シビル・ウォー アメリカ最後の日のレビュー・感想・評価
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戦闘シーンの緊迫感、残酷さは現実感がありすごい迫力
戦闘シーンの緊迫感、残酷さは現実感がありすごい迫力です。
内戦中のアメリカという設定だが、カントリーミュージック?が流れてのどかなシーンが割と多い。しかし、突如として戦闘が始まり、緊迫した状況になると残酷でとてもリアリティがある作品と感じました。
「戦争」ならば、人は本当に残酷になれるもの。
映画の通りアメリカが分断した場合、世界の秩序が崩れるのではと思う。分断を煽るトランプが大統領に返り咲いたら・・・と思うと不安になる。これからアメリカの大統領選挙がクライマックスに向けて進んでいく。ハリス有利と聞くが、彼女も政治家なら、全くのクリーンという訳ではないはず。
"28日後"の脚本家らしいCIVIL WAR
初めて28日後を観た時のあの閑散としたイギリスから今回はアメリカへ。
ド派手なドンパチが描かれる戦争映画を期待していると肩透かしに合うくらい地味な映画だが、退廃的でリアリティのある人間描写と容赦ない暴力シーンで、今回はゾンビは出ないがより人間の残酷さ儚さが際立っておりドキュメンタリー映画のようなリアリティある作品だった。
連邦政府側が弱すぎるような気もするが、ワシントンD.C.へ向かう道中は誰が敵か味方かわからない怖さ、結局のところ対話を望まない西部勢力の暴力には暴力で対抗するしかないという今の世の中にはピッタリなメッセージ性の強い映画だった。故に笑えない映画だ。
エルトン・ジョンかよ!笑 ってくらいふざけたメガネで登場するジェシー・プレモンスが存在感があってよかった。話の通じないヤバい奴をやらせたら天下一品。たまたま妻のキルスティン・ダンストの付き添いでいたら抜擢されたという話だそうで。
あの結末で、これが娯楽映画として上映出来てしまうアメリカはやはりすごいと思った。
内戦は今もドコかで起きている
舞台は近未来の米国。
米国だからSFっぽいというか奇異なものと思いがちだが、世界のドコかで今も内戦は起きている。
ミャンマーとか、シリアとか。
本作では、独立側と連邦側、どっちがどんな主張をしているのか一切描かれない。
それは、その主義主張に焦点が当たってしまうこともあるが、
「特定の国ではなく、普遍的な物語」として描くためだったのではないだろうか?
(本作を左右対立として描かなかったのも同様。そのために、左派カリフォルニアと右派テキサスという、今の主義主張からはありえない組み合わせとしたが、これは「金持ち連合」という意味かも)
そうすることで、
「他人事」ではなく「もしかしたら自分の身に降りかかるかもしれない」
と臨場感、緊張感を持って見られるから。
日本だって他人事じゃない。
もちろんドンパチやるような内戦は起きないだろうが、
「暴動」みたいなのは起こり得る。
大昔の安保闘争みたいなモノが現代にも。
(ここ何十年とそれが無かったのは、たまたま国民が豊かだったから。今後、それは期待できない)
「戦争映画」の傑作として、今後も語り継がれる作品だと思う。
凄まじいリアリティ
迫力ありましたね。死と隣り合わせの日常生活を スゴくリアリティに 描かれてて 完成度の高い作品で 見応えありました。戦場カメラマンの 生々しさは ゲロも吐く程の 精神的にも肉体的にも ギリギリの所で 闘っているのが スゴく分かりました。
話の展開としては 中盤の台詞で 最後は こんな感じに なるんだろーと 思えてきたのと 実際に そーなってしまった事で そこは 残念な感じで そーなって欲しくない と願っていましたけど。。言うことを聞かず 好き放題やって 足を引っ張るとか その人がいると不幸を招くとかって 最後の最後まで それが死と直結していて 腹立たしい気持ちで した。こーいう映画は ハッピーエンドは ないですもんね。。戦場は ホントにヤバいです。
もし現実になったら?
音楽の使い方がなんともA24っぽく最高!
まじめに作ればよかったのに
メンタルを揺さぶられる映画
戦場カメラマンの意義は伝わるが
やっぱり映画館で観るべき映画
屋外でフィルムの現像がやれる?
映画が始まった時点でアメリカは内戦中。ちょっとビックリ。何が原因で戦争になったんだろう?どちらが正義なのか分からないが、テキサスとカリフォルニアの西部同盟がアメリカ政府を追い込んでいる。ニューヨークの街中でも争いが起きていて、女カメラマンのリーが戦場カメラマンに憧れる女の子ジェシーを助ける。この子、可愛くて中学生くらいかと思ったら23歳だった。持ってるカメラはNikon、あら、デジタルじゃなくてモノクロフィルム。これ未来の話か?
