くいっているのだが、余計な事をせずエイリアン映画のツボをテンポよく押さえにくるので、観ているうちに、まあこれはこれで良いんじゃないと思ってくる。ラスト15分前までは
ラスト15分に登場する新種のエイリアンのデザインが今まで積み上げてきたものを無に還す、誰得な?デザインになっている。
「4」のオマージュ?、エイリアン映画=レイプ映画の論理?理由はどうあれ酷すぎた。
送りバント映画なんだから、最後までバントに徹してくれよ。最後に色気出してバット振ってピッチャー前ゴロ、馬鹿じゃないの?
監督フェデ・アルバレスは過大評価のホラー映画「ドント・ブリーズ」一躍世に出たが、フェデ・アルバレスごときに期待したお前が悪いと言われればそれまでだが、予告メチャクチャ面白そうだったじゃん。
ラスト15分に目を瞑れば十分料金分の価値はあり、送りバントでもいいから本作位のクオリティのエイリアン映画を数年に一回は観てみたいかな。あと主演のケイリー・スピーニーが良かった。
本作を観終えて改め思うのは、原点回帰すべきは「1」ではなく「2」なんだよなって事、まあリドリー・スコットの目の黒いうちはないとは思うけど。
テンポがイマイチ
白人女の子と黒人アンドロイドって組み合わせが今っぽいが、お話はそのまんまベイマックス。
ベロベロバーで脅かすシーンもいちいち間延びして登場人物が止まる。
相変わらず造形はグロくてよく出来てました。
「アシッド」で見たかったやつ
2024年劇場鑑賞231本目。
エイリアン1と2の間ということですが、あれなら別に4の後でも良かった気が。
予告の印象では盗みを働きに入った船でエイリアンに襲われるという印象でしたが、実際は虐げられた民衆のささやかな抵抗という感じで同情する余地はありました。
エイリアンの裏テーマ、人造人間との関わりもしっかり描かれていて良かったです。
気になった点はエイリアンの体内を流れる酸ってあそこまで強烈でしたっけ・・・?強すぎる酸性雨を描いた「アシッド」が地味だったので、あの映画こそこれくらい分かりやすく溶かしてくれたら面白かったのになと思いながら観ていました。
IMAXで見るための映画
この映画はストーリーとしては特に面白いところや真新しいところはそこまで無くて、何も考えずに見れる内容ではあったけど、IMAXで見るために作られたと言わんばかりの映像、音の迫力で映画を体験できた満足感がとても大きい。
ジェットコースターに乗った気分を味わえる映画だった。
体験するための映画って感じだった!
やっちゃいました。
予想はしていたけど、エイリアン1&2の焼き増しでした。
あんなにゼノモーフのディテールにこだわってるのに、ひと安心したあとのラスボスが失笑レベル過ぎで全て台無し
これなら、コヴェナントの続編作って欲しかった。
1作目のスピンオフは薄味のホラーだった
1 エイリアンシリーズ7作目にして1作目公開から45周年の記念的作品。
2 シリーズは最初の3作品しか見ていないが、1作目と2作目が傑作だった。1作目の緊張感と恐怖の醸成、クリーチャーのまがまがしいフォルムそして最後のカタルシス。2作目はその鋳型に加えアクションの全面展開そして女王とヒロインの魂の闘いがあった。3作目は初作の道具立てを生かした焼き直しにしか思えず以降興味を失った。その上で、本作は監督の作風の違いを楽しむためのリメークとして捉えた。
3 粗筋は次のようなもの。1作目で宇宙に放出されたエイリアンの成体を企業が活用しようとして探索。確保して宇宙船に取り込みしばらく経過した頃の出来事。地球外の星で鉱山掘りなどをしていた若者たちが、近くの小惑星の周回軌道に放置された宇宙船を見つけた。新たな生活を夢見た彼らは他の星に移動しようとこの宇宙船に侵入した。そして・・・。
