シビル・ウォー アメリカ最後の日のレビュー・感想・評価
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完璧なアメリカ人だ
この映画のレビューで「何が起きたのか説明がない」「戦う理由がわからない」等々の物をよく見ますが、それがイチ市民である人達からみた戦争というものではないでしょうか?
作品中で赤いサングラスの男が「どんな種類のアメリカ人だ?」と聞くシーンで、「わからない」と答えたのに対し、「完璧なアメリカ人だ」と答えているのを見てそう思いました。
結局、戦っている兵士にしろ国民にしろ、本当の理由は分からないし、それでも戦争は起きて、巻き込まれて、映画中盤でスナイパーが言うように、「誰だか分からない」が「敵」が撃ってくるから撃ち返す。世界各国の戦場に参加しているアメリカ兵にしても、戦争をしている理由や、本当の敵についてはしらない。
これはそれを表現している映画なのではないでしょうか。
笑えないブラックユーモア
SFのような話かと思っていたら、これはブラックユーモアなのですね。アダム・マッケイ監督の「ドント・ルック・アップ」みたいに、アメリカの政治状況に対する皮肉。
ただ、ユーモアというにはあまりにリアルな戦闘シーンにビビりっぱなしでした。特に音響が派手な映画館で見たせいで、銃声とかヘリの音が、すごい迫力。
さらに心理描写や殺害シーンの真に迫った感じは、笑いというより息苦しさを感じるもので、チャプターごとに挟まれるポップな曲のおかげで、なんとか一息つきながら最後まで鑑賞できました。
まあ、死ぬかもしれない前線に見ず知らずの若い女の子連れていくのはやめた方がいいよね、、、
楽しめる自分に戻りたい。😅
奇抜な設定、刺激的なシーン、予算を掛けた迫力、どれにも動じないほど自分の許容タンクがいっぱいになっていて悲しくなるほどでした。もう、リセットしてピュアな自分になれる事はないでしょう。若い人が羨ましいです。映画も今までに無いものを探し続ける事の難しさなのか、もっともっとが限界に近づいているのでしょう。受け身で映画を楽しめなくなった自分を分からせてくれる映画となりました。
銃声がうるさい
ろくに調べもせずに思い付きで見に行きましたが、見事に大失敗。
アメリカ最後の日っていうからインデペンデンスデイみたいなアクションを期待しちゃったよ。
実際は、カメラマンがジョジョ3部みたいな旅をするだけ。
あと銃声が突然鳴ってビビる。大きい音苦手な人は注意。(私は苦手だから途中で耳栓した)
良かった点は主人公の女の子がかわいいとこかな。
法の無い世界、統制されない暴力に戦慄
インターネットの普及で、様々な情報を精査することが極端に難しくなったこの時代、世界中で民主主義が危機に瀕しているのは誰の目にも明らかだ。
これから私たちは何を最も恐れ、何を忌避すべきなのか。
この問いに対し、ガーランドから強烈なメッセージが届いた。
最近でも大統領選挙であらわになったアメリカ社会の分断を、内戦と言う極端な設定で描いて、サスペンスとしても一級の作品に仕上げているが、この映画で観るものを最も戦慄させるのは、統制を失った暴力の恐ろしさだ。
国家間の戦争であれば、国際法による最低限のルールがある(実際は守られないことが多いが)。しかし、内戦となれば話は別で、文字通り無法な空間となる。
国家は、個人の自由を制約することと引き換えに、ゲバルトを集中管理し、国民の安全を保障するが、そのリバイアサンが一時的にせよ機能不全になったとき、ゲバルトを統制する力はもう何処にもない。
カオスの中で、体験したことのない、或いは想像すらしたことのない、むき出しの暴力が充満する世界を、我々は生きなければならない。
それがどれほど恐ろしいことか、この映画で改めて痛感させられた。
これは失敗と思っていた矢先!
大統領選間近でもし、あの国が内戦になるとしたら、
どんな理由があるのだろうとか思って映画館に足を
運んだ訳ですが、いざ始まると、ロードムービーかっ!
