エイリアン ロムルスのレビュー・感想・評価
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アンディ・ロムルス
映像も役者も良かったのに惜しい。
主人公視点で観ようにも脚本が神の視点になってしまっているので、没入できず。
かといってアンディ視点で観ると怖さがなくなってしまう。
せめてアンディとロムルスの人造人間との会話のシーンがあんなにモロでなければ…
主人公が後から知ってショック受けるシーンでも観てる側からしたら「それもう知ってる」だし、
知ってる状態でハラハラさせたいなら各キャラをもっと掘り下げないと成り立たないけれど、ちょっとした背景が語られるのみで感情移入するに至らなかった。
色々見せ場はあったけれど、主人公以外には「あー、前にも似たような事になった人いたんですけどこれ無理ですね、ご愁傷さまです」としかならない。
そしてそこからのどんでん返しもなく。
覚醒アンディはもっと視聴者の精神的支柱になれたはず。
ベタだけど葛藤や段階があってもよかったし、上手いことぼかして一気に突き落として先の見えない展開にする事もできた。
でも実際はアンディの冷めた視点で「ニンゲン生き残れるかなー」と終始眺めることに。
その視点で観てたからか、エイリアンがどれだけ出てきても何故か遠くに感じた。
映像のクオリティがすこぶる良いだけに残念。
宇宙では、貴方の悲鳴は誰にも聞こえない
1979年7月21日公開初日に新宿プラザで「エイリアン」と遭遇した。あれから45年、再び新宿へ出かけた。新宿プラザ劇場も今はもうない。(ゴジラビルになった)
「エイリアン2」は、今は無き有楽町の日劇1の通路に座って観た。あの頃は座席指定、入替制ではなく、立ち見が許されていた時代だった。満員だったが一刻も早く見たいので何処かに一席位は空席があるだろうと入ってはみたが、本当に満席で両脇の通路に立っている人もいた。立って観るのもシンドいので中央の階段状の通路に座って観たのだ。ロードショーの初日に通路に座って観たのは、後にも先にもこの時だけである。
9月6日(金)新宿ピカデリーで「エイリアン:ロムルス」を。
ケイリー・スピーニーが太陽を浴びている(後で判るが、これは彼女の夢である)。
第一作と同様に無音で行く宇宙船から始まる。"マザー"が始動する。今回、エイリアンと遭遇するのは男3人(うち1人は黒人アンドロイド)女3人(うち1人は妊婦。この妊婦が、後で意味を持つ)。パイロットの女性は中国人で、あ、ディズニー得意の忖度か。
前段の惑星部分はやや冗長で、惑星でのウェイランド・湯谷社に雇用されての採掘低賃金生活から抜け出すため、何年も宇宙を漂流していた宇宙船研究所ロムルスの冷凍冬眠装置を利用して9年先の太陽の光溢れる惑星ユヴァーガを目指そうと6人はロムルスに足を踏み入れる。
しかし、ロムルス内には「エイリアン」でリプリーが宇宙に放出したエイリアンの死体がウェイランド・湯谷社により回収されて(ノストロモ号の廃船も映る)フェイスハガーが36体も生体標本化されており、エキスも抽出されている。そして、ロムルスの乗員はエイリアンにより全滅していた。ロムルスに乗り込んだ6人にフェイスハガーの群れが、そしてエイリアンが襲いかかる。果たして生きてロムルスを脱出する事か出来るのか…。
基本的に第一作を踏襲しており(フェイスハガーに襲われ、チェストバスターにやられ、ゼノモーフに殺される)、過去作を観ていればあの引用かなと思われるシーンもある。これを焼き直しと見るか、リスペクトに基づくリブートと捉えるかで評価が変わる。
重力発生装置のオン・オフでの無重力状態が上手く使われていて、これは新鮮だった。ケイリー・スピーニーは(今後の役者人生でも)シガニー・ウィーバーを越えられるか。
ただ、フェイスハガーの群れがうるさく、ゼノモーフの怖さがあまり全面にでていなかった。
ラストのエキスで発生したエイリアン4モドキが、ハリー・ポッターみたいだったのは減点だ。
しかし、ウェイランド・湯谷社の何百年にも渡るエイリアンのエキスへのこだわりが理解出来ない。これも学習しない人類の皮肉か?本作は第一作の20年後、2は57年後、4は200年後?
