エイリアン ロムルスのレビュー・感想・評価
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間違いなく近年最高のエイリアン映画!
ファスベンダーがいないのは少し寂しいけど、アンディ役デヴィッド・ジョンソンが完璧にアンドロイド役をモノにしている。そんな、『プリシラ』とまた違った最高さで美しく強く逞しいケイリー・スピーニーが引っ張り、アーチー・ルノー、イザベラ・メルセードなど若手競演の本作は、リドリー・スコット御大による伝説の1作目はもちろん、これまた別ベクトルに最高すぎる2作目の要素などシリーズへのリスペクトも含めながらフェイスハガー、チェストバスターから成体まで見る者を大いに楽しませてくれる素晴らしい作品だ!!
ファーストカットから引き込まれる……。ワクワクからのドキドキハラハラと世界観に没入できるプロダクションデザインに照明も相まってバチボコにキマった画と、次から次へと矢継ぎ早に繰り出される手に汗握る怒涛の展開・息のできない仕掛け満載に開いた口が塞がらない。格好良く、あるいは恐ろしく、印象に残るシーンやカットの多さ。(個人的には良かったが)ファスベンダーシリーズと化してきていた昨今のフランチャイズの軌道を変えるのに、変態スリラー『ドント・ブリーズ』フェデ・アルバレス監督という完璧な人選、どちらも妊娠させようとしてくる奴ら。新たな酸性の血を流す脚本も演出も見事だな、2時間の興奮。
由緒正しさ✕新鮮さ=スゴおもしろ!エイリアンに迫られる名カットなど、シリーズ伝統オマージュを想起させるような気の利いた同一・類似展開も胸アツな原点回帰。例えば少し『スター・ウォーズ7/フォースの覚醒』みたいなものだろうか?どう考えたってただの猿真似に始終して自分らしさが欠如したアッチよりコッチのほうがもっと新鮮な驚きに満ちているが。作品終盤、自分で決断・選択して戻ってきたときには完璧にリプリーになっているの最高。からの、トラウマになりそうなエイリアン人間、アレ駄目…"ドント・ブリーズ"ならぬドント・ビー・エイリアン(、ジャスト・ビー・リプリー?)!! これぞザ・エイリアン、否、ジ・エイリアンズ。
P.S. ディズニーのムビチケ(前売り)無い戦法、本当に嫌いなんだがアレ世間は許してるの?絶対的一大コンテンツ帝国のくせして守銭奴め。
ケイリー・スピーニーと言ったら、日本公開は遅くなっていて公開順が逆になっているけど、『シビル・ウォー』楽しみすぎ!本当に目が離せない役者だ。
Get away from her! You, bitch!
Die, motherfucker!!
70年代のSF構想
宇宙でもドント・ブリーズ
御大リドリー・スコットからフェデ・アルバレス監督に代わり、オリジナリティには乏しくもまあまあの出来具合でした。植民惑星でこき使われる若者達が漂流していた宇宙ステーションに侵入したらエイリアンの養殖場でひどい目に会うと言うお話しは、監督さんのヒット作『ドント・ブリーズ』のSF版みたいです。ところが前半での状況や人物説明がダラダラして展開がすごくノロくてイラっとします。いよいよエイリアン登場となって面白くなってくるけど、シリーズ1から4のいいとこ取りをしながら、手堅くまとめた感じです。新味と言えば、幼虫エイリアンの群れや無重力空間のエイリアンの強酸血液からの脱出シーンかな。役者では、主人公のケイリー・スピーニーが段々シガーニー・ウィーバーに見えてきました。
ニュー・エイリアンです
エイリアンサーガ?
