「わざわざ劇場版にした意味」爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON! プロミス・ザ・サーキット たくむしさんの映画レビュー(感想・評価)
わざわざ劇場版にした意味
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・総括
わざわざ劇場版にした意味を感じられない作品だった。敵キャラに魅力を感じないし、巨大戦は無いし、伏線も回収しない。はっきり言ってテレビ版よりも劣化してると言わざるを得ない出来だった。
■良い点
・登場人物が役割を全うする
登場人物にはそれぞれ○○屋という称号が与えられていて、今作ではそれを活かして敵を追い詰める展開が見事だった。
■悪い点
・ユーズド苦魔獣軍団
突然沸いて出てきた雑魚キャラ。どのように生成したのか一切不明。あっさり倒されて何のために生まれたのか分からない存在だった。
・サーキットグルマー
劇場版の敵だが、テレビ本編の敵との差別化が出来てないと思った。せっかくサーキット場を丸ごとイグニッションしたんだから、もっとすごい強みが欲しかったところ。実にもったいない。高速移動ができるんだから先斗とスピード対決してほしかったけど、それもなかった。ほんと期待外れ。
・ニコーラ王女
見た目は可愛くて好きだが、バックボーンの掘り下げがいまいちなので、自分でハンドルを握る決断に納得感は生まれなかった。他人に決断を任せた描写が皆無だったのだから。あと、意味ありげに何度も見せたペンダントが特に意味もなかったのが本当に許せない。何だったの?あれ。
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