劇場公開日 2024年10月4日

シビル・ウォー アメリカ最後の日のレビュー・感想・評価

全811件中、601~620件目を表示

3.0何を象徴しているのか考えながら観れば…ただ疲れます

2024年10月6日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

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ブランドン

2.0意味がわかってなくても人は殺し合える?

2024年10月6日
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ニック

3.5戦場カメラマンの意義は伝わるが

2024年10月6日
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映画館で予告編を観て戦闘機などの戦闘シーンが派手で観に行ったが内容は全く違いました。
伝説の女性戦場カメラマンとそれに憧れる若き女性の成長物語。
アメリカを分断した内戦、何が分断させたのか分からずモヤモヤ、ジャーナリストとカメラマンが命の危険にさらされるのもどちらの戦士からなのかも分からずモヤモヤ。
ただし地上戦の迫力はリアルでいいが、なにせ戦争の大義が不明で共感出来ず、ラストのシーンでますます腹立たしい気持ちになった。
同じ民族が命をを奪い合う、なんと悲しいことか。
戦場カメラマンの意義が理解出来る映画です。

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梅じんの相棒

4.0アメリカ社会が孕む狂気と、幻想の平静

2024年10月6日
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悲しい

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uen

4.5他の終末ものとは一味違う、荒廃した国土のロードムービー

2024年10月6日
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フラレオン

3.0リアルさもう一つ

2024年10月6日
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ひーくん

4.5やっぱり映画館で観るべき映画

2024年10月6日
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若いカメラマン志望の彼女の持つ、NIkON FE2のアナログのモノクロフィルムが、今のデジタルカメラと違い、歴史の瞬間を切り取った感じが、とても良かったです。通常の戦争映画では有りませんが、ロードムービー大好きな私は、大好きな映画です

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SASUKE1614

3.5屋外でフィルムの現像がやれる?

2024年10月6日
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映画が始まった時点でアメリカは内戦中。ちょっとビックリ。何が原因で戦争になったんだろう?どちらが正義なのか分からないが、テキサスとカリフォルニアの西部同盟がアメリカ政府を追い込んでいる。ニューヨークの街中でも争いが起きていて、女カメラマンのリーが戦場カメラマンに憧れる女の子ジェシーを助ける。この子、可愛くて中学生くらいかと思ったら23歳だった。持ってるカメラはNikon、あら、デジタルじゃなくてモノクロフィルム。これ未来の話か?
その後リー達ジャーナリストは大統領の取材をする為にジェシーを連れてニューヨークからワシントンに車で向かう。その途中途中で起きる銃撃戦。敵でも味方でもないのに命の危険にさらされる皆んな。兵士のぶつかり合いなら分かるけど、何でなんだろうね。仕事として写真を撮りまくってはいるんだけど、今時モノクロフィルムだなんて不適切じゃね?とにかく危険なシーンの連続でずっとハラハラ。次から次へ死んでしまう仲間達、後半結構悲しかった。最後なんてまさかリーが。こんな不幸が起こるのは良くないと、大統領選挙前のアメリカ人に内戦禁止の意向じゃないかな。
予想してたよりドキドキウルウルして楽しめました。

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涼介

3.5とても日本人には理解不能かも

2024年10月6日
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マクラビン

3.5思い込みって…

2024年10月6日
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怖い

興奮

思い込み その①
作品紹介から、近未来のSF戦争映画と勝手に
思い込んでいた。
それだけで面白そうと、レビューも見ずに
チケット購入。
観てびっくり、SFじゃなかった