エイリアン2までは最高なSF映画だったシリーズの最新作。
まず、20世紀フォックス、と始まったのが感動。それからオープニングのあの無音の宇宙空間での宇宙船の運航シーン、アナログ感のあるコントロールパネルの起動、ほんと最高のオープニングでした。
それから一作目の元凶となった場所……の登場。いいなー………。
時代背景は、宣伝どうりの一作目と二作目の間のエピソード。話の流れもちょうどそのくらいの派手さ。
ネタバレ書きたくないので、ここまでの紹介ですが、エイリアンシリーズとしてはトレンドが元の位置に上がったような感じ。
IMAXで見れば良かったと後悔しています。
逆に、洋画は字幕鑑賞がほとんどだったのですが今回は吹き替鑑賞で失敗かな!と思いましたが今回は吹替鑑賞で正解でした。
これは、是非劇場鑑賞を進めます。
すっごく面白い
第1作の直後みたいな時間軸で、炭鉱の惑星で働く若者たちのお話だ。一定の条件を満たすと別の惑星の移住できるのだが、条件を認めてもらえない女の子が主人公で、アンドロイドの弟を連れている。その弟が、宇宙船の中の別のアンドロイドのシムカードみたいなのを読み込んだ途端、可愛げがなくなりびっくりする。変なつまらないダジャレを言って、ドジっ子の彼をかわいく思っていたことにその時気づく。
廃棄された宇宙ステーションに主人公らが侵入するとエイリアンだらけで大変なことになる。上半身だけのアンドロイドが、敵か味方か分からなくて怖い。実際、企業の利益しか考えていないのだけど時々彼らのためになるアドバイスも言う。
コンピュータの表現が1作目と同じDOS-Vパソコンのイメージで、マウスがない。
イケメンの彼がエイリアンの酸を全身に浴びて穴だらけになって死ぬところが恐ろしい。無重力になって酸を避けながら通るところも名場面だ。
主人公は特にこれといった個性はない普通のお嬢さんだけど、弟思いで可愛くなくなった弟を見捨てられない。勇気を振り絞るところに泣ける。見せ場が盛り盛りですっごく面白い。もう1回見たい。
(追記)
宇宙に浮かんでいた船はノストロモ号で、そこにいるアンドロイドが1作目のアッシュであると聞いて、それは確かめたいと1作目を見返して再び見に行く。すると、1作目でアッシュは燃やされているし、ノストロモ号は大爆発している。
冒頭でノストロモ号の名前の書かれた部品が漂流していて、ノストロモ号からエイリアンの卵みたいなのを回収している場面があって、漂っていた廃船はノストロモ号ではない。アンドロイドもアッシュと同じ型のアンドロイドだ。教えてくれた人が間違っていた。
2回目でもまた面白さが抜群で、意地悪に見ていても面白さに負ける。かなりの傑作だ。
土星の輪みたいな隕石群が激流のようだが、本当にあんな風なのだろうか。ふわふわと浮かんでいるだけではないだろうか。あの星がそうなのだろうか。また、爆発で隕石群に近づいてしまったが、もう一回爆発させて軌道を変えればいいのではないだろうか。
弟のアンディーというネーミングはアンドロイドから雑に名付けたのではないだろうか、犬にワンコとつけるような感覚で。
一作目との共通点では、こちらも労働者が搾取されていて待遇などにみんな不満を抱いている。シリーズ全体の共通点では、恋愛を描かず、友情や家族愛がモチベーションとなる。今回は一人は妊婦でカップルがいてもよさそうなものだが、行きずりの男が父親だと語る。
エイリアンのバリエーションが
エイリアン幼稚園
エイリアン
1979年に初作が公開されたSFホラーシリーズ
近未来世界を舞台に
商業用宇宙船ノストロモ号が遭遇した
地球外生命体「ゼノモーフ」と
それに襲われ無惨に
殺されていく人間たちを巡るサバイバルホラー
SF的にもホラー的にも
H・R・ギーガーによる
クリーチャーデザイン的にも
計り知れないほどの影響を各方面に与えた
初作はリドリー・スコット監督で
ゼノモーフとノストロモ号が遭遇した
真相までストーリー面も骨太に
出来上がっている
1986年の2はジェームズ・キャメロン監督に
スイッチし巧みな撮影技術を駆使し
ゼノモーフ達の生態により踏み込み
哲学的な仕上がりになり
リプリー姉さんは戦い続けた
そんな感じで監督を交代しながら
スピンオフや前日譚を含めると
9作も作られているシリーズ
(自分は2までしか観てない・・)
今作はドンブリの監督
フェデ・アルバレス
ホラー中心にHDR的に
暗調でガンガン撮っていく絵が
特徴的な監督だがどうだったか
プロットだけ見ると
洋館に迷い込んだチャラ勢が
次々襲われてみたいな感じか?