ウェイランド・湯谷に漢字が使われているのはBR購入した時に知った。映画中にはアルファベット表記しか出てこないから。
ラストの失速が悔やまれる
すでに描き尽くされたかと思っていたエイリアンとの戦いだが、体温と音に反応する習性の裏をかいてフェイスハガーの群れの中を通り抜けたり、無重力の中を漂う強酸性の血液の中を潜り抜けたりと、「そうきたか!」と思わせるような新たな見せ場が用意されていて楽しめる。
「仲間を助けたい」と思う人間の気持ちを逆手に取るようなエイリアンの狡猾さも心憎いし、CGで蘇った若かりし頃のイアン・ホルムに再会できるのも嬉しい。
エイリアンのDNAを活用した人体強化のための合成物質というアイテムにも、新しいことを取り入れようとする工夫の跡が伺える。
中盤までは、そんなに重要なものが施設内に残されているのなら、どうして回収せずに放置されていたのだろうという疑問を感じていたのだが、終盤の畳み掛けるような展開になると、そんなことはどうでもよくなってしまった。特に、アンディの救出から、重力の復活とエレベーターシャフト内での格闘、そして、ロムルスからの脱出へと続く第一のクライマックスでは、手に汗握るようなアクションのつるべ打ちを堪能することができた。
その一方で、合成物質によって誕生した新たなモンスターとの対決を描く第二のクライマックスは、「エイリアン4」と「プロメテウス」の焼き直しのような印象が強く、まったくと言っていいほど新鮮味が感じられない。そのモンスターも、クリーチャーとしての魅力が皆無(例えば、フィギュア化されても欲しいとは思えない。)で、「どうしてこうなった?」と頭を抱えたくなってしまった。
せっかくいい感じで盛り上がったにもかかわらず、最終盤の失速によって、新たな「エイリアン」の誕生を心から祝福できなくなってしまったのは、残念としか言いようがない。
これが見たかった続編
プロメテウスやコヴェナントがどうにも口に合わなかった(嫌いではない)ので、長年見たかった新作エイリアンがようやく見られた気分です。前2作ではコヴェナントの終盤までひたすらエイリアン「っぽい」生物が現れ続ける、エイリアンシリーズ「っぽい」映画に見えて正直物足りなさを感じていました。その点今作は舞台になる宇宙ステーションに着いたからというもの出し惜しみなくしっかりエイリアンが出てきますので、それだけで感無量でした。過去作のオマージュも細部まで溢れており、シリーズファンはその度にニヤリとさせられること間違いなしでしょう。また、過去2作との大きな違いとしてアホな登場人物がいない事でイライラせず、話が違和感なくかつテンポよく進むことが挙げられます。演出面もジャンプスケアだけに頼らず恐怖描写が洗練されており、シリーズ初見の人でも良質なパニックホラーとしてそれなりに楽しめる出来だと思えます。逆にシリーズファンの目線ではどこかで見た展開やシーンの連続で目新しさが乏しいようにも映るかもしれません。ですが私が見たかったエイリアンは正にこれです。過去2作のようにエンジニアとエイリアン誕生の謎みたいなものに時間を割くのではなく、ひたすら謎の存在エイリアンにビビり散らかされ続ける映画が見たかったのです。不満点としては登場人物(犠牲者)があと2、3人も多くいればより満足できたかな〜ということぐらいです。今作はシリーズのセオリー・お約束を丁寧に守りつつ、それをフェイスハガー相手のスニーキングシーンや無重力酸血シーンなどの光るアイデアで彩っており、シリーズ最新作に恥じない出来だったと思います。また、今作監督は自身がシリーズファンということで、シリーズへの敬意が随所に見られ、「シリーズファンが見たいもの」をよく理解した上で具現化されていたことがよく感じられます。シリーズの「生みの親」たるリドリースコットが監督であれば、長短両面でこのような作品にはならなかったでしょう。以降新作が作られるのであれば、プロメテウス系統よりもこちらの路線から続けて欲しいと個人的に思います。