思い込みその②
チケットの購入、いつもようにインターネットで購入。席もいつもの席。
前日に行く用意をしていたところ、チケット購入完了メール来ていないことが判明。イオンはこの完了メールがないと、映画館に入れない。会員カードではダメ。
サイトを確認したところ、完了メールのアドレスが変更になり、メールが届かない事があると記載。
当日窓口で確認してもらえば良いと思い、いざ映画館へ。窓口で手間がかかると思い、7:30に家を出発。色々と調べてもらったら、なんと購入していなかった。最後のボタンをポチしなかったのでしょう
そのため、当日購入。いつもの席は取れず
隣の隣にした。
8:25から93席のキャパ
びっくり仰天、9割程入っていた。
いつもなら、朝イチの洋画は10人以下なのに
なぜこんなに混んでいるのだろう。

内容は迫力があり、中東の戦争ではなく、
アメリカ国内の戦争だが、きっと実際もこんな感じなのではと思った。
ロードムービーみたいな感じで
良い作品なんだろうけど、自分の好みではなかった
帰り際、いつもの席を購入された方、寝ていたのでびっくりした。

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seiyo

5.0150年前の日本の明治維新を重ねて。

2024年10月6日
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怖い

知的

難しい

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ホクロベエ

4.0赤サングラスのヤバい奴はキルスティンの旦那さん(笑)

2024年10月6日
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怖い

興奮

 予告編とは全く違った映画。。。いや、それはそれで面白いのですが。
ニューヨークからワシントンDCまでの若手女性カメラマンの成長譚でもある文字通りのロードムービーでした。久々にキルスティン・ダンストを観ましたが、ベテランカメラマンの彼女がケイリー・スピーニー演じる若手カメラマンジェシーの師となるわけです。NYからDCまでは本来300数十キロですが、安全な地帯を遠回りするために1500キロ以上にもなる旅です。道中でいろいろな体験をし、危険な目にもあうジェシーですが、着実に成長していく様はまさにロードムービーでした。

 話は変わりますが、道中で出会う赤サングラスのやばい軍人(ジェシー・プレモンス)はキルスティンの夫らしいです。

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邦画好き

3.5アメリカ内戦でなくても良くない?

2024年10月6日
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なんか想像していた内容と異なった。
アメリカ内戦に至る主義主張がある訳でもなく、主人公達のジャーナリストにも主義主張がある訳でもなく、淡々と事実(戦況)が進んでいく。一方で、劇中も「警鐘」という単語が出て来たが、内戦のどちらの陣営につくこともなく、無関心に生きる人も描かれていて、そういう人達への警鐘だったのか?とも思ったが、結局、何を観たのかわからない感じだった。
これなら、アメリカじゃなくても良かったんでは?
あぁ、でも警鐘なら身近な題材が良いから、やはりアメリカ内戦である必要があったのか…ともやもやする。
そして、主人公達に訪れる結末も、やっぱりもやもやしたかなぁ…。

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kawauso

2.5アクション映画ではなくロードムービーか

2024年10月6日
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やっぱりA24でしたね。
ドンパチ映画を期待した人にはおそらく不評でしょうね。
確かに少しですが、戦闘シーンの音響は今まで見た映画より遥かに物凄く大迫力です。
それをずっと期待していたオイラには満足度の低い映画になってしまうのは仕方ないところです。
時間の関係で通常版で見たオイラですが、それでも十分な迫力でした。
しかし、高いお金を払ってIMAXで見る価値まではないと個人的に思うわけであります。

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ケビタン

4.0「今のアメリカ」でしか撮れない映画

2024年10月6日
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ヒロ

3.5今年1番楽しくならない映画(いい意味で)

2024年10月6日
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怖い

知的

最初から最後まで楽しくならないだけどおもしろい
アメリカが分断された世界で写真を撮る人たちの、ロードムービーっぽい映画

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ゆうゆう

3.5ハンヴィーを登場させるというのはどうかな?