とB級タッチで面白くなるのかな
なんて思ってしまいましたが
なんのなんの
しっかりエイリアンしてるじゃ
ないですか
初作と2の間の時間軸との事ですが
このへんのチョイスは上手いと
思いました
まず本当にオリジナルの
当時のセット感がすばらしい
なんかアナログな感じとか
監督自身エイリアンが
好きな映画なのが伝わってきます
面白いのはゼノモーフの全景を
暗がりでなかなか見せません
あれならコスプレした
研ナオコ混ぜてもわかりません
まぁ客はもうフェイスハガーとかも
知ってるのもあるので
きたぁ~という感じになって
しまいますので
まぁいいでしょう
終盤の人間との合いの子のような
アイツは思ったより怖く
ならなかった気がします
黒人アンドロイド・アンディの存在も
光っていましたね
ドア認証以外で役に立つのか
立たんのかいまいち
わかりませんでしたが
個人的にはこのシリーズ
人間でもエイリアンでもない
アンドロイドの存在が挟まってるのが
面白いと思ってますが
うまく機能してると思いました
時間軸の関係上ド派手な設定は
持ち込んで後の世界観を壊してしまう
ことは出来ませんからそれを
目新しさがないと感じる声も
わかりますがこれを機に
1観てみようかな
2観てみようかなと思わせる
初見の人には効果的な作品に思いました
第1作と第2作のいいとこどりで第3作移行の中では佳作
エイリアンは第1作で地球外生命体に襲われるSFホラー映画の名作となりました。第2作ではエイリアンが一体ではなく複数で襲ってきたらという設定で2番煎じではなく、続編でありながらも傑作となりました。ところがそれ以降はエイリアンを登場させたいだけという作品。エイリアンがサメ映画レベルのB級作品となりました。リドリー・スコットが原点回帰として挑戦するも第1作ほどには遠く及ばず、さらにその後製作するという暴走となりました。その後で登場した本作品は鑑賞前から嫌な予感しかありませんでした。
物語はいきなり劣悪な環境の惑星にある鉱山で労働者として暮らす孤児の女性レインそしてアンドロイドのアンディ、友人のタイラー、タイラーの妹ケイ、タイラーの従弟ビヨン、ビヨンのナヴァロがこの惑星から脱出為に必要な冷凍休眠装置を奪うため、放棄されている研究宇宙施設ロムルスへの乗り込みというものでした。科学者も軍人もいません。新たな希望を求めた若者のみです。サメ映画のようにいけにえになる若者達という設定のようでした。ところが第1作で登場していた会社指令第一のアンドロイドが登場します。冷蔵室では第2作での複数のエイリアン襲来等を再現しています。その後の展開も第1、第2作から踏襲したシーンが再現しつつもこだわった出来映えでした。アンドロイドに導かれ一般人の若者がエイリアンと戦いつつ脱出を試みる展開はやや薄い話ではあります。ひねりがあるのは、ようやく脱出して冷凍休眠装置に入ろうとした時に、エイリアンではなく新たな脅威ミュータントが襲ってきます。レインがTシャツ、短パンで逃げ、宇宙服を装着する第1作のラストを再現していました。成功事例の過去作品のいいとこどりをして無難に作り上げていました。良い出来ではありますが、願わくばこれでエイリアンシリーズは終了して欲しいです。
エイリアンらしいエイリアン
ビジュアルは歴代最高!でも話薄くね!?
エイリアンシリーズの正当派生作品として、多くの人が待ち望んだ同作ですが、ビジュアルについては、歴代最高の怖さ、凄さ、ニクイ演出、ギミック等ふんだんにもりこまれていて、本当に満足できる作品になっていた。監督はシリーズガチファンと思われ、随所にオマージュが織り込まれていて、ファンムービーとしてはパーフェクト。★6あげたっていい。
ただ一方で映画のドラマ的な部分も含めてとして全体をみてしまうと──ちょっとペラいか。
まずなによりも登場人物が少ないのが気になった。
エイリアンシリーズは個性豊かなキャラのワチャワチャしつついろんな死に方をするのが楽しい作品だと思うんですが、そのためにはちょっと人数少ない。キャラ年齢層も若い子ばかりだし、世代の軋轢みたいなものもほしかった。
で、キャラが少ないと、必然的にドラマが少なくなって、物語が薄っぺらくなるんですよね。過去作は作品毎に監督の個性とテーマみたいなものがあって、それが登場人物やエイリアンとも絡み合って面白かったのですが、今作のテーマはどうも「エイリアン1大好きなので俺が全力で全作踏襲してカッチョいいのつくりました!」だった。それはビビるくらい実現されていたのだけれど、ドラマとか思想とか感じ入るものとかそういうのに全く深みがなく、とってつけたロムルスな展開とかSF的な因果関係もペラペラだった。
監督は、あれだけのビジュアル再現できるんだから、もっとストーリーに思想や個性だしてよかったのに、と思いましたが、ビジュアルに強いが思想やドラマがペラいのは、世代のせいかな。エリジウムとかもペラッペラだったしなぁ。
緊張と緊迫の連続で疲れました。
それにしてもエイリアンはそんなに怖くなく、凶暴さも観られなかった。
確かに生存力は最強の生物だと思うが、そんな危険生物がいる危険な宇宙空間に移住する人間達がいて、然も宇宙ホーボーを決め込むヤンチャな若い奴が出現していることが恐ろしい。
さらには、エイリアンを遺伝子操作して新種を開発して、どうするのだろうか?