H・R・ギーガーの偉大な変態芸術性を再認識
主人公の弟が早々にアンドロイドであることが明かされる。しかもユタニ製。
ということは、このアンドロイドが物語の鍵になるのは確定。エイリアンシリーズですからね。
ユタニ社が支配する植民星の雰囲気は、ブレードランナーで描かれたような暗い未来。貧しい人は環境の悪化した地球から借金を背負って植民星で重労働をするしかない。
「ユタニ社は、働く人の健康が一番です」というブラックジョークが流れる中、危険な仕事に赴かなくてはいけない。休むと借金が膨らみ、年季明けが伸びてしまう。
ガジェットや宇宙船は、初期エイリアンの世界観を踏襲していて、画面の隅々まで見たくなる。
エイリアンが登場するまでの緊迫感は、なかなかのもので、完全にフラグが立ったあんちゃん達の儚き最期が、すぐにもやってきそう。
エイリアンの大群が見えたあたりから、なんか違和感を感じる。あまりにも多すぎて、恐怖感というよりも数に圧倒されるだけで、息を呑むような怖さが感じられない。
逃げた一匹が、どこからか襲ってくる。初期エイリアンのあった、タマタマが縮み上がるくらいの緊張感がなくなっちゃった。
新種のエイリアンの造形を見て、H・R・ギーガーの偉大な変態芸術性を再認識したのでございます。ギーガーがいないと、こんなボンクラが登場してしまう。
追記
2乗船目は、IMAX。画角が広がって、コントラストが上がったことにより、暗い場面が見やすくなってる。
小惑星にステーションが衝突するシーンは、凄い迫力で、SF好きとしては恍惚となる。
フリーザもどきのハイブリッドエイリアンは、どうも好きになれない。だけど、一度ストーリーをなぞっているのに、ヤツらが襲ってくるシーンは恐い。細かいフックが効いていて、ドキッとする。
無重力が終わる瞬間のアクションはピカイチ。
評価を上げちゃいます。
リプリーが発見されるまで、あと37年‼️
半年くらい前だったでしょうか⁉️創造主であるリドリー・スコット監督が大絶賛してた本作‼️楽しみにしてた本作をやっと観る事ができました‼️まず冒頭、一作目のラストで大爆発したノストロモ号の残骸の中から一つの繭のようなものが回収される‼️という事はリブリーにシャトルから吹き飛ばされたエイリアンが繭状になって宇宙を漂ってたの⁉️回収した宇宙船は案の定全滅‼️しばらくして、その宇宙船に冷凍睡眠カプセルを回収に来た若者たちがエイリアンの餌食になる・・・‼️主人公たちに次々に襲いかかってくるフェイスハガーが怖い‼️水中を泳ぎながら、そして群れをなして飛びかかってくるなど、息もつかせぬシーンに仕上がってます‼️そして無重力装置を使って、エイリアンの酸の血液を浮かせて、その合間をかいくぐるシーンなどは、アイデア的に面白いシーンでした‼️そして満を持してゼノモーフが登場するわけですが、これがほんとに汚い‼️一人の胸部を突き破るシーンも一作目や二作目の衝撃にまったく及ばない‼️そして脱皮を繰り返したエイリアンが繭から誕生‼️エッ⁉️そんな設定だったっけ⁉️脱皮を繰り返して成体になるんじゃなかったっけ⁉️それはいいとしてこの繭から成体が誕生するシーンがミョーに生々しくて汚ーいシーン‼️もともとエイリアンという存在は生理的嫌悪感を抱かせる生物だったんですけど、それとは違う排泄的な汚ーい印象を抱かせるシーンになってしまっている‼️ホント最悪‼️そして今作はゼノモーフによる殺戮シーンが少ない‼️まともに殺したのはタイラーくらい‼️そのせいで今作はゼノモーフよりもフェイスハガーやクライマックスの化け物の印象の方が強くなってしまっている‼️ケイがエイリアンから逃げ回るシーンも「13日の金曜日」のジェイソンや「エルム街の悪夢」のフレディから逃げ回るような演出で、監督がホラー畑出身だから仕方ないけど、ちょっと「エイリアン」とは違う気がする‼️そしてCGで描かれた巣の中でうごめくエイリアンたち‼️やはり安っぽいリアルな動きでエイリアンの恐怖が全く生み出せてない‼️そして極めつけはラストのエイリアンのDNAを人間に注入したために生まれた生物‼️ヘンな生物‼️変なデザイン‼️まるで出来損ないのゾンビのようなデザイン‼️「エイリアン4」のニューボーンに勝るとも劣らない、どうしようもないデザイン‼️よくこれでGOサインが出たなと思わされる‼️しかも今作での出来事は「エイリアン」と「エイリアン2」の間の出来事らしい‼️「エイリアン2」でも、ウェイランド社の人間が出てきてエイリアンという生物の存在を知らなかったはず‼️でも今作でこれほどの出来事があったのだから、いくらなんでもウェイランド社の人間は知ってるはずでしょう‼️とにかく物語の設定にも首をひねらざるを得ない‼️せっかくライバルである「プレデター」シリーズが、狩る者と狩られる者の対決をシンプルに描いた「プレイ」で華々しく復活したのだから、「エイリアン」シリーズの今作も余計な設定など取り入れずに、人間とエイリアンの対決をシンプルに描いて欲しかった‼️ホントに残念‼️ただヒロイン・レイン役のケイリー・スピーニーは、可愛さの中に芯の強さがあって印象的‼️そしてアンドロイドのアンディ役のデビッド・ジョンソン‼️弱々しさと、冷静さをうまく演じ分けていて素晴らしかったと思います‼️この二人のコンビなら今後も観てみたいかも‼️
新たなタイムライン
エイリアンと言えばリプリーから続く物だったが、流石にネタが切れたのか別のタイムラインで展開する気なのか今作はエイリアン一作目の後に続く設定になっている。アイソレーションというゲーム作品も含めればその後に位置する。
確かに仕切り直すにはもってこいだ。タイトルの出し方もALIENのスペルが一度に出てそこから引かれる形でROMULUSという文字に変化する。本作はエイリアンの本筋から分かれたロムルスラインとして今後の展開も期待出来そうだ。
本作の特徴としては、新たな試みを試している様に思う。
植民地化した惑星で奴隷の様に扱われる住民達。これまで狭い範囲で展開されていたシリーズが一気に広がった様に思える。
しかし、やはり様式美なのか狭い宇宙船へと展開してしまう。この様な期待とマンネリの繰り返しが今作には良くみられる。一作目に近づけたクラッシックなテクノロジーやエックスレイトーチ、オートエイム銃、重力を使ったアイデアなど仕掛けは良いのだがそれらを使った後がよくある展開になってしまい上手く扱えていなく勿体無い気もする。
ギーガー的なデザインの目新しい物は無く、よくある見慣れた様なものばかりだ。
ラストのハイブリッドベイビーもワクワクする要素なのだがデザインもやる事も地味なのが残念だ。
シリーズの再スタートとしては世界的にも好スタートの様なので今後のシリーズ化に期待したい。
エイリアンって
新時代のエイリアンに新たな恐怖を植え付けられる!!
「逃げろ!」
▼感想
公開初日に鑑賞!なんとか帰還できました。
ストーリーは第一作目のエイリアンから20年後が舞台。そのせいもあって一作目との繋がりやオマージュが多かった。事前に一作目の「エイリアン」を復習しておいてよかった。
今作は監督が「ドント・ブリーズ」でお馴染みのフェデ・アルバレスということもあり、ホラー映画としての魅力が前面に出ていた。途中にはドント・ブリーズを思い出すような展開も!
主人公達もただ逃げ回るだけでなく、攻めに転じた時はかなり興奮する展開でまるでホラーゲームみたいだった!
エイリアンのデザインに慣れ親しんでいることもあり「面白いけどそこまで怖くないかな〜」と思っていたら、終盤にはとんでもないデザインのエイリアンが...!
これがもう夢に出てきそうなインパクトで終盤でホラーとしてのレベルがグッと上がってしっかり恐怖心を植え付けられました。それこそ父親と一緒に見た「エイリアン」が怖くてなかなか寝れなかった子供の頃を思い出した。
▼お気に入りのシーン
レイン達がエイリアンに反撃するシーン!
ここはかなり興奮した!