その後リー達ジャーナリストは大統領の取材をする為にジェシーを連れてニューヨークからワシントンに車で向かう。その途中途中で起きる銃撃戦。敵でも味方でもないのに命の危険にさらされる皆んな。兵士のぶつかり合いなら分かるけど、何でなんだろうね。仕事として写真を撮りまくってはいるんだけど、今時モノクロフィルムだなんて不適切じゃね?とにかく危険なシーンの連続でずっとハラハラ。次から次へ死んでしまう仲間達、後半結構悲しかった。最後なんてまさかリーが。こんな不幸が起こるのは良くないと、大統領選挙前のアメリカ人に内戦禁止の意向じゃないかな。
予想してたよりドキドキウルウルして楽しめました。
思い込みって…
思い込み その①
作品紹介から、近未来のSF戦争映画と勝手に
思い込んでいた。
それだけで面白そうと、レビューも見ずに
チケット購入。
観てびっくり、SFじゃなかった
思い込みその②
チケットの購入、いつもようにインターネットで購入。席もいつもの席。
前日に行く用意をしていたところ、チケット購入完了メール来ていないことが判明。イオンはこの完了メールがないと、映画館に入れない。会員カードではダメ。
サイトを確認したところ、完了メールのアドレスが変更になり、メールが届かない事があると記載。
当日窓口で確認してもらえば良いと思い、いざ映画館へ。窓口で手間がかかると思い、7:30に家を出発。色々と調べてもらったら、なんと購入していなかった。最後のボタンをポチしなかったのでしょう
そのため、当日購入。いつもの席は取れず
隣の隣にした。
8:25から93席のキャパ
びっくり仰天、9割程入っていた。
いつもなら、朝イチの洋画は10人以下なのに
なぜこんなに混んでいるのだろう。
内容は迫力があり、中東の戦争ではなく、
アメリカ国内の戦争だが、きっと実際もこんな感じなのではと思った。
ロードムービーみたいな感じで
良い作品なんだろうけど、自分の好みではなかった
帰り際、いつもの席を購入された方、寝ていたのでびっくりした。
赤サングラスのヤバい奴はキルスティンの旦那さん(笑)
予告編とは全く違った映画。。。いや、それはそれで面白いのですが。
ニューヨークからワシントンDCまでの若手女性カメラマンの成長譚でもある文字通りのロードムービーでした。久々にキルスティン・ダンストを観ましたが、ベテランカメラマンの彼女がケイリー・スピーニー演じる若手カメラマンジェシーの師となるわけです。NYからDCまでは本来300数十キロですが、安全な地帯を遠回りするために1500キロ以上にもなる旅です。道中でいろいろな体験をし、危険な目にもあうジェシーですが、着実に成長していく様はまさにロードムービーでした。
話は変わりますが、道中で出会う赤サングラスのやばい軍人(ジェシー・プレモンス)はキルスティンの夫らしいです。
アメリカ内戦でなくても良くない?
アクション映画ではなくロードムービーか
ハンヴィーを登場させるというのはどうかな?
悪くはないが、期待したのとは違ったかな
アメリカの内部分断による内戦勃発というタイムリーな設定に惹かれ、公開初日に鑑賞してきました。期待してIMAXで鑑賞しましたが、映像的には通常スクリーンでもよかったかなという印象です。
ストーリーは、アメリカ連邦政府からいくつもの州が離脱し、テキサス州とカリフォルニア州が同盟を結び、西部勢力として政府軍との間で内戦を繰り広げ、ワシントンD.C.陥落を目前に控える中、大統領の単独インタビューを行うためにホワイトハウスを目ざす、戦場カメラマン・リーを始めとする4人のジャーナリストの姿を描くというもの。
人種のるつぼと言われるアメリカで、主義や思想の異なる人々が激しく対立する内戦を通して、現在のアメリカが抱える問題を浮き彫りするような展開を予想して鑑賞しました。テーマそのものはそれに近いものを感じますが、その描かれ方は予想とは大きく異なりました。もっと大規模な内戦シーン、互いの主張をぶつけ合うシーンを描き、そこに絶対的な正義など存在せず、残るのは虚しさだけ…みたいな感じを期待していたのですが、実際にはもっと地味な感じで展開します。
物語の大半は、降伏寸前の現政府大統領のインタビュー敢行を目ざすジャーナリストと戦場カメラマンのロードムービーといった感じです。最前線の激戦地を目ざす道中であるため、徐々に戦場の激しさと危険度が増す中、若い女性カメラマン・ジェシーがしだいに覚悟を決め、いっぱしの戦場カメラマンとして成長していく過程をうまく描いています。と同時に、各地で出会う人々の生きざまに、国内分断の受け止め方の違いがよく表れています。中でも、過激な行動に出る人々の姿を見ると、現実もこの一歩手前ぐらいにあるのではないかと恐怖を感じます。
また、クライマックスの大統領官邸への突入は、ヒリヒリするような緊迫感で描かれ、なかなか見応えがあります。実際に無防備なジャーナリストが最前兵に同行できるのかは疑問ですが、そこでしか撮れない瞬間があるのは確かだし、その写真に大きな説得力が生まれるのも頷けます。ラストは、リーの言葉を受けた、ジェシーの非情なジャーナリズムが印象的で、本作の軸足はむしろこちらにあったかのような印象を受けます。
こんな感じで、見応えがないわけではないですが、期待とは異なり、終盤にさしかかるまではわりと退屈な印象を受けます。特に、ジェシーの行動を看過できず、彼女さえいなければ…と思えてしまうことが多く、なかなか共感しにくいです。そのため、期待したようなアメリカが抱える分断問題の描き方がかなり薄い印象になっているような気がします。かといって、リーたち4人のジャーナリズムが深く描かれているかというと、そちらもやや中途半端だったように感じます。そう感じたのも、ミスリードを誘うような予告のせいかもしれません。なんの予備情報ももたずに鑑賞すれば、もっと楽しめたような気がします。
主演はキルステン・ダンストで、ベテラン戦場カメラマンとしての貫禄十分な演技が光ります。脇を固めるのは、ワグネル・モウラ、スティーブン・マッキンリー・ヘンダーソン、ケイリー・スピーニー、ソノヤ・ミズノ、ニック・オファーマン、ジェシー・プレモンスら。中でも、ジェシー・プレモンスが印象的で、彼の登場シーンはとてつもない恐怖を感じます。
劇場で事前に流された予告編は観客をミスリードするため恣意的に切り取られたもの
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