そんな宇宙時代となりその頃には若者が中古の宇宙船をパクって、異星に不法転居する宇宙難民時代が来る発想がおもろい。
エリアンの出現は各所危機感を煽る展開ではあるが、宇宙ステーションの内部構造が全く不鮮明で、侵入者である若者達が既知であるかのように構造物内を駆け抜けて行くことに、鑑賞者は完全第三者に置いてきぼりされるところにこの作品の限界が随所に見られたのが残念だ。
こんかいは、新監督のお手なみを楽しみにしていたが、まだまだ先達には程遠く感じた。
(o^^o)
エイリアン ロムルス
劇場公開日:2024年9月6日 119分
リドリー・スコット監督による1979年の傑作「エイリアン」の“その後”を舞台に、エイリアンの恐怖に遭遇した若者たちの運命を描くSFサバイバルスリラー。
「ドント・ブリーズ」のフェデ・アルバレスがメガホンをとり、リドリー・スコットは製作を手がけた。
人生の行き場を失った6人の若者たちは、廃墟と化した宇宙ステーション「ロムルス」を発見し、生きる希望を求めて探索を開始する。
しかしそこで彼らを待ち受けていたのは、人間に寄生して異常な速さで進化する恐怖の生命体・エイリアンだった。
その血液はすべての物質を溶かすほど強力な酸性であるため、攻撃することはできない。
逃げ場のない宇宙空間で、次々と襲い来るエイリアンに翻弄され極限状態に追い詰められていく6人だったが……。
出演は「プリシラ」のケイリー・スピーニー、
「ライ・レーン」のデビッド・ジョンソン、
「もうひとりのゾーイ」のアーチー・ルノー、
「マダム・ウェブ」のイザベラ・メルセドら。
エイリアン ロムルス
劇場公開日:2024年9月6日 119分
タイトルなし(ネタバレ)
出だしから置いてきぼり。ボッーとしてたのもあるけど。
良く分からないまま、若者の男女と合成人間アンディが宇宙空間で彷徨う宇宙船に行く。理由はわからないが、3年分のエネルギーしかない!みたいなやり取りしてたから、エネルギーの回収に行ってたのかな?それで宇宙船の奧に行けばもっとエネルギーがありそうな話になっていく。
若者の男女と言っても、主役の女の子以外は皆んな死ぬw
女1、最初の犠牲者。懐かしの口の中に卵を産められて、卵が孵化して死んじゃう。孵化してからエイリアンの成長は速く、あっという間にいつものエイリアンになってしまう。仲間が助けるのが少し遅かったのが残念。
男1、女1の近くにいたが逃げ延びた。その先に女1から出たエイリアンが繭?になってるところに遭遇。近場の武器?になるような道具で繭を攻撃するもエイリアンの体液が体にかかって死ぬ。体液は硫酸だからw
女2、扉越しに仲間に助けを求めるが、冷静なアンディの判断で扉を開けてもらえなかったことで、エイリアンに捕まってしまう。即死せず、エイリアンの巣に連れてかれる。その後仲間たちに救出される。女2は妊娠中であったのだが、すぐに出産。生まれた子はあっという間に成長する。女2は化け物になった子に殺される。この化け物はラスボスになる。
男2 女2が生きていることに気付き、巣に向かう。そこでエイリアンに捕まって、エイリアンと向かい合って、口の中の小エイリアンに顔をかじられて死ぬ。誰もが死に様を予想出来ただろうw
アンディ 最後まで主人公に付き添う。そういえばいつの間にか居なくなった。表情が良かった。
もう一人くらいいた気もするが思い出せない(-_-;)
主人公 最後まで生き残る。ラスボスを倒す。
面白かった。アンディの合成人間故の冷静さと、対比する感情で動く人間が描かれていて、良かったと思う。
あと、宇宙空間の描き方も良かった。
思っていたより酷い殺害の仕方は無かった。映画通ならいつエイリアンが出てくるかわかるのかもしれないが、ドキドキして見れた。、
「エイリアン1作目を思い出す」
リメイク版?新世代版?
始まりはオリジナルな感じで始まるが、船内に着いたあたりからデジャヴ。1と2を7:3で配合した仕上がり。
面白いは面白いが、オリジナルの1,2の方が面白いかな。ターミネーター3のようなに前作と比較すると見劣りがする。
新種はファンタスティック•プラネットですか?
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