期待並み
面白かったですよ。2時間瞼が開きっぱなしでしたから。
ただ、1と2と今作を比較するとシガニーウィーバーをメインに大人のキャスティングだった1.2対して今作はちょっとチャラい青春物になっちゃったかなーと言う感想でした。オープニングの鉱山の設定もいまいち入ってこなかった。たしかに宇宙の映像美は素晴らしいし宇宙船のセットもよく出来てます。しかしながら今では見慣れてしまっているのか45年前の感動とはちょっと違うなと思うところもありアンチな評価もありそうですね。そんなに簡単に宇宙に出られるのかよ、とかエイリアンも多過ぎじゃねえ?とちょこちょこ突っ込みたくなりました。個人的には観客が無意識にウワッ!とかキャッ!とか声が出る作品を期待していたので期待以上ではありませんでした。でもお勧めします。是非IMAXで鑑賞下さい。
面白かったです。 でも予習は必要かも
ようこそ~変態SFホラーの世界へ~
今までのシリーズのおさらいをしなくても大丈夫♪
これからエイリアン鑑賞する方でもすんなり入れます……
が、自分の内なる本能が目覚め後戻りできずに深みにはまってしまい、気づいたらもっとエイリアンが欲しくなる……
ロムルスを観てから、1.2.3.4.シリーズ観てプロメテウス、コヴェナント観て、1.観てそしてロムルス……と終わりなき無限スペース……
いゃ~本編はすばらしく出来ていました
世界を壊さずに懐かしさもあり未来的でもあり
すぐに入っていけました
往年のファンも新規ファンも満足できる作品になっていると思います
6シリーズが全て入っていて、嬉しいことにコヴェナントの繋がりも感じられた
また戦い方もその手があった的な場面もありアドレナリン出っ放し
ここから少しネタバレ
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ラスト、ゼノモーフよりアイツのインパクトが強すぎ(エイリアン4のアイツみたい)
アンディはいいキャラ、こういうアンドロイドもGOOD、ラスト主人公より目立っても許されたかもしれない
土星の環みたいなのが良かっただけ
エイリアンシリーズの物凄い劣化版
いまどき珍しいハリウッド版C(Z)級作品だね
脚本が悪すぎる
ストーリーが全く意味不明
唯一面白かったのが土星の環みたいな小惑星群の上でのアクション
これは観たことが無かった
もっとも見どころはそこだけ
見事なバランス感覚
まずいまエイリアンの新作をスクリーンでみられることに感謝
過去作に目配せしつつフレッシュな要素をしっかり盛り込んでて、すごいバランス感覚だと思った。終盤にはしっかり監督の持ち味のビジュアルも欠かさず。
ちょっと気になっていたエイリアンの脱皮→巨大化の過程にひとつの答えを示してくれたのは納得感あり
キャラクターに黒人や女性、妊婦をうまく配置してお話に引っ掛けていくのもオシャレ。
アンディは実質主人公。
ただ個人的には、原点回帰という事前情報に引っ張られ過ぎてたからか、もっとシンプルで削ぎ落とした内容を期待していたため、要素を詰め込みすぎて散漫な印象を受けた。
あらためて「1」が完璧な映画であることを再認識。
薄い
時系列の説明の入り方がわかりにくいので、未来のエイリアンの話かと思ったが、ファーストエイリアンの次の話しだった。
当たり前と言えば当たり前だか、新しい要素とかユニークな新しい解釈はなく、Netflixの連続ものでもよかったかのようです。
脚本が悪く今回の舞台の宇宙ステーションにいくまでは、かなり辛いかった。
あと、兄弟の絆(なぜか意味もなく頭悪そうにバタバタ死んでいく兄弟)や妊娠して女性の掘り下げがなく、最後にエイリアン(エイリアン4のオマージュ?)を産むための設定のためだけの登場かと思うくらいうすい。
主人公の女性可愛いロリガオなだけで魅力がなく戦士になる過程もリプリーに比べて弱く心を打たない。
最後に妊婦の女性を守って主人公の女性がエイリアンと共に宇宙へアンドロイドも身を挺して主人公を守る…とかならもっと感度的になっていたのでわ
アンドロイドもよくわからない。今までの中でもかなりダメな合成人間。
エイリアンも完全生物に見えない弱さ。
なぜこれで、全米で興行成績がイイわからない。
細かいところに敬意感じる
期待度○鑑賞後の満足度✕ つまらない。予想した通り過去のエイリアンシリーズのあっちこっちの貼り合わせ。『プリシラ』で好演したケイリー・スピーニーはやっぱりオードリー・ヘプバーンの面影あるよな。
①ちょっと『イベント・ホライゾン』入ってるかな。
②少しも怖くないし、ハラハラドキドキのスリルもサスペンスもない。しかも色々と見せ場を盛り込みたかったのだと思うけれどもダラダラと長過ぎる。
第一作目の『エイリアン』があんなに怖くてラハラドキドキしたのは、逃げ場のない場所て正体の分からない何者かに襲われて一人一人消えていくという『そして誰もいなくなった』スタイルの語り口がスリルとサスペンスを生み出していたのがよくわかる(昔のB級映画はこういうタイプが多かったけど、それをA級映画の演出とスケールで描いたのが初代『エイリアン』)。
③でも、もう正体がわかってしまうと余程新機軸を出さないと映画としてのフレッシュさがない。
『エイリアン2 』は、そこを1作目とは全く違う趣にしたのであれ程面白かったけれど、3作目以降(『プロメテウス』『エイリアン コヴェナント』も含みます)はどんぐりの背比べ。本作も残念ながらその域を出ていない。
④もっと星が少なくても良いのだが、ケイニー・スピーニーの頑張りにオマケ。
エイリアン10です
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