4 若者達が忍び込んだ宇宙船は邪悪なモノが潜んでいる構造物であり、そこでの惨劇と脱出行は、典型的なホラー作品になる資格を得た。良かった点は、本作は時系列的にリプリーが1作目において脱出後のロングスリープ中の出来事でもあり、新たなヒロインが登場したこと。線が細そうだが機転が利き、何度も危機を乗り越えた。気になったのは、ホラーを構成する恐怖感が薄かった。エイリアンに関する情報はすでに持ち合わせていたので、恐怖を加味する新たな要素が必要だったが不十分であった。ラストのクリーチャーは出方は不気味であったがその見た目は”なんじゃこりゃ”だった。船内進行中のサスペンスはまずまずだったが、最後のタイムリミットの効果は薄く、緊張と緩和をもたらすカタルシスがないまま終わってしまった。
ファンサービスと新しいエイリアン
前半と後半で別物ですね。
前半
冒頭の「A L I E N」まででが脱帽の演出。
しばらくはファンサービスが続きます。
そして植民惑星の描写はブレイドランナーの雰囲気を引き継ぎながら、宇宙船がその辺にあるあたりにエイリアンらしさがある。
あと、奴隷期間が勝手に延長されるのやばいよね。次回への伏線ですかね。
ロムルス内の無重力演出が2001年に迫る緊迫感(後半はそこまででもない)。
またBGMも2001年を意識していそうなものがあったりと、スコットのキューブリック愛が感じられる。
ここは全部かっこいい、SF映画ファンは絶対に見ましょう。
後半
CMの「RUN」からファンサービスは終わり基本的にホラー感の強い作風に変わります。
バカが仲間を危険に晒す設定もウェイランド社に奴隷のように扱われている設定だから納得できます。あと、アンドロイドとの関係もありますし。
今作の特徴である。人間を大切にするアンドロイドの登場も、エイリアンシリーズ伝統のクズアンドロイドの設定に対抗する感じでいいですね。
今後の二人が楽しみです。
ゼノモーフの新設定
生命を生み出すという最近のエイリアンのテーマを示すために、女性器っぽい蛹形態が追加したのはナイスです。
ゼノモーフを人間が簡単に倒せる設定はいいですね。
ラストでエンジニアそっくりのヤツが出て来てワクワクしました。
倒し方もエイリアンって感じで満足。
でも、あいつ生きてるんだよね?
総評
総じて過去のオマージュでリスペクトしながらも、「エイリアン仕切り直すわ」みたいな覚悟とメッセージが伝わるいい映画です。
撮影は高クオリティで文句なし。
最後にツッコミをさせてほしい。
なぜ、エイリアンの研究施設なのに酸対策をしていないのか?不思議だー
エイリアン愛に浸る
面白いです。絶対に映画館に観に行きましょう。
過去エイリアンは全て見ています。コヴェナントの理不尽で酷すぎる展開も楽しめましたが、ロムルスは原点回帰。もう味せえへんやろ・・・という「エイリアン」シリーズをきちんと丁寧に要素を分解して再構築、見事なアドベンチャー映画に昇華させたと思います。
エイリアンという絶対的恐怖の象徴、エイリアンの強酸性血液、宇宙と宇宙船と重力、アンドロイドの存在、突如覚醒するリプリー系女子。あらゆる要素を見事に調理できたのも多分フェデアルバレス監督の技能と映画愛エイリアン愛によってなし得たものでしょう。
ドントブリーズで浸れる連続する緊張感を宇宙船に場所を移してダイナミックに体験できるんです。
宇宙船の軋む船体、勤続音、画面いっぱいのグロテスクなエイリアン像。
クラシックなUIの船体コンピュータの電子音、重低音と共に映画館で全身に浴びて観るべきです。テレビモニタじゃ満足できません。抜群のキモさを体験してきてきましょう。
以上、抽象的なことしか書いてませんが観れば納得すると思います。
皆まで言わなくていい。
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