「面白いが期待の枠は超えず」エイリアン ロムルス 二度寝さんの映画レビュー(感想・評価)
面白いが期待の枠は超えず
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遅ればせながら鑑賞。
充分に楽しんだが、
シリーズへのオマージュがどれも表面的で
小さくまとまっていた感が否めない。
1、2を超えるのが難しいなら
3のような陰鬱なものや
4のように「損壊が観たいんでしょ?」と迫ってくるものなど、
特定の方向に振り切れていてほしかった。
それから、「これからこういうルールのエリアに踏み込むから
緊張してな」というような説明や、
「じつはこんなことがあったんだ」という説明の多さも気になった。
そういう部分を映像の中で表現してこそと
欲をかいて臨んでいたためだろうけど。
また、本筋に影響はないが
アンドロイド専用出入り口から入った直後が
あの狭いダクトなのはなぜなのか?
(アンドロイドは皆這いつくばって移動するようにと
虐げられていた??)だとか、
超危険な複製ラボなのに
ドアが完全密閉しないデザインなのはなぜなのか?
など、映画的な都合による疑問点も多く、
そこは核心じゃないからべつにそれで構わないのだけど、
没入感の妨げにはなるなあと感じた。
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