2024年10月6日
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吊るされ撃たれた瀕死の市民や兵士を決して助けようとせず格好の被写体として扱う一方、仲間がタンプカー横で同じ目に遭ってたら仕事放り出して全力で助けたり、死んだ記者やそれを見て取り乱すカメラマンを撮らない。つまり、報道者としての特権的地位と無垢の一市民という二つの立場を都合よく使い分けている訳だが、そんな事してるうちは一人前ではなく、終盤のジェシーのように悪魔に魂を売り渡して(ラストの記念撮影の左端!)初めて「一流」になるという、何とも殺伐とした職業なんだなぁ、ジャーナリストって。

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ひろちゃんのカレシ

3.5悪くはないが、期待したのとは違ったかな

2024年10月6日
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怖い

興奮

アメリカの内部分断による内戦勃発というタイムリーな設定に惹かれ、公開初日に鑑賞してきました。期待してIMAXで鑑賞しましたが、映像的には通常スクリーンでもよかったかなという印象です。

ストーリーは、アメリカ連邦政府からいくつもの州が離脱し、テキサス州とカリフォルニア州が同盟を結び、西部勢力として政府軍との間で内戦を繰り広げ、ワシントンD.C.陥落を目前に控える中、大統領の単独インタビューを行うためにホワイトハウスを目ざす、戦場カメラマン・リーを始めとする4人のジャーナリストの姿を描くというもの。

人種のるつぼと言われるアメリカで、主義や思想の異なる人々が激しく対立する内戦を通して、現在のアメリカが抱える問題を浮き彫りするような展開を予想して鑑賞しました。テーマそのものはそれに近いものを感じますが、その描かれ方は予想とは大きく異なりました。もっと大規模な内戦シーン、互いの主張をぶつけ合うシーンを描き、そこに絶対的な正義など存在せず、残るのは虚しさだけ…みたいな感じを期待していたのですが、実際にはもっと地味な感じで展開します。

物語の大半は、降伏寸前の現政府大統領のインタビュー敢行を目ざすジャーナリストと戦場カメラマンのロードムービーといった感じです。最前線の激戦地を目ざす道中であるため、徐々に戦場の激しさと危険度が増す中、若い女性カメラマン・ジェシーがしだいに覚悟を決め、いっぱしの戦場カメラマンとして成長していく過程をうまく描いています。と同時に、各地で出会う人々の生きざまに、国内分断の受け止め方の違いがよく表れています。中でも、過激な行動に出る人々の姿を見ると、現実もこの一歩手前ぐらいにあるのではないかと恐怖を感じます。

また、クライマックスの大統領官邸への突入は、ヒリヒリするような緊迫感で描かれ、なかなか見応えがあります。実際に無防備なジャーナリストが最前兵に同行できるのかは疑問ですが、そこでしか撮れない瞬間があるのは確かだし、その写真に大きな説得力が生まれるのも頷けます。ラストは、リーの言葉を受けた、ジェシーの非情なジャーナリズムが印象的で、本作の軸足はむしろこちらにあったかのような印象を受けます。

こんな感じで、見応えがないわけではないですが、期待とは異なり、終盤にさしかかるまではわりと退屈な印象を受けます。特に、ジェシーの行動を看過できず、彼女さえいなければ…と思えてしまうことが多く、なかなか共感しにくいです。そのため、期待したようなアメリカが抱える分断問題の描き方がかなり薄い印象になっているような気がします。かといって、リーたち4人のジャーナリズムが深く描かれているかというと、そちらもやや中途半端だったように感じます。そう感じたのも、ミスリードを誘うような予告のせいかもしれません。なんの予備情報ももたずに鑑賞すれば、もっと楽しめたような気がします。

主演はキルステン・ダンストで、ベテラン戦場カメラマンとしての貫禄十分な演技が光ります。脇を固めるのは、ワグネル・モウラ、スティーブン・マッキンリー・ヘンダーソン、ケイリー・スピーニー、ソノヤ・ミズノ、ニック・オファーマン、ジェシー・プレモンスら。中でも、ジェシー・プレモンスが印象的で、彼の登場シーンはとてつもない恐怖を感じます。

