「エイリアン幕の内弁当!」エイリアン ロムルス えふいーねこさんの映画レビュー(感想・評価)
エイリアン幕の内弁当!
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出だしが思い切りディストピアで、エイリアンよりもブレードランナーのほうを連想、監督は同じだけどエイリアンとブレランて同じ世界線だったっけ?と錯覚おこしかけましたが、結果ものすごくちゃんとエイリアンでした!
ドント・ブリーズの監督がエイリアンで幕の内弁当作りました、こうなりました〜みたいな。見覚えある場面や展開が多いのはまぁ、幕の内的に全然良いと思いますし、そこがつまらんという意見があるのもわかります。でも新味もあり、何よりキャストがフレッシュで良かったです。
エイリアン名物「問題の多い人造人間」、今回のはポンコツでゆるい(優しい)状態と、更新されてキレッキレのベスト状態の二重人格タイプで、役者さんの演じ分けがお見事でした。人造人間たちの行動の読めない、ゾワゾワくる怖さは、エイリアンたちのわかりやすい怖さを上回ってたかも。
脱出する迄でもうだいぶお腹いっぱいで、ラストへのアクションはちょっとくどいな〜と思いましたが、お化け屋敷的なホラー感たっぷり、小惑星帯の迫力などSFらしい景観も楽しめて、立派なエンタメ映画と思います。終わって出てきて、「あー帰ってきた」という感慨がありました。
余談
車でシネコンへ向かってた運転中、顔に向かってバッタが飛びついてきてギョエーとなりました、危なかった!(運転が)。4センチのバッタでこれなんだから、エイリアンのアレなんて、もう。(ガススタに停め、バッタを出し、ガソリン入れた)エイリアン行く前に顔へ虫飛びついてきたって貴重といや貴重かな、と。
余談2
ポンコツとキレキレの二重人格アンドロイド、「究極超人あ~る」を思いだしてました。
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