という様な静寂とゆっくりとした物語の進行。
昼過ぎから始まった事もあり、ちょっと睡魔にやられてしまいました。しかし途中から急に目の前に戦争がむき出しに現れ、クライマックスまで激しい銃声やヘリコプターの轟音、無慈悲な死、死、。やはり戦争は一般人には耐えられるものじゃ無いと思わされました。前半はこの為にあったのかと。そういった中生き残ったものだけが起こった事を伝えられる。今戦争が実際に起こったら、どこで起こったとしても、全ての人々にとってこれは結構リアルな話なのかもしれないと思いました。
映像の迫力・テーマの拡散
どこを見せたい映画なのかイマイチ理解できぬまま映画は始まり、映画は終わる。観終わって従軍記者の映画だったのかと今更ながらに気付かされドッと疲れが出る。その疲れの原因はもちろんその作品のクォリティの高さによるものだが、その画面の迫力に対して物語の内容が把握できないまま引っ張り続けられる疲労感もその一因である。とにかくシュールだ。改めて言うが作品の質は高い。
死がリアル
内戦が起こったアメリカのジャーナリストたちのロードムービー。
内戦の原因をぼかしているのは特定の勢力を想起させないためなのか、どこの誰が命を狙っているのかわからなくするためなのか…
終始何が起こるかわからない緊張感があり、登場人物も容赦なく死にます。その状況がとてもリアルで人間の恐ろしさを感じます。
死がリアルな反面、内戦の設定や終盤の撮影シーンにはリアリティを感じなかったので、最後はやや盛り上がりに欠けた感じ。
今の分断の時代だからこそ作られた映画だと思いました。
よくできたシーンはある。でも不自然さが気になる
内戦で社会秩序が崩壊して、暴力や殺し合いが横行している国の恐怖をリアルに描いていて、怖さを感じた。特に、予告編で出てくる赤いサングラスの民兵と交渉する場面は緊迫感がある。彼が何を考えているのかがわからないので、助かりそうな道が見えず、追い詰められる気持ちになる。この場面の結末もうまくできていて、この映画のベストシーンだろう。
政府軍と西部連合が戦っていることになっているが、そのどちらとも関係ない人たちが怖いというのは、その通りだろう。映画の後半で西部連合のキャンプに、主人公たちが入ると安心する。軍隊の秩序があり、プレスの主人公たちに危害を加えることはなくなるので。
戦闘の迫力ある画面や兵士が死ぬシーンがたくさん出てくる。映画的にはその方が見ごたえがあるからだろう。しかし、現場を取材する主人公たちプレスが『戦闘の真っただ中にいること』について、さすがにそんなことはないだろうと思った。明らかに戦いの邪魔になっているし、死ぬ確率が高すぎて、「いくらなんでも、それは自殺行為」と感じる。戦闘シーンが出てくるたびに、ストーリーについて行けなくなった。
いちいちフィルムを巻きあげなくてはならないカメラを主人公ジェシーに使わせているのも、「いくらなんでも」と思った。映画のアクセントだとしても、やりすぎと思う。そして、ラストシーンで連写をするような場面があるが、連写は無理じゃないのと、違和感を感じた。
夜、対空砲火の光が遠くに見える中で野宿をする場面、主人公たちが長い会話をしているあいだずっと飛び交っていて「花火じゃないんだから、そんな頻度で見えるはずがない」と思った。
内戦の展開は「設定」であって、気にする必要はないとは思うが、違和感がある。「ワシントンDCを攻めて、大統領の殺害を目指す」という作戦は、攻める方の損害も大きい最低の選択肢(核のボタンを押されたらどうするの?)だと思うし、そもそも「無秩序になってしまったアメリカで、ワシントンDCを取っても、何も得るものはない」と思う。
恐らく今年の個人的ベスト映画 アメリカがいくつかの勢力に分かれて内...
恐らく今年の個人的ベスト映画
アメリカがいくつかの勢力に分かれて内戦を起こしているという設定下でのロードムービーであって、純粋な戦争映画ではない。
邦題に付け加えられた「アメリカ最後の日」が余計で、これのせいで勘違いしてる人がいっぱい出てきちゃったんじゃないかと思います。
単にシビルウォーだけでよかったのに。
戦闘シーンについては、よく挙げられる「トゥモローワールド」と比較しても全然遜色なく、特にワシントンでのシーンは凄まじいものがありました。
(WFと合衆国軍が、旧エヴァの国連軍対エヴァなしNERVぐらいのパワーバランスなので、拮抗した戦闘ではないのがまた良かった)
ことミリタリーものになると、前提がどうだとかこの設定はおかしいとか色々仰る方が多いですが、いわゆるディストピア近未来SFという感じの作品なので、そこまで「正しい」考証、設定にこだわる作品ではないと思います。
特に納得いかないとよく言われる分断の理由ですが、劇中にいくつも説明がありますね。
サミーとジョエルの会話にあった、大統領が3期目であること、FBIを解体したこと、自国民に対して空爆を行ったこと。
特に3期目は憲法改正しないとできないので、これが離反の直接の原因だということは明らかかと。
Dolbyでの鑑賞をおすすめします。
Dolbyで鑑賞しましたが、本当に戦場に入っているような感覚でした。
私は戦争ゲームをたまにしますが、それ以上の映像美でやっぱり映画は凄い!と思ったくらいです。
(戦争ゲームはするけど、実際に戦争に絶対なって欲しくないです!)
ストーリーは、アメリカが分断された後から始まりますので、何故分断されたのかハッキリと描かれておりませんが、トラン◯元のような過激思想が市民の怒りに火をつけてクーデターを引き起こしたと推測します。
ストーリーが進むにつれて、ジャーナリストの熟練者と卵の心の変化がわかります。
戦争は人の心を忘れさせるのかと、とても恐ろしくなります。だから戦争は始めたら駄目なんだと映画を観終わったら強く感じました。
どちらかがボロボロの瀕死になるまで戦う。
どちらかが核を使うまで戦う。
おそらくこの映画ではクーデター成功したが、内戦はすぐには終わらないだろうと感じます。
映画の最後のしたい名前で笑顔の写真は、人間の不気味さ恐ろしさを感じました。
現代アメリカで内戦が起きたらこんな感じだろうな、というのをリアルに...
現代アメリカで内戦が起きたらこんな感じだろうな、というのをリアルに描いています。(細かい突っ込みはヤボなのでやめておきます。)
緊張と緩和の落差が大きく、途中からは緩のシーンになると、「ああ、緩がこのくらいだとすると、次は相当すごいのが来そうだなぁ」と身構えるようになりました。
主人公たちが非武装のジャーナリストで、決してスーパーマンでは無いので、いつ殺されるか分からない、という点でも最後までハラハラして見れました。
従来のハリウッドの大作映画では、国難の際にみんなが結束して戦う、というものが多かったと思います。でも、「実際、あの国ってそんなに一枚岩かぁ」というのが、日本人からの視点では昔からあって、ちょっとした切っ掛けがあれば崩壊するのではないか、という作品もありました。(例えば、亡くなられた伊藤計画さんの虐殺器官や大石英司先生の合衆国シリーズ。)ハリウッドでそういう映画が作られないのは、その映画が「ちょっとした切っ掛け」になりかねないからではという邪推もしていましたが、トランプ政権を経て、国内の分断が当たり前になった当世で、きちんとその状況に向き合う作品を作った、という事かと思います。
日本で内戦が起こったら、どうなる?
完全主観の映像。観客は冒頭から「内戦中のアメリカ」に放り込まれます。同じ主観の映像と言えば、サム・メンデス監督の「1917」が浮かびましたが、本作は現代のアメリカを舞台にしている分、没入感が一つ上でした。"実際に起こりうるかもしれない""もしここに居合わせたらどんな行動を取る?"観客に投げかけられているような心境になります。
カメラワークと臨場感ある音響で、終始緊張感のある映画体験ができます。死体の表現も現実に近い。見たことないけど😅
最終盤、ホワイトハウスでリーが撃たれ、亡くなる時のジェシーの反応→序盤で「憧れだった」と言うにも関わらず、亡くなったリーに対して悲しむ様子は(見たところ)ありません。思えば、ホワイトハウスに進軍する市街地戦の時からジェシーの顔つきが変わっていました。序盤のビクビクしながらついていく姿から変わって一心不乱にカメラを構える姿に、戦争が人を変える狂気を感じました(もちろん使命感に目覚めたという解釈も可能だと思います)。
言論の自由をアクションで語る傑出したエンタメ作品
戦場カメラマンの視点からアメリカの分断と内戦を描いた物語。
キッカケさえあれば人間は簡単にモラルを失う。首都までの1300kmの道のり。進めば進むほど狂気の地獄が広がっていく。
まるでアメリカに舞台を移した現代版の地獄の黙示録を見ているかのようだった。
ただ地獄の黙示録と決定的に違うのは主人公が兵士ではなく記者だという事。そして旅の目的が将軍の暗殺ではなく、独裁大統領のインタビューだという事。
どんな過酷な目に遭っても、その目的を見失わない限り言論の自由が死ぬことはない。
ラストシーンで記者のジョエルが大統領から引き出した一言がそれを象徴していた。
兵士たちが大統領を撃とうとする寸前、ジョエルが大統領に今の思いを尋ねる。
それに対し、大統領は震えながら「私を殺させるな」と答えた。
大統領の人間の小ささと、そんな男のために戦争が起きてしまった悲しさが、その一言のインタビューがなければ誰にも伝わらずに終わってしまう。
記者たちの行動そのものが作品のテーマを体現しているように感じた。
脚本良し。演出良し。脇役良し。しかし残念ながら主演のキルステン・ダンストだけ演技下手。この人は昔も今も演技下手。
記者仲間のサミーが死んだシーン。写真を削除したのはその死を受け入れるのが辛かったからか、それともその死を仕事にしたくなかったからか、あの芝居では分からん。
権威主義と分断と暴力が蔓延する社会。それでも報道し続けることを諦めてはいけないというメッセージ。伝え続けなければ言論の自由が死に、民主主義が終わる。
つまり、この映画のテーマは一言で言うと言論の自由。それをエンタメとしてアクションで表現してる。ほんと傑作だと思う。
意外だった
アメリカが分断されて内線起こるって、
日本人からしたらとんでもない話で、
引いては世界中が混沌となる危険性もある。
そんな話を如実に描くのかと思いきや、
戦争というか、
暴力の連鎖を淡々と描いている。
A24の作品は
「ミッドサマー」くらいしか観てないが、
アレに演出が似てて、
極端に静かなシーンとか、
過激に音が鳴るシーンとか、
メリハリがとても効いている。
基本的にロードムービーだが、
道中の虐殺処理班❓とのやり取りとか、
クリスマスの飾りがボロボロになってる場所とか、
煽るBGMとか無く淡々としてて、
逆に恐怖マシマシ😱
一見平和そうな街に立ち寄るが、
他人事の様にしている店員に、
観てるこちらは違和感感じるが、
何だ、自分も同じじゃないか、
我に帰るとハッとする。
大詰めのDCでの攻防は、
所謂、ザ戦争映画。苦手な場面😩
大統領逃亡劇の後、
記者が先にホワイトハウス入って行くの
おかしいでしょ❓
「邪魔をするな❗️」ホンソレ☝️
そして、
ジェシーを生かす為のリーの盾、
魂の継承と見て取れる😭
正直、ホワイトハウス前の攻防から、
リーが全然撮れず、
ジェシーは覚醒したかの様に撮りまくり、
その逆転が自分には不快で、
建物内からリーから見たジェシーの目線が増え、
あの盾に繋がったのか。
その場面でもリーを撮るジェシー。
(フィルムカメラであの3連写は無理)
正に覚醒の時。
結局はクーデター成功となるが、
スッキリはしない。
ただ冒頭の大統領演説を、
かの人として見てる人は、
少し達成感は味わえるかも。
言葉を失った世界
主人公はフォトジャーナリスト、その卵、通信社記者に、ニューヨークタイムズの老記者という設定だが総じて言葉が少ない。アメリカが危機なのに、議論はもはやしない。ただ飲んでいる。バーのシーンもあるがろくでもないことを喋っているだけだろう。それに仕事といえば、ただ写真を撮る、あるいは状況を見ているだけ。記事書かないの? 写真、送信しないの? いや、新聞や雑誌が存在しているかどうかさえも怪しい。 リーが一度だけアップロードしていたがそれだけだ。撃ち合いの現場を取材しても、ただ取材しているだけ。精神だけが高揚する、あるいはダウンしていく。つまり、このジャーナリスト達は崩壊している。登場する兵士たちのように、あるいは、平和そうに見える町の無関心な店員のように。ただ、誰もが目の前の状況をクリアすることしか考えていない。大統領でさえも。未来を描くために言葉が必要だが、その未来がないから言葉も必要ないのだろう。良い写真を撮っても、それがどういう写真か、語れなければ、意味がない。現実世界もそうなっている。いや、もうとっくの昔にそうなっていたのだろう。ベトナム戦争の頃から。ここに出てくるジャーナリストの取材スタイルはベトナム戦争のときのそれだ。あの頃から語ることをやめ、刺激だけで人々は生きてきたのかもしれない。それで今だ。大統領候補はただお互いを罵るだけ。あるいは聴衆を鼓舞するだけ。プロレスの会場か? 日本でも政治家や政治家未満のホンモノかニセモノかわからない映像で人々は感情を動かし、しかも行動まで起こしている。この映画のようなことは本当に起こるのかもしれない。リーは狙撃兵に狙われて花が咲く大地に身を伏せているとき、あるいは激しい銃撃戦の中で泣いているとき、その心情を言葉にすれば良かった。彼女はデジカメに刺激的なシーンを撮っていたが、やがてそれもしなくなっていた。メディアやジャーナリズムはもう役に立たないことを示している。映画にはまだ希望がありそうだ。
恐怖の中にも美しさを
星条旗の星が2つだとか、水の配給に星条旗持って自爆することの意味だとか、階級章のない軍服とか、多分その辺内容は他の人がいくらでも語っているので、少し道外れた事をメモとして書きます。
●恐怖の中でも美しいものを
森林火災の中を走るシーン。美しく撮っていて良いシーンですね。直前までに起きたことがショッキングなのもあって、一層美しく、そして安らぎます。
リーが戦場で、ふと花を見てしまうシーン。
●戦争とは違う内戦の恐怖。
同胞とは、アメリカとは何なのか?戦場に立つ者達は、己に確固たるソレを持っているようです。赤サングラスもそうですね。
ですが内戦が起きている時点で確固たるアメリカなど無いように思えます。
それでも戦わなくてはいけない、なぜなら相手が撃ってくるのだから。恐すぎですね。
●くたびれたサンタのシーン
お互いに相手の陣営が分かって打ち合っているようには見えませんでしたね。相手が何なのかは分からない。しかし撃ってくるなら撃ち返すしかない。
そして記者は記録に徹する。
●これも細かいところは他の人がいくらでも解説してるとは思いますが、台詞の端々や小物や絵での背景匂わせが良いですね。説明くさくなくてクールな印象の映画になってます。
2024年ベストムービー!⭐️⭐️⭐️✨✨
後半へと進むにつれ(=戦場へと近づいて行くにつれ)、緊迫感が増し、ホワイトハウスに突入する頃には、もう"イケない高揚感"に包まれて、ハイな気持ちにさせらてしまいます…そんな賛否両論必至の作品でした。
この作品ずっとスルーしてきたんですが、久しぶりに2時間ずっとドキドキで、もう心臓が止まりそうでした…ホラーではありませんが、社会派戦争ホラー?笑とでも呼びたくなるような、ある意味“怖い”シーンの連続でした。
*配信ではなく、映画館のどデカいスクリーンで観てこそ映える作品だと思います。
*この監督は、『28日後』の脚本を担当した方だったんですね。あの世紀末感はどこか通じるものがありますね。
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