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おじゃる

3.0劇場で事前に流された予告編は観客をミスリードするため恣意的に切り取られたもの

2024年10月6日
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個人的に観客をミスリードさせる予告編は大嫌いです。
政治的な分断が進むアメリカでは内乱がさもありそうな雰囲気ですが、この作品中で原因や経緯に触れられることはほどんどないです(せいぜい、大統領が3期目というくらい)。
「アメリカ最後の日」と副題がついてますが、「従軍記」あたりが正確でしょう。

従軍記者から見た戦争を描いていますが、戦争の悲惨さだったら「マウリポリの20日間」を見たほうがいいです。
分断が進むアメリカを危惧することが作品の背景にあるなら、別の描き方があったと思う。

期待外れと言えば語弊がありますが、思っていたものとは違う作品でした。

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お抹茶

4.0絶望と恐怖の未来を追体験

2024年10月6日
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怖い

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 ありえない架空の物語かもしれないが、本作を観て現在の分断されたアメリカを想起する人は多いのではないだろうか。トランプ政権時代の排他的な移民政策や、一部の支持者たちによる議事堂襲撃事件等、これまでには考えられないようなことが次々と起こり、今やアメリカは混沌とした時代に突入している。その先には、ひょっとしたらこうした絶望的な未来が待ち受けてるかもしれない。そんな作り手側のメッセージが感じられた。

 映画は、女性カメラマン、リーの目を通して死屍累々とした戦場を掻い潜る追体験ドラマとなっている。
 全編に渡って息詰まるような緊張感が持続し、サバイバル・ムービーとしてとても面白く観ることが出来た。

 監督、脚本はアレックス・ガーランド。謎のウィルスが蔓延したロンドンを舞台にしたSFパニック映画「28日後…」の脚本で注目され、その後「エクス・マキナ」や「MEN 同じ顔の男たち」といった問題作で監督業にも進出している鬼才である。

 これまでの作品同様、いわゆる通俗的なエンタメ作品とは一線を画した風刺性、問題提起を優先させた作りになっており、観終わった後には色々と考えさせられた。

 演出手腕も近年冴えわたっており、緊迫したトーンの創出や臨場感溢れるシーン作りに並々ならぬ力量を感じる。
 とりわけ、赤いサングラスをかけた軍人との対峙にはゾクゾクするような興奮が味わえた。
 また、無人のシュールな街並みや、銃弾がどこから飛んでくるか分からないスリリングな空間作りには「28日後…」を連想させられたりもした。

 リーをはじめとした主要4人の個性あふれる造形も物語を飽きなく見せている。
 特に、リーを師事する見習いカメラマン、ジェシーのキャラは出色である。彼女が旅に加わることで疑似家族愛、友情のような趣が生まれ、終盤にかけて物語は上手く盛り上げられている。

 一方で、本作で少し物足りないと思ったことも幾つかある。
 一つは、ジェシーがカメラマンになりたいと思った動機である。父から譲り受けたカメラを使用していることから、おそらく彼の影響から始まったカメラ好きなのだろうが、年端も行かない少女が危険な戦場に足を踏み入れるというのは、やはり普通に考えてどうしてもありえない話に思えてしまう。そこに説得力を持たせるためにも、報道カメラマンという職業に対する彼女の強い思いを打ち出すような場面がどこかで欲しかった。

 もう一つは、彼女が終盤にかけて徐々に自分自身を見失い暴走していく…という展開である。おそらく凄惨な現場に次々と遭遇するうちに彼女は狂気に飲み込まれてしまったのだろう。ここをもっと鬼気迫る演出で筆致して欲しかった。そうすれば、彼女の成長ドラマとして更に見応えのある作品になったかもしれない。

 そんなジェシーを演じたケイリー・スピーニーは、徐々にプロのカメラマンらしい引き締まった表情に変化していくあたりは見事だった。先日観た「エイリアン:ロムルス」でもハードなアクションシーンに挑戦していたし、ただの可愛いだけではない、芯の強さを持った本格的な女優に今後成長していくかもしれない